日本人の嗜好に合わせて加工している、優こくるい オートミール。「おいしく食べられる」と評判です。しかし、インターネット上では口コミが少なく、実際の評判がわからないため購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、優こくるい オートミールを含むオートミール全50商品を実際に試して、お茶漬け・オーバーナイトオーツそれぞれのおいしさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
日食 優こくるい オートミール インスタントタイプは、アレンジ料理用向きのオートミールです。比較したなかにはクセが強い商品もありましたが、こちらは実食したモニターから「麦の感じが邪魔せず食べやすい」というコメントが多数あがりました。謳い文句どおりクセが少なく、ほかの食材の風味を邪魔せず味わえます。
お茶漬けにしてみると、「おいしく食べられる」という評判どおりだしの風味がしっかり感じられました。ただし、粒が細かいためどろっとした舌触りに。比較したなかにはお米の代用になる歯応えの商品もありましたが、こちらは食べ応えがほしい人には物足りない印象です。
牛乳を入れてオーバーナイトオーツにしてみても、粘り気の強い食感になりました。お粥のようなねっとり感が出るため、シリアル代わりに食べたい人には向きません。「とろみが強く食べにくい」「食事をしているという満足感が得られない」といったコメントが集まりました。
とはいえ、リーズナブルな価格設定や保存のしやすさは魅力。1食あたり40円をオーバーする商品もあるなか、およそ25円と安価に購入できます(※執筆時点)。パッケージにジップがついているので、1食分ずつ気軽に取り出せますよ。オートミールを食べたことがない人も、チャレンジしやすい商品といえるでしょう。
お粥感覚で食べたいとき・料理に入れて楽しみたいときにはぴったりな一品です。お米感覚で味わいたい人・毎朝のシリアル代わりに食べたい人は、食べ応えのあるロールドオーツタイプを検討してみてくださいね。
「日本で最初のシリアルメーカー」を謳う日本食品製造合資会社。できるだけ加工をしないオートミール作りに力を入れています。
今回ご紹介するのは、Amazon限定ブランド優こくるいのオートミール。細かく粉砕したインスタントオーツタイプです。国内工場で特殊焙煎を行い、日本人の嗜好に合わせた香ばしさ・クセの少ない味を目指しています。
ジップ付きのパッケージで保存しやすいのも特徴です。なお、有機JAS認証は取得していません。
そもそもオートミールとは、オーツ麦を脱穀して食べやすく加熱加工したものです。水分を含むとかさが増すため、1食あたりの量は約30g。白米は1食150gなことを考えると、とても少なく済みます。
量が少ないぶんカロリーにも差があり、白米が1食234kcalに対してオートミールは105kcalと半分以下。それでいて食物繊維が豊富なため、ダイエット中の人から人気を集めています。米化して食べられるのも魅力です。
ただし、脂質は多め。食べすぎると痩せないどころか太る原因になってしまう可能性もあるので、1食分は30g程度に抑え、薄味で食べる意識を持ちましょう。
優こくるい オートミールには、水溶性食物繊維の一種でβ-グルカンという発酵性食物繊維が豊富。不溶性食物繊維が含まれているうえ、鉄分やビタミンB1といった栄養素も摂取できます。
100gあたりの栄養成分は以下のとおりです。
優こくるい オートミールは、そのままでも食べられます。フルーツやナッツを加えたり、メープルシロップやフルーツソースで味つけするのもおすすめです。牛乳やヨーグルトをかければ手軽な朝食に早変わり。メーカーでは、介護食としての使用も推奨しています。
また、日食の公式ホームページではオートミールを使ったさまざまなレシピを公開中です。以下ではハンバーグのレシピをピックアップしてご紹介します。健康維持を目指す人はぜひチャレンジしてくださいね。
<材料(4人前)>
<調理手順>
①フライパンを使ってみじん切りにした玉ねぎをバターで炒め、冷ましておく②ボウルに合挽き肉・オートミール・冷ました玉ねぎ・卵・牛乳・塩こしょうを入れてよく混ぜ合わせる
③混ぜ合わせた合い挽き肉を4等分する④フライパンに同量のバターとサラダ油を入れ、両面を焼く
今回は、優こくるい オートミールを含むオートミール全50商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、お茶漬けのおいしさの検証です。
5人のモニターがお茶漬けの素を入れたオートミール粥を実食し、評価しました。評価ポイントは以下の4点です。
<評価ポイント>
「クセがない」と謳うとおり、穀類特有のクセは控えめ。モニターからは「麦の感じが邪魔しない」「お茶漬けのだしの風味がしっかりときいていた」というコメントが寄せられました。
一方、やわらかく歯応えがない点を全員が指摘しています。比較したなかで、ロールドオーツタイプは粒が大きく歯応えがあると好評でした。こちらはインスタントオーツタイプなため粒は細かめ。とろみが強く、どろっとした食感です。少ない量で満足感を得たい・ダイエットに活用したい人にはあまり向きません。
とはいえ、クセ・香りが弱く食べやすいのは魅力です。「お茶漬けとの相性がよい」と回答した人もいたため、「おいしく食べられる」という口コミにも納得の結果といえるでしょう。ほかの食材の味を邪魔しにくいため、料理にも使いやすいですよ。
<お茶漬けのおいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、シリアルの代用として牛乳に一晩漬けたオーバーナイトオーツのおいしさ検証です。
5人のモニターが実食し、評価を行いました。評価ポイントは以下のとおりです。
<評価ポイント>
オーバーナイトオーツの検証でも、クセのない味と香りが好評でした。硬さ・粘り気の面では、「食感が柔らかく食べた感じがあまりしない」「噛み応えがない」とお茶漬けにしたときと同様の声があがっています。
比較したなかで、粘り気やとろみの強いクイックオーツ・インスタントオーツはオーバーナイトオーツには不向きでした。こちらも「ねっとりしている」「とろみが強く食べにくい」というコメントが集まり、シリアル感覚で味わいたい人には向いていません。
とはいえ、食べやすい風味なので麦のクセを苦手とする人には選択肢のひとつになるでしょう。歯応えがほしい人は、ドライフルーツやナッツなど固さのあるものを混ぜるのも手です。
<オーバーナイトオーツのおいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
優こくるい オートミールは、Amazon・Yahoo!ショッピングでの販売が確認できました。
Amazonでは、350g×6袋のセット販売もあります。まとめ買いしておきたい人・友人とシェアしたい人は、こちらも検討してくださいね。
最後に、歯応えのある商品をご紹介します。優こくるい オートミールとは、異なる魅力を楽しめますよ。
米化して食べたい人におすすめなのは、こめたつのオートミール(ロールドオーツ)。お茶漬けとして食べたモニター全員から「お米に近い味わい」と好評でした。もっちりした食感・プチッとした歯応えを味わえます。化学肥料や農薬を一切使用せず、有機JAS認定済みな点も魅力です。
オーバーナイトオーツとして楽しみたい人は、味源のオートミールをチェック。ロールドオーツタイプで牛乳との相性がよく、オーツ麦の香ばしさと甘みがしっかり感じられます。スープやスムージーとの相性も良好です。1食あたり約30円と、比較的リーズナブルで挑戦しやすいですよ。
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