住宅ローンを組むには団信への加入が必須条件になっていることが多く、健康診断の結果は非常に重要といえます。診断内容によってはローンの審査に影響するため不安を感じる人もいるでしょう。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
住宅ローンの審査時は、健康状態を申告しますが診断書の提出は不要です。まずは、住宅ローンに必要な健康にまつわる書類や手続きを解説します。
住宅ローンの審査では、基本的に健康診断書の提出は不要です。ただし、金融機関や申し込む商品によっては提出を求められることもあるため、事前に確認はしておきましょう。
とくに、特約付きの住宅ローンや借入額が大きい場合は健康診断書の提出を求める金融機関が多い傾向に。会社で健康診断を受けた際は書類を保管しておきましょう。
住宅ローンの手続きのなかで、団信に申し込む際に健康告知書が必要になります。団信は団体信用生命保険の略称で、契約者に万が一のことがあった際に家族や家を守るための保険です。多くの金融機関では団信に加入すると、契約者が死亡したときや高度障害状態になったときに保障を受けられます。
団信の健康申告書で虚偽の申告を行うと、審査に通ったとしても保障を受けられない可能性があるため、必ず正直な申告を行いましょう。保障内容は住宅ローンの種類や金融機関によって異なります。そのため、審査前に条件や保障内容を金融機関に確認するとよいでしょう。
健康状態によって団信への加入が困難な場合は、下記の対処法により審査を通過できる可能性が高まります。
住宅ローン契約時に団信へ加入ができない場合は、別の保険会社に申し込む方法がおすすめです。団信の審査は金融機関ではなく、提供している保険会社が行います。一度団信の審査が通らなくても、引受保険会社を変更すると審査に通過できる可能性があるため検討しましょう。
ただし、各金融機関の引受保険会社はある程度決まっていたり、ほかの銀行と同じ会社が入っている可能性があります。一例として、auじぶん銀行の団信の審査に落ちたあと、ソニー銀行に申し込むんだとしても、引受保険会社が同じクレディ・アグリコル生命保険株式会社なので無駄骨になってしまうケースが挙げられます。
ワイド団信は通常の団信よりも条件が緩やかで、うつ病や糖尿病、高血圧などの持病があっても加入できるプランです。一般団信で通過できない条件の人はワイド団信の利用を検討しましょう。
フラット35の場合は団信への加入が義務づけられていませんが、万が一の際に遺された家族に大きな負担をさせてしまうかもしれません。将来的に安心して住宅ローンを組むためにも、少し時間をおいて再度審査を申し込んでみましょう。
要経過観察の場合は告知する必要はありません。ただし、金融機関によっては詳細の告知を求められたり、再検査を依頼されたりする場合があります。
健康診断の結果は、病院を受診して即日受け取りできる施設もあります。ただし、選択する項目によっては翌日以降の受け取りになる可能性があるため確認しましょう。
自分の健康状態が整ったあとは、適切な住宅ローン選びを行いましょう。以下の記事では住宅ローンをランキング形式で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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