受信感度がよく、広範囲にWi-Fiが届くと評判のバッファロー(BUFFALO) WXR-6000AX12S。インターネット上では、一軒家の2階の端でも快適に使えると高く評価される一方で、「接続が頻繁に切れる」「角部屋までは届かない」といった気になる声もあり、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、バッファロー WXR-6000AX12Sを含むWi-Fiルーター全35商品を実際に使ってみて、通信速度・同時接続台数・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
バッファローのWXR-6000AX12Sは、通信速度を重視する人におすすめです。
検証では1階から3階まですべての計測地点で、全商品の平均速度を大きく上回りました。とくに設置場所付近の速度は、707Mbpsとトップクラス。さらにルーターから最も離れた3階の部屋でも、160Mbpsと速度は良好です。
同時接続台数を10台まで増やした際の減衰率は83%と、通信速度の低下はみられませんでした。機能性も充実しており、初期設定簡単もスマホアプリから行えます。ビームフォーミング・MU-MIMO機能など、付加機能がそろっているのも好印象です。
ワンルームから戸建てまで幅広い住宅環境で快適に使えるので、Wi-Fiルーター選びで迷ったらぜひ検討してみてください。
Wi-Fiルーターだけでも15種類以上の製品を販売する、バッファロー。
ユーザーの用途に応じて選べる豊富なラインナップのなかから、今回は高性能モデルにあたるWXR-6000AX12Sをご紹介します。
本体上部には安定した高速通信を実現するため、独自に設計したデュアルスタックダイポールアンテナを搭載。
Wi-Fi5を備えた従来機よりも、約2.7倍の通信速度が謳われています。
アンテナは先端・接続部・根本の3軸構造を採用しており、上下・左右に向きの調節が可能です。
アンテナの向きをカスタマイズすれば、特定の場所に向けて電波を届けられます。
LANポートは、最大10Gbps×1・最大1Gbps×3を装備。
高速インターネット通信10Gbps回線に対応しているため、4K・8Kの高画質動画の視聴やeスポーツも楽しめますよ。
アンテナを除いた本体サイズは幅300×高さ195×奥行75mm、重量は1,580gです。
推奨利用環境は、戸建て3階建・マンション4LDK程度とされています。
セキュリティ機能「ネット脅威ブロッカープレミアム」のライセンスが、1年間無料で付いてくるのも魅力的。ネット環境を外部の不正なアクセスから守るのはもちろん、子どもに見せたくないサイトのアクセス制限も行えます。
インターネットを安全に利用するための配慮がされているのはうれしいですね。
今回は、バッファロー WXR-6000AX12Sを含むWi-Fiルーター全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:通信速度
検証②:同時接続台数
検証③:機能性
まずは、通信速度の検証です。
都内の3階建て一軒家を貸し切り、ワンルーム/1LDK・戸建て2階/マンション2LDK・戸建て3階/マンション3階の合計3パターンの住宅環境を想定して、実際に通信速度の測定を行います。1階から3階までの6地点でそれぞれ3回ずつ上り・下りの速度を計測し、平均値を割り出しました。
計測時に使用したPCは「ASUS ZenBook 15」、計測アプリは「LAN Speed Test」です。なお、使用環境が変われば実測値は変わってくるため、必ずしも本検証と同じ数値が出せるとは限りません。
<上り(5.0GHz)の通信速度一覧 単位:Mbps>※()内は全商品の平均
<下り(5.0GHz)の通信速度一覧 単位:Mbps>
実際に各部屋で測定したところ、通信速度の速さはトップクラスでした。
ルーターを設置した2階の書斎付近では、最大707.66Mbpsと高記録をマーク。そのほかすべての計測ポイントで、全商品の平均速度を上回りました。
ルーターの設置場所を1階へ移動させたところ、最も離れた3階のリビングでも、160.92Mbpsと安定した速度(2.4GHz)をキープ。検証した他商品には100Mbpsを下回るものも多くあったことから、ルーターとの距離が離れていても速度が減衰しにくいといえます。
ワンルームから2階以上ある戸建てなど、さまざまなシーンで快適にインターネットを利用できるでしょう。
続いて、同時接続台数の検証です。
スマホ・PC・ゲーム機を、合計5台・10台それぞれ同時接続した際の通信速度を測定します。1台のみ接続した場合の測定結果と比較し、通信速度の減衰率を算出しました。
スマホ・PC・ゲーム機を同時に測定しても、通信速度は安定した速さを保てていました。
5.0GHz帯における1台接続時の通信速度が539.09Mbpsだったのに対し、5台接続時は546.43Mbps・10台接続時は449.57Mbpsを記録。とくに10台同時接続時の減衰率は約83%と、通信速度の低下はほとんど感じませんでした。
自宅や職場など、複数端末で同時にインターネットを利用する際にも問題なく対応できます。
最後に、機能性の検証です。
実際の使用感に加えて、公式サイト・取扱説明書の商品情報を確認し、初期設定の簡単さなどの機能性を総合的にチェックしました。
今回着目したポイントは以下の通りです。
<検証結果一覧>
初心者でも扱いやすく、機能性の検証では比較的高評価を獲得。
初期設定は、専用のスマホアプリにて簡単に行えます。また、複数端末を同時に通信できるMU-MIMO機能や、端末の位置を特定してWi-Fiを飛ばすビームフォーミング機能にも対応。より速く安定した通信速度を求める上級者も、満足できる性能を備えています。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
最後に、また違った魅力をもつほかの商品をご紹介します。
ASUSのRT-AX82U GUNDAM EDITIONは、機動戦士ガンダムを表現したデザインが特徴です。Wi-Fi6に対応し、ゲーミングモードも搭載しています。実際に接続したところ、最大680Mbpsの通信速度を記録しました。同社の製品とメッシュWi-Fiを構築できるので、家中で快適なインターネットを楽しめますよ。
TP-LinkのArcher AX11000は、2つの5.0Gzをもつトライバンドに対応しています。検証では同時接続台数が10台まで増えても、速度の減衰率は79%に抑えられました。ビームフォーミングなど付加機能も備わっており、周波数を分散させれば多くの端末と安定して通信できるでしょう。
推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
ストリーム数 | 不明 |
最大帯域幅 | 不明 |
専用中継機数 | 不明 |
給電方法 | ACアダプター |
専用中継機 | 不明 |
転送速度 | 不明 |
最大通信速度(理論値) | 4804+574Mbps |
最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
周波数帯 | デュアルバンド |
周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
アンテナの種類 | 外付けタイプ |
アンテナ数 | 2×2 |
重量 | 374g |
重量. | 374g |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
LAN端子 | 不明 |
INTERNET端子 | 不明 |
LANポート | 最大1Gbps×4 |
コア数 | 3コア |
ビームフォーミング機能 | |
MU-MIMO機能 | |
メッシュ機能 | |
EasyMesh対応 | 不明 |
QoS機能 | |
中継機能 | 不明 |
IPv6対応 | |
VPN対応 | 不明 |
バンドステアリング機能 | 不明 |
ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
コンバーター機能 | 不明 |
専用アプリ | |
セキュリティサービスあり | 不明 |
セキュリティサービスの詳細 | 不明 |
キッズタイマー機能 | 不明 |
アクセスログの取得可能 | 不明 |
端末ごとのアクセス制限可能 | 不明 |
ネットフィルタリング機能 | 不明 |
6GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
5GHz下り最大通信速度(検証時) | 680.66Mbps |
6GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
5GHz上り最大通信速度(検証時) | 223.14Mbps |
検証時の5GHz下り最大通信速度 | 680.66Mbps |
2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の5GHz上り最大通信速度 | 223.14Mbps |
2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
最高下り実効速度 | 不明 |
最低下り実効速度 | 不明 |
通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大通信速度 | 4804+574Mbps |
設置方法 | 横置き |
セキュリティ規格 | Open system、 WPA/WPA2-Personal、 WPA/WPA2-Enterprise、 WPA3-Personal |
無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
メーカー保証期間 | 不明 |
消費電力 | 不明 |
同時接続可能 | 不明 |
同時接続台数 | 不明 |
セット売り | 不明 |
有線接続可能 | 不明 |
メーカー独自のメッシュ機能 | 不明 |
ポーチつき | 不明 |
ASUS RT-AX82U GUNDAM EDITIONをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK、マンション5LDK、マンション6LDK |
---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
ストリーム数 | 不明 |
最大帯域幅 | 不明 |
専用中継機数 | 不明 |
給電方法 | 不明 |
専用中継機 | 不明 |
転送速度 | 不明 |
最大通信速度(理論値) | 4804+4804+1148Mbps |
最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
周波数帯 | トライバンド |
周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
アンテナの種類 | 外付けタイプ |
アンテナ数 | 4×4 |
重量 | 1500g |
重量. | 1500g |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
LAN端子 | 不明 |
INTERNET端子 | 不明 |
LANポート | 最大1Gbps×8 |
コア数 | 4コア |
ビームフォーミング機能 | |
MU-MIMO機能 | |
メッシュ機能 | |
EasyMesh対応 | 不明 |
QoS機能 | |
中継機能 | 不明 |
IPv6対応 | 不明 |
VPN対応 | 不明 |
バンドステアリング機能 | 不明 |
ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
コンバーター機能 | 不明 |
専用アプリ | |
セキュリティサービスあり | 不明 |
セキュリティサービスの詳細 | 不明 |
キッズタイマー機能 | 不明 |
アクセスログの取得可能 | 不明 |
端末ごとのアクセス制限可能 | 不明 |
ネットフィルタリング機能 | 不明 |
6GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
5GHz下り最大通信速度(検証時) | 668.73Mbps |
6GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
5GHz上り最大通信速度(検証時) | 223.58Mbps |
検証時の5GHz下り最大通信速度 | 668.73Mbps |
2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の5GHz上り最大通信速度 | 223.58Mbps |
2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
最高下り実効速度 | 不明 |
最低下り実効速度 | 不明 |
通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大通信速度 | 4804+4804+1148Mbps |
設置方法 | 横置き |
セキュリティ規格 | WPA、WPA2、WPA3、WPA/WPA2-Enterprise (802.1x)、SPIファイアウォール、アクセスコントロール、IP & MACバインディング、アプリケーションレイヤーゲートウェイ、悪意のあるサイトのチェック、ポート侵入防止、感染デバイスの隔離、通知およびログ |
無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
メーカー保証期間 | 3年 |
消費電力 | 不明 |
同時接続可能 | |
同時接続台数 | 不明 |
セット売り | 不明 |
有線接続可能 | 不明 |
メーカー独自のメッシュ機能 | 不明 |
ポーチつき | 不明 |
TP-Link Archer AX11000をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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