高速タイピング性と静音性にすぐれたキー構造を採用したキーボード、HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BS。ネット上では「打鍵感も質感もも申し分ない」と評判です。しかし、「キー配列が独特すぎる」「高さがあり手首が痛くなりやすい」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSを含むキーボード全31商品を実際に使って、打鍵感のよさ・タイピングのしやすさ・機能性・静音性・デザインのよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSは、キーボードをお探しのすべての人におすすめです。実際に文字を入力したモニター6人は、全員が押し心地に「満足」と回答。比較したなかでもなめらかにタイピングできる傾向があった静電容量無接点式を採用しており、「確かな打鍵感と軽さを兼ね備えている」と高く支持されました。
口コミにあったようにキー配列は独特で、ファクションキーは1つもありません。しかし、Fnキーを使ったショートカット操作ができ、うまく活用すれば手を大きく動かさず入力が可能。キー幅が一般的な19mmのため、手が大きい人でなければ作業の効率化がはかれそうです。キートップに傾斜や段差を設け、誤押下を防ぐ工夫も見られました。
静音性に優れているのも魅力。強めに打鍵しても音が響かないので、オフィスでも気兼ねなく使えます。高さによる手首の痛みを指摘する口コミに反し、モニターから同様の意見は出ませんでした。見た目もモニター満足度は高く、カナ表記のないマットな質感に「シックで大人っぽい重みのあるデザイン」と称賛の声が聞かれています。
使いやすさを向上させる機能も豊富。比較した商品にはスタンドの出し入れで角度を調整するものが多かったなか、本商品は3段階と細かく調整可能です。キー配列をカスタマイズできるキーマップ変更機能も搭載。Bluetoothは最大4台のデバイスを登録でき、シーンによって簡単に接続先を切り替えられます。
高級キーボードの代表格でもあるHHKBのフラッグシップということもあり、公式サイトでの販売価格は税込36,850円(※執筆時点)と高額。しかし、値段に見合った上質なタッチ感と機能性の高さです。こだわりのキーボードで仕事や作業を快適に進めたい人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
実際にHHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
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Mac・Windows両使いの人に。打ち心地のよさも魅力
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安価で静か。深い打鍵感に慣れたWindowsユーザー向け
外付けキーボードを使う大きなメリットは、目線を上げることで背中が伸び、疲れにくい姿勢でタイピングができること。特に普段ノートパソコンを使っている人は、前屈みな姿勢になりがちなので、肩こりや猫背の予防・改善におすすめです。
今回紹介するのは、高速タイピング性と静音性に優れたキー構造が売りの、HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BS。高級キーボードの代表格でもあるHHKBのフラッグシップとして販売されています。
HHKBとは、株式会社PFUが提供するキーボードブランド。時代を超えスタンダードであり続ける商品に授与される「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を、2019年にPC周辺機器では初めて受賞したシリーズです。
キー配列は馴染み深い日本語配列です。キースイッチは、内部の部品が摩耗しにくい静電容量無接点式を採用。キーを押したとき物理的な接触がなく、故障の原因となる摩耗が起きないため、長く愛用できるつくりです。メーカーでは、1つのキーにつき3,000万回の耐久テストを実施しています。
対応OSは、Windows・MacOS・iOS・iPadOS・Android。接続方法は、BluetoothとUSB Type-Cに対応しています。普段は配線が邪魔をしない無線接続、電池残量が減ってきたら有線接続と、シーンに合わせて使い分けが可能です。
重量は540gと軽めで、サイズは幅294×奥行120×高さ40mmとコンパクト。A4ノートの半分ほどのサイズで、バッグにすっぽりと入ります。気軽に持ち運べるでしょう。
カラー展開は全部で3種類。墨・白・雪から選べます。モダンなモノトーンカラーのため、使う人を選びません。
今回はHHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSを含む、キーボード全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、打鍵感のよさ・タイピングのしやすさの検証です。
コンテンツ制作チームのライター6人が4時間実際にキーボードを使い、タッチ感や押しの心地よさを確認。キーのストローク・反発感・トップの形状に注目し、長時間でも使いやすいか評価しました。同時に、キーピッチ・ストローク・キー配列・キーの反応をチェックし、ブラインドタッチしやすいかも確認しています。
キーの押し心地は、使用したモニター6人が満場一致で満足と回答。比較した結果、本商品と同じく静電容量無接点式を採用した機種は、深いストロークと軽いキータッチで心地よく打てる傾向がありました。モニターからは、「打っていて気持ちがよい」「確かな打鍵感と軽さを兼ね備えている」と支持されています。
適度な反発感で、疲れにくいのも魅力です。「キーストローク自体はあるが、押し心地がよいので疲れない」との声も聞かれました。少しキーはありますが、「高さがあるので手首が痛くなりやすい」という口コミ同様の意見は見られず。どうしても気になるときは、パームレストで手首の高さを合わせましょう。
<押し心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ストロークは、打ち込んでいる感覚がしっかりと得られる深さ。モニターからは、「ほどよい反発を感じながら気持ちよく打ち込める」と好評でした。正確な位置が把握しやすいように、列によって少しずつキーの角度を変えるなど、誤入力を防ぐ工夫もされています。
キーの幅は一般的な19mmです。比較した商品の多くが同じ間隔で特別狭くはありませんが、モニター6人中1人だけ「とても狭い」と回答。キー数が少ないぶん全体がコンパクトなので、手が大きい人だと窮屈さを感じるかもしれません。
レイアウトは、「キー配置が独特すぎる」という口コミどおり。ファクションキーがない・コントロールキーの位置が違うなど、一般的なレイアウトとは異なります。ただし、Fnキーを利用してメディアコントロールやショートカットができるため、慣れれば手を動かす範囲が狭まり作業効率が上がるでしょう。
<キーの幅についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、機能性の検証です。タイピングをする上で必要な機能や特別な機能が搭載されているかチェックしました。
バックライトや完全防水機能はないものの、タイピングのしやすさを向上させる機能が豊富に搭載。比較した商品には、スタンドの出し入れで角度を調整するものが多かったなか、本商品は3段階と細かく調整可能です。より自分が使いやすい角度を見つけられるでしょう。
専用のソフトウェアを活用し、自分好みにキーマップをカスタマイズできるのも魅力。制御キーだけでなく、特別な機能がある一部のキーを除く文字キー全般も設定できますよ。設定したキー配列は、キーボード本体に保存されるため、ほかのデバイスでもカスタマイズしたキーマップが使用できます。
Bluetooth接続機能は、比較した商品のなかでも多い最大4台のデバイスを登録可能。毎回ペアリングの設定が必要なく、簡単なキー操作でスムーズにキーボードが使えます。普段複数のデバイスを使う人も効率的に作業できるでしょう。
最後は、静音性とデザインのよさの検証です。
コンテンツ制作チームの6人が実際にキーボードを長時間使用し、オフィスやカフェなど静かな場所でも迷惑にならない音か・心地よい音と感じられるかを評価。さらに、カラーや素材感などデザイン性の高さもチェックしました。
シリーズ内でも静音性に優れた構造なだけあって、打鍵音は非常に静かでした。使用したモニターから「うるさい」といった声はなく、6人全員が「静かな公共の場でも気にせず使える」などと支持しています。
比較した一部商品のようなカチャカチャとした音は響かず、キーを強く押しがちな人も使いやすいでしょう。
<オフィスでの静音性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
デザインはモニター6人全員が高く支持しました。「マットな墨っぽさがとてもかっこいい」「使っていてテンションが上がる」など、高級感のあるデザインに称賛の声が集まっています。
表面はマットな質感で、キートップの印字は薄くカナ表記がありません。比較したなかにはシンプルでも安っぽく見えるものがありましたが、こちらは高級キーボードらしい洗練された雰囲気です。見た目にこだわりたい人にもぴったりですよ。
<デザインのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
キーボードの種類 | 静電容量無接点 |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 69キー |
テンキーあり |
良い
気になる
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
---|---|
幅 | 294mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 40mm |
Fキーあり | |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
静音設計 |
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HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSの取扱店舗は、公式サイトや楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのECサイト。検証では日本語配列を使用しましたが、英語配列でも価格は税込36,850円(※執筆時点)と同じです。
実際に商品に触れてから購入を検討したい人のために、見て体験ができるタッチ&トライスポットを様々な場所に用意。雑貨店・ダイニングバー・コワーキングスペース・カフェなど、ゆったりと試せる場所が揃っています。詳しい場所は公式サイトに記載されているので、チェックしてみてくださいね。
また、レンタルで試すことも可能です。自分が持っているデバイスとの相性や長時間使った時の感覚もわかるので、納得してから購入ができるでしょう。レンタルサービス名は「ゲオあれこれレンタル」です。公式サイトから専用ページに移動できます。
キーボードは、手垢や皮脂、ホコリなど意外と汚れが蓄積しやすいアイテム。掃除を怠ると接触不良など故障の原因にもなるので定期的な掃除が必要です。
エアダスターや各種クリーナーでキーボードの隙間の汚れが取れないときは、キートップを外して掃除するのがおすすめ。見えない裏側のゴミもしっかりと取ることができますよ。無理やり外すとキーが破損したり変形する恐れがあるため、必ず専用の引き抜き工具でやさしく外してくださいね。
ただし、専用の工具を使っても故障のリスクはゼロではありません。不安な人は専門業者へ依頼するのがよいでしょう。
最後に、1万円台で買えるおすすめのキーボードをご紹介します。
Keychron のK1 SE ワイヤレス メカニカルキーボード White LEDは、デザイン性と実用性を両立。適度な反発がありつつも、軽いタッチでタイピングできます。手前から奥へわずかに傾斜があり、指が引っかかりにくいのも魅力。バックライト搭載で、デザインにこだわりたい人にもおすすめです。
ロジクールのMX KEYS miniは、レイアウトもキーピッチも一般的で違和感なく使える商品。購入した直後でも、ブラインドタッチしやすいでしょう。キースイッチにはパンタグラフ式が採用されており、ストロークが浅く軽い力で打鍵ができました。薄型コンパクトで持ち運びにも便利です。
キーボードの種類 | メカニカル |
---|---|
接続方法 | 有線、無線 |
インターフェース | Bluetooth、有線(USB Type-C) |
接続端子 | 不明 |
電源 | USB充電 |
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
幅 | 355mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 17mm |
重量 | 約550g |
連続駆動時間 | 最大190時間(LED OFF時)、最大36時間(LED ON時) |
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 91キー |
軸の種類 | 赤軸 |
キーピッチ | 不明 |
ケーブル長 | 不明 |
キーストローク | 不明 |
キーピッチ. | 不明 |
素材 | アルミニウム、ABS |
ゲーム機対応 | 不明 |
対応機器 | 不明 |
対応端末 | 不明 |
マルチペアリング機能 | |
テンキーあり | |
Fキーあり | |
メディアコントロールキーあり | |
Nキーロールオーバー | 不明 |
マクロ機能 | 不明 |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
タッチパッドあり | 不明 |
ディスプレイカバー付き | 不明 |
静音設計 | |
折りたたみ式 | 不明 |
アンチゴースト | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
セパレート仕様 | 不明 |
パームレスト付き | 不明 |
Mac用キー配列対応 | |
ホットスワップ対応 | 不明 |
ケース付き | 不明 |
静音性 | 不明 |
特徴 | 不明 |
Keychron K1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
キーボードの種類 | パンタグラフ |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 83キー |
テンキーあり |
良い
気になる
対応OS | Windows、macOS、ChromeOS、iOS、Android |
---|---|
幅 | 295.99mm |
奥行 | 131.95mm |
高さ | 20.97mm |
Fキーあり | |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
静音設計 |
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