




料理のしやすさや組み立てやすさ、薪のくべやすさが気になるCARBABY 焚き火台。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にCARBABY 焚き火台を徹底検証しました。焚き火台30商品の中で比較してわかったCARBABY 焚き火台の実力をレビューしていきます。焚き火台の選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
2015年に設立された、焚き火道具を中心に扱っているアウトドアブランド、CARBABYの「焚き火台」。サビに強いステンレス素材で、耐久力が高いと謳っています。
焼き網が付属しているので、バーベキューは楽しめるものの、耐荷重は小さくスキレットを置くこともできません。料理のレパートリーが制限されるので、料理のしやすさは高評価とはいえませんでした。
脚部は開くだけで簡単に準備ができ、組み立ての手間は少ないといえます。しかし、受け皿の部分は細かいパーツがあり、組み立ての工程は多い印象。慣れれば簡単に組み立てられるので、購入後に1度練習をするのがおすすめです。
バーベキューをするときに付属の焼き網を装着すると、投入口は完全に塞がっているので、トングで焼き網を掴んで持ち上げる必要があります。焼き網を外せば、薪を入れるところの大きさは31cmと大きいものの、バーベキュー中に薪を追加するのは手間がかかる印象。事前に薪を割る必要はありませんが、薪をくべるときに両手が塞がるのはデメリットでしょう。
収納時の重さは2.91kgと、片手で簡単に持てない程度の重さです。しかし、収納時の幅は36cmとデイリーユースのリュックサックに収納可能。リュックサックに収納できるものの、片手で簡単に持てないので持ち運びやすいとはいえない印象です。
実際にCARBABY 焚き火台と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
CARBABY 焚き火台よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
マイベストが検証してわかったCARBABY 焚き火台の特徴は、ひとことでまとめると「コンパクトに収納可能。バーベキューしかできないところが懸念」です。
実際、たくさんある焚き火台の中で、料理のしやすさや組み立てやすさ、薪のくべやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、CARBABY 焚き火台を含む焚き火台の検証方法や、自分に合った焚き火台を選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
料理がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ダッチオーブンでチキンの丸焼きを調理できるほどの強度があるうえに、料理をするのに便利な付属品がついている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
組み立てやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「少ない工程で組み立てられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
薪をくべやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「売っているままの一般的なサイズ(幅約12cm)の薪を2本以上同時に入れ込める商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「デイリーユースのリュックサックにコンパクトに入れられるうえに、500mlのペットボトル程度の重さの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
料理がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ダッチオーブンでチキンの丸焼きを調理できるほどの強度があるうえに、料理をするのに便利な付属品がついている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
組み立てやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「少ない工程で組み立てられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。なお、灰受けとロストルは合わせて1パーツとし、焚き火をするまでに最低限必要なものを数えました。
薪をくべやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「売っているままの一般的なサイズ(幅約12cm)の薪を2本以上同時に入れ込める商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントの点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「デイリーユースのリュックサックにコンパクトに入れられるうえに、500mlのペットボトル程度の重さの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
| 収納時の重量 | 2.91kg |
|---|---|
| 耐荷重 | 5kg |
| 焼き網付き | |
| 展開時幅 | 39cm |
| 収納時幅 | 36cm |
| 薪の投入口の大きさ(網あり) | 0cm |
良い
気になる
| 本体素材 | ステンレス |
|---|---|
| 展開時奥行 | 38.5cm |
| 展開時高さ | 22cm |
| 収納時奥行 | 22.5cm |
| 形状 | 台形箱状 |
| 薪の投入口の大きさ(網なし) | 31cm |
| 特徴 | コンパクト |
焚き火台を選ぶうえで大切なのは料理のしやすさ。料理がしやすいものを選べば、キャンプでの食事の時間が充実するので、楽しみが増えるといえます。焚き火台に応じて使用できる調理器具が違うので、幅広い料理が作れる焚き火台を選びましょう。
幅広い料理を楽しむなら、耐荷重が10kg以上のものがおすすめです。焚き火台の耐荷重とは、ものを載せられる重さを示した値のこと。焚き火台の耐荷重によって使用できる調理器具が決まるので、まずチェックしたいポイントです。
キャンプの定番飯といえば、カレー。4人分のカレーを作るとすると、具材や鍋、薪の重さは合計約6kg程度あるため、耐荷重が10kgあれば焚き火台の強度に余裕を持ってカレーが作れるでしょう。ほかにも、アヒージョやおでんなどの料理が楽しめることも魅力ですよ。
たまに手の込んだ料理を作ることもあるなら、耐荷重が15kg以上の焚き火台を選ぶのがおすすめ。耐荷重が15kg以上あれば、チキンの丸焼きなどのダッチオーブンを使った料理を楽しめます。一般的なダッチオーブンの重量は7kg程度あるため、耐荷重が15kg以上あればチキンを丸ごと入れたダッチオーブンを載せても強度に問題はないといえるでしょう。ダッチオーブンやクッカーなどの調理器具・焚き火の近くで使えるテーブルの選び方も紹介しているので、リンク先のコンテンツを参考にしてくださいね。
バーベキューをするなら、焼き網が付属しているものがおすすめ。焼き網は別売りの焚き火台が多いので、焼き網を購入するのが手間な人は、あらかじめ焼き網がついているものを選びましょう。バーベキューをする専用の焚き火台もあるので気になる人はチェックしてください。
また、五徳が付属している焚き火台は、スキレットなどの調理器具を使って朝ごはんで人気のベーコンエッグを作るときに便利ですよ。スキレットの選び方も参考にしてくださいね。
ほかにも、スピットがついているものなら、串に刺してバーベキューや焼き鳥などが楽しめます。串料理は手軽に作れるうえに、後片づけも簡単なのでキャンパーの間では人気のメニューです。定番のキャンプ飯に飽きた人は、串料理が作れるスピットつきのものを選ぶとよいでしょう。
キャンプギアの組み立てに慣れていないキャンプ初心者は、受け皿・脚のパーツがそれぞれ2つ以内の焚き火台を選びましょう。
今回の検証の結果パーツが2つ以内だと、細かい作業が少ないうえに接合場所が1つしかないので、どうやって組み立てればよいかがすぐにわかりました。説明書を見ずに組み立てられたので、準備の手間が少ないといえます。
一方、パーツの数が3つ以上だと、複数の接合場所があって組み立てが複雑なうえに、細かいパーツも多いのでギアの組み立てに慣れていない人は手間がかかる傾向がありました。なかには、上下をひっくり返しながら組み立てるものもあり、説明書がないと準備・片づけが難しい印象です。
焚き火台の組み立ては慣れが必要なものが多いため、購入後に家で組み立ての練習をするのがおすすめですよ。
バーベキューをしていると、薪が燃え尽きて火が弱くなることも。バーベキュー中でも火力をあげやすいよう、網を載せたときに薪の投入口が12cm以上ある焚き火台を選びましょう。
薪の投入口の大きさが12cm以上あると、焼き網を動かさずに薪をくべられるうえに、一般的なサイズ(幅約12cm)の薪を割らずに追加可能。トングで焼き網を動かしたり事前に薪を割って細くしたりする必要がないので、簡単に薪を追加できますよ。
一方、投入口の大きさが12cm未満の焚き火台は、事前に薪を細く割って、投入口に入る大きさに調整する必要があります。薪を割る作業は手間がかかるうえに、危険をともなうのでおすすめできません。
また、焼き網を載せると薪の投入口が塞がるタイプは、薪を追加する際にトングを使用する必要があります。バーベーキューをするときは皿・箸・飲み物などで手が塞がることが多いため、薪を片手で追加できないものは不便といえるでしょう。
なお薪を追加するときには火に近づくので、危険がともなうことも。手がやけどするリスクを下げるために耐熱グローブを必ず準備しましょう。耐熱グローブの選び方は以下のコンテンツを参考にしてくださいね。

料理がしやすいうえに組み立てやすく、薪をくべやすい焚き火台は、YOLO ZEN Campsの「焚き火台 NT Fire Stand」。初心者におすすめの焚き火台で、焚き火台を選ぶときの第一の選択肢となる商品でしょう。
荷物が多いキャンプではできるだけ持ち物は減らしたいもの。手に持って運ぶことがないよう、25L程度のデイリーユースのリュックサックに入る収納しやすく、持ち運びやすい焚き火台を選びましょう。
収納時の幅が40cm未満のものなら、一般的なデイリーユースのリュックサックにも収納可能。わざわざ大きなリュックを準備する必要がなく、普段使っているリュックでキャンプに行けますよ。リュックサックの中に焚き火台を入れられると、両手を空けて快適に移動ができるでしょう。
一方、収納時の幅が40cm以上の焚き火台は、リュックの中に入らないため手で持って運ぶ必要があります。移動のときに荷物がかさばり、歩きにくさを感じることが多いでしょう。

収納時のサイズだけでなく、収納時の重さにも注目して選びましょう。今回の検証では2kg以下のものは、楽に持ち運べる印象でした。
ソロキャンプの場合、テントや寝袋などほかのキャンプギアも1人で持つ必要があるため、荷物は少しでも軽量にしたいところです。また、ソロキャンプ向けのものをまとめたコンテンツもあるので気になる人はチェクしてください。
焚き火台は料理だけでなく、ゆらゆらと揺れる炎を楽しめることも魅力の1つ。料理用の焚き火台のほかに、炎を楽しむ用の焚き火台を探している人は、二次燃焼の焚き火台を選びましょう。
二次燃焼の焚き火台は、薪を燃やした際に出るガスに高温の二次空気を送って着火する仕組み。煙があまり出ず焚き火の炎が眺めやすいため、焚き火を観賞したい人におすすめですよ。
しかし、二次燃焼の焚き火台は、薪を消費するスピードが速く燃焼効率がよいため、頻繁に薪の追加が必要。薪の追加頻度が高いため、食材を混ぜたり皿の準備をしたりと、作業量が多くなりがちな調理にはあまり向いていません。本を読んだりキャンプの雰囲気を楽しんだりするときの観賞用として、購入しましょう。2つ目の焚き火台を探している人は、ランキングの二次燃焼機能があるものを選んでくださいね。

二次燃焼の焚き火台は火力調整がしにくいこともデメリットです。高温の炎を安定して出せるものの、中火や弱火などに調整するにはコツが必要。二次燃焼の焚き火台は、火力の調整がいらない観賞用として使用しましょう。
焚き火台を選ぶときには、見た目のおしゃれさや素材にこだわって選びたいという人も多いでしょう。オシャレな焚き火台を使うとそれだけでキャンプのモチベーションが上がりますよね。
また、チタン製のものは使用を重ねると酸化被膜によって、美しいチタンブルーに変色するところが魅力。以下のコンテンツではおしゃれな焚き火台・チタン製の焚き火台をまとめているので、気になる人はチェックしてくださいね。
焚き火台の検証で上位を獲得した商品をご紹介します。CARBABY 焚き火台以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| 収納時の重量 | 1.3kg |
|---|---|
| 耐荷重 | 15kg |
| 焼き網付き | |
| 展開時幅 | 51.3cm |
| 収納時幅 | 38cm |
| 薪の投入口の大きさ(網あり) | 22cm |
良い
気になる
| 本体素材 | ステンレス |
|---|---|
| 展開時奥行 | 22.5cm |
| 展開時高さ | 29cm |
| 収納時奥行 | 3cm |
| 形状 | ピコグリル型 |
| 薪の投入口の大きさ(網なし) | 22cm |
| 特徴 | コンパクト、キャンプ向け |
ZENCamps NT Fire Standの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
| 収納時の重量 | 1.04kg |
|---|---|
| 耐荷重 | 15kg |
| 焼き網付き | |
| 展開時幅 | 26.5cm |
| 収納時幅 | 34cm |
| 薪の投入口の大きさ(網あり) | 14cm |
良い
気になる
| 本体素材 | ステンレス |
|---|---|
| 展開時奥行 | 41.5cm |
| 展開時高さ | 27.5cm |
| 収納時奥行 | 22cm |
| 形状 | ピコグリル型 |
| 薪の投入口の大きさ(網なし) | 21cm |
| 特徴 | コンパクト、キャンプ向け |
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