




防水性の高さや蒸れにくさ、持ち運びやすさが気になるビーラン namelessage ハイスペック レインセット。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にビーラン namelessage ハイスペック レインセットを徹底検証しました。登山用レインウェア18商品の中で比較してわかったビーラン namelessage ハイスペック レインセットの実力をレビューしていきます。登山用レインウェアの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ビーランが手掛けるnamelessage(ネームレスエイジ)は、Amazonを中心にアウトドアウェア・小物を販売しているブランド。格安・ハイスペックがウリで、「ハイスペック レインセット」はAmazonの売れ筋の商品です(2024年2月)。
実測の耐水圧は14,001mm。公称の耐水圧である20,000mmにはおよびませんでしたが、大雨を防ぐには十分といえる防水性でしょう。水が浸みやすいファスナーや縫い目には止水テープや当て布がされており、防水性に配慮された商品といえます。
一方で透湿度は、実測で2,184g/m2/24hと低い結果に。裏地には肌への張り付きを防ぐメッシュが取りつけられていますが、ベンチレーションがないうえ生地が分厚いので、汗っかきな人はすぐに汗で蒸れるでしょう。
重量も実測で473gと重く、登山用のレインウェアとしてはかさばります。すべての荷物を自分で背負う必要がある登山では重荷となるため、避けたほうが無難です。そのぶん耐久性は比較的高いものの、引き裂きを防ぐリップストップ機能がないため尖ったものが刺さると致命的な破損に繋がる可能性があります。
フードやポケットのつくりも登山向きとはいえず、評価を伸ばせませんでした。フードは大型で各部を調整できますが、片手で素早く調整できる機能は備わっていません。また、ポケットはザックに干渉する位置かつ、雨除けのひさしが邪魔で使いにくい点がデメリット。スペック上の機能は上位商品と同じですが、フィールドでの使い勝手に大きな差がありました。
レインウェアとして最低限必要な防水性は有しているものの、登山用途だとそのほかの機能が乏しい点で評価を伸ばせなかった商品です。低価格ではありますが、ほかの選択肢を検討してもよいでしょう。
実際にビーラン namelessage ハイスペック レインセットと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ビーラン namelessage ハイスペック レインセットよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
MILLET MOUNTAIN GROUP
しなやかな着心地と十分な防水性・透湿性。街中でも活躍
MILLET MOUNTAIN GROUP
超軽量で防水性が高い。U.L.ハイクやトレランにおすすめ
マイベストが検証してわかったビーラン namelessage ハイスペック レインセットの特徴は、ひとことでまとめると「持ち運びにくく蒸れやすい。登山用レインウェアには不向き」です。
実際、たくさんある登山用レインウェアの中で、防水性の高さや蒸れにくさ、持ち運びやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、ビーラン namelessage ハイスペック レインセットを含む登山用レインウェアの検証方法や、自分に合った登山用レインウェアを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
マイベストでは「台風並みの暴風雨では多少濡れるが、行動に問題ない程度の防水性を有する」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「 雨の日の夏の樹林帯をレインウェアを着用しながら中程度の強度で1時間行動すると、レインウェアのなかが濡れるが快適さは損なわれずに使用できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「1gでも減らしたい山行では若干のもどかしさは感じるものの、十分満足してもちはこべる重さ」のものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
使い勝手のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「夏山登山で快適に使用できる機能が網羅され、ユーザーに配慮した独自の工夫がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「藪漕ぎで使っても2シーズン前後は持つ耐久性」のものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
すべての検証は
マイベストが行っています
| 重量(実測) | 473g(Lサイズ・ジャケットのみ) |
|---|---|
| 耐水圧(実測) | 14,001mm(JIS L 1092 B法 高圧法) |
| 透湿度(実測) | 2,184g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
| メンブレン. | 不明 |
良い
気になる
| 身幅(実測) | 62cm |
|---|---|
| 裄丈(実測) | 85cm |
| 着丈(実測) | 68cm |
| 素材 | ポリエステル |
| 耐水圧 | 20,000mm |
| 透湿度 | 公称値なし |
| 収納袋付き | |
| フードの調整機能 | |
| ヘルメットの上から被れるフード |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
登山用レインウェアの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ビーラン namelessage ハイスペック レインセット以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| 重量(実測) | 298g |
|---|---|
| 耐水圧(実測) | 23,250mm(JIS L 1092 B法 高圧法) |
| 透湿度(実測) | 5,160g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
| メンブレン. | ティフォン |
良い
気になる
| 身幅(実測) | 56cm |
|---|---|
| 裄丈(実測) | 90cm |
| 着丈(実測) | 72cm |
| 素材 | ナイロン |
| 耐水圧 | 30,000mm |
| 透湿度 | 50,000g/m2/24h |
| 収納袋付き | |
| フードの調整機能 | |
| ヘルメットの上から被れるフード |
| 重量(実測) | 261g |
|---|---|
| 耐水圧(実測) | 20,802mm(JIS L 1092 B法 高圧法) |
| 透湿度(実測) | 5,472g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
| メンブレン. | スーパードライテック |
良い
気になる
| 身幅(実測) | 56cm |
|---|---|
| 裄丈(実測) | 88cm |
| 着丈(実測) | 67cm |
| 素材 | ナイロン |
| 耐水圧 | 20,000mm以上 |
| 透湿度 | 40,000g/m2/24h |
| 収納袋付き | |
| フードの調整機能 | |
| ヘルメットの上から被れるフード |
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