スリムボディで片手でも扱いやすいと評判の、NEC LAVIE(ラヴィ) T8 PC-T0855CAS。インターネット上のレビューには「液晶画面がきれい」「画面が見やすく、動画視聴にぴったり」など高評価のコメントが見られる一方、「速度処理は相応」「SIM不対応なのが惜しい」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、NEC LAVIE T8を含むタブレット全19商品を実際に使ってみて、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
NECのLAVIE T8は、幅広いアプリを楽しめる、コンパクトなAndroidタブレットをお探しの人におすすめです。画面占有率は約76%と高めで、8インチながら動画やゲームに没入しやすいのが利点。重量は305gと軽く、片手で持ち続けてもそれほど負担を感じません。
人気アプリをGoogle Playからダウンロードできるのもメリット。3Dゲームの動作はやや遅めですが、そのほかは起動・切り替えともにスムーズでした。操作性についても、スクロールは若干もたつくもののタッチ反応は上々。調べ物や動画視聴など、カジュアルに使いたい人には重宝しますよ。
また、ディスプレイの発色がよく、映像をクリアに再現できていたのもよい点です。拡大しても細部までクリアに描写し、ほどよい没入感も味わえました。音質は、スピーカーが片側1つのため聴こえ方に偏りがあり、低音も控えめ。ただ高音はパワフルなので、ある程度の迫力は感じられる印象です。
動画の連続再生時間が約9時間半と長く、顔認証でロック解除できるのもうれしいポイント。価格も3万円ほどと手が届きやすく、NECならではの手厚いサポート体制も整っています。毎日手軽に使える1台がほしいなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
NECは、創業120年以上の歴史を持つ日本の老舗電機メーカー。パソコンのLAVIEシリーズでも人気を誇っています。
同シリーズのなかから今回ご紹介するのは、2021年8月に販売されたLAVIE T8 PC-T0855CAS。8型ワイドのコンパクトボディで、子どもでも扱いやすいサイズ感が魅力です。
動画視聴やゲームを快適に楽しめるよう、CPUにはパワフルな8コアプロセッサーのMediaTek Helio P22Tを採用。メモリ3GB・ストレージ32GBを備え、OSにはAndroid 11を搭載しています。
本体サイズは19.91×12.18×0.815cmで、重量は約305gと軽量。バッテリー容量は5,100mAhあり、WEB閲覧であれば約13時間連続で使えると謳われています。
サウンドシステムには、Dolby Atmosを採用。迫力あるサウンドを楽しめるよう、コンテンツに応じて音質を自動調整できるのがメリットです。
また、ディスプレイはどんな角度からでも見やすいIPS液晶で、画面解像度は1280×800ドット。カメラの画素数は、フロント約200万画素・リア約500万画素です。
持ち運ぶ際には、別売りのフォリオケースの利用がおすすめ。角度調整可能なスタンド機能付きで、デスクやテーブルに置くのにも便利ですよ。
保護フィルムもついており、衝撃などから液晶をガードできるのもうれしいポイントです。
NECならではのサポート体制も魅力のひとつ。電話相談・修理受付・チャットサポートなどに対応し、故障時はタブレットを無料で引き取ってくれます。
また、付属のセットアップシートには基本の使い方がわかりやすく記載されており、初心者でもすぐに使い始められます。詳しい操作方法は、電子マニュアルでも参照可能です。
8型をお探しの人は、メモリ6GB・ストレージ128GBを備えた上位モデルのT0875CASも要チェック。さらに公式オンラインショップでは、メモリ4GB・ストレージ64GB搭載のTAB08H02も販売しています。
LAVIEシリーズではこのほか、7型ワイド・10.1型ワイド・11.5型ワイド・12.6型ワイドなど多彩なサイズを展開。興味がある人は、公式サイトものぞいてみてくださいね。
画像はTAB08H02
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずはじめに、処理性能を検証します。
CPUとGPU性能を数値化できるベンチマークアプリ「Geekbench 5」と「3DMark」を使用し、評価を行いました。なお、CPUはマルチ・シングルの両方のスコアを算出しています。
CPUにはMediaTek Helio P22Tを搭載し、ベンチマークスコアはシングル169点・マルチ957点。不満を感じにくいといわれるマルチスコア約1,600点を下回っており、性能は高いとはいえません。
ネットサーフィンなど通常の使用には十分ですが、グラフィック系アプリや3Dゲームなどは処理にラグが出る可能性があるでしょう。
次に、画質のよさを検証します。
同一の静止画と動画データを各タブレットに表示し、mybestの5人で画質のきれいさをチェックしました。ここでは、描写力・色合い・没入感に着目しています。
画像をチェックしてみたところ、わざとらしさのない自然な印象でクリアに再現できていました。一部「やや青みが強い」との声があったものの、彩度とコントラストが高く色合いも鮮やかです。
画面のサイズは小さめですが、奥行きがありほどよい没入感を得られたのもメリット。画像の読み込みにはやや時間がかかるものの、調べ物や動画視聴を楽しむぶんには十分なクオリティといえます。
続いて、音質のよさを検証します。
mybest5人が、縦向き・横向きの両方から音を聴いて評価を実施しました。具体的なチェックポイントは以下のとおりです。
実施に聴いてみると、音自体はクリアなものの、低音が弱めで高音とのバランスはいま一歩。ボリュームを上げると音割れしやすい点も気になりました。
またスピーカーが片側に1つしかないため、偏って聴こえるのもややネック。包み込まれるような感覚は少なく、没入感も控えめです。
ただ一部の人からは、「高音や強い音はパワフルで、ある程度の迫力はある」との声もあがっています。低音やボリューム重視でなければ、許容範囲といえるでしょう。
さらに使用感を左右する、画面の応答性を検証します。
mybest5人が実際にタブレットを使用し、タッチやスクロールの反応とスムーズさを確認しました。
操作してみると、若干のカクつきがありスクロールは非常になめらかとはいえない印象です。モニターからも「指で拡大・縮小するときにタイムラグがある」といった意見がやや多めでした。
ただ、「細かいところでもタッチできる」など、タッチ操作を遅延なく行えたのはメリット。アプリ起動や切り替えも、比較的スムーズでした。
続いて、サイズの検証です。
手に持って使うことが多いタブレットは、本体の大きさと重量が気になるポイント。mybest5人が実際に使ってみてサイズ感を確認しました。
重さは305gとサイズに適した重量感で、長時間手に持っても疲れにくいと好評。8インチとコンパクトなため、バッグに入れて持ち運びしやすいのもよいところです。
画面占有率は約76%と比較的大きく、「フチはあまり気にならない」との声も聞かれました。大画面で動画を見たい人にはやや物足りない可能性がありますが、ブラウジングやデジタルブックなどには重宝するでしょう。
続いて、対応アプリの検証です。
タブレットにSNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30アプリをインストールし、動作確認を行いました。
対応アプリ数は、今回検証した全商品のなかでもトップレベル。AndroidOSでGoogle Playに対応しているため、すべてのアプリをインストールできました。
これなら、ビジネスから趣味までの幅広いコンテンツを楽しめるでしょう。
【検証で確認できた対応アプリ】
さらに、バッテリー性能も検証します。
画面の明るさを最大に設定して動画を再生し、連続再生時間を計測。どのくらいバッテリーが持つかを評価しました。
検証してみると、動画の連続再生は9時間32分と、普段使いには十分なレベル。全体平均の8時間弱と比べても、優秀な結果です。
また、公式サイトにはWEB閲覧時の稼動時間が約13時間と記載されています。1日中持ち歩いても、バッテリーが切れてしまうことは少ないでしょう。
続いて、付加機能を検証します。
以下の7点に着目して、加点方式で採点を行いました。
調べてみたところ、防水機能やSIMフリーモデルなどには対応していませんが、顔認証によるロック解除が可能。Googleアカウントがあればキッズモードを利用できるので、子どもが使う場合にも重宝しますよ。
【付加機能】
最後は、価格の検証です。
販売価格を参考に、安いものほど高評価としました。
リサーチの結果、公式価格は税込31,680円(2022年1月15日時点)。全商品の平均価格である約3万円と大きな差はありませんでした。
処理性能や音質にこだわる人にはやや高いですが、対応アプリ数やバッテリー重視ならコスパは比較的よいでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
コンパクトで高性能な1台がほしい人には、iPad mini(第6世代)がぴったり。スピーカーを4つ搭載し、縦でも横でもバランスのよいサウンドを楽しめます。発色も美しく、8.3インチの小さめ画面ながら映像・音への没入感も味わえますよ。処理能力も高く3Dゲームのプレイも快適です。
高コスパなAndroidタブレットをお探しなら、Xiaomi Pad 5がもってこい。大画面11インチの広々スクリーンと高い解像感で、映像は迫力満点です。スピーカーは上下に4つ搭載され、高音・低音のバランスも良好。iPadにも負けないクオリティで、ソシャゲ好きな人にも大活躍するでしょう。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 11.0インチ |
---|---|
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 120Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
幅 | 16.6cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 0.7cm |
重量 | 511g |
OS種類 | MIUI for Pad |
コア数 | 8コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
SIMカード | 不明 |
CPU | Snapdragon 860 |
メモリ | 6GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、128GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1300万画素 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | ◯(顔認証) |
スピーカーの数 | 4個 |
バッテリー容量 | 8720mAh |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | 不明 |
マイクあり | 不明 |
特徴 | 中華メーカー、ゲーム向け |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | 不明 |
ブルーライトカットモード | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
Xiaomi Pad 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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