世界最速と謳うゲーミングキーボード、SteelSeries Apex Pro Mini JP。「小型で使いやすい」と評判です。しかし、「普段使いしづらい」と気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングキーボードとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングキーボード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2022/08/05 発売
29,453円
おすすめスコア
「勝てる」機能の豊富さ
キーの軽さ
押し心地のよさ
打鍵音のよさ
カスタマイズ性能の高さ
使いやすさ(ゲームプレイ)
使いやすさ(PC作業)
キーボードの種類 | メカニカル |
---|---|
軸の種類 | マグネティックキー |
ラピッドトリガー対応 |
良い
気になる
Apex Pro Miniは、ゲームを優位に進めたい人におすすめです。比較した商品の半数以上が非対応のラピッドトリガーを搭載。キーの上下を検知した瞬間に反応し、入力・解除を反映するので、より繊細かつスピーディにプレイできます。キー1つ1つが反応するアクチュエーションポイントも調整可能です。そのほか、マクロ機能・Nキーロールオーバー・アンチゴーストなど、勝ちにこだわる機能がそろっています。
実際に使用したところキーは非常に軽く、かなり浅いタッチで反応しました。慣れるまでは誤操作の可能性があるものの、使いこなせば有利にゲームを進められるでしょう。打鍵音は少し高めで、うるさく感じにくいのも利点です。指触りはさらさらとしており、実際に使用したモニターにも「滑りにくい」と好評でした。
大きさは60%のミニサイズで、マウスを大きく動かせます。比較したフルサイズよりマウスの稼働域が広く取れました。耐久性の高いメカニカルキーボードを採用しており、ハードプレイしたい人にもぴったりです。LEDライティングにも対応し、専用ソフトから色や光るパターンなどを細かくカスタマイズできます。
ミニサイズでは珍しい日本語配列なのもメリットです。海外製で日本語配列があるのはめずらしく、配列で使いづらさをは気にならないでしょう。ただし、「普段使いしづらい」との口コミ同様、比較したフルサイズと違いファンクションキーやテンキーがないの普段使いには注意が必要です。有線・無線接続の切り替えもできません。
値段は執筆時点で3万円前後と高額ながら、機能的でゲームをプレイしやすい一品です。ラピッドトリガー対応かつキータッチがかなり軽いので、思い通りの俊敏な動きを実現できるでしょう。「VALORANT」や「Apex Legends」などFPS・TPSゲームを本格的にプレイする人は、ぜひチェックしてみてください!
今回ご紹介するApex Pro Miniは、高速なタイピングを叶えるため、SteelSeries(スティールシリーズ)が独自で開発した調整可能なメカニカルスイッチを搭載しているのが特徴です。従来のメカニカルキーボードより作動が20倍・レスポンスが11倍もの速さを実現しており、世界最速の反応速度と謳っています。
フルサイズのキーボードと比べて60%ほどの大きさで、ファンクションキーはありません。プレートには航空機級のアルミ合金を使用し、文字が消えにくいPBTキーキャップを使用することで耐久性を向上させています。
対応機種はWindows・PS5・Xbox Series S/Xなどです。ゲーム機と直接接続してキーボードとして使えますが、コンバーターとつないでコントローラーとして入力変換すると規約違反になる恐れがあります。人気ゲームの「Apex Legends」では明確に禁止しており、アカウント凍結される場合もあるので注意しましょう。
販売元は、キーボード以外にもマウスやマウスパッド、ヘッドセットなど数多くのゲーミング周辺機器を取り扱うSteelSeriesです。eスポーツイベントでスポンサーもしており、一般ユーザーからプロゲーマーまで、幅広く愛用されています。
今回ピックアップしたApex Pro Miniのほかに、テンキーレスモデルのApex Pro TKLも販売されています。大きな違いは、サイズとキーの数です。
Apex Pro TKLのサイズは、Apex Pro Miniより一回り大きい幅355×奥行128×高さ42mm。ファンクションキー・矢印キー・DELキーなどを搭載しています。手首を支えるパームレストがあるのもうれしいポイントです。
ゲーム用として使うならApex Pro Miniがおすすめですが、普段のPC作業にも使いたいならApex Pro TKLもチェックしてみてくださいね!
今回はApex Pro Miniを含む、ゲーミングキーボードを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のApex Pro Miniを比較検証したところ、Apex Pro Miniには5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
ゲーム向きの機能が充実しており、「勝ち」にこだわる人におすすめです。最大のメリットは、比較した半数以上の商品が非対応なラピッドトリガーを搭載していること。ラピッドトリガーとは、キーの上下を検知した瞬間にキーの入力・解除を反映する機能で、より繊細かつスピーディに操作できます。
キーが反応するアクチュエーションポイントは、専用ソフトのSteelSeries GGから0.1mm~4.0mmの間で調整可能です。キー1つ1つのアクチュエーションポイントを調整することも可能。また、押す深さによって異なる動作を1つのキーに割り振るデュアルバインド機能も搭載しています。
マクロ機能があるため、複数キーの同時入力や、設定した順番のキー入力を1つのキーに割り当てることも可能。ゲームごとにキーの設定を保存できるので、複数のゲームをプレイする人にもおすすめです。複数キーを同時に押したときの認識精度に関わるNキーロールオーバーとアンチゴーストにも対応しています。
ラピッドトリガーの一番のメリットは瞬間的に「止まれる」こと。人気ゲームの「VALORANT」では、キャラクターが移動時にエイムがブレやすいので瞬時に止まれる「ストッピング」という技術が非常に重要です。ラピッドトリガーに対応していればストッピングの精度がグンと高まるので、撃ち合いの勝率が大きく変わりますよ。
キーの押し心地は非常に軽いため、素早い入力が必要なFPSやTPSなどのゲームに向いています。実際に20~30代のPCゲーマー10名が使用したところ、「とても軽く、適度な反発感もあるためサクサク操作できる」と好評でした。
比較したなかには強く押し込まないと反応しない商品もあるなか、かなり浅いタッチでも反応したため、長時間ゲームプレイしても疲れにくいでしょう。さらさらとした指触りのよい素材が採用されており、滑りにくいのもうれしいポイントです。
比較したなかにはマイクに入るくらい大きな音の商品もあるなか、ゲームプレイ中・ボイスチャット中に気になるほどではありません。周囲や通話相手に気を遣わずに使用できるでしょう。
以下ではキーの軽さ・打鍵音のよさに対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
コメントは一部抜粋
メンブレンより耐久性の高いメカニカルキーボードを採用しており、ハードにプレイしたい人におすすめです。本体にはキャップを外すためのキーキャッププーラーが付属しており、日本語配列のキーキャップであれば交換できます。デザインを変えたい場合は試してみてくださいね。
キーボードの大きさは、フルサイズの60%にあたるミニサイズです。比較したフルサイズより小さいぶんマウスの可動域を広く取れるため、大きく動かせます。ゲームモードに対応しており、ゲーム中に使わないキーを無効化できるのも便利です。誤入力を防止できるでしょう。
LEDライティングに対応しており、専用ソフトからは色や光るパターンをカスタマイズ可能です。ゲームプレイ中に気分を盛り上げられますよ。
60%キーボードのメリットは、マウスとキーボードの距離を近づけられること。ゲームプレイ中はキーボード左側のキーを頻繁に使い、右側のキーはまったくと言っていいほど使いません。究極は右側のキーがないほうがよいレベルです。
キーが少なく、テンキーもないミニサイズであればマウスの可動域が広くなるうえに、キーボードの近くでマウスを操作できるのでより力の抜けた姿勢でプレイに集中できます。
Apex Pro Miniにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
比較した商品のなかでもモニター全員が「押しやすい」と感じたものはありませんでしたが、本商品の場合はファンクションキーや矢印キーなど、一部キーがないために操作しづらいと感じた人もいました。ミニサイズだけあって本体は小さいので、「手が小さい人向けな印象」との意見もあがっています。
以下では押し心地に対するモニターコメントをまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
コメントは一部抜粋
また、ミニサイズなぶんキー数は65キーと、比較したフルサイズが108キーだったのに対し少なめです。テンキーやF1・F2などのファンクションキーがありません。ゲームでFキーをよく使っている人は使いづらさを感じる可能性があります。
マウスとは異なり、キーボードは本体を振ることはありません。ケーブルの数が多くて気になる人やキーボードの位置を頻繁に動かしたい人以外は、有線のほうがよいでしょう。
最新のワイヤレス技術を搭載しているものは、有線と同様にラグをほとんど感じない一方で、プレイ環境によっては接続が少し不安定になることもあります。価格も有線のほうが安いうえにキーボードの性能は変わらないので、こだわりがなければ有線を選びましょう。
価格がかなり高価なのもネックです。比較した商品の半数以上は1万円前後で購入できたのに対して、時期によっては3万円台で販売されています。ゲーミングキーボード初心者には手が出しにくい値段といえるでしょう。
2022/08/05 発売
キーボードの種類 | メカニカル |
---|---|
軸の種類 | マグネティックキー |
ラピッドトリガー対応 |
良い
気になる
防水加工 | |
---|---|
インターフェース | 有線 |
幅 | 293mm |
奥行 | 103mm |
高さ | 40mm |
重量 | 610g |
キー数 | 65キー |
Nキーロールオーバー | |
マクロ機能 | |
角度調節機能 | |
アンチゴースト | |
パームレスト付き |
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ここでは、Apex Pro Miniのデメリットをカバーするゲーミングキーボードをご紹介します。購入するか迷っている人は、比較して検討してみてはいかがでしょうか。
Apex Pro Miniは、公式サイトやAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。
執筆時点の値段は3万円台です。取扱店舗により値段や送料の有無が異なるため、ぜひ比較してみてくださいね。
Apex Pro Miniのライティングは、専用ソフトのSteelSeries GGから変更できます。Prismメニューから、キーを押したときやキーボードを使用していないときなど、状況ごとに異なるエフェクトの設定が可能です。色や表示されるタイミングなどを細かく変更できるので、自分好みのライディングでモチベーションにつなげてくださいね。
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