車を買ったら、まず手続きをしておきたい自動車保険。しかし、初めて自動車保険に加入するときには、不安も大きいですよね。あらかじめ必要なものを揃えておくと、手続きがスムーズに行えます。
今回は、自動車保険の加入に必要な書類について、初めての方もにもわかりやすく解説していきます。しっかりと準備しておき、不安なく自動車保険の手続きを進めましょう。
法人向けの資産相談業務やグループ企業の経営管理、分散金融市場における資産運用事業を手がける。その他、大手のビジネス系メディア「マネー現代:講談社」「ITmediaビジネスオンライン」「四季報オンライン」等で執筆も行っている。 OKOSUMO(公式サイト):https://okosumo.com/ Twitter:https://twitter.com/full_tangent
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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まずは、自動車保険に新規加入するときに、予め準備しておくべき書類からご紹介します。
自動車保険では、見積りを段階から自動車や契約者の正確な情報が必要です。車検証・運転免許証を用意しておきましょう。
車検証は自動車保険に入るために、一番大切な書類。これによって、車の型式や初度登録年月など、車の基本情報を確認します。
発行に時間がかかる場合、車の型式と初度登録が分かれば保険の概算は可能ですが、申込時には原本の確認が必要になるため、早めの発行の依頼をしておくとよいでしょう。
運転免許証では、免許証の色や有効期限、取得年月日を確認します。保険会社によっては免許証のコピーの提出も求められるため、手元に準備しておきましょう。
なお、5年間無事故・無違反の優良ドライバーに付与されるゴールド免許の場合は保険料の割引が受けられるのが一般的です。
見積りを経て正式な契約に進む場合には、新たに以下のようなものが必要になります。
契約内容によっては、車を運転する同居家族の性別や生年月日の情報が必要です。保険会社によっては、契約内容にかかわらず免許を持っている同居家族全員の氏名・性別・生年月日を確認することがあります。友人などの第三者が契約車を運転する場合は、その年齢も確認しておいたほうがスムーズでしょう。
保険料を口座引落にする場合は、届出印と通帳など口座情報がわかる書類が必要です。クレジットカード払いの場合は、本人名義のカードを用意。振込する場合は、振込先の情報をきちんと確認してくださいね。
新しく自動車保険に加入する場合、通常なら等級は6から始まりますが、複数台新規制度(セカンドカー割引)を利用すれば、新規でも7等級から始めることが可能になります。等級が上がるほど保険料が安くなるため、この制度を使うとお得です。
この制度の利用条件は、同居の親族が11等級以上の自動車保険に加入していること。利用の際には、通常の新規加入に必要な書類に加えて同居の親族の保険証券番号が必要です。
自動車保険を更新する場合には、まずは見積りをとることになりますが、その際には車に関する情報以外に等級や事故有係数適用期間などの情報が必要。これらは、現在の自動車保険の保険証券に記載されているので、新たに用意するものはありません。
一方、車検証の変更を伴わない場合は特に必要書類はなく、保険会社への連絡だけで完結するのが一般的。たとえば、子どもが新しく免許を取得したので契約条件を変更したいという場合が該当します。このような場合は、まずは保険会社に連絡してみるのがスムーズですよ。
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