マイベスト
FXおすすめ商品比較サービス
マイベスト
FXおすすめ商品比較サービス
FXのスプレッドとは?基礎知識から計算方法や変動・手数料まで徹底解説

FXのスプレッドとは?基礎知識から計算方法や変動・手数料まで徹底解説

FXでを始めるなら、必ず理解しておくべき基本用語がスプレッド。しかし、耳にする機会は多いものの実はどのように取引に関わるのかわからない、という人も意外と多いのではないでしょうか。


そこで今回は、FXのスプレッドについて徹底的に解説します。概要や計算方法から、為替レートとの関係まで詳しく説明するので、FX取引をスタートする前にぜひチェックしてください。

2024年02月29日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
…続きを読む

目次

FX口座おすすめTOP5

1

SBI FXトレード

SBI FXTRADE
4.88
SBI FXTRADE

お試しでFX取引を始めるなら注目!1通貨と業界最小の取引単位

2

松井証券

MATSUI FX
4.31
MATSUI FX

最小取引単位が1通貨と優秀!割安なスプレッドも魅力

3

セントラル短資FX

FXダイレクトプラス
4.10
FXダイレクトプラス

スプレッドは割安。米ドル/円の買いスワップポイントが高い

4

ゴールデンウェイ・ジャパン

FXTF
4.06
FXTF

英ポンド/円ペアのスプレッドが狭い。一部ペアのスワップポイントが高い

5

ヒロセ通商

LION FX
4.04
LION FX

取扱通貨ペアが豊富。スプレッドも平均並みの狭さ

FX取引におけるスプレッドとは?

以下では、FXのスプレッドの概要について解説します。

スプレッドとは買値と売値の差額

スプレッドとは買値と売値の差額

スプレッドとは、FXにおける買付価格と売却価格の差額です。


たとえば米ドル/円で取引する際に、買値(Ask)が110.010円、売値(Bid)が110.000円の場合は、差額の0.01円=1銭がスプレッドに該当。価格差が小さい場合には「スプレッドが狭い」、価格差が大きい場合は「スプレッドが広い」と表現されるのが一般的です。


スプレッドはトレードごとに発生するため、実質的な取引コストであると考えられています。スプレッド分を別途支払ったり、口座から引き落されたりはしないものの、常に取引の損益に反映されていると理解しておきましょう。

スプレッドが狭いほど利益を出しやすい

スプレッドが狭いほど利益を出しやすい

スプレッドは狭いほど利益を出しやすくなります。スプレッドの以上の価格変動が起きなければ、利益を生み出せないためです。


たとえばスプレッドが5銭の場合は、5銭分の含み損を抱えて取引がスタートすることになり、5銭以上の変動が生じないと利益は生まれません。しかし、スプレッドが0.1銭の場合なら、0.1銭以上の変動が生じれば利益が生まれます。


このように、スプレッドが狭いほど小さい値動きでも利益を得やすくなり、効率的な運用ができることを覚えておきましょう。スプレッドは、FX取引における重要な要素です。

スプレッドは通貨ペアやFX会社によって異なる

スプレッドは通貨ペアやFX会社によって異なる

スプレッドは通貨ペアやFX会社によって異なるため、確認してから取引を行いましょう。


一般的に、米ドルなど取引量の多い通貨ほどスプレッドが狭い傾向にあります。取引量の多い通貨は需要が高く、欲しい値段で取引に応じる相手が見つかりやすいためです。


同じ通貨であっても、FX会社ごとにスプレッドの設定が異なる点にも注意。スプレッドが狭いほど取引コストが少なく有利なため、スプレッドの幅に注目してFX会社を選びましょう。


以下の記事では、人気のFX口座をランキング形式で比較しています。FX口座ごとのスプレッドの値についても表記しているため、比較したい人は参考にしてみてください。

FXのスプレッドはどうやって決まる?

次に、FXのスプレッドの値はどのように決まるのか解説します。

固定スプレッドと変動スプレッドの2種類がある

固定スプレッドと変動スプレッドの2種類がある

FXのスプレッドの種類は2つ。外国為替市場のレートにかかわらず常に一定に保つ固定型スプレッドと、レートに応じて変化する変動型スプレッドがあります


FX会社は、顧客から受けた注文に応じて、インターバンク市場と呼ばれる金融機関向けのマーケットで売買を実行。インターバンク市場ではスプレッドが常に変動するため、顧客に提示するスプレッドもそれに合わせて小刻みに変化します。そのため、FXのスプレッドは変動型が一般的でした。


しかしスプレッドが常に変動すると、取引した瞬間に利益が少なくなるなどのデメリットが生じる場合があります。これをカバーするために生まれたサービスが固定型で、スプレッドの変動リスクをFX会社が引き受け、常に一定のスプレッドを提示します。


現在は多くのFX会社がスプレッドを「原則固定」としており、安定した取引が可能になっています。

原則固定とされていても、スプレッドが広がる可能性がある

原則固定とされていても、スプレッドが広がる可能性がある

スプレッドのタイプが原則固定とされている場合でも、例外的に広がる可能性があるため注意しましょう。原則固定とは、特別な事情が発生した場合を除き、基本的に各通貨ペアのスプレッドを固定とする方式です。


原則固定とされているスプレッドが広がるひとつのケースは、取引量が低下しているとき。早朝・年末年始・週初・週末などは取引参加者が少なくなり、スプレッドが広がる傾向にあります。


突発的な事象が発生したときや重要経済指標の発表時にも、スプレッドが広がる可能性が高いでしょう。具体的には、戦争・テロ・地震など経済に大きな影響を及ぼす事件が発生したときや、米国雇用統計や政策金利など重要な経済指標の発表時に、相場に大きな変動が起こりやすくなります。


なお、原則固定が守られているかを知るには、スプレッドの提示率に注目しましょう。提示率とは、FX会社が実際に顧客に提示するスプレッドの値が、事前に公開したスプレッドの範囲内に収まっていた割合を表すもの。直近4週間の提示率が95%以上に保たれている場合は、原則固定が守られていると見てよいでしょう。

スプレッドの単位や取引コストの計算方法

以下では、スプレッドの単位や取引コストの計算方法について解説します。

スプレッドは「銭」または「pips」で表す

スプレッドは「銭」または「pips」で表す

スプレッドの単位は「銭」もしくは「pips」です。


日本円を含む通貨ペアの場合は「銭」、日本円を含まない外貨ペアの場合は「pips」が用いられますたとえば、米ドル/円やユーロ/円の取引は「銭」、ユーロ/米ドル・英ポンド/米ドルなどの取引は「pips」が表示単位です。


1pipsは日本円に換算すると0.01円であり1銭、米ドルに換算すると0.0001ドルとなるのが一般的です。ただし、FX会社によって異なる場合もあるため、取引する前に公式サイトでチェックしましょう。

取引コストの計算方法

取引コストの計算方法

取引コストは、スプレッド×取引する通貨数量で算出が可能です。


たとえば米ドル/円のスプレッドが0.3銭のときに、10,000通貨取引をした場合は、0.3銭(0.003円)×10,000通貨で、取引コストは30円ユーロ/米ドルのスプレッドが2pipsのときに10,000通貨取引をした場合は、2pips(0.0002ドル)×10,000通貨で、取引コストは2ドルです。


スプレッド自体は1銭に満たないほどの少額でも、取引金額が大きかったり、取引回数が多かったりすると無視できない金額になります。FXで取引をする際は、スプレッドと取引量を計算し、実質的な取引コストを意識しながら利益を狙うとよいでしょう。

FX口座おすすめTOP5

1

SBI FXトレード

SBI FXTRADE
4.88
SBI FXTRADE

お試しでFX取引を始めるなら注目!1通貨と業界最小の取引単位

2

松井証券

MATSUI FX
4.31
MATSUI FX

最小取引単位が1通貨と優秀!割安なスプレッドも魅力

3

セントラル短資FX

FXダイレクトプラス
4.10
FXダイレクトプラス

スプレッドは割安。米ドル/円の買いスワップポイントが高い

4

ゴールデンウェイ・ジャパン

FXTF
4.06
FXTF

英ポンド/円ペアのスプレッドが狭い。一部ペアのスワップポイントが高い

5

ヒロセ通商

LION FX
4.04
LION FX

取扱通貨ペアが豊富。スプレッドも平均並みの狭さ

本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。
参考になりましたか?

人気
FX関連のおすすめ人気ランキング

東京都内のFXセミナー

17商品

人気
FX関連の商品レビュー

新着
FX関連の商品レビュー

人気
FX関連のお役立ちコンテンツ

新着
FX関連のお役立ちコンテンツ

人気
投資・資産運用関連のfavlist

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.