家中に広く電波が届き、高画質動画を快適に楽しめると評判のNighthawk AX8 RAX80-100JPS。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「初心者には設定が難しい」「複数の端末を同時接続すると速度が安定しない」といった気になる声もみられ、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、Nighthawk AX8 RAX80-100JPSを含むWi-Fiルーター全35商品を実際に使ってみて、通信速度・同時接続台数・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
Nighthawk AX8 RAX80-100JPSは、安定した通信速度を求める人におすすめです。戸建ての2階に設置したところ、通信速度は704Mbpsと高い数値をマーク。さらに6つの計測地点すべてで、全商品の平均値を上回りました。
ただし、1階に設置すると、3階の最も離れた場所では速度が大きく低下する結果に。家中に満遍なくWi-Fiを届けるためには、できるだけ家の中心部に設置するとよいでしょう。
また、10台を同時接続しても、通信速度の減衰率は80%に抑えられました。スマホやパソコンのほか、スマート家電など複数の端末を使用する人にも向いているといえます。機能性も高く、アプリでは初期設定・通信速度の確認が可能です。ビームフォーミング・MU-MIMOといった、付加機能が備わっているのも高評価につながりました。
執筆時点での販売価格は、税込22,000円(公式サイト参照)です。快適にインターネットを楽しみたい人はぜひ検討してみてください。
NETGEARは、ビジネスモデルから一般家庭向けまでハイスペックなWi-Fiルーターを数多く手がけています。
今回ご紹介するNighthawk AX8 RAX80-100JPSは、2.4GHz帯で最大1,147Mbps・5.0GHz帯で最大4,804Mbpsと、合計約6Gbpsの高速通信が謳われている商品です。
左右の羽にあたる部分には、4つの高性能アンテナを内蔵。
それぞれのアンテナは、電波を送るのに最適な位置に配置しています。アンテナの角度調節が不要のため、初期設定後は置くだけで手軽に使えますよ。
また、TWT(Target Wake Time)機能を装備しているのも魅力です。インターネットを利用していないときはルーターが一時的にスリープ状態になるため、端末の消費電力を抑えられます。
ポートは、ギガビットLAN×5・ギガビットWAN×1を搭載。
6つのポートのうち2つは複数の通信をまとめる「リンクアグリケーション」に対応しており、有線での接続でも最大2倍の通信速度が期待できます。
ルーターと外付けHDDをUSBケーブルで接続すれば、外出先から自宅のデータにアクセスすることも可能です。
サイズは305x202x161mm、重量は1,281g。
アンテナのないスタイリッシュなデザインで、平置き・壁掛けのどちらでも設置できます。部屋の雰囲気にもなじみやすいでしょう。
今回は、Nighthawk AX8 RAX80-100JPSを含むWi-Fiルーター全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:通信速度
検証②:同時接続台数
検証③:機能性
まずは、通信速度の検証です。
都内の3階建ての戸建てを貸し切り、ワンルーム/1LDK・戸建て2階/マンション2LDK・戸建て3階/マンション3階の住宅環境を想定して、部屋ごとの通信速度を実際に測定しました。今回の検証では、PCに「ASUS ZenBook 15」・計測アプリに「LAN Speed Test」を使用しています。
なお、使用環境が変われば通信速度の値も変わってくるため、必ずしも今回の検証結果と同じ数値が出るとは限りません。
<上り(5.0GHz)の通信速度一覧 単位:Mbps>※()内は全商品の平均
Wi-Fiルーターを設置した2階付近では704.79Mbpsと、優れた通信速度を発揮。
壁2枚を隔てた場所でも速度の減衰は少なく、今回検証した6つの計測ポイントすべてで全商品の平均値を上回りました。設置場所から離れた1階・3階でも400Mbps前後をキープできており、ストレスなくインターネットを利用できるでしょう。
ただし、ルーターを1階に設置し3階のリビングにて計測したところ、通信速度(2.4GHz)は上り28.49・下り94.19と低下しました。
家全体に広くWi-Fiを届けたい場合は、家の中心付近に設置にしましょう。
続いて、同時接続台数の検証です。
スマホ・PC・ゲーム機など合計5台を接続した場合と、10台同時に接続した場合の通信速度をそれぞれ測定します。1台のみの場合と比較し、通信速度の減衰率を算出して評価しました。
実際に複数端末を同時接続してみたところ、5台・10台ともに通信速度は良好でした。
1台のみ接続した場合の通信速度が534.42Mbpsであったのに対し、5台接続時は546.77Mbps・10台接続時は430.85Mbpsを記録。10台接続時の減衰率は、約80%と抑えられています。
日頃からスマホやゲーム機など、多くの端末を使用する人にも向いている印象です。
最後に、機能性の検証です。
実際の使用感にくわえて、公式サイト・取扱説明書の商品情報をチェックし、付加機能が豊富に備わっているか確認しました。
今回着目したポイントは、以下の通りです。
<検証結果一覧>
スマホアプリで簡単に初期設定が完了するのはうれしいポイント。さらにアプリ内で、接続機器の管理や通信速度のチェックが行えるのも便利です。
IPv6非対応な点は惜しいものの、Wi-Fi6規格は備わっています。
通信時の待ち時間が少ないMU-MIMO機能や、特定の場所にWi-Fiを飛ばせるビームフォーミング機能も搭載。総合的にみて、付加機能は申し分ありません。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
バッファローのWXR-6000AX12Sは、遠くまでWi-Fiが安定して届くのが魅力です。1階に設置したところ、3階にある部屋の隅でも160Mbpsの通信速度を記録しました。離れた場所でも速度が低下しにくく、快適に通信できるでしょう。付加機能も十分に備え、さまざまな住宅環境で活躍しますよ。
ASUSのRT-AX82Uは、ラグと遅延を解消したゲーミングモードを搭載しています。さらに同社製品とメッシュWi-Fiを構築できる、AiMeshにも対応。機能性において、とくに高評価でした。デザインは機動戦士ガンダムをモチーフにしているので、ガンダム好きにもたまらないですね。
推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
専用中継機数 | 不明 |
給電方法 | 不明 |
専用中継機 | 不明 |
転送速度 | 最大4803+1147Mbps |
最大通信速度(理論値) | 4803+1147Mbps |
最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
周波数帯 | デュアルバンド |
周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
アンテナの種類 | 外付けタイプ |
アンテナ数 | 8×8 |
重量 | 1580g |
重量. | 1580g |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
LAN端子 | 不明 |
INTERNET端子 | 不明 |
LANポート | 最大10Gbps×1、最大1Gbps×3 |
コア数 | 不明 |
ビームフォーミング機能 | |
MU-MIMO機能 | |
メッシュ機能 | |
QoS機能 | 不明 |
中継機能 | 不明 |
IPv6対応 | |
VPN対応 | 不明 |
バンドステアリング機能 | 不明 |
ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
コンバーター機能 | 不明 |
専用アプリ | |
セキュリティサービスあり | 不明 |
キッズタイマー機能 | 不明 |
ネットフィルタリング機能 | 不明 |
検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
5GHz下り最大通信速度(検証時) | 707.66Mbps |
検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
5GHz上り最大通信速度(検証時) | 268.95Mbps |
検証時の5GHz下り最大通信速度 | 707.66Mbps |
2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の5GHz上り最大通信速度 | 268.95Mbps |
2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
最高下り実効速度 | 不明 |
最低下り実効速度 | 不明 |
通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大通信速度 | 4803+1147Mbps |
設置方法 | 縦置き |
セキュリティ規格 | WPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA/WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WEP(128-bit / 64-bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
メーカー保証期間 | 1年間 |
消費電力 | 35.9W |
同時接続可能 | |
同時接続台数 | 不明 |
セット売り | 不明 |
有線接続可能 | 不明 |
バッファロー WXR-6000AX12Sをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
ストリーム数 | 不明 |
最大帯域幅 | 不明 |
専用中継機数 | 不明 |
給電方法 | ACアダプター |
専用中継機 | 不明 |
転送速度 | 不明 |
最大通信速度(理論値) | 4804+574Mbps |
最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
周波数帯 | デュアルバンド |
周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
アンテナの種類 | 外付けタイプ |
アンテナ数 | 2×2 |
重量 | 374g |
重量. | 374g |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
LAN端子 | 不明 |
INTERNET端子 | 不明 |
LANポート | 最大1Gbps×4 |
コア数 | 3コア |
ビームフォーミング機能 | |
MU-MIMO機能 | |
メッシュ機能 | |
EasyMesh対応 | 不明 |
QoS機能 | |
中継機能 | 不明 |
IPv6対応 | |
VPN対応 | 不明 |
バンドステアリング機能 | 不明 |
ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
コンバーター機能 | 不明 |
専用アプリ | |
セキュリティサービスあり | 不明 |
セキュリティサービスの詳細 | 不明 |
キッズタイマー機能 | 不明 |
アクセスログの取得可能 | 不明 |
端末ごとのアクセス制限可能 | 不明 |
ネットフィルタリング機能 | 不明 |
6GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
5GHz下り最大通信速度(検証時) | 680.66Mbps |
6GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
5GHz上り最大通信速度(検証時) | 223.14Mbps |
検証時の5GHz下り最大通信速度 | 680.66Mbps |
2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の5GHz上り最大通信速度 | 223.14Mbps |
2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
最高下り実効速度 | 不明 |
最低下り実効速度 | 不明 |
通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大通信速度 | 4804+574Mbps |
設置方法 | 横置き |
セキュリティ規格 | Open system、 WPA/WPA2-Personal、 WPA/WPA2-Enterprise、 WPA3-Personal |
無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
メーカー保証期間 | 不明 |
消費電力 | 不明 |
同時接続可能 | 不明 |
同時接続台数 | 不明 |
セット売り | 不明 |
有線接続可能 | 不明 |
メーカー独自のメッシュ機能 | 不明 |
ポーチつき | 不明 |
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