リバーシブルで表裏を使い分けしやすいのが特徴の、ニトリ 抗菌まな板 白黒。高評価の口コミが多い一方、「汚れが落としにくい」「すべって使いにくい」という気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のまな板とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、まな板選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ニトリ 抗菌まな板 白黒は、切り心地のよいリーズナブルなまな板を探している人ににおすすめです。価格は税込699円(※執筆時点)。実際に食材をカットしたところ、刃当たりがやさしく手への衝撃を軽減できていました。比較した商品には反発力が強く手が疲れやすい商品もあったなか、本品は表面に細かい凹凸があり、適度に沈み込む柔らかい刃当たり。連続して食材を切っても疲れにくいでしょう。
実際にカットしたモニターも、「やさしい刃当たり」「トントンと心地よい音で切れる」とコメント。ただし食材によっては引っかかりが感じられ、「刃先が持って行かれる」との指摘もありました。大葉のような薄い食材だと切りにくさを感じる可能性はありますが、ほとんどの食材は問題なくカットできます。
重量524gとある程度の重さがあり、カット中にまな板が動きにくいのも利点。比較した商品では、軽量ですべりやすいものもありました。本品にはすべり止めはないものの、「すべって使いにくい」との口コミを覆し、ズレるリスクは低めです。とはいえ、より使い勝手のよいまな板をお探しなら、ほかの商品も検討してみてくださいね。
実際にニトリ 抗菌まな板 白黒と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイまな板と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ニトリ 抗菌まな板 白黒のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
まな板の寿命は、樹脂製で1~2年、ゴム・シリコン・木製だと5~6年が目安。しかし、汚れやニオイが落ちない・表面がすり減っているなど、まな板に問題があれば買い替えのタイミングです。汚れたまな板は雑菌が繁殖しやすいので、購入時期を問わず買い替えを検討しましょう。
今回ご紹介するニトリ 抗菌まな板 白黒は、切る素材によってまな板の裏表を使い分けられるのが魅力の商品です。白黒のリバーシブルになっており、使い方はいろいろ。黒い面を使えば白い野菜も見やすく、カットしやすいと謳っています。
販売元のニトリは、家具・インテリア用品の販売から新築住宅のコーディネートまで幅広く行うメーカーです。まな板では、ひのき素材・スタンドつき・包丁つきのセットなど、さまざまなタイプの商品を販売しています。
素材はポリエチレンで、耐熱温度は70℃。食洗機の使用はできません。熱湯消毒には対応していませんが、抗菌・銀イオンを配合し、衛生的に使いやすい仕様です。
幅32×奥行20cmで、厚さは0.9cm。重量は約530gです。なおサイズ展開は、今回検証で使用したMサイズのほかに、幅37×奥行22cmのLサイズを販売しています。詳しくは以下のとおりです。
今回は、ニトリ 抗菌まな板 白黒を含むまな板全36商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、切り心地のよさの検証です。
日常的に調理をするモニター5名が、にんじん・きゅうり・大葉を実際にカット。刃当たりのよさ・切りやすさの2点をチェックして、総合的に評価しました。
刃当たりはやさしく、切り心地のよさはおおむね良好です。比較したポリエチレン製の商品は、ほかの樹脂製まな板より衝撃を軽減できる傾向に。本品は表面に細かい凹凸もあるため、軽く沈み込んで衝撃を吸収し、柔らかい刃当たりです。
実際に使用した大半のモニターが、刃当たりはよいと回答。切る食材を問わず、手にかかる負担が軽減されるため、連続でカットしても疲れにくいでしょう。モニターからは、「やさしい刃当たり」「トントンと心地よい音で切れる」など、好意的な意見が多くあがっています。
<刃当たりのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
適度な沈み込みで重さを感じにくいため、切りやすさも好評です。モニターからは、「サクサクとリズムよく切れた」との声も聞かれました。とはいえ、食材によっては沈み込みすぎて切りにくいと感じた人も。大葉をカットしたモニターからは「まな板の柔らかさに刃先が持って行かれる」という意見も挙がり、薄い葉野菜などは切りにくさを感じるかもしれません。
<切りやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、清潔な状態の保ちやすさの検証です。
実際に商品を確認し、漂白剤を使用できるか・熱湯消毒できるか・素材に抗菌性があるか・抗菌加工が施されているかをチェック。菌が繁殖しにくいうえに、除菌しやすい商品を高評価としています。
チェックの結果、耐熱温度が70℃で熱湯消毒はできないものの、漂白剤での除菌が可能なため高評価に。比較したなかでも漂白剤を使用できる商品は、除菌効果を期待できるだけでなく着色汚れも落としやすい傾向にありました。本品も「汚れが落としにくい」との評判を覆し、汚れやニオイを除去しやすいでしょう。
さらに、銀イオン配合の抗菌加工が施され、抗菌効果が期待できるのも利点です。比較した全商品のなかでも、抗菌性のある素材や抗菌加工されているまな板は、約4割ほどと少数。本品は、抗菌効果が期待できるうえに漂白剤も使用できるため、清潔な状態をキープしやすいといえます。
最後は、すべりにくさの検証です。
各商品を手に取り、すべり止めの有無・重量をチェック。カット中にすべりにくい商品ほど、高評価としました。
すべり止めはないものの、重量524gと重さがあるため動きにくく、評価は高め。比較したなかでも高評価を獲得したのは、素材自体がすべりにくい性質を持つ熱可塑性エラストマーを使用した商品や、厚さが1cm以上あるまな板。本品はポリエチレン素材で厚さ0.9cmですが、重さがあるのが利点です。
「すべって使いにくい」との口コミが見られましたが、安定感があるため、カット中にまな板がすべるリスクは低いでしょう。
最後に、切り心地のよさで高評価だった上位商品をご紹介します。
すべりにくいまな板がよいなら、hiino kano まな板がおすすめです。素材自体がすべりにくい熱可塑性エラストマーを採用し、まな板がすべるのを防ぎます。弾力があり柔らかい素材なので、刃の衝撃をしっかり吸収でき、切り心地も上々。漂白剤・熱湯・煮沸での消毒が可能で、衛生的に使用できます。
PEARL LIFE 耐熱抗菌まな板は、食材の切りやすさが魅力です。表面にはほどよいクッション性があり、刃当たりもよく長時間カットしても疲れにくいのが利点。スムーズに切れるうえに、表面のザラつきにより食材が動きにくいのもメリットです。重量936gと重く、すべらずにカットできますよ。
本体素材 | 熱可塑性エラストマー |
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厚さ | 0.5cm |
漂白剤の使用可能 | |
熱湯消毒可能 | |
すべり止め付き |
良い
気になる
幅 | 35cm |
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奥行 | 29cm |
食洗機対応 | |
自立機能 | |
両面使用可能 | |
その他の機能 | |
折りたたみ可能 | |
フック穴あり |
hiino kano まな板 エラストマーの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
本体素材 | ポリエチレン |
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厚さ | 1.3cm |
漂白剤の使用可能 | |
熱湯消毒可能 | |
すべり止め付き |
良い
気になる
幅 | 37cm |
---|---|
奥行 | 22cm |
食洗機対応 | |
自立機能 | |
両面使用可能 | |
その他の機能 | |
折りたたみ可能 | |
フック穴あり |
パール金属 耐熱抗菌まな板 HB-1534はどんな人におすすめ?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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