サブヒロモリ わだん わっぱ一段弁当をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

容器の高さが6.1cmと深い分、おかずの詰め方によって使いやすさの評価が分かれました。ご飯をたっぷり入れても上部に余裕があるため、口コミのようにのっけ弁当を作るのにはぴったり。曲げわっぱ風のデザインも相まって、おかずを前面に出したいときに使いやすいでしょう。

しかし、背の低いおかずやアルミカップを入れると容器の上部に隙間ができるのがネック。「深すぎておかずが貧相に見える」という口コミがあるように、ご飯とおかずを分けて詰める際には盛りつけに工夫が必要です。

容量は700mLと大きめです。比較した商品では容量が500～600mL程度の商品が多く、たくさん食べたい人に重宝しますよ。樹脂製の弁当箱なので、フタを外して電子レンジで温め直せるのもうれしいポイントです。

密閉性は、比較した商品のなかでもトップレベルです。振動マシンで小刻みに揺らしても一切液漏れせず、傾いたり逆さまにしたりしても滲んでくることはありません。フタ裏にはパッキンがついており、フタを閉めるとシュッと空気が抜ける音がして、容器に密着。確認のために弁当箱を包んでいた和紙も、乾いた状態をキープできました。

比較したなかには汁漏れしやすい商品もありましたが、これなら煮物や酢のものなど汁気の多いおかずも入れやすいでしょう。

色移り・におい残りのしにくさは高評価。サッと一度洗いした弁当箱を確認するとカレーの色は移っておらず、においもほとんど感じませんでした。

比較したなかでは、金属製のものが色もにおいも残りにくい傾向に。しかし、こちらは樹脂製ながら、カレー・キムチ・ケチャップなどを使ったメニューも入れやすいといえます。

洗いやすさも申し分ありません。比較した商品には二度洗いが必要なものもありましたが、「とても洗いやすい」という口コミどおり、ご飯粒のぬめり・カレーの油汚れを簡単に落とせました。

そのうえ、食洗機に対応しているのもメリットといえます。オフィスや学校に毎日お弁当を持っていくという人も、手入れにわずらわしさを感じにくいでしょう。