吸引力が高くペットの毛もしっかり吸い取ると評判の、KyvolのE20。ネット上ではスマホで簡単に操作できると評価されている一方、「音が気になる」「障害物を感知しない」「ラグを乗り越えられない」などの気になる口コミもあり、購入しようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、KyvolのE20を含むロボット掃除機17商品を実際に使ってみて、掃除性能・ゴミ捨ての楽さ・静音性を比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したKyvolのE20は、吸引力を重視する方にはおすすめできません。部屋の隅や壁際にゴミが残ってしまうのが残念。カーペットの段差は問題ありませんが、フローリングと同様にカーペットも少し吸引漏れがありました。
ただし、稼働音にストレスを感じやすい方には最適な商品。検証ではオートモードでの測定値が54.8dbと、会話ができるくらい静かでした。
また、ダストボックスが取り外しやすく、ゴミ捨てが楽なのもポイント。取り外したら丸洗いすればよいので、衛生面を気にせず使い続けられますよ。
吸引力が低いのは惜しい点ですが、障害物の検知能力にも問題はないので、気になる方はチェックしてみてください。
清掃モードは全部で3種類。ランダムに走行するオートモードに加え、壁際などに対応するエッジモード・念入りに掃除するスポットモードから選べます。
サイドブラシとV字型に配置した毛状・ゴム製のメインブラシで、ゴミやほこりを集めながら吸引。床材の違いを自動検知し、吸引力をコントロールしながら徹底的に掃除します。
複数のセンサーで、転落や家具への衝突を回避するのも特徴です。付属のマグネットテープを設置して、掃除機の侵入制限をすることもできますよ。
7cmの極薄設計で、ベッドやソファの下まで掃除ができるのも魅力です。
ダストボックスはたっぷり入る600ml。二層フィルターとHEPAフィルターで、大気中へ排出するアレルゲンを最小限に抑えています。
3200mAhの大容量バッテリーを搭載しており、一度の充電で最大150分間稼働できます。充電が少なくなると自動で充電台に戻るので、操作する必要はありません。
専用アプリを使えば、清掃モードや掃除開始の予約などもスマホで楽々。AlexaやGoogleアシスタントとの連携で、音声による操作もできるようになります。
保証期間は通常18カ月間ですが、Kyvolの公式サイトで製品登録を行えば24カ月まで保証期間を延長できます。
サイドブラシやHEPAフィルターなどの消耗品も保証対象なので、購入時は必ず登録しておきましょう。
今回はKyvolのE20を含むロボット掃除機17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:掃除性能
検証②:ゴミ捨ての楽さ
検証③:静音性
最初は、掃除性能の検証です。
部屋の4隅・壁際・畳などの検証箇所にゴミを撒き、ロボット掃除機を1時間稼働させて吸引漏れがないかをチェックしました。また、障害物を回避して効率よく走行できたかという点も合わせて評価しています。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
加えて、以下5項目についても検証を行いました。
※★は機能付きの商品のみ評価しています
全体の70%程度ゴミを回収できたので、掃除性能は3.8点の評価になりました。
畳とソファ下は一切ゴミの吸い残しがありません。机やイスの下はわずかに吸引漏れが見られましたが、家具の下の掃除は得意な印象でした。
部屋の4隅に撒いたゴミは、残念ながらたくさん残ってしまいました。4箇所あるうち、きれいになったのは1箇所のみ。角は苦手なので、ロボット掃除機だけに頼るのは厳しいでしょう。
4隅と同様、壁際にもゴミが残りました。ブラシで端に寄せてしまっているからか、ゴミが一列並んだ状態に。部屋の隅だけでも、フロアモップなどでサッと掃除するのがベターです。
カーペットは2cmの厚さでも、しっかり乗り越えられました。
フローリングよりは吸引力が落ちますが、75%程度のゴミは吸引できています。値段を考えれば許容範囲といったところです。
障害物検知能力にも問題はありません。ゴミ箱の位置は、走行前と変わりませんでした。
実際にゴミ捨てを行い、捨てるまでの工程や手入れのしやすさに着目し評価しました。
また、回転ブラシの着脱も簡単でした。手入れは同梱の清掃ブラシを使えば楽々。ゴミステーションがある商品に比べると手間ですが、面倒に感じる点はありません。
ロボット掃除機をオートモードで稼働させ、1m離れた位置から稼働音を測定しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
他商品に比べて稼働音が静かだったので、3.5点と高めの点数になりました。実測値は54.8dbで、日常会話と同じくらいの騒音レベルです。
稼働音がストレスになりにくいので、夜にロボット掃除機を使う方は第一候補としてよいでしょう。
iRobotのルンバは、部屋の隅にあるゴミまでしっかり吸い上げます。2cm厚のカーペットも難なく乗り越え、ゴミを大方吸い上げるハイパワーな吸引力。家具の下を念入りに走行する動きも特徴です。稼働音は少々耳障りですが、日中に家を開けたタイミングで使う方は検討してみてください。
Enfyの11Sは、カーペットと相性抜群の吸引力が高い商品です。検証では部屋の4隅にゴミが残ってしまったものの、カーペットの上は他商品に比べてゴミが少なめでした。ダストボックスやブラシの取り外しが簡単で、手入れがしやすいのも魅力。値段と性能のバランスで選ぶなら、ぜひご検討ください。
タイプ | ロボット掃除機 |
---|---|
走行方式 | 不明 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | 紙パックレス式 |
操作方法 | 不明 |
ダストステーションの機能 | |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 最大90分 |
ヘッド種類 | デュアルアクションブラシ、エッジクリーニングブラシ |
衝突防止機能 | |
充電時間(公称値) | 約3時間 |
落下防止機能 | |
自動充電(自動帰還)機能 | |
騒音値(公称値) | 不明 |
ゴミ自動収集時の騒音値 | 不明 |
アプリ連携対応 | |
騒音値(実測値) | 不明 |
Wi-Fi対応 | |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
形状 | 丸型 |
コードの長さ | 不明 |
ブラシ種類 | エッジスイープブラシ |
集じん容積 | 不明 |
清掃エリア設定機能 | |
スケジュール機能 | |
消費電力 | 不明 |
サイドブラシ本数 | 1本 |
吸込仕事率 | 不明 |
からまり防止機能 | |
ダストステーション付き | 不明 |
充電スタンド付き | 不明 |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
ランニングコスト | 不明 |
自己位置認識機能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
自動再開機能 | |
ヘッドライト付き | 不明 |
水拭き対応 | 不明 |
乗り越えられる段差(今回の検証結果) | 不明 |
コンパクト | |
乗り越えられる段差 | 不明 |
ゴミセンサー付き | |
ペットのフンを回避可能 | 不明 |
メインブラシに毛が絡まない | 不明 |
モップを持ち上げ可能 | |
特徴 | |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | ホームベース、デュアルバーチャルウォール×1、交換用フィルター×1、電源コード、乾電池 |
本体重量 | 3.60kg |
本体幅(公称値) | 直径34cm |
本体奥行(公称値) | 直径34cm |
本体高さ(公称値) | 高さ9.2cm |
ダストステーション幅 | |
ダストステーション奥行 | |
ダストステーション高さ |
タイプ | ロボット |
---|---|
走行方式 | 直進清掃方式 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | 紙パックレス式 |
操作方法 | リモコン |
ダストステーションの機能 | 不明 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 1時間40分 |
ヘッド種類 | サイドブラシ |
衝突防止機能 | |
充電時間(公称値) | 5〜6時間 |
落下防止機能 | |
自動充電(自動帰還)機能 | |
騒音値(公称値) | 不明 |
ゴミ自動収集時の騒音値 | 不明 |
アプリ連携対応 | |
騒音値(実測値) | 61dB |
Wi-Fi対応 | |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
形状 | 丸型 |
コードの長さ | 不明 |
ブラシ種類 | サイドブラシ |
集じん容積 | 0.6L |
清掃エリア設定機能 | |
スケジュール機能 | |
消費電力 | 不明 |
サイドブラシ本数 | 2本 |
吸込仕事率 | 不明 |
からまり防止機能 | |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | 不明 |
洗剤対応 | 不明 |
モップの使い捨て | 不明 |
HEPAフィルター付き | 不明 |
ダストケース丸洗い可能 | |
ランニングコスト | 不明 |
自己位置認識機能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
自動再開機能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
乗り越えられる段差(今回の検証結果) | 1.5cm |
コンパクト | |
乗り越えられる段差 | 1.6cm |
ゴミセンサー付き | |
ペットのフンを回避可能 | 不明 |
メインブラシに毛が絡まない | 不明 |
モップを持ち上げ可能 | 不明 |
特徴 | 不明 |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | 専用リモコン、単4電池、充電ステーション、ACアダプター、清掃ツール、交換用高性能フィルター、サイドブラシ 、ケーブル留め |
本体重量 | 2.65kg |
本体幅(公称値) | 32.5cm |
本体奥行(公称値) | 32.5cm |
本体高さ(公称値) | 7.2cm |
ダストステーション幅 | 不明 |
ダストステーション奥行 | 不明 |
ダストステーション高さ | 不明 |
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