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【ズボラの味方】全自動で掃除のストレスをゼロにできる?「SwitchBot S20」を元家電メーカー販売員が使ってみた【ロボット掃除機】

【ズボラの味方】全自動で掃除のストレスをゼロにできる?「SwitchBot S20」を元家電メーカー販売員が使ってみた【ロボット掃除機】

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近年、実はロボット掃除機の高機能・低価格化が加速してるんです...!


今やロボット掃除機は普通の掃除機と変わらない掃除能力があり、エントリーモデルでも吸引・水拭き兼用の2in1が主流に。ゴミの自動収集・モップの自動洗浄・乾燥機能も備えたハイスペックな全自動モデルも、10万円前後で購入できるようになりました。


今回マイべマガジンでは、従来の性能に加えて自動給排水までも可能になった「SwitchBot S20」をご紹介!一般的なモップ自動洗浄対応モデルの場合は自分でタンクに水を入れたり、洗浄後に汚水タンクの水を捨てたりする必要があってそれだけが手間なところ、このS20はそこがないんです。


商品比較サービス「マイベスト」でこれまで60台近くのロボット掃除機を検証し、現在でも毎月4台は検証コンテンツに追加しているという元家電メーカー販売員が実際に使ってみた結果と感想を率直にお届けします。


共働きや子育て家庭など毎日忙しい人は、掃除の手間を確実に減らせるので要チェックですよ!


本コンテンツの情報は公開時点(2025年11月21日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2025.11.21
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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マイベマガジン編集部
ガイド
マイベマガジン編集部

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

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障害物を避けながらしっかり水拭きできるSwitchBot「お掃除ロボットS20」(販売価格:91,800円)

障害物を避けながらしっかり水拭きできるSwitchBot「お掃除ロボットS20」(販売価格:91,800円)

SwitchBot

お掃除ロボットS20

販売価格:91,800円

全自動ロボット掃除機、本当に全自動?

全自動ロボット掃除機、本当に全自動?

SwitchBot S20は、2025年5月に発売された同社のフラッグシップモデル。


「RinseSync™システム」を搭載し、同時進行でモップ洗浄と水拭き掃除ができるのが特徴です。ダストステーションにはゴミ収集・モップ洗浄・乾燥機能もつき、利便性にも優れています。


今回は水交換ステーションも一緒に購入し、本当に全自動で掃除できるのか検証してみました。


ちなみにAmazonでは、11月24日(月)~12月1日(月)までブラックフライデーを実施しています。SwitchBot S20も91,800円→56,000円、水交換ステーションも20,312円→17,424円で購入できるので、気になっている人はこの機会にぜひゲットしましょう!

田丸大暉(Hiroki Tamaru)
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

通常だと水交換ステーション含めて11万円程度になってしまうのですが、Amazonのブラックフライデーの期間に購入すれば7万円程度なんです!


完全自動の掃除機がここまで安いのは今だけなので、ぜひこの機に検討してみてくださいね。

【検証開始】全自動できれいになる?SwitchBot S20の性能をひととおり試してみました

【検証開始】全自動できれいになる?SwitchBot S20の性能をひととおり試してみました
今回は、「マイベスト」の通常の検証コンテンツとは異なる形のレビューですが、ふだんのロボット掃除機検証と近い内容で性能をチェックしました。

  1. 吸引力は高いのか
  2. 壁際・部屋の隅でもゴミを吸引できるのか
  3. 水拭きでどのくらい汚れを落とせるのか
  4. 障害物は避けられるのか
  5. ゴミ捨ては楽に済むか

まずは検証前に、別で購入した水交換ステーションを取りつけていきます。

【検証前】洗濯機と水交換ステーションの取り付けはやや難易度高め

【検証前】洗濯機と水交換ステーションの取り付けはやや難易度高め

水交換ステーションは、白物家電の洗濯機担当に取り付けしてもらいました。


取り付け前には、付属の排水ホースにつなぐパーツの先端部分をカットしないといけません。大変な作業ではありませんが、ノコギリなど刃物の用意は必須です。

【検証前】とはいえ、動き出したら完全自動が叶う

【検証前】とはいえ、動き出したら完全自動が叶う

初回のセットにかかる時間は30分~1時間ほど。ですが、そこさえセットできれば給水も排水も勝手にやってくれるのでかなり楽です。


公式サイトにも動画はありますが、かなりしっかり見ないとなかなか素人がすぐに取り付けとまでとはいかないので、配達待ちの間などにも一度確認しておいたほうがよさそうでした。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

給水までできるロボット掃除機って、今のところSwitch BotシリーズのS10とS20のみなんです!一般的なモップ自動洗浄対応モデルは、自分でタンクに水を入れたり、洗浄後に汚水タンクの水を捨てたりして完全自動とまではいかないんですよね。


S20の場合は給水も排水も勝手にやってくれるので、重いタンクを持ち上げる必要もなく、本当に取り付けさえできちゃえばあとは楽々でした。


ちなみに、ステーションと水交換ステーションが近すぎると、うまく水交換ステーションを認知してくれなかったので、少し距離を離したところに設置するのがおすすめです。

【検証中①】水拭き性能は高く、カーペット上ではリフトアップして進んだ。吸引力はまあまあ

【検証中①】水拭き性能は高く、カーペット上ではリフトアップして進んだ。吸引力はまあまあ

水拭き性能は、前モデルのS10と同様優秀です。


実際に、コーラが乾いてベタベタになった床の上を水拭き掃除してみると、大部分はしっかり拭けていてきれいな状態に。部屋の四隅や端の方など一部拭けていないところもありましたが、ロボット掃除機のなかではかなり満足できるレベルでした。


カーペットの上では自動でモップがリフトアップするので、カーペットを敷いている部屋でも濡らさずに掃除できるのがいいですよね。


また吸引力の高さも、検証したロボット掃除機のなかでは平均以上の性能でした。


前モデルのS10は部屋全体に撒いたゴミを吸いきれませんでしたが、S20はおおむね吸い取れている印象。カーテンの隅や壁際には少しゴミが残ってしまいましたが、こまめな掃除で十分対処できます。

モップ洗浄しながら走行。汚れを広げずに水拭きできる

モップ洗浄しながら走行。汚れを広げずに水拭きできる

水拭きしながらモップ洗浄を行う「RinseSync™システム」を搭載しているのもポイント。「濡らす→床拭き&モップ洗浄→水切り→汚水捨て」を1分で300回繰り返すことで、掃除中はずっと洗いたての清潔なモップで水拭きできます。


床に落としたソースの汚れやペットの吐しゃ物なんかも、床に広げずにきれいに掃除できるのがうれしいですね。


小さなお子さんやペットがいる家庭にもおすすめです。

【検証中②】家具への衝突・障害物の巻き込みもなし!

【検証中②】家具への衝突・障害物の巻き込みもなし!

賢さの面でも、前モデルと比べてかなり進化していました。


障害物を認識する「AIカメラ障害物回避システム」、障害物との距離を測る「PSD距離センサー」を搭載し、家具へのぶつかりはなし。掃除中に確認しましたが、椅子の脚などもしっかり避けながら掃除できていました。

部屋中に電源コード・衣類・ペットのフン(ダミー)を置いても、一切触れず余裕をもって避けています。前モデルは服を巻き込んで引きずり、ペットのフンにも何度もぶつかってしまいましたが、これなら多少部屋が散らかっていても上手に掃除してくれる印象。


段差は厚さ1.8cmまでを乗りこえられ、玄関の段差や進入禁止エリアもラインギリギリで旋回しました。留守中も安心して掃除を任せられそうですね。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

かつて「ロボット掃除機は床をきれいにしないと使えない」といわれていましたが、今ではS20のようなカメラを搭載したモデルが多く登場しています。


写真のように多少床にモノが落ちていてもエラーを起こさずに使えますよ。

【検証中③】ゴミ捨ては1年に4回!モップも自動で洗浄・乾燥

【検証中③】ゴミ捨ては1年に4回!モップも自動で洗浄・乾燥

ゴミ捨てやお手入れに手間がかからないのも高ポイント。


ロボット掃除機に貯まったゴミはダストステーションで回収されるのですが、ダストステーションの紙パックは4Lと大容量。ゴミ捨てのタイミングも約3か月に1回だけで済みます。紙パックを外そうとするとフタが塞がり、ゴミが舞わない設計なのも◎。


ステーションにはモップの自動洗浄・自動乾燥機能があり、面倒なモップのつけ替えの必要もありません。

ハブを使えばほかの家電との連携や不規則な生活リズムにも対応可能に!

ハブを使えばほかの家電との連携や不規則な生活リズムにも対応可能に!

ちなみに、今回は検証時にも「SwitchBot ハブ3」を使用して、遠隔からも操作してみました!SwitchBotのロボット掃除機は単体でも遠隔操作が可能ですが、同社のハブやセンサーと組み合わせることで、その真価を発揮します。

「外出を検知したら掃除開始」といった設定が可能になり、決まった時間の掃除が難しい不規則な生活リズムの人でも留守中に確実に部屋をキレイにできます。また、「掃除の開始にあわせて空気清浄機をオンにする」といったほかの家電との連動も実現可能です。


ぜひブラックフライデーで安くなっているタイミングでハブも一緒にゲットしてみてくださいね!

田丸大暉(Hiroki Tamaru)
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

私は実際にSwitchBotのロボット掃除機をハブと連携させて、自宅から離れているときにだけ掃除をはじめるようにしています。


曜日ごとの掃除時間を設定できる一般的なロボット掃除機とは異なり、祝日に家にいる間は掃除しないようにできるのがうれしいポイントです。

【まとめ】従来より吸引力・障害物回避が進化。設置に目をつぶれば全自動も叶う

【まとめ】従来より吸引力・障害物回避が進化。設置に目をつぶれば全自動も叶う

SwitchBot S20の水拭き性能は、ベタベタのジュースの汚れをしっかり拭き上げられるほどの優秀さ。吸引力・障害物の回避能力も前モデルのS10と比べて進化し、床に置いたものも上手に避けながら掃除できました。


また、ハイスペックモデルに備わっているモップの自動洗浄・乾燥機能だけでなく、別売りの水交換ステーションを使えば給水から汚水の処理まで全自動に。使用前の設置の手間はかかりますが、掃除の満足度・利便性にこだわるならぜひSwitchBot S20を検討しましょう!


ほかのロボット掃除機の検証結果を知りたい人は、こちらのコンテンツもぜひ読んでみてください。

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