マイベスト
ロボット掃除機おすすめ商品比較サービス
マイベスト
ロボット掃除機おすすめ商品比較サービス
  • iRobot ルンバ 692をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 1
  • iRobot ルンバ 692をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 2
  • iRobot ルンバ 692をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 3
  • iRobot ルンバ 692をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 4
  • iRobot ルンバ 692をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 5

iRobot ルンバ 692をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

求めやすい価格のながらしっかり掃除できると評判のロボット掃除機、iRobot ルンバ 692。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「音が大きい」「同じところを行ったり来たりして非効率」などの気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、iRobot ルンバ 692を含むロボット掃除機全43商品を実際に使ってみて、掃除性能の高さ・賢さ・お手入れのしやすさ・音の静かさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
…続きを読む

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2023年05月までの情報です

目次

はじめに結論!お手入れと稼働音が気になるが、ルンバのなかでは比較的お手頃で掃除性能も十分

アイロボット
Roomba PlusRoomba 692R692060

29,480円

Roomba 692

iRobotのルンバ 692は、フローリング向きのロボット掃除機です。ゴミをまいた部屋で走行させると、カーペットではゴミを残す結果に。一方、フローリングは部屋の四隅や家具の足回りなどの細かいところまできれいにできました。比較したなかで高級モデルはカーペットも得意でしたが、フローリングの部屋なら本品で十分でしょう。


障害物検知機能はついているものの、実際の走行では家具を検知しきれずゴツゴツぶつかってしまいました。家具へのダメージが気になります。また、「同じところを行ったり来たりして非効率」の口コミのとおり、マッピング機能がなく走行はランダム。機能つきの商品と比べると、掃除効率にはあまり期待できません。


ダストケース・フィルターともに水洗いは非対応。ダストステーションが付属しないため、ゴミが溜まるたびにダストボックスからゴミを手でかき出す必要があります。また「音が大きい」との口コミのとおり、稼働音は大きめ。稼働音は比較した商品のなかでトップクラスに大きい、70.1dBを記録しました。


価格は執筆時点で税込39,800円(公式サイト参照)と、アイロボットシリーズでは手が届きやすい価格帯です。とはいえ、比較したなかには5万円以下の同価格対象品でより評価が優秀だった商品も。高機能で使いやすいものがほしい人は、ぜひ別の商品もチェックしてみてくださいね。

iRobot ルンバ 692とは?

iRobot ルンバ 692とは?

マサチューセッツ工科大学のロボット学者たちが1990年に創設した、ロボット専業メーカー「iRobot」。ロボット掃除機「ルンバ」をはじめ、床拭きロボット「ブラーバ」など多くの家庭向けロボットを開発・販売しています。


今回ご紹介するiRobot ルンバ 692は、2020年5月にAmazon限定モデルとして発売されたロボット掃除機です。かき出し・かき込み・吸引の3つの作業を同時に行う「3段階クリーニングシステム」を採用しています。


壁際や角のゴミをエッジクリーニングブラシがかき出し、中央にある2本の回転ブラシがゴミをかき込み。ゴミをかき込みながら吸引することにより、ホコリや微細なハウスダストを取り除くつくりです。

専用アプリから掃除の予約や掃除状況を確認できる

専用アプリから掃除の予約や掃除状況を確認できる
出典:store.irobot-jp.com

ボタンひとつで掃除を開始し、カーペットやフローリングなどさまざまな床材に合わせて対応が可能。センサーがゴミや汚れが多い場所を検知して集中的に掃除する機能も搭載しています。


専用アプリをダウンロードして、スケジュール予約や掃除状況の確認を行えるのも特徴です。

ダストボックスは取り外しやすい設計。ただし、水洗いはできない

ダストボックスは取り外しやすい設計。ただし、水洗いはできない

本品はダストステーションが付属しないモデルのため、本体に搭載したダストボックスを取り外してゴミを捨てる必要があります


手入れの頻度は、ダストボックスは使用後毎回、フィルターとブラシ類は週に1回程度を推奨。ダストボックスとフィルターは水洗いできないので、ブラシなどを用意してこまめに掃除するのがよいでしょう。

シンプルで部屋になじみやすいデザイン。薄いのでソファの下も掃除できる

シンプルで部屋になじみやすいデザイン。薄いのでソファの下も掃除できる

カラー展開は1種類で、ライトグレーとブラックのバイカラーを配したシンプルなデザインです。直径34cmの丸型で高さは9.2cmと薄いので、ソファやベッドの下なども掃除しやすいでしょう。


重量は約3.6kgと持ち運ぶには重めですが、掃除完了時やバッテリーの残量が少なくなったときは自動で充電ステーションへ戻る仕様。稼働時間の目安として、約3時間の充電で最大90分稼働と公表されています。

付属品は必要最低限のみ。交換フィルターは別途購入が必要

付属品は必要最低限のみ。交換フィルターは別途購入が必要

本品には、ルンバ本体のほかに乾電池・電源コードが付属。ダストボックスにセットするフィルターは別途購入でき、吸い込む力が弱くなったときの交換を推奨されています。


また、別売りのデュアルバーチャルウォールを使えば、進入禁止エリアを設定が可能。赤外線を使った見えない壁で進入を防いでくれますよ。

実際に使ってみてわかったiRobot ルンバ 692の本当の実力!

今回は、iRobot ルンバ 692を含むロボット掃除機全43商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 掃除性能の高さ
  2. 賢さ
  3. お手入れのしやすさ
  4. 音の静かさ

フローリングが得意。家具への衝突やカーペットの掃除性能はいまひとつ

フローリングが得意。家具への衝突やカーペットの掃除性能はいまひとつ

まずは、掃除性能の高さ・賢さの検証です。


約10畳の部屋にゴミをセットして各商品を稼働し、掃除性能の高さを確認。折り紙・青砂・髪の毛・毛糸(合計30g)をどのくらい吸引できたかを計測して評価しています。


賢さは、2cmのカーペットや木の板を乗り越えられるかや、障害物の検知精度・マッピング性能・掃除完了までの速さなどをチェック。機能面に着目して評価しました。

97%以上のゴミを取り除きフローリングは隅まできれいに。カーペットにはやや力不足

97%以上のゴミを取り除きフローリングは隅まできれいに。カーペットにはやや力不足

掃除性能の高さでは、吸引力は申し分ないもののカーペットのゴミを取りきれませんでした。実際に使ってみると、30gあったゴミを残り3g以下まで除去。フローリングは部屋の四隅や家具の足回りまできれいにできました。一方、カーペットにははっきりゴミが残っています。


また、走行したあとを確認すると、青砂は約7割ほどを吸引したもののざらざらとした手触りが残りました。髪の毛も取りきれず、比較した上位機種にはおよばない結果に。総じて、カーペットやラグを使っていない部屋なら、十分な掃除性能を発揮できるでしょう。

障害物にゴツゴツぶつかり、掃除効率もやや気になる

障害物にゴツゴツぶつかり、掃除効率もやや気になる

賢さも物足りない結果に。障害物検知機能はついているものの、家具を検知しきれずゴツゴツぶつかってしまいました。単体では進入禁止エリアも設定できず、進入禁止エリアを設定するには別売りのデュアルバーチャルウォールが必要です。


また、部屋の間取りを記憶するマッピング機能もありません。「同じところを行ったり来たりして非効率」との口コミのとおり、ランダムに走行するのが気になります。2cmの板を乗り越えることもできず、家中をくまなく掃除するのは難しい印象です。

手入れしにくく、稼働音はかなり大きい

手入れしにくく、稼働音はかなり大きい

次に、お手入れのしやすさ・音の静かさの検証です。毎日使うなら、簡単に手入れできて静かなものを選びたいですよね。


お手入れのしやすさは、ゴミの捨てやすさや、ダストケースとフィルターが水洗いできるか・手入れ用のブラシが付いているかなどを確認。音の静かさは、通常時40dB(※)の部屋で各商品を稼働させ、約1m離れた場所から騒音計を使って測定しました。

図書館の館内と同レベルの騒音(参照:環境省

ダストケースとフィルターは水洗いできず、手入れしにくい

ダストケースとフィルターは水洗いできず、手入れしにくい

お手入れのしやすさは、ダストケースとフィルターを水洗いできない点が気になりました。ケース自体は簡単に分解できますが、ダストケースに手を入れにくく、ブラシも付属しません。


ダストステーションも付属しないモデルなので、ゴミが溜まるたびにダストボックスからゴミを手でかき出す必要があります。比較したなかでダストステーションが付属しない商品では、ダストボックスやフィルターを水洗いできるものが多めでした。本品は手入れにやや手間がかかる印象です。

稼働音はかなり大きく、新幹線の車内と同程度の騒音レベル

稼働音はかなり大きく、新幹線の車内と同程度の騒音レベル

稼働音は、「音が大きい」との口コミのとおりです。本品の騒音値は70.1dBで、比較した商品のなかでトップクラスの稼働音でした。全商品の平均値64.6dB(※執筆時点)と比べても高いことがわかります。


環境省によると、約70dBで新幹線の車内と同程度の騒音レベルとのことです。本品は新幹線の車内と同程度にうるさいので、早朝や夜間の使用は控えるのがよいでしょう。快適に使いたいなら、日中の外出時に動かすなど工夫することをおすすめします。

iRobot ルンバ 692の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

販売中のショップが見つかりません

ルンバ製品の種類と特徴をご紹介

今回ご紹介したルンバ 692は、ルンバシリーズのなかでスタンダードモデルの位置づけです。価格が上がっても性能面を重視したい人は、上位モデルも検討してみてください。


ミドルクラスのルンバi3+はマッピング機能を搭載し、部屋を効率よく掃除可能。ダストステーションが付属するのでゴミ捨ての手間がかからない点も魅力です。


さらに上位モデルのルンバj7+は、複数の部屋の間取りをカメラやセンサーによって学習し、進入禁止エリアを設定できます。家中をマッピングして効率よく掃除を行えますよ。


家中を簡単に掃除したい人は上位モデルをチェックしてみてくださいね。

アイロボット
Roomba PlusRoomba i3+i355060

Roomba i3+ 1
Roomba i3+ 2
Roomba i3+ 3
Roomba i3+ 4
Roomba i3+ 5
Roomba i3+ 6
Roomba i3+ 7
最安価格
51,989円
最安価格
51,989円
タイプロボット
走行方式マッピング方式(進入禁止エリア・部分清掃エリア設定不可)
コードレス対応
集じん方式紙パック式
操作方法ボタン、アプリ、音声操作(Google アシスタント・Amazon Alexa・Siri ショートカットに対応)
ダストステーションの機能自動ゴミ収集
標準モードの連続使用時間(公称値)1時間15分
ヘッド種類ゴム(デュアルアクションブラシ)
衝突防止機能
充電時間(公称値)3時間
落下防止機能
自動充電(自動帰還)機能
騒音値(公称値)不明
ゴミ自動収集時の騒音値不明
アプリ連携対応
騒音値(実測値)69.3dB
Wi-Fi対応
標準モードの運転音不明
最強モードの運転音不明
形状丸型
コードの長さ不明
ブラシ種類ゴム(デュアルアクションブラシ)
集じん容積不明
清掃エリア設定機能
スケジュール機能
消費電力不明
サイドブラシ本数1本
吸込仕事率不明
からまり防止機能
ダストステーション付き
充電スタンド付き
洗剤対応不明
モップの使い捨て
HEPAフィルター付き
ダストケース丸洗い可能
ランニングコスト不明
自己位置認識機能
フィルター丸洗い可能
自動再開機能
ヘッドライト付き
水拭き対応
乗り越えられる段差(今回の検証結果)1.2cm
コンパクト不明
乗り越えられる段差1.2cm
ゴミセンサー付き
ペットのフンを回避可能不明
メインブラシに毛が絡まない不明
モップを持ち上げ可能不明
特徴
静音モード搭載不明
節電モード搭載不明
10cmの隙間に差し込める
付属品クリーンベース、交換用フィルター、交換用紙パック、クリーンベース用電源コード
本体重量3.2kg
本体幅(公称値)34.2cm
本体奥行(公称値)34.2cm
本体高さ(公称値)9.2cm
ダストステーション幅31cm
ダストステーション奥行39cm
ダストステーション高さ49cm
全部見る
Roomba i3+

iRobot ルンバ i3+をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

アイロボット
Roomba j7+j755860

Roomba j7+ 1
Roomba j7+ 2
Roomba j7+ 3
Roomba j7+ 4
Roomba j7+ 5
Roomba j7+ 6
Roomba j7+ 7
最安価格
Amazonで売れています!
57,800円
在庫わずか
タイムセール
最安価格
Amazonで売れています!
57,800円
在庫わずか
タイプロボット
走行方式マッピング方式
コードレス対応
集じん方式紙パック式
操作方法本体ボタン、アプリ、音声操作(Google アシスタント・Amazon Alexa・Siri ショートカットに対応)
ダストステーションの機能自動ゴミ収集
標準モードの連続使用時間(公称値)1時間15分
ヘッド種類ゴム(デュアルアクションブラシ)
衝突防止機能
充電時間(公称値)3時間
落下防止機能
自動充電(自動帰還)機能
騒音値(公称値)不明
ゴミ自動収集時の騒音値不明
アプリ連携対応
騒音値(実測値)68.2dB
Wi-Fi対応
標準モードの運転音不明
最強モードの運転音不明
形状丸型
コードの長さ
ブラシ種類ゴム(デュアルアクションブラシ)
集じん容積不明
清掃エリア設定機能
スケジュール機能
消費電力不明
サイドブラシ本数1本
吸込仕事率不明
からまり防止機能
ダストステーション付き
充電スタンド付き
洗剤対応
モップの使い捨て
HEPAフィルター付き
ダストケース丸洗い可能
ランニングコスト不明
自己位置認識機能
フィルター丸洗い可能
自動再開機能
ヘッドライト付き
水拭き対応
乗り越えられる段差(今回の検証結果)2cm
コンパクト
乗り越えられる段差2cm
ゴミセンサー付き
ペットのフンを回避可能
メインブラシに毛が絡まない不明
モップを持ち上げ可能
特徴
静音モード搭載不明
節電モード搭載不明
10cmの隙間に差し込める
付属品クリーンベース、バッテリー、交換用フィルター、交換用エッジクリーニングブラシ、交換用紙パック、クリーンベース用電源コード
本体重量3.4kg
本体幅(公称値)33.9cm
本体奥行(公称値)33.9cm
本体高さ(公称値)8.7cm
ダストステーション幅不明
ダストステーション奥行不明
ダストステーション高さ不明
全部見る
Roomba j7+

iRobot ルンバ j7+をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
参考になりましたか?

人気
ロボット掃除機関連のおすすめ人気ランキング

ルンバ

17商品

徹底比較

新着
ロボット掃除機関連のおすすめ人気ランキング

人気
ロボット掃除機関連の商品レビュー

人気のマイべマガジン

人気
家電関連のfavlist

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.