
最短当日で融資が受けられるカードローン、三井住友銀行 カードローン。「金利は消費者金融より低い」「すぐに借入できた」と高評価の口コミがある一方、バレにくさや無利息期間の有無が気になり、申込を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果を解説します。
さらに、レイクやバンクイックなどの人気のカードローンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。在籍確認電話の有無や借入期間を考慮した比較も行いましたので、カードローン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
電話での在籍確認があることもネックです。公式サイトには銀行名で電話をかけると記載されており、職場の人に怪しまれたくない人は注意が必要。職場への電話を避けたい人は、カードローンプラザに相談するのもひとつの手です。在籍確認の電話を原則しないカードローンもあったため、気になる人はほかも検討してみてください。
借入額が100万円超えなら上限金利は年12.0%と低めです。比較したカードローンには年15.0%を超えるものも複数あったため、100万円超えの金利はトップレベルの低さ。「金利は消費者金融より低い」という口コミにも納得できます。利息負担を抑えられるため、高額融資を希望する人にはおすすめです。
カードレスで借入でき、周囲にバレにくいこともメリット。契約時にカードレスを選べばローンカードが届かず、利用中の郵送物もありません。家族や周囲にバレにくいほか、カードレスなら最短当日の借入も可能。登録先の口座への振込手数料もかからず、カードレスのメリットは大きいでしょう。
三井住友銀行の預金口座がなくても申込可能で、「すぐに借入できた」という口コミにもうなずけます。しかし、無利息期間がないことや在籍確認の電話があることが気がかりです。比較したなかには、さらにバレにくく無利息期間を設けているカードローンも。短期・少額の借入でバレ対策を重視したい人は、ほかのカードローンも検討してみてください。
<おすすめな人>
三井住友銀行 カードローンは株式会社三井住友銀行が提供するカードローンであり、保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。金利は年1.5~14.5%で、10万円から800万円までの借入可能。アプリで好きなときに借入・返済ができます。
<三井住友銀行 カードローンの特徴>
カードローンは正規の業者から正しく借りれば、危険性は少ないでしょう。というのも、貸し手である金融機関には、利用者が返済できない状況に陥らないよう規制が設けられているからです。利息が高くなりすぎないように上限金利が定められ、年収の1/3超えは貸し出せない決まりがあります。
借入先は必ず正規の業者を選びましょう。闇金から借りると、法外な利息の請求や脅迫まがいの取り立てに合う恐れがあります。正規の業者であるかは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスから調べてみてくださいね。
安易に借入しないことも大切です。まずは家計の見直しで解決できないか考えましょう。必要なときに必要な金額だけ借りて、余裕があるときに繰り上げ返済をすると利息負担を抑えられます。返済計画をしっかり立てたうえで、借入を行ってくださいね。
融資スピードが早いものとしてユーザーが満足できる基準を「当日中に借り入れできる可能性があるカードローン」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2025年10月21日時点の情報をもとに検証を行っています。
お金を借りたことがバレにくいものとしてユーザーがとても満足できる基準を「家族や職場の人にバレるリスクが少ないカードローン」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2025年10月21日時点の情報をもとに検証を行っています。
返済負担が軽いものとしてユーザーがとても満足できる基準を「上限金利が低いカードローン」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。上限金利以上の金利になることはないため、適用され得る最大の金利として上限金利を採用しています。2025年12月1日時点の情報をもとに検証を行っています。
返済負担が軽いものとしてユーザーがとても満足できる基準を「無利息期間が長いカードローン」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2025年12月1日時点の情報をもとに検証を行っています。
すべての検証は
マイベストが行っています
公式サイトによると、銀行名で電話がかかってくるとのこと。勤務先への電話に懸念がある場合は、カードローンプラザに相談するよう記載があります。もしかしたら勤務先への電話以外の方法で、在籍確認をしてもらえるかもしれません。
借入額が100万円超えの上限金利が、年12.0%と低いことが魅力です。比較したカードローンのなかには年15.0%を超えるものも複数あったなか、上限金利はトップクラスの低さ。「金利は消費者金融より低い」との口コミは本当でした。総支払利息を抑えられるため、100万円超えの借入をしたい人は検討してほしいカードローンです。
利息の合計額をシミュレーションしてみたところ、以下の違いがありました。なお、借入日数や返済方式によって支払利息の合計が異なるため、月初に借入し、月末の借入残高に応じて発生する利息を計算しています。
公式サイトとのシミュレーション結果とは多少差があります
三井住友銀行の住宅ローンを利用中の人であれば、ライフイベント応援パックの利用も検討しましょう。上限金利が年8.0%と、さらに低金利でカードローンを利用できますよ。
利用中の郵送物も原則ないため、家族や周囲の人にバレにくいことがメリット。比較したカードローンは、利用中の郵送物はないところが多かったものの、契約時にローンカードが届くところは複数ありました。三井住友銀行の普通預金口座を持っていない人やWEBより申込した人で、本人確認をオンラインで行った場合に「カードレス」を選択できますよ。
最短で当日中に融資が受けられることもメリット。銀行カードローンは融資まで1~2週間かかるものが多かったなか、「すぐに借入できた」という口コミどおりの結果でした。銀行から急ぎでお金を借りたい人におすすめです。ただし、審査状況によっては、最短時間での借入ができない場合もあるので注意してくださいね。
ローン契約機でローンカードを受け取り、ATMから借入する方法も。カードを受け取りに行く必要がありますが、その場ですぐ借入できます。状況に合わせて、借入方法を選んでみてくださいね。
三井住友銀行の普通預金口座がなくても申込ができます。口座開設が必須の銀行カードローンが多いなか、申込の手間や時間を省けることがメリットです。
登録した他行口座宛ての振込も手数料無料で、口座を増やしたくない人におすすめ。ただし、口座の開設はありませんが、審査通過後にカードローン口座が開設されるので留意しておきましょう。
三井住友銀行に預金口座をすでに持っている場合は、さらに手続きがスムーズに。口座を持っていない場合のカードローン申込に比べて、入力内容が少なく済みます。キャッシュカードを使って借入も可能で、さらに利便性が高まりますよ。
<手数料無料の提携ATM>
また、カードレスで借り入れる際、登録した他行の口座への振込や繰り上げ返済の手数料も無料。手数料を気にせず気軽に利用したい人にぴったりですよ。
| 融資までの時間 | 最短当日(*2) |
|---|---|
| 在籍確認の電話原則なし |
良い
気になる
| 借入限度額 | 10万〜800万円 |
|---|---|
| 無利息期間あり | |
| 無利息期間の利用条件 | |
| 即日融資可能 | |
| 土日の借入可能 | |
| Web明細可能 | |
| カードレスで借入可能 | |
| 契約可能年齢 | 満20歳以上69歳以下 |
| 学生の申込可能 | |
| パート・アルバイトの申込可能 | |
| 専業主婦の申込可能 | |
| 年金受給者の申込可能 | |
| 申込方法 | Web、電話、ローン契約機 |
| 必要書類 | 本人確認書類、収入証明書類(借入額が50万円を超える場合) |
| 申込できる地域 | 全国 |
| 無人契約機あり | |
| 借入方法 | ATM、振込 |
| 返済方法 | 口座振替、ATM、ネットバンキング、振込 |
| 利用可能なATM | 自社ATM、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM 、ゆうちょ銀行ATM(*5) |
| コンビニATMの利用可能 | |
| 提携ATMの利用手数料 | 無料(一部のATMのみ) |
| 繰り上げ返済手数料無料 | |
| 自動融資機能 | |
| 毎月の最低返済額(残高:返済額) | 10万円:2千円、50万円:1万円、100万円:1万5千円 |
| 登録番号 | 関東財務局長(登金)第54号 |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
三井住友銀行 カードローンは、短期・少額で借りたい人や、在籍確認の電話が気になる人には向いていないことがわかりました。そこで、三井住友銀行 カードローンのデメリットが気になる人におすすめのカードローンをご紹介します。
短期・少額の借入ならレイクがおすすめです。レイクの上限金利は年18.0%と高めですが、初回利用・Web申込などの条件を満たせば、無利息期間が365日間設定されています。2か月以内で返済できそうなら、利息負担をかけずに借入できます。
電話での在籍確認も原則なく、申込から契約までWebで完結。申込時や利用中に「郵送なし」を選べばローンカードや書類が届くことはないため、家族や職場にバレにくいでしょう。カードレスならスマホアプリで借入できるので、手軽に利用したい人にもおすすめです。
★申し送り
無利息期間60日→365日
さらに、借入額が5万円以内であれば無利息期間を180日まで延長可能。を削除
消費者金融に抵抗があり、バレずに借りたいならバンクイックがおすすめ。在籍確認の電話がない場合もあり、全国のATMコーナーにあるテレビ窓口でローンカードを受け取れます。利用中の郵送物もないため、周囲にバレにくいことが特徴です。
上限金利は100万円未満だと年14.6%、100万円以上だと年13.6%。比較したすべてのカードローンの平均が100万円未満で年16.04%だったことから、特別低金利とはいかないものの、利息負担を抑えられます。長期で借入したい人には候補となるでしょう。
口座を持っていなくても融資は最短即日で可能。すぐに銀行カードローンで借りたいけれど、在籍確認の電話を避けたい人はバンクイックもぜひ候補に入れてみてください。
★申し送り
・平均金利を更新
カードローンの審査に通過できないなら、公的融資制度も検討してみてください。公的融資とは低利子や無利子といった少ない返済負担で、国からお金を借りられる制度です。
生活に困ったときに無利子で借りられる緊急小口資金や、年3.00%の金利で職業訓練中の生活費を補填できる求職者支援資金などがあります。消費者金融や銀行カードローンと比べて非常に低金利で融資を受られますよ。
民間の貸付に比べて、融資まで時間がかかることはデメリットです。源泉徴収票や給与明細書などの収入証明書、自立に向けた計画書といった必要書類も多め。しかし、利用できるなら返済負担はかなり軽減できます。以下のコンテンツで詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
三井住友銀行 カードローンの申込は、パソコンやスマートフォン・ローン契約機・電話の3種類から可能です。申込手続きをして、本人確認書類を提出すると審査が始まります。
審査通過の連絡がきたら、郵送でローン専用カードを受け取り借入が可能に。ローン契約機で申込する場合は、審査の連絡前にその場でローンカードを受け取れます。Webから申し込めば、カードレスでの契約もできますよ。
審査には本人確認書類が必要です。50万円以上の借入申込なら、収入証明書も提出しなければなりません。提出できる書類は以下のとおりです。
<本人確認書類>
<収入証明書>
土日・祝日でもWebから審査の申込は可能ですが、実際に審査が行われるのは翌週以降の営業日。当日の融資にも対応していないため、土日・祝日にすぐに借りたい人は注意してください。
カードローンは誰でも借りられるわけではなく、一定の基準を満たしていなければ審査に通過できません。審査基準が設けられているという意味では、「審査は厳しい」といえるでしょう。銀行カードローンは審査に時間がかかることも、厳しいといわれる理由のひとつです。
そもそも申込条件に合致していない人は、ほかの基準をクリアしていても審査は通りません。また、過去に返済やクレジットカードなどの支払いを延滞したことがある人も、審査に落ちやすいでしょう。
収入や他社借入の有無も審査基準です。収入が低ければ、返済能力がないと判断されるかもしれません。収入が高いほど、審査に通過しやすくなりますよ。
貸金業法のなかに総量規制というルールがあり、年収の3分の1を超える借入はできません。銀行は総量規制の対象外ですが、同じような基準で審査されることがほとんど。他社借入がある人は、現在の借入を整理してから申し込みましょう。
借入方法はATMからと、SMBCダイレクトのWebやアプリからの2種類。SMBCダイレクトとは、三井住友銀行のインターネットバンキングサービスのことです。
ATMで借入する際、ローン専用カードが必要です。カードレスを選んだ場合はATMから借入できないため注意してください。三井住友銀行のATM、その他提携ATMから借入ができ、三井住友銀行の口座を持っていれば、普通預金キャッシュカードでも借入可能。ただし、キャッシュカードでの借入は三井住友銀行ATMやコンビニATMに限られます。
アプリやSMBCダイレクトからは、手数料無料で指定口座へ振込・振替が可能。ログインの操作方法は以下のとおりです。
<ログイン方法>
ログイン後、「お借り入れ」から借入手続きをしましょう。なお、SMBCダイレクトから借入するには事前申込が必要です。ローン契約機か、以下の番号に電話して申込をしてください。
<SMBCダイレクトからの借入申込>
返済方法は以下の3種類で、状況によって合う方法を選べます。繰り上げ返済したい場合は、ATMかSMBCダイレクトから返済しましょう。
<ATMで返済>
指定した約定返済期日までに、ATMでカードローン口座へ入金します。借入と同様に、カードレスを選択した場合は利用できません。三井住友銀行ATM・提携コンビニATM・ゆうちょATMにて手数料無料で返済が可能。普通預金キャッシュカードを利用して返済する場合は、ゆうちょATMでは返済できないため注意してください。
<SMBCダイレクトで返済>
SMBCダイレクトからカードローン口座へ振込して返済できます。他行インターネットバンキングからSMBCダイレクトへ入金することで、他行口座からも返済可能。振込手数料は無料です。
<口座引き落としで返済>
返済用預金口座を登録し、自動引き落としで返済。約定返済期日までに入金がなかった場合自動で返済額が引き落とされるため、返済をし忘れる心配がありません。
三井住友銀行 カードローンのよくある質問をご紹介します。
<SMBCダイレクトにログインできる場合>
三井住友銀行 カードローンの問い合わせは、カードローンプラザに連絡してください。
<カードローンプラザ>
返済日は毎月5日・15日・25日・月末で、設定した返済日は変更できません。契約時は返済日を慎重に決定しましょう。
最低返済額は2,000円から。返済によって借入残高が減少すると、自動的に約定返済額が変更されるため、自身で変更手続きをする必要はありません。返済額は、SMBCダイレクトかカードローンアプリから確認できますよ。
返済が遅れた場合、遅延損害金が発生します。遅延損害金とは、返済が遅れた際に生じる利息のことです。
遅延損害金は、利息と同じく借入残高に対して日割りで計算。三井住友銀行 カードローンでは、返済が遅延すると借入残高に対して年19.94%の遅延損害金が発生します。日割りで計算されるため、返済を忘れてしまった場合は1日でも早く返済しましょう。
借入金額を指定の期間で返済するときの、毎月の約定返済額を算出でき、無理のない返済プランを立てられます。契約前にぜひ利用してみてくださいね。
増額審査を受けて通過することで、利用限度額は増額が可能です。
審査基準は公開されていません。申告した借入希望額をもとに、収入や返済能力などを考慮した審査により利用限度額が決定されます。増額したい場合はカードローンプラザに連絡してください。
本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。
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