洗濯機の設置に欠かせない防水パン。新たに洗濯機を買う際や引っ越しするときには、大きなドラム式でも置けるのかなどと心配になりますよね。そもそも防水パンは必要なのかも気になるところです。
そこで今回は、洗濯機の防水パンのサイズの測り方を解説します。基本的なサイズや種類、防水パンの必要性についても紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
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洗濯機の防水パン(洗濯パン)は、設置しておくと浸水や騒音の防止になります。万が一洗濯機が水漏れを起こしても、防水パンが受け皿になるので床への浸水を防ぎやすいですよ。また、稼働中の振動を吸収する役割もあり、ダイレクトに床に置くよりも稼働音が階下に伝わりにくくなります。
洗濯パンを設置しないと、水漏れが起きたときに階下まで影響を与えてしまうかもしれません。湿気で床板が劣化するリスクがあるのも注意が必要です。とくにマンションやアパートの場合、設置しておくほうがよいでしょう。
洗濯パンは、以下の3サイズが基本です。
<基本的なサイズ>
洗濯パンのサイズを知りたい場合は、有効内寸を測りましょう。有効内寸とは、排水口や出っ張りを除いた内寸のことをいいます。間違った測り方をすると、洗濯機が設置できない可能性があるので注意が必要です。
新たに設置する際は、外寸を測って設置スペース収まるか確認しましょう。有効内寸・外寸の測り方は以下のとおりです。
<サイズの測り方>
洗濯パンには、フラットタイプとかさ上げタイプがあります。壊れたり、引っ越し先になかったりというときに買い替える場合は、それぞれの種類の特徴を知ったうえで選びましょう。
<洗濯パンの種類>
かさ上げタイプは高さがあるため、通気性もよくなります。湿気によってカビが生えるのを抑える効果にも期待できますよ。新たに購入する際は、洗濯パンの耐荷重もしっかりチェックしてください。
以下コンテンツでは、洗濯パンを含む洗濯機置き台を比較してランキングにしています。新しく洗濯機パンを購入しようとしている人は、ぜひ参考にしてください。
洗濯機を設置する際は、設置場所の採寸もしておくとスムーズです。洗濯パンのサイズだけを基準に選んでしまうと、設置してから使いにくさを感じる場合があります。給水用の蛇口の位置やドアを開閉する分のスペースがあるか、しっかりと確認しましょう。
たとえば、洗濯機を設置したときに蛇口の位置が低すぎると、給水ホースの取り回しがしにくくなる可能性があります。また、ドラム式洗濯機の場合、壁からの奥行に余裕がないとドアを開けたときに通路をふさいでしまうかもしれません。
一般的に給水用の蛇口の高さは1,250~1,350mmとされていますが、建物によってはもっと低い場合もあります。洗濯機を設置する際は側面や後方にもスペースが必要なので、余裕をもって置けるか確認してください。あわせて排水口の位置も確認しておきましょう。洗濯機の排水ホースが排水口に合わず、うまく接続できないという事態を防げます。
設置スペースの寸法を確認したら、新しい洗濯機をチェックしましょう。以下コンテンツでは、縦型・ドラム式洗濯機の洗浄力や機能などを比較してランキングにしています。ぜひ参考にしてくださいね。
洗濯パンの交換を業者に依頼したときの相場は、20,000~40,000円です。業者や設置する洗濯機パンの金額によって変わるので、依頼する前に見積もりをしてもらいましょう。
自分で交換する方法もありますが、業者への依頼がおすすめです。手順を誤ると漏水する恐れがあります。どうしても自分で行いたい場合は、以下の手順を参考にしてください。
<洗濯パンの交換手順>
せっかく新しく買い替えたなら、気持ちよく使い続けるためにも、定期的に掃除をしましょう。
洗濯パンは、掃除機やハンディワイパーを使った定期的な掃除がおすすめです。ホコリや汚れが蓄積すると、排水口が詰まりやすくなります。1~3か月に1回を目安に掃除しましょう。
<掃除方法>
洗濯パンの掃除と一緒に排水口の掃除も行うと、ニオイや詰まりの予防につながります。排水口は、洗濯時の繊維や洗剤カスが溜まりやすいので、以下を参考に定期的に掃除しましょう。
<排水口の掃除方法>
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