快適性が高く正確に打ち込めると謳うキーボード、Apple Magic Keyboard(マジックキーボード)。インターネット上では「MacBookと近くて違和感がない」と評判です。一方で「タイプミスしやすい」といった口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のPFUやKeychronなどの35商品とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、高性能ノートパソコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Apple Magic Keyboardは、MacBookのような打ち心地を求めるAppleユーザーにおすすめです。実際に使うと、押し心地は浅めながらクリック感はしっかりとありました。比較した商品には反発が強く疲れやすいものもあったのに対し、指を滑らせるようにタイピングできます。長時間作業をしても疲れを感じにくいでしょう。
とくにMacBookを使用中のモニターからは高い支持を獲得。WindowsユーザーはMac仕様の配列にやや苦戦したのに対し、「ノンストレス」といった声が聞かれました。キーの幅は適切で、キーボードのクリック感や反応も良好です。「タイプミスしやすい」という口コミに反し、誤押下は起きにくい設計といえます。
静音性も高評価を獲得。打鍵感が浅いぶんパタパタとした音はなるものの、使用したモニターからは「強いタイピングをしない限り音はほとんど出ない」と好評でした。比較した半数以上の商品は静音性に優れていたものも、なかにはキシキシと音が聞こえるものもあったのに対し、静かな場所でも使いやすいですよ。
惜しかったのは機能の少なさ。マルチペアリング・角度調整・キーボードのバックライトなどの機能はありません。とくにマルチペアリングは、比較した全商品の3割以上に搭載されているだけに非対応なのはネックです。Bluetoothで1台しか接続できないため、使用するデバイスを変えるときはペアリングしなおさなければなりません。
値段は、執筆時点で税込13,800円(公式サイト参照)と中価格帯。機能性にやや不満はあるものの、Apple製品らしい洗練されたデザインもモニターから人気でした。普段からAppel製品を使っていて、MacBookのような使用感を求める人にはよいでしょう。Windowsユーザーや機能性を重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
外付けキーボードを使うと、自分が作業しやすい位置にキーボードを持ってこれます。前屈みの姿勢になりやすいノートパソコンも目線が上がりやすくなるため、よい姿勢で作業しやすくなりますよ。
今回ご紹介するMagic KeyboardはiPhoneは、快適かつ正確にタイピングできると謳うアイテム。Macはもちろん、iPadやiPhoneともペアリングが可能。Macであれば自動でペアリングするため、すぐにでも使用できます。
販売元はiPhoneをはじめ、PCやテレビなどのデジタル家電なども発売するApple。キーボードは本品のほかにも、Touch ID搭載モデル・テンキー付きモデルを展開しています。2023年にはApple製品では初となるカーボンニュートラルの商品を発表。自然環境へ配慮した取り組みも積極的におこなっています。
キー配列は全部で7種類から選べます。検証ではJIS(日本語)は配列の商品を使用しましたが、US(英語)や韓国語・中国語・スペイン語なども選べますよ。入力タイプはパンタグラフ式で、キー数は80個とMacBookと同様です。配列・印字も揃えているため、MacBookユーザーは違和感を覚えにくいでしょう。
インターフェースには、BluetoothとUSB Type-C端子を採用しています。1回の充電で約1か月使用可能なほか、USBで接続すれば充電しながらの使用も可能ですよ。
本体サイズは幅278.9×奥行114.9×高さ10.9mmで、重量は239g。非常に薄型・軽量なので持ち運びもしやすく、外出先でも使いやすいですよ。
カラーはシンプルなホワイト1色。Appel製品らしいスタイリッシュなデザインで、ほかのデバイスとも合わせやすいでしょう。
今回は、Apple Magic Keyboardを含むキーボード全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、打鍵感のよさ・タイピングのしやすさを検証しました。
コンテンツ制作チームの6人が実際に4時間使用。キーのストローク・反発感・トップの形状などをチェックし、評価しました。同様に、キーピッチとストローク・キー配列・キーの反応をチェックし、評価しました。
実際に使用したモニターからは、打鍵感がよいと好評でした。6人中4人が「押しやすい」と答え、「反発感はないのに手ごたえを感じてタイピングが楽しい」といったコメントも寄せられています。指を滑らせるような感覚で入力できますよ。
キースイッチはパンタグラフ式を採用。比較したメカニカル・メンブレン式の商品には反発感が強いものもあったなか、ソフトタッチできるのが特徴です。モニターからは「押し心地が柔らかいので疲れない」との意見が出ており、長時間の作業でも疲れを感じにくいでしょう。
とくにMacBookを使用しているモニターからは人気で、「ノンストレス」との声があがるほど。「平べったくて使いにくい」とコメントする人もいたものの、使い慣れたMacBookのキーボードがほしい人にはうってつけですよ。
<押し心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
キーの幅や硬さ・感度も良好でした。モニターからは、「ボタン一つひとつが大きく押しやすい」などの意見が。比較したなかにはキーの幅が狭く誤押下しやすいものもありましたが、口コミに反してタイプミスしにくい設計といえます。
しかし、Mac仕様の配列ゆえにWindowsユーザーはやや苦戦する場面も。ctrlの位置などが少し異なるため、慣れるまではキーを探す必要がありそうです。とはいえ、「違和感なく操作できる」とポジティブな意見が多く、そこまで不便には感じないでしょう。
<キーの幅についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、機能性の検証です。角度調整機能・バックライトといった機能がついているかチェックし、評価しました。
その結果、機能性はいまひとつでした。チェックした角度調節機能・マルチペアリング機能・ショートカットキー・バックライト・耐水性能はすべて搭載されていません。
耐水性能やバックライトは比較した多くの商品が非搭載でしたが、とくにマルチペアリング機能がないのは惜しい点。Bluetoothで一台しか接続できないため、デバイスを切り替えるときはペアリングのし直しが必要です。キーのカスタマイズもできず、作業を効率化したい人には物足りなさを感じるでしょう。
最後に、静音性・デザインのよさを検証しました。
コンテンツ制作チームの6人で長時間使用。静かな環境で使えるか、心地よい音がするか評価しました。次に、本体をチェック。サイズ感を除き、カラーや素材感、好みのデザインであるかを評価しました。
静音性は高評価を獲得。カチャカチャとした音は聞こえるものの、オフィスのように静かな環境でも気になるほどではありません。モニター6人全員が「気にならない」などとコメントしました。
「プラスチックの軽い音があまり好きではない」という意見は出たものの、自室で使う場合も気になりにくいですよ。比較した静電容量無接点式・パンタグラフ式の商品は、いずれも静音性が高い傾向があり、本商品も例外ではありません。
<オフィスでの静音性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
デザインもよく、モニター6人中5人が満足と答えました。「ミニマムなデザインが素晴らしい」などと、Appel製品らしいスマートなデザインが目を引きます。
「キーが白すぎて高級感をあまり感じなかった」といった意見も出ましたが、万人受けしやすいデザインといえるでしょう。
<デザインのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
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Apple Magic Keyboardは、公式サイトで購入可能です。値段は執筆時点で税込13,800円(公式サイト参照)。無金利での分割購入もできます。
保証期間は通常1年間ですが、iPadの新規購入時に「AppleCare+ for iPad」に加入すれば、Magic Keyboardも保証の対象に。1回につき税込3,700円で、過失や事故による損傷の修理に対応してもらえますよ。料金は購入したiPadによって異なり、月払い・2年払いが選べます。
保証を利用しないのであれば、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトで購入するのもおすすめです。セール・ポイント還元などのタイミングであれば、少しお得に買える場合がありますよ。
キーボードを掃除する際は、隙間のほこりをエアーダスターで吹き飛ばしましょう。専用の細長いノズルをキーの隙間に近づけ、エアーを噴射するだけなので簡単に掃除できますよ。
さらにしっかりと掃除する場合には、キートップを外して掃除しましょう。専用の工具を使ってキートップを外せば、見えなかった裏側まできれいにできますよ。ただし、故障のリスクの伴うので注意してくださいね。
最後に、角度調整機能やショートカット機能などが搭載されたキーボードをご紹介します。
PFU HHKB Professional HYBRID Type-Sは、Finキーを使ってカスタマイズができる商品です。メディアコントロールやショートカット操作が可能。マルチペアリングや角度調整にも対応しています。静電容量無接点式を採用しており、軽くタッチできて音も気になりません。
KeychronK1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードは、キースイッチを変えられるメカニカル式。検証で使用した赤軸は軽い押し心地でしたが、青軸・茶軸にも買えられます。スタンドの角度調整ができたり、カラーエフェクトでバックライトを変えられたりと、機能も充実した一台です。
キーボードの種類 | 静電容量無接点 |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 69キー |
テンキーあり |
良い
気になる
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
---|---|
幅 | 294mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 40mm |
Fキーあり | |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
静音設計 |
HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
キーボードの種類 | メカニカル |
---|---|
接続方法 | 有線、無線 |
インターフェース | Bluetooth、有線(USB Type-C) |
接続端子 | 不明 |
電源 | USB充電 |
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
幅 | 355mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 17mm |
重量 | 約550g |
連続駆動時間 | 最大190時間(LED OFF時)、最大36時間(LED ON時) |
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 91キー |
軸の種類 | 赤軸 |
キーピッチ | 不明 |
ケーブル長 | 不明 |
キーストローク | 不明 |
キーピッチ. | 不明 |
素材 | アルミニウム、ABS |
ゲーム機対応 | 不明 |
対応機器 | 不明 |
対応端末 | 不明 |
マルチペアリング機能 | |
テンキーあり | |
Fキーあり | |
メディアコントロールキーあり | |
Nキーロールオーバー | 不明 |
マクロ機能 | 不明 |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
タッチパッドあり | 不明 |
ディスプレイカバー付き | 不明 |
静音設計 | |
折りたたみ式 | 不明 |
アンチゴースト | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
セパレート仕様 | 不明 |
パームレスト付き | 不明 |
Mac用キー配列対応 | |
ホットスワップ対応 | 不明 |
ケース付き | 不明 |
静音性 | 不明 |
特徴 | 不明 |
Keychron K1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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