ドイツ産の麦芽と、岩手県和賀岳の天然水で仕込む自然派ビールとして人気の「銀河高原ビール ヴァイツェン」。一方で、インターネット上の口コミを見てみると、「高めの価格のわりに味に特別感がない」といったネガティブな声も見られます…。
そこで今回は、口コミが真実であるか確かめるべく、銀河高原ビール ヴァイツェンを実際に購入し、おいしさを検証レビューしました!購入を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
唎酒師・焼酎唎酒師・アクアソムリエの資格保持者。マイベストでは、酒・水担当として日本酒・ビール・ウイスキーなど200種類以上のお酒を比較検証している。プライベートでも週に4回以上お酒を嗜み、トレンドや消費者の嗜好を日々アップデートしている酒愛好家。普段あまりお酒を飲まない初心者から、あらゆる品種を飲み比べてきた酒愛好家まで幅広く楽しめるような価値あるコンテンツの提供を目指し、酒商材の魅力を最大限に引き出すコンテンツ作り・情報発信に励んでいる。
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非常に飲みやすく気づけば何杯でも飲めそうな味でしたが、そこまで大きなインパクトはなく敢えてこのビールを選ぶ理由はあまりないかもしれません。
とはいえ、酸味の強い味は暑い季節にぴったり。本場のドイツビールを少しでも感じたいのなら、銀河高原ビール ヴァイツェンがおすすめです!苦味が薄く味のバランスがいいため、普通のビールが苦手な人こそ楽しめるビールと評価します。
銀河高原ビール ヴァイツェンは、岩手県のビールメーカー・銀河高原ビールが製造・販売している白ビールの1つで、ビールの本場であるドイツの製造方法を取り入れた地ビールです。
缶の中心に描かれてるユニークな「銀河高原ビール」という名前は、初めて製造された1996年が宮沢賢治生誕100周年だったことにちなみ、宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」からとったといわれています。
銀河高原ビール ヴァイツェンのヴァイツェンはドイツ語で「小麦」を意味する言葉です。その名前の通り、銀河高原ビール ヴァイツェンは小麦に非常に力を入れているのがポイント。ドイツ産麦芽100%使用であり、日本のその他のビールと比べ「甘み・コク」を重視したビールとなっています。
銀河高原ビール ヴァイツェンは、ドイツビールの影響を強く受けているビールです。ドイツが1516年に「ビールは、麦芽・ホップ・水のみを原料とする」と定めた「ビール純粋令」を、500年以上経った現在もしっかり守り続けています。
こだわりを感じられる銀河高原ビール ヴァイツェンですが、インターネット上の口コミを見てみると、「酸っぱい」「溶けたバニラアイスクリームみたい」など、本当に飲んで大丈夫か気になる声も見受けられます。
そこで今回は、銀河高原ビール ヴァイツェンを実際に購入して、コンテンツ制作チームのスタッフ5名で試飲し、以下の1点を徹底的に検証しました。
検証①:おいしさ
ビールで気になるのは、とにかくおいしさ。銀河高原ビール ヴァイツェンは、おいしさに関しては基本的にインターネット上でも好意的な声が多いですが、こればかりは飲んでみないと分かりません。
まずは味の前に、実際に香って、ビールの匂いを確認してみることにします。
ドイツ産麦芽100%使用ということもあり、香りを嗅いでみたところ小麦の香りを強く感じました!ここまで小麦の香りが鼻に残るビールは珍しいといえます。
小麦好きな人にとっては、香りだけでも満足するかもしれません。色味を見てみても綺麗な小麦色をしており、ザ・ヴァイツェンという印象を受けました!
実際に飲んでみると、非常にすっきりとした飲み口だと感じました!甘味や苦味は薄く、その気になればゴクゴク飲めそうです。ホップ感やフルーティーさは薄く、香りだけでなく味でも、食パンの耳をかじったような小麦感が前面に出ている印象です。
小麦感の他に、銀河高原ビール ヴァイツェンを飲んで感じたのは酸味の強さです。酸味のあるビールが好きな方なら、いくらでも飲めてしまいそうなビールといえるでしょう。その酸味の強さから、夏が似合うビールだなと感じました。一方で、酸味のあるビールが苦手なようならあまりおすすめはできません…。
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