ゲーム映像を美しく再現できると人気の、LG OLED 55GXPJA。音域の幅も広いと評判ですが、インターネット上では「画質がいまいち」「低音が物足りない」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、LG OLED 55GXPJAを含む有機ELテレビ7商品を実際に使ってみて、画質・音質・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
LG OLED 55GXPJAは、テレビ視聴時の画質のよさにこだわる人にはおすすめできません。
映像は全体的にボケ気味なうえに、ノイズが入るのも気になります。また彩度が低く、発色がくすみがちなのもデメリット。きれいな映像を楽しむことはできず、画質の評価を下げてしまいました。
一方で、ゲーム操作時の画質は優秀です。精細さ・明るさ・発色のよさのいずれも高評価でした。音質に関しては聞き取りやすいうえに、耳を包み込むような心地よい音が高く評価されています。また、便利な機能が複数搭載されているのも好印象。
ゲームでの使用をメインとする人にはおすすめですが、テレビ視聴時の画質を重視するなら、ほかの商品を検討しましょう。
韓国の家電メーカーであるLG。今回ご紹介するのは、世界シェアトップクラスを誇る有機ELテレビです。
長時間視聴していても目が疲れないよう、ブルーライトの発生量をカット。「目にやさしいテレビ」として国際的な認証も受けています。
よりクリアで観やすい映像に導くために、それぞれの映像のジャンルに合わせてAIが自動で画質を変換。また、視聴環境に合わせて画面の輝度を調整します。
映画・スポーツなどのあらゆる映像に合わせて音質を調整するAIサウンドプロや、立体的な音質へと導くDolby Atmosの搭載も魅力。没入感や臨場感を得られるように、さまざまな工夫が施されています。
マウスのような操作ができるマジックリモコン仕様のため、左右上下にリモコンを振るだけでカーソルとスクロールの操作が可能。文字入力や早送りもサクッと行えます。
ギャラリーデザインなので、壁面にぴったり合わせて設置できる仕様。また、絵画が映せるギャラリー機能を搭載し、テレビを観ないときはインテリアとしても楽しめますよ。
今回は、LG OLED 55GXPJAを含む有機ELテレビ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの項目で1~5点の評価をつけています。
検証①:画質
検証②:音質
検証③:機能性
まずは、画質の検証を行います。
映像と音の専門家である折原一也さんに協力を依頼し、映像の詳細さ・発色のよさ・ゲーム操作などの6項目をチェックします。ゲーム操作については、コンテンツ制作チーム員が4K対応のロールプレイングゲームを実際に行い評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
専門家の折原さんに画質をチェックしていただいた結果、3.5点といまひとつの評価に。映像がややボケているうえに、ノイズも気になります。彩度の低さや、くすみがちな発色も低評価につながりました。
一方、ゲームの画質は非常にきれいです。映像の精細さ・明るさ・発色のすべてにおいて優れているので、ゲーム用として使用したい人には向いているでしょう。
次に、音質の検証です。
専門家の折原さんに、音の聞き取りやすさ・立体感・迫力の3つの観点から、音質をチェックしてもらいました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
識者の折原さんに音質を評価してもらったところ、4.3点と優秀です。聞き取りやすく、耳を包み込むような心地のよい音が高く評価されました。立体的な音響・迫力が感じられる低音も好印象です。
映像に合わせて音質を調整するように設計された、メーカー独自のAIサウンド機能がしっかり作用したといえます。
最後に、機能性の検証をします。
音声操作の有無・チューナー数・4Kアップコンバートの有無・倍速機能の有無・HDRの有無・映像配信対応の6つの項目をチェックして、利便性につながるような機能が搭載されているかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
機能性を6つの観点から確認してみると、便利な機能が多数搭載されていたため、4.7点と高い評価となりました。
倍速機能・映像配信・音声操作など、豊富な機能が備わっています。上位商品に比べてチューナー数がやや少なく満点には至りませんでしたが、それでも十分な機能を持っているといえます。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
LG OLED 55GXPJAは、テレビ視聴時の画質の悪さが全体の評価を下げてしまいました。最後に、高画質のおすすめ商品をど紹介します。
映像の鮮明さにこだわるなら、東芝のREGZA 55X9400をチェック。画面の乱れはまったく見られず、ボケ気味の映像ですら鮮明に映し出すことができます。また、臨場感あふれる音質も好印象です。便利な機能を複数搭載しており、機能性は申し分なしの満点評価を獲得しました。
画質の評価がトップクラスだったのは、SONYのBRAVIAです。映像の発色がよいうえに、肌色のようなニュアンスまで精細に再現できていました。ゲームの画質も非常に優秀です。さらに、耳を包み込むような心地のよい音質と、深みのある重低音が魅力。音と映像の一体感に満足できるでしょう。
本体幅 | 123.4cm |
---|---|
画面の種類 | 有機ELテレビ |
本体奥行 | 27.9cm |
本体高さ | 73.8cm |
サイズ展開 | 55V型、48V型、65V型、77V型 |
重量 | 32.5kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | ダブルレグザエンジン Cloud PRO |
4Kアップコンバート | |
HDR方式 | HDR 10、HDR 10+、Dolby vision、HLG |
HDR調整機能 | 不明 |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT |
自動録画機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント、Amazon Alexa、LINE Clova |
映像モード | ゲームモード |
搭載チューナー | BS 4K数 x2、 110度CS 4K数 x2、 地上デジタル数 x9、 BSデジタル数 x3、 110度CSデジタル数 x3 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN |
Bluetooth対応プロファイル | |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子 x7 (ARC対応)、 USB端子 x4 (タイムシフトマシン専用2/通常録画専用1/汎用1)、 光デジタル音声出力端子 x1、 LAN端子 x1、 イヤホン出力端子 x1 |
4K/120Hz対応 | 不明 |
HDMI端子数 | 7端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 230kWh/年 |
年間電気代(目安) | 不明 |
待機時消費電力 | 0.4W |
ブルーレイ内蔵 | |
DVDプレイヤー内蔵 | |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | |
VESA規格対応 | |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | 不明 |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | |
総合出力 | 142W |
スピーカー数 | フルレンジ:4個、ツィーター:2個、 トップツィーター:2個、ウーファー:2個 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 230kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
本体幅 | 不明 |
---|---|
画面の種類 | 不明 |
本体奥行 | 不明 |
本体高さ | 不明 |
サイズ展開 | 55V型 |
重量 | 不明 |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 不明 |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | 不明 |
4Kアップコンバート | 不明 |
HDR方式 | 不明 |
HDR調整機能 | 不明 |
HDR対応 | |
倍速機能 | 不明 |
映像配信サービス | ◯ |
自動録画機能 | 不明 |
音声操作 | 不明 |
画面分割(2画面機能) | 不明 |
ディスプレイの種類 | 直下型 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 液晶パネル |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
映像モード | 不明 |
搭載チューナー | 内蔵(4K) |
4Kチューナー | 不明 |
チューナーレステレビ | 不明 |
同時録画数 | 不明 |
倍速再生 | 不明 |
チャプター送り | 不明 |
ネットワーク | 無線LAN |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子・USB・ビデオ入力・音声出力・LAN・ヘッドホン出力端子 |
4K/120Hz対応 | 不明 |
適正視聴距離(目安) | 不明 |
年間消費電力量(目安) | 不明 |
年間電気代(目安) | 不明 |
待機時消費電力 | 不明 |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | 不明 |
コントラスト比 | 不明 |
最大輝度 | 不明 |
最小輝度 | 不明 |
色域の広さ | 不明 |
ポータブルテレビ | 不明 |
スタンド付き | 不明 |
フック付き | 不明 |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | 不明 |
ハンズフリー機能 | 不明 |
国内メーカー | 不明 |
総合出力 | 不明 |
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