火に空気を送りやすいロストル孔によって、高い燃焼効率を謳うVastland コンパクト焚火台 VL-CFP。アフターサービスサポートや30日間の返品保証期間のような、購入者に寄り添ったサービスが充実しているところも魅力です。「高さ調節できて使いやすい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のスノーピークやDODなどの焚き火台とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、焚き火台選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Vastland コンパクト焚火台 VL-CFPは、手の込んだキャンプ料理にも挑戦したい人におすすめです。耐荷重をチェックしたところ、ダッチオーブンやスキレットも十分支えられる10kgに対応。五徳の高さを3段階に調整できるので、火力調整もしやすいですよ。比較したなかにあった4~5kgまでの重量しか耐えられない商品に比べて、さまざまなキャンプ料理を作りやすいでしょう。
薪をくべる入り口の広さも22cmと十分。薪を購入したままの状態で入れても2本くべられるほどの余裕がありました。12cmしか広さのないものに比べて、薪を割る必要がないので、薪割りに慣れていない人でも使いやすいといえます。
持ち運びやすさも上々で、収納時は幅が31cmにまでコンパクトになるうえ、重量は1.05kgと1人でも持ち運びやすい程度の重さ。収納しても幅が56cm・重量も11.5kgと重いスノーピーク 焚火台のように車のトランクを圧迫することもなく、バイクでも持ち運びやすいでしょう。
強いてデメリットをあげるとすれば、組み立てに手間がかかること。2つのパーツをはめ込む受け皿は、下の皿をはめるのにかなり力が必要です。組み立てにさえ慣れれば、持ち運びやすく幅広いキャンプ料理にも使いやすいので、ぜひ検討してみてくださいね。
Vastland コンパクト焚火台 VL-CFPは、2023年12月16日に発売されたアウトドア用品を豊富に揃えるVastlandの商品の一つです。落ち着いたアースカラーのデザインは、自然豊かなとアウトドアに溶け込みやすいでしょう。ロストル孔を採用することで、火に空気が供給されやすく、燃焼効率の向上が期待できます。
また、火種や灰を受ける2層式プレート構造も特徴。耐熱構造も備えているので、芝生の上でも使いやすいですよ。
商品に不具合があった場合や部品不足が存在した場合には、30日間の返品保証期間が適用されるところもうれしいポイント。使用方法についてわからないことがあれば、アフターサポートサービスの利用がおすすめです。
ほかの焚き火台とVastland コンパクト焚火台 VL-CFPを比較したところ、以下のようなメリットがあることがわかりました。
焼き網やスピットが付属していない代わりに、五徳は3段階に調節可能。弱火から中火、さらに強火まで、火力の調節がしやすいでしょう。
また、料理器具が転落しないように、フレームは転落防止構造を採用。しかも、使わないフレームは端に引っかけておける取り外し可能な設計です。キャンプ料理初心者からバリエーションを増やしたい上級者にもおすすめの焚き火台といえます。
ほかの商品と比較しても、料理への使いやすさが際立つ結果に。4~5kgの重量にしか耐えられない商品もあるなかで、幅広い調理器具を使うには申し分のない耐荷重です。
一方で、比較したほかの商品のなかにはスノーピークの焚火台のように、収納時の幅が56cmと大きく重量も11.5kgと持ち運ぶには負担が大きいものも。こうした商品と比べると、本商品の持ち運びやすさが一層際立ちました。ソロキャンプが趣味の人も重宝しそうです。
火力調節のしやすさに配慮した設計や薪のくべやすさなどが高評価を獲得したVastland コンパクト焚火台 VL-CFPですが、1つだけ以下のようなデメリットがありました。
実際に組み立ててみると、足部分は開くだけなのは好印象ですが、受け皿の組み立てに少し手間を感じました。2つのパーツを組み立てる必要があり、とくに下の受け皿をはめ込むのにかなり力が必要で、慣れるまでに時間がかかりそうです。
スピーディに準備を完了させたい人や、ワンタッチで設営が可能な焚火台を探している人にはややデメリットに感じるかもしれません。
比較したほかの商品のなかには、少ない手間で組み立てられるものもあり、とくにDOD社のめちゃもえファイヤーは受け皿と足部分の組み立てが一切不要。本商品に比べて準備の時間が軽減できそうです。
下の受け皿をはめ込む際にすごい力が必要になり、慣れるのに時間がかかりました。
収納時の重量 | 1.05kg |
---|---|
耐荷重 | 10kg |
焼き網付き | |
展開時幅 | 38cm |
収納時幅 | 31cm |
薪の投入口の大きさ(網あり) | 22cm |
良い
気になる
本体素材 | ステンレス |
---|---|
展開時奥行 | 26cm |
展開時高さ | 36cm |
収納時奥行 | 24cm |
形状 | ピコグリル型 |
薪の投入口の大きさ(網なし) | 22cm |
特徴 | コンパクト |
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料理に使いやすい点がメリットではあるものの、組み立てにやや手間を感じる点がネックのVastland コンパクト焚火台 VL-CFP。デメリットが気になる人は以下の商品も検討してみてくださいね。
地面への熱伝達を抑えるスチールテーブルも付属しており、環境を考えた設計になっているところもポイント。また、大きく開く専用キャリーバッグつきで、持ち運びもしやすいでしょう。
Vastland コンパクト焚火台 VL-CFPは、公式サイトやAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。価格は税込3,980円と、本商品とスペックの高さが似ているZENCamps NT Fire Standが税込11,980円だったことを考えると、かなりリーズナブルといえるでしょう。
本商品と一緒に以下2つの商品もそろえておくと、より使いやすいのでおすすめです。
1つは焚き火シート 60cm×90cm。自然豊かなキャンプ場では芝や植物の焼け焦げが懸念されます。環境にも悪影響なうえ、火事に発展する可能性もあるので焚火台の下にしく焚き火シートは重要。シートのふちが立ち上がった設計で、灰や火の粉の飛散を防いでくれます。
2つ目は炭処理バッグ。内生地はガラス繊維素材で、外生地はシリコン加工ガラス繊維素材の2層構造によって、耐熱性を底上げしています。容量が8Lと大きく、自立した設計になっているので、後片づけもスムーズですよ。
<税込価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
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