申込から返済までスマホで完結する、住信SBIネット銀行カードローン。「金利が低い」「提携ATMの手数料が無料で返済額を増やすことなく完済できた」などよい評判が多い一方、「急ぎで借入希望の人には向かない」という気になる口コミもあり、利用を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回は住信SBIネット銀行カードローンの口コミや評判が本当か確かめるため、以下の4つの観点で検証を行いました。
さらに、レイクやJCB CARD LOAN FAITHなどのカードローンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。在籍確認の有無や審査落ちを防ぐ方法も説明しているので、カードローン選びに迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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目次
住信SBIネット銀行カードローンは、借入までに時間がかかる点がネックです。電話で問い合わせたところ、仮審査に1~2日、融資までは最短10営業日かかるとのこと。比較したカードローンには即日融資が可能なところも多いなか、「急ぎで借入希望の人には向かない」との口コミどおり、今すぐ資金が必要な人にはミスマッチでしょう。
少額を短期で借りたい人も、慎重に検討する必要があります。比較した消費者金融のカードローンの多くは、30日から長いところで60日間の無利息期間を設けていました。しかし、住信SBIネット銀行カードローンは借り入れた翌日から利息が発生するため、すぐに返せる人には無利息期間のあるカードローンのほうが向いています。
一方で、SBI証券口座の保有登録者、もしくは住信SBIネット銀行の住宅ローン残高があれば年0.5%の金利優遇を受けられる点は魅力的。借入額110〜200万円までの上限金利も年11.99%と比較したカードローンの平均値(年14.11%)より抑えられており、「金利が低い」との口コミにも納得です。金利優遇を利用すれば、さらに低金利での借入が期待できるでしょう。
郵送物から周囲にバレるリスクは低いといえます。カードレスを選択すればカードの郵送はなく、取引明細書の郵送もありません。また、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMならカードなしでも使え、借入・返済時の手数料も無料。比較したカードローンにはATMの利用手数料は自己負担のところも多かったのに対し、気軽に借入・返済できる点はメリットです。
とはいえ、比較したなかには即日融資が可能で60日利息ゼロのレイクのようなカードローンもありました。消費者金融に抵抗がある人には、低金利かつ即日融資に対応していたJCB CARD LOAN FAITHも選択肢に入るでしょう。融資スピードを重視する人や少額を短期間借りたい人は、ほかのカードローンも検討してください。
<おすすめできない人>
住信SBIネット銀行とは、SBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同設立したインターネット専業銀行です。同銀行が提供するカードローンは、24時間365日Webで手続きが可能。申込から返済までスマホアプリで完結できます。
ネット銀行ならではの金利水準を謳っており、入会金・年会費・借入・返済時の手数料は無料。2025年オリコン顧客満足度®ランキング銀行カードローン部門では、6年連続で総合1位を獲得しています。
なお、2023年6月26日より、保証会社がSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に変更しました。保証会社とは、カードローン申込者の返済能力をチェックする保証審査を行ったり、利用者が返済能力を失った際に、金融機関への返済を代行したりする会社のことです。
カードローンは、金業法や銀行法に基づいて運営しているため違法性はありません。カードローンを提供する金融機関は、金融庁や財務局長などの登録や免許を受けた正規の業者です。
しかし、なかには無登録の「闇金業者」も存在します。違法な高金利を請求されたり、脅迫まがいの厳しい取り立てをされたりしないよう、闇金からは絶対に借りないでください。正規の金融機関は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで確認できます。
また、カードローンは正しく利用すれば便利な資金調達方法ですが、返済が長引くと利息が増えて返済総額も増える点にも注意しましょう。借りすぎにより返済できなくならないよう、計画的に利用してくださいね。
今回は住信SBIネット銀行カードローンを含む人気のカードローンを調査して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
住信SBIネット銀行カードローンには、メリットが3つあることがわかりました。住信SBIネット銀行がメインバンクの人には有力候補になるでしょう。
SBI証券口座の保有登録で、年0.5%の金利優遇が受けられる点は魅力的です。ほかにも、SBI証券口座やミライノカード(JCB)(※)の保有といった条件を満たすと、最大で年0.6%の金利優遇が適用されます。
<金利優遇の条件>
ミライノカード(JCB)は、2023年11月30日で新規募集を停止しています。
100万円までの借入の上限金利は年14.79%と、比較したカードローンの平均値である16.01%を下回っていました。所定条件を満たしている場合、ここから年0.1~0.6%の金利割引がある点も見逃せません。
110〜200万円までの借入の上限金利は年11.99%。比較したカードローンの平均は100万円以上の借入で年14.11%だったため、こちらはかなり低めです。「金利が低い」という口コミどおり、借入金額を問わず優遇を受けられれば低金利で借りられる可能性がありますよ。
2024年11月時点
カードローンを利用したことを家族や職場の人にバレたくない人にも向いています。比較したなかには取引明細書の郵送がデフォルトで設定されているカードローンも多いなか、住信SBIネット銀行カードローンは利用中の郵送物は一切ありません。
<バレにくさの検証結果>
契約はWeb上で完結するため、比較した一部のカードローンのように契約書の郵送も不要です。キャッシュカード兼用型であるため、ローン専用カードの発行はありません。カードレスを希望すればキャッシュカードの郵送もないため、郵送物から周囲にバレるリスクは少ないといえるでしょう。
一方、公式サイトには、電話で在籍確認を実施する場合もあると記載しています。ただし、勤務先に電話をする際には、番号を通知設定にする・担当者の個人名でかけるなどプライバシーに配慮。事前に希望すれば、「住信SBIネット銀行名」での電話も可能です。
借入や返済の手間の少なさもメリットのひとつです。借入・返済時の手数料がかからないうえ、全国の提携ATMが使える点がうれしいポイント。セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMなら、カードがなくてもアプリで借入・返済ができますよ。
<借入・返却方法>
住信SBIネット銀行カードローンには、気になる点が2つありました。急いでいる人・すぐに返したい人には向いていません。
「急ぎで借入希望の人には向かない」という口コミもあるように、融資スピードにはあまり期待できません。電話で問い合わせたところ、仮審査は1~2日で完了するものの、融資までは最短10営業日と時間がかかるとの回答でした。
比較したカードローンには即日融資が可能なところも多く、なかには最短3分で融資が可能なプロミス フリーキャッシングのようなカードローンも。住信SBIネット銀行カードローンは「いますぐに資金が必要」というシーンには不向きだといえます。
一般的に銀行のカードローンは審査時間が長めで、実際に融資を受けるまでは数日かかることがほとんどです。実際の審査時間は申込者の状況に左右しますが、口座を持っていない人は融資まで1週間~10日を目安として考えておくとよいでしょう。
住信SBIネット銀行の預金口座を持っていない場合、カードローンの申込と同時に口座開設を行う必要があります。そのぶん融資までの時間がかかりますが、預金口座をすでに持っている場合は、アプリから申込ができるため手続きをスムーズに行えるでしょう。
金利ゼロの期間がないため、すぐに返せる人には不向きです。比較した消費者金融のカードローンには無利息期間をも受けているところが多く、例えばレイクは60日、プロミス フリーキャッシングは30日以内に返済すれば利息は発生しません。
また、少数派ではありますが、銀行カードローンのなかにも東京スター銀行の「スターカードローンα」や「オリックス銀行カードローン」のように30日間無利息で借入できるところもありました。
一方、住信SBIネット銀行カードローンは短期の借入でも利息が発生。すぐに返せる人は、無利息期間のあるカードローンも視野に入れましょう。
金利 | 年2.49~14.79%(*1) |
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融資までの時間 | 1週間程度 |
在籍確認の電話原則なし |
100万円未満の上限金利 | 年14.79% |
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100万円以上の上限金利 | 年11.99% |
無利息期間あり | |
無利息期間の利用条件 | |
即日融資可能 | |
審査までの時間 | |
土日の借入可能 | |
Web明細可能 | |
カードレスで借入可能 | |
金融機関タイプ | ネット銀行 |
契約可能年齢 | 20歳以上65歳以下 |
学生の申込可能 | |
パート・アルバイトの申込可能 | |
専業主婦(夫)の申込可能 | |
年金受給者の申込可能 | |
申込方法 | Web |
借入限度額 | 10万〜1,000万円 |
必要書類 | 本人確認書類、収入証明書類(借入額が50万円を超える場合) |
申込できる地域 | 全国 |
無人契約機あり | |
借入方法 | ATM、ネットバンキング、スマホアプリ(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM) |
返済方法 | 口座振替、ATM、ネットバンキング |
利用可能なATM | セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネット、イオン銀行ATM |
コンビニATMの利用可能 | |
提携ATMの利用手数料 | 無料 |
繰り上げ返済手数料無料 | |
自動融資機能 | |
毎月の最低返済額(残高:返済額) | 10万円:2千円、50万円:8千円、100万円:1万5千円 |
登録番号 | 関東財務局長(登金)第636号 |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンとは異なる魅力を持つカードローンをご紹介します。
一時的に少額の借入が必要な人にはレイクがおすすめです。金利は年18.0%と高めですが、200万円までの借入なら無利息期間が60日間つく点が魅力。借入額が5万円以内なら無利息期間を180日まで延長できます。
融資スピードは最短25分と謳っており、平日・土曜日は21時、日曜日は18時までに契約が完了すれば当日中の融資も可能。銀行振込を選べば指定した銀行口座のキャッシュカードで借りられるため、急な資金調達にもうってつけです。
また、在籍確認の電話も原則行なっていないため、電話確認で勤務先にバレたり、審査が滞る心配も少ないでしょう。手続きはWeb完結でき、「郵送なし」を選べば自宅に書類が届くこともありません。サクッと借りてサクッと返したい人は、ぜひ選択肢に入れてくださいね。
長期の借入でも返済負担を最小限に抑えたい人は、JCB CARD LOAN FAITHを検討しましょう。借入額が100万円未満の場合の上限金利は年12.5%と、比較したなかでは最も低い水準です。
無利息期間はないものの、定期的に利息キャッシュバックのキャンペーンを開催。最大5万円まで年利5.00%のキャッシング1回払いが利用できる点も魅力のひとつです。
即日融資に対応しており、融資スピードは申し分ありません。全国の金融機関やコンビニATMが利用でき、借入・返済にかかる手数料は月3回までは無料です。カードレス契約ができないうえ、在籍確認が行われる場合がある点には注意が必要ですが、少額を低金利で借り入れたい人にはよい候補になるでしょう。
カードローンは必要なときに素早く借入できて便利な反面、ほかのローンと比べて金利が高いというデメリットも。安易にカードローンを利用して借りすぎてしまわないよう、ほかの方法も検討しましょう。
<カードローン以外の資金調達方法>
公的融資制度とは、国や地方自治体からお金を借りられる支援制度のこと。融資までの期間は1か月程度かかるものの、金利の低さはカードローンの比ではありません。誰でも利用できるわけではありませんが、貸付条件に合うものがないか調べてみる価値はありますよ。
申込方法は、①申込(仮審査)→②必要書類の提出(本審査)→③手続き完了の3ステップです。
<申込の流れ>
住信SBIネット銀行カードローンの利用には、住信SBIネット銀行の円普通預金口座が必須です。口座を持っていない人は、カードローンと同時に口座開設の申込をしましょう。
本審査に提出する書類は、本人確認書類の写しと収入確認書類の写しの2点。収入確認書類は、利用限度額を50万円以上に設定したい場合にのみ提出します。それぞれの受付可能な書類は以下のとおりです。
<本人確認書類(コピー)>
<収入確認書類(コピー)>
借入は24時間365日可能です。
申込もWebからいつでもできますが、土日・祝日の審査には対応していません。審査をスムーズに進めるためには、平日に申し込むのがベターでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンの借入方法は、PCやスマホ・スマホアプリ・ATMの3種類です。どの借入方法でも24時間365日利用でき、借入手数料はかかりません。
スマホやアプリからの借入では、ネットバンキングで直接銀行口座にお金が振り込まれます。クレジットカードの支払いや携帯電話代の引き落としに間に合わせたいときや、ローンカードが届く前に借り入れたいときに便利でしょう。
一方、ATMからの借入では、必要なお金を現金で引き出せる点がメリット。利用できるのはどのATMなのか、あらかじめ確認しておくとスムーズですよ。住信SBIネット銀行カードローンの借入ができるATMは、セブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行・イーネット銀行の4種類です。
ATMからのカードローンの借入でも、キャッシュカードの引出限度額と同じです。そのため、1日あたり引き出せるのは50万円以下であるため、50万円を超える借入を検討している人は、数日に分けて手続きをする必要があります。
住信SBIネット銀行カードローンの基本の返済方法は、自動引き落としです。引落日は毎月5日。返済額は前月の借入残高で決まります。
<毎月の返済方法>
なお、住信SBIネット銀行口座の円普通預金から引き落とされるので、事前に返済金額以上の入金が必要です。口座への入金方法は提携ATMからの「預け入れ」、もしくは、ほかの銀行口座からの振込が選べます。
余裕のあるときは、毎月の返済とは別に追加で返済も可能です。追加返済は、借入残高の全額・指定金額の2種類。全額返済はWebサイトから、指定金額の返済はWebサイト・提携ATMから手続きできます。
<追加返済の方法>
提携ATMから追加返済する場合は、「カードローン」を選んでくださいね。
住信SBIネット銀行カードローンは誰でも借りられるわけではありません。審査に通過するためには、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
<申込条件>
申込者の返済能力を調査する審査は、法律によって義務づけられています(参照:金融庁の与信審査取り組み)。基本的に、審査が甘いカードローンは存在しないと考えておくとよいでしょう。
住信SBIネット銀行では、利用限度額の増額が可能な利用者に対して「カードローン増額申込みのご案内」を随時送っています。案内を受け取った場合、記載された申込期限内であれば増額の申込が可能です。
審査基準は非公開ですが、一般的に審査では返済能力を重要視しています。増額を希望する場合は、以下のようなポイントに気をつけながら住信SBIネット銀行からの案内を待ちましょう。
審査に落ちた場合、提出した書類は返却されません。また、理由も教えてもらえないので、審査落ちを防ぐためにできるだけ対策をしておきましょう。
<審査落ちを防ぐための対策>
住信SBIネット銀行カードローンについて、よくある質問への回答をまとめました。
カードの再発行は、ログイン後の「カードの再発行」画面から手続きできます。ただし、紛失・盗難によるカードの再発行には、1,100円の手数料が発生。IC不良・破損・汚損などでカードが使えなくなった場合の手数料は無料です。
カードの紛失・盗難の場合は、まずは「お客さま情報」→「カード紛失・発見」 画面で取引の停止をしてくださいね。
クレジットカードのショッピング機能とは、購入した商品の代金をあとから支払う機能のことです。支払い方法は、翌月1回払い・分割払い・リボ払いなどから選べます。
一方、カードローンはクレジットカードのキャッシングのように、現金を借りる機能のこと。カードローンとクレジットカードのキャッシングの主な違いは、借入限度額です。
一般的に、キャッシングはカードローンより借入限度額が低めに設定されています。まとまった資金を借り入れたい場合はカードローンを選ぶとよいでしょう。
カードローンと同時に新規で口座開設をした場合、キャッシュカードは自動的に発行されません。キャッシュカードの発行を希望する場合は、口座開設後にWebサイトから発行手続きを行いましょう。1週間ほどで、転送不要の簡易書留郵便にて郵送されます。
ちなみに、カードがなくてもコンビニATMの利用は可能です。「アプリでATM」を使えば、カードのかわりにスマホアプリで全国のセブンイレブン・ローソンのコンビニATMでカードローンの借入や返済ができますよ。
カードローンの問い合わせは、問い合わせフォーム(メール)・電話で受け付けています。オペレーターの対応時間は以下のとおりです。
<カードローンの問い合わせ窓口>
フォームでの問い合わせは、最短30分で回答。ログインしてから問い合わせるとスムーズですよ。
返済日は毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)、返済額は前月末の借入残高によって決まります。例えば、前月末の借入残高が2,000〜10万円までなら、返済額は2,000円。前月末の借入残高が100〜150万円までなら、返済額は20,000円です。
最低返済額より多く返済したい場合は、追加返済を利用しましょう。
毎月の返済日に引き落としができないと「延滞」となり、新たな借入ができなくなるので注意しましょう。再度借入ができるようにするには、返済により延滞を解消する必要があります。
返済が遅れているときや遅れそうなときは、ログイン後、入金予定日を「お問い合わせフォーム」から連絡してください。返済遅れは信用情報にも影響します。翌月1日に送られる返済日と返済額のメールを確認して、口座に十分なお金を入金しておきましょう。
住信SBIネット銀行では、カードローンの返済シミュレーションツールを用意していません。しかし、「カードローン 返済シミュレーション」で検索すると、他社の返済シミュレーションがたくさん見つかります。
借入金額に加え、毎月の返済額・金利も条件として手入力できるものなら、住信SBIネット銀行カードローンの返済期間シミュレーターとして活用可能です。無理なく返済できるか、借入前に確認しておきましょう。
一括返済(全額返済)をすると、利息を含むすべての借入額を返済できます。カードローンの利息は日割りで計算されるため、一括返済をすることで利息を支払う必要がなくなり、総支払額を抑えられる点が大きなメリットです。
ほかにも、信用情報に完済履歴が記録されて「返済力がある」と評価される、借入限度額に余裕が出るといったメリットがあります。
ただし、無理に一括返済をすると家計に影響を与え、借入を繰り返す可能性も。余裕のあるときは繰上返済(金額指定返済)をうまく利用して、計画的に返済してくださいね。
カードローンの解約は、住信SBIネット銀行のWebサイトから手続きできます。ログイン→「お客様情報」画面の「代表口座解約」→「お客さまご自身で手続きが必要となる取引」の「カードローンのお手続き」画面へ進みましょう。
なお、カードローンの解約は、利息を含む全額の返済が済んでいることが条件です。借入残高がある時点で解約手続きをしても、処理されないので注意してください。
住信SBIネット銀行カードローンの利用限度額(利用可能枠)は、10〜1,000万円の範囲内で審査によって決まります。
ちなみに、貸金業法の総量規制というルールにより、貸金業者は契約者の年収の3分の1を超える融資ができません(参照:日本貸金業協会)。そのため、借入できる金額は他社からの借入も合わせて、年収の3分の1が目安です。
一方、銀行は貸金業社ではないため総量規制の対象にはならず、年収の2分の1以下に上限枠を設定しているところが8割ほどを占めます(参照:金融庁の銀行フォローアップ調査)。とはいえ、あくまでも限度額は審査で決まるため、目安の金額いっぱい借りられるとは限りません。
住信SBIネット銀行の公式サイトには、最短30秒で利用限度額と金利の目安がわかる「ローン審査シミュレーション」があります。カードローンに申し込む前に、どれくらい借入できそうかを確認しておくとよいでしょう。
最初の契約期限は、契約日から1年後の月末です。その後は、毎年審査のうえ更新されます。
更新時の審査の結果によっては契約内容が変わったり、更新できない可能性もある点には留意しておきましょう。
住信SBIネット銀行カードローンでは、「カードローン新規ご契約・お借入れプログラム」を常時開催しています。カードローン新規契約・借入をした人限定で、最大36,500円を獲得できるプログラムです。
<プログラムの内容>
「デビットカード設定」とは、カードローンご契約と同じ支店で発行しているデビットカード(Mastercard)を、スマートフォン等に設定し「タッチ決済」ができる状態にすることです。
詳しい条件は公式サイトで確認しましょう。また、期間限定のキャンペーンを開催していることもあるので、キャンペーン一覧もチェックしてくださいね。
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