地上デジタル放送だけでなく、BSやCSも視聴できるドコモ光のテレビサービス。具体的なサービス内容や申し込みの方法など気になっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ドコモ光のテレビサービスを紹介します。サービスのメリットや注意点、申し込みから工事の流れも解説するので、ドコモ光のテレビサービスへの加入を検討している人は、内容を確認してみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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ドコモ光のテレビサービスとは、光ケーブルを利用してテレビを視聴できるサービスです。
光回線の月額利用料金に追加支払いをすることで利用でき、地上デジタル放送・BS放送に加えて、プランによってはCS放送も視聴できます。アンテナが不要なため悪天候でも電波を受信可能な点や、最大1Gbpsの高速通信を利用できる点がメリットです。
ドコモ光のテレビサービスには、ドコモ光テレビオプションとひかりTVの2種類があります。ここでは視聴可能なチャンネルや利用料金を解説しますので、どちらに加入するか迷っている人は確認してみてください。
ドコモ光テレビオプションでは、地上デジタル放送と無料のBSデジタル放送、FMラジオ放送を視聴できます。映画やスポーツなどの専門チャンネルを視聴したい場合は、スカパー!に申し込めば、CS放送も視聴可能です。
ドコモ光テレビオプションを利用する際には、月額料金のほかに初期費用が発生します。初期費用はドコモ光・ahamo光の派遣工事と同時に行う場合は、テレビ1台までの接続工事料が13,530円、テレビ2〜4台の接続工事料が28,160円です。
すでにドコモ光を利用しており、テレビオプションのみに加入する場合は、初期費用が高くなります。テレビ1台までの接続工事料が20,860円、テレビ2〜4台の接続工事料が35,310円です。
ドコモ光テレビオプションの月額利用料金は825円であり、スカパー!に申し込む場合は追加で基本料429円・チャンネルパック料金3,960円がかかります。
ドコモ光テレビオプション経由でスカパー!に同時加入すると工事費が実質無料になるため、サービス内容とトータル必要を考慮してコースを選択しましょう。
ひかりTVに加入すれば、地上デジタル放送と無料のBSデジタル放送に加えて、80以上の専門チャンネルや12.5万本以上のビデオオンデマンドが楽しめます。放送している番組の詳細は、ひかりTVの公式サイトをご確認ください。
ひかりTVはアプリを利用すれば、スマートフォンやパソコンで番組を視聴することが可能です。番組を録画して外出先で視聴することもできます。
ひかりTVを視聴するためにはドコモ光・ahamo光などの光回線に加えて、ひかりTV対応チューナー、自宅内のLAN環境が必須です。ひかりTV対応チューナーは別途購入もしくは、レンタルをする必要があります。レンタルする場合の料金は月額550円です。
ひかりTVはプランによって月額利用料金が異なります。40以上の専門チャンネルが視聴できる専門チャンネルプランは2,750円、地上デジタル放送やBSデジタル放送、見放題の専門チャンネルが視聴できる基本プランは1,100円で利用可能です。
家中のテレビで地上波やBSが見られる点や、STBが不要でリモコン1台で操作ができる点などが、ドコモ光のテレビサービスのメリットです。メリットを理解したうえで、ドコモのテレビサービスに加入するか検討してみてください。
ドコモ光のテレビサービスは、家中のテレビで地上デジタル放送やBSデジタル放送が視聴できます。初期費用の違いは生じますが、利用できる台数の制限もありません。
視聴可能なチャンネルは、地域によっても異なります。NHK総合やNHKEテレなどは共通していますが、ほかのチャンネルは地域の放送局の配信エリアに影響を受ける点は理解が必要です。
詳細が気になる人はNTT東日本、NTT西日本の公式サイトから、お住まいの地域で視聴可能なチャンネルを確認してみてください。
地上デジタル放送やBSデジタル放送だけでは物足りないと感じる人は、スカパー!やひかりTVに契約することも可能です。別途料金は発生しますが、必要に応じて加入を検討しましょう。
ドコモ光のテレビサービスはアンテナの設置が不要なため、住宅の景観が損なわれにくい、天候に左右されないといったメリットも。テレビ電波の受信にはアンテナではなく、光回線を利用しています。
アンテナが不要なので、集中豪雨や降雪などで電波が受信できなくなる可能性は低いでしょう。台風でアンテナが壊れるリスクも回避することができます。
ただしアンテナ設置は不要ですが、ドコモ光のテレビサービスを利用するには、デジタル放送に対応したテレビまたは、チューナーが必要です。スカパー!やひかりTVを利用する場合は、対応機種の用意が必要な点も理解しておきましょう。
ドコモ光のテレビサービスはSTBが不要なため、リモコン1台で操作ができます。光ファイバーを映像用回線終端装置に接続することで、電気信号に変換することができるからです。
STBとはデータを受信し、テレビで視聴可能な信号に変換する機器の総称であり、複数台のリモコンを使用する必要があります。ドコモ光のテレビサービスは光回線を活用して、リモコン1つで録画まで行うことが可能です。
ただしひかりTVを利用する場合、別途チューナーが必要となります。必要機器が増えることに抵抗がある人はいますが、チューナーのリモコンで基本的な操作が完結するので、手間が増えることはありません。
ドコモ光のテレビサービスは提供エリアが限られている点や、接続工事や追加工事が必要となる点に注意してください。注意点も確認したうえで、実際に加入すべきか検討してみましょう。
ドコモ光のテレビサービスは、提供エリアが限られています。フレッツ光の回線が届かない場所はドコモ光のテレビサービスが利用できないとされているからです。
ドコモ光のテレビサービスが利用できるのは37の都道府県であり、対象地域でも設備状況によってはサービスを利用できない場合があります。具体的な対象地域はNTT東日本、NTT西日本の公式サイトを確認してみてください。
ドコモ光のテレビサービスはアンテナ工事は不要ですが、接続工事や追加工事が必要です。テレビを視聴するために、映像用回線終端装置を屋内に設置しなければいけません。
基本工事・テレビ接続工事・追加工事の3つがあります。基本工事は映像用回線終端装置を屋内に設置するために行い、テレビ接続工事で映像用回線終端装置と宅内設備との接続が必要です。複数のテレビ端子を接続したり、テレビの視聴確認やチャンネル設定も同時に行ったりします。
追加工事は5台以上のテレビを接続する際に必要です。映像信号の出力が不足している場合にも行うケースがある点も覚えておきましょう。
なお、ひかりTVを利用する場合は工事は必要ありません。送られてきた機器の接続を自分で行います。工事が不要な分、初期費用を抑えることが可能です。
ドコモ光のテレビサービスの申し込み・工事の流れは契約前と契約後で異なります。ドコモ光のテレビサービスに加入する前に工事の流れまで把握しておきましょう。
ドコモ光を契約していない人は、まず回線の申し込みを行う必要があります。派遣工事と同時にドコモ光テレビオプションの開通工事を行ってもらうことが可能です。
まずドコモ光の公式サイトから申し込みの手続きを行います。手続きが完了すると開通のご案内、プロバイダID・パスワードが送られてくるので受け取ってください。
工事日がきたら機器の設置場所などが指示できる人が立会いをして、開通工事を実施します。工事完了後に自身でルーターの接続や設定を行ったら、サービスを利用可能です。
すでにドコモ光に契約している人は、電話もしくはドコモショップで手続きをします。サービスを後付けするため、新規窓口からの申し込みはできません。
手続きを行う際には、ネットワーク暗証番号と本人かどうかの確認が行われるため、事前に準備をしておきましょう。電話で申し込みをする人は、ドコモのスマートフォンを利用している場合は151から無料で通話が可能です。
申し込みが完了したら工事の日程調整の連絡があるため、日程を決めて開通工事に立会いましょう。工事が完了したらドコモ光テレビオプションが利用できます。
ドコモ光のテレビサービスを利用する際には、解約金や接続台数などに関する疑問を抱く人もいます。よくある質問を確認し、疑問を解決した状態でドコモ光のテレビサービスに加入しましょう。
ドコモ光のテレビサービスは、基本的に解約金が発生しません。解約月は日割り計算なしの月額利用料金が請求される点は理解が必要です。
例外としては、スカパー!とのセットで無料テレビ接続工事を利用した場合が挙げられ、2年以内の解約で23,430円の解約金が発生します。
ドコモ光のテレビサービスには、接続の台数制限はありません。ただし接続台数に応じて工事費用が変わるので注意しましょう。
1台のみの場合は7,150円ですが、2〜4台の場合は21,780円、5台の場合は25,410円と費用が高くなっていきます。
ドコモ光はテレビサービスが利用できるなどサービスが豊富なだけでなく、ドコモのスマートフォンとセットで利用すると通信費の節約が可能です。「ドコモ光セット割」が適用されると、毎月の利用料金から1,100円の割引を受けられます。
さらにサポート体制が整っている点もドコモ光の魅力です。電話での相談ができるだけでなく、ドコモショップに行けば店員が対応してくれるため、手厚いサポートを受けられるでしょう。
光回線サービスのなかには、ドコモ光よりも安く利用できるものがあります。料金の安さに重点を置いているサービスを選べば、お得に利用できるでしょう。
mybestでは光回線のおすすめ人気サービスをランキング形式で紹介しています。利用料金に加えて各サービスが行っているキャンペーンや実際の通信速度も紹介しているため、光回線選びに迷っている人は内容を確認してみてください。
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