ポップなキーキャップが目を引く、NuPhy Air75 ワイヤレス メカニカルキーボード。「デザインがかわいい」「ほどよい反発があり心地よい」と評判です。しかし、「日本語配列なら、よりよかった」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHHKBやKeychronなどのキーボードとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キーボード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
NuPhy Air75 ワイヤレス メカニカルキーボードは、心地よい打鍵感と静音性も兼ね備えたキーボードを探している人におすすめです。実際にモニターが長時間使用すると押し心地は見た目以上に深く、反発力も適度にあるため「軽い力で打てる」と好印象でした。比較したなかでも打鍵感に優れていた、静電容量無接点式に似た心地よさを味わえます。
比較したところメカニカル式は打鍵音が大きい傾向にありましたが、本商品はオフィスでも使えるほどの静音性の高さです。モニターからは「隣の人が使っていても気にならなかった」という声もあり、自宅・オフィス問わず持ち運んで使う人にもおすすめできます。
しかし、キーがUS配列のため、口コミのように日本語配列に慣れている人は戸惑う場合も。モニターからは「エンターキーが小さい」といった意見もありました。とはいえ、慣れれば問題はありません。キーピッチは比較した商品に多かった19mmよりも0.5mmほど広めで、タイプミスしにくいですよ。
機能面は、21種類以上のエフェクトが楽しめるバックライトを搭載。防水性能はありませんが、接続方法は無線2.4GHz・Bluetooth・有線の3種類に対応しています。マルチペアリング対応で4台のデバイスと接続できるなど、使い勝手も良好です。複数のデバイスを使い分けている人にもぴったりです。
口コミでも評判だったように、目を引くポップな配色も魅力的。「派手さはなくオフィスでも使用できる」などモニターからも好評でした。アルミ製の薄型ボディのため、ノートPCの上にキーボードを重ねて操作することも可能です。角度調節ができるフットパッドもついています。
公式サイトの値段は税込20,350円(※執筆時点)と高価格帯ですが、機能的かつ快適なタイピングができる一台です。オフィス使いからゲーミング用まで、さまざまなシーンに合わせられる絶妙なデザインもほかにはない特徴ですよ。薄型のキーボードを探している人は、ぜひ選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。
外付けキーボードのメリットは、ディスプレイから離して置くことで疲れにくい姿勢でタイピングが可能になること。とくにノートPCを使用する際は背中が丸まりがちになるため、肩こりや猫背の改善も期待できます。
今回ご紹介するNuPhy Air7は、キーボード製品を多く手掛ける中国のメーカーNuPhyによる薄型ゲーミングキーボード。外付けキーボードのもうひとつのメリットともいえる打鍵感や打鍵音は、購入時に選択または別売りの軸によってお好みのものが選べますよ。
キー配列は英語配列(US配列)のみ。インターフェースは、USBレシーバーによる2.4Gワイヤレス接続・Bluetooth5.0または有線の3種類です。
サイズは幅315.7×奥行132.6×高さ16~21mm、重さは523gです。キーボードの手前が低く、奥へ傾斜のあるデザイン。軽量薄型タイプのため、一般的なノートPCの上に重ねて使うこともできます。
バッテリー容量は2,500mAhで、作業可能な時間は約48時間です。
オリジナルパッケージはホワイトキーキャップですが、別売りでグレーの交換キーキャップが用意されています。人間工学に基づいた球形のデザインで、厚さは4.6mmとスリムながらタイピングのしやすさを追求。素材には耐久性の高いPBTプラスチックを使用しています。
なお、ホットスワップ機能を搭載しているため、キーキャップやキースイッチは電源を入れたまま簡単に交換可能です。スイッチが損傷してもすぐに交換できますよ。
ESCキーとDELキーの横にはサイドライト、キーボード全体にバックライトを搭載。ショートカットキーで変更できるエフェクトパターンは21種類以上と豊富です。
今回はNuPhy Air75 ワイヤレス メカニカルキーボードを含む、キーボード全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、打鍵感のよさ・タイピングのしやすさを検証しました。
mybestで執筆作業を行っているライター5人が実際に1商品につき4時間使用して、長時間心地よくタイピングできるかを評価。キーのストロークや反発感、トップの形状などをチェックしています。
同様に、キーピッチやストローク、キー配列やキーの反応もチェックし、ブラインドタッチしやすくミスタイプの少ないものを高評価としました。
キースイッチはメカニカル式。パンタグラフ式やメンブレン式とは異なり、軸によって好みの打鍵感が選べるのが特徴です。本商品は赤軸で、軽い押し心地ながら反発力も適度にあり、高品質な静電容量無接点式に似た打鍵感が味わえます。
「ほどよい反発があり心地よい」という口コミどおり、モニターからは「打っていて楽しい」という声もあがりました。
<押し心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
レイアウトは英語配列(US配列)のため、口コミにあるように日本語配列(JIS配列)に慣れている人は注意が必要です。モニターからは、「エンターキーが横長で小さく使いにくい」という指摘もありました。とはいえ、エンターキーやバックスペースの配置に慣れれば問題なく使えるでしょう。
キーの硬さ・深さについてもモニターに好印象。「やわらかめでやさしいタッチ感」「指が軽やかに動く」など、軽い力で押し込める点が好評です。比較したなかにはキーストロークが深く重い商品や、キーが硬く指を痛めそうなものもありましたが、長時間のタイピングにもぴったりだといえます。
<キーの幅についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に機能性を検証したところ、比較したなかでも搭載されている商品が少なかったバックライト機能を備えており高評価に。バックライトは21種類以上切り替え可能で、ゲーミング用にもうってつけです。
角度は、付属の磁気フットパッドで3.5~6.5度まで調節が可能。ノートPCの上に重ねて使うこともできます。マルチペアリングにも対応しており、2.4Gワイヤレス接続・Bluetooth5.0または有線で4台のデバイスと接続できますよ。キーカスタマイズは、テンプレデザインのなかから変更可能です。
チェックした項目のなかで搭載していなかったのは防水性能のみ。比較した多くの商品が備えていなかったため、十分機能的であるといえます。持ち運ぶ機会がそれほど多くなければ支障ないでしょう。
最後に、静音性とデザイン性のよさの検証です。
引き続きmybestのライター5人が長時間使用し、静かな環境でも迷惑と感じないか、自室で心地よい音と感じるかの2点を評価。さらに、カラーや素材感、好みのデザインかどうかといった観点から、デザイン性をチェックしました。
自宅での使用を想定した場合も静音性が高いため、「軽やかな音でよかった」「音が邪魔にならない」とモニターから好印象でした。
とはいえ、心地よい打鍵音がメカニカル式の美点でもあります。検証では静音性が高いのが特徴の赤軸を使用したので、茶軸・青軸のタイピング音が気になる人は、公式サイトの動画をチェックしてみてください。
<静音性(オフィス)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかには、プラスチックキーがチープに感じるものや、カラーリングが見にくく感じられる商品も。シックなブラックやホワイトが主流のなかで、デザイン性と使いやすさを兼ね備えたキーボードといえるでしょう。
<デザインのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
Yahoo!ショッピングやAmazonといったECサイトにも取扱店舗がありました。値段をよく確認して、お得に買えるところを探してみてください。
キーボードは使っているうちに隙間にホコリが入り込んでしまいます。使い心地をキープしたいなら、エアダスター・専用綿棒・ブラシなどを用意しておくのがおすすめ。とくにエアダスターは拭き取れない場所のゴミなども簡単に一掃できますよ。
さらに徹底的にきれいにしたいなら、キーを外して掃除してみましょう。キーキャップは簡単に取り外すことができますが、取り外すための専用の引き抜き工具が必要です。ただし、少なからず故障のリスクは伴うので、不安な人は専門業者に依頼してみてくださいね。
最後に、見た目にもこだわりつつ心地よい打鍵感が味わえる商品をご紹介します。
PFUのHHKB Professional HYBRID Type-Sは、静電容量無接点式の高級キーボード。墨カラーで印字も薄く、全体的にシックな雰囲気です。深めのストロークと軽いキータッチで、長時間使用しても疲れにくいでしょう。打鍵音も静かで、ワンランク上を選びたい人におすすめです。
KeychronのK1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードは、デザインと機能性を両立した一台。Mac・WindowsそれぞれのOSに合わせてキーデザインを入れ替えられます。適度な反発と軽いタッチが魅力のメカニカル式で、打鍵感も快適。フレームレスな見た目や18種類のバックライトも魅力です。
キーボードの種類 | 静電容量無接点 |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 69キー |
テンキーあり |
良い
気になる
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
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幅 | 294mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 40mm |
Fキーあり | |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
静音設計 |
HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
キーボードの種類 | メカニカル |
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接続方法 | 有線、無線 |
インターフェース | Bluetooth、有線(USB Type-C) |
接続端子 | 不明 |
電源 | USB充電 |
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
幅 | 355mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 17mm |
重量 | 約550g |
連続駆動時間 | 最大190時間(LED OFF時)、最大36時間(LED ON時) |
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 91キー |
軸の種類 | 赤軸 |
キーピッチ | 不明 |
ケーブル長 | 不明 |
キーストローク | 不明 |
キーピッチ. | 不明 |
素材 | アルミニウム、ABS |
ゲーム機対応 | 不明 |
対応機器 | 不明 |
対応端末 | 不明 |
マルチペアリング機能 | |
テンキーあり | |
Fキーあり | |
メディアコントロールキーあり | |
Nキーロールオーバー | 不明 |
マクロ機能 | 不明 |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
タッチパッドあり | 不明 |
ディスプレイカバー付き | 不明 |
静音設計 | |
折りたたみ式 | 不明 |
アンチゴースト | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
セパレート仕様 | 不明 |
パームレスト付き | 不明 |
Mac用キー配列対応 | |
ホットスワップ対応 | 不明 |
ケース付き | 不明 |
静音性 | 不明 |
特徴 | 不明 |
Keychron K1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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