処理性能の高さやタイピングの気持ちよさ、キーボードの使いやすさが気になるLG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51J。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にLG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51Jを徹底検証しました。モバイルPC15商品の中で比較してわかったLG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51Jの実力をレビューしていきます。モバイルPCの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2025/02/06 発売
148,572円
おすすめスコア
処理性能の高さ
タイピングの気持ちよさ
キーボードの使いやすさ
画面の見やすさ
持ち運びやすさ
スピーカーの音質のよさ
マイク性能の高さ
WEBカメラの顔映りのよさ
バッテリー持ちのよさ
保証・サポートの選択肢の多さ
本体の熱くなりにくさ
稼動音の静かさ
CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
---|---|
CPUの種類 | Core i5 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均4924.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.2 )×2、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、HDMI、microSDカードスロット、イヤホンジャック |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約12時間26分 |
USB PD対応 | |
重量 | 968g(実測値) |
良い
気になる
「LG gram」は韓国のLG製で、軽量かつスリムなモバイルPCとして、ビジネスパーソンや学生に人気の高いモデルです。携帯性に優れたデザインとバッテリー持ちのよさを謳っており、持ち運び向きだといえます。
持ち運びやすさは優秀で、本体の重量が実測値で968gと非常に軽く、特に移動の多いビジネスパーソンや学生にとっては非常に便利です。充電器と合わせても1251gと軽量なので、持ち運び時に負担になりにくいでしょう。バッテリー持ちもよく、動画を連続で再生できた時間は約12時間26分と、もし充電器を忘れてきてしまったとしても1日程度なら十分作業できるレベル。また、マイク性能も優秀で、オンライン会議や通話でもノイズの少ない高音質な音声が相手に聞こえるでしょう。
タイピングにおいては「底打ち感が気になる」「反発が物足りない」といったコメントが寄せられ、長時間の入力作業には向かないという声もありました。また、CPUのマルチコアスコアがほかの商品と比べると低めで、基本的なデスクワークになら十分なものの、高負荷な作業を長時間やりたい人にとっては物足りないかもしれません。
軽量で持ち運びやすさを重視する人に最適なモバイルPC。とくに、長時間のバッテリー駆動や音質重視の通話、オンライン会議などを多く行う人にぴったりです。比較的手に取りやすい価格なので、価格をなるべく抑えたい人にもおすすめできます。
マイベストが検証してわかったLG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51Jの特徴は、ひとことでまとめると「持ち運びやすさが光る一台。外出先でも活躍できる」です。
実際、たくさんあるモバイルPCの中で、処理性能の高さやタイピングの気持ちよさ、キーボードの使いやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、LG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51Jを含むモバイルPCの検証方法や、自分に合ったモバイルPCを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
今回は、LG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51Jを含むモバイルPC15商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:処理性能の高さ
検証②:タイピングの気持ちよさ
検証③:キーボードの使いやすさ
検証④:画面の見やすさ
検証⑤:持ち運びやすさ
検証⑥:スピーカーの音質のよさ
検証⑦:マイク性能の高さ
検証⑧:WEBカメラの顔映りのよさ
検証⑨:バッテリー持ちのよさ
検証⑩:保証・サポートの選択肢の多さ
検証⑪:本体の熱くなりにくさ
検証⑫:稼動音の静かさ
マイベストでは「CPU・ストレージ・GPUの処理性能が高く、メモリを16GB搭載し一般的なデスクワークが快適にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
CPUの処理性能
CPUのパフォーマンスを比較するベンチマークソフトであるCinebench R23を使用し、マルチコア・シングルコアをそれぞれ3回計測。平均値を評価しました。
マルチコアは12,000pts以上・シングルコアは2,000pts以上は最高スコアとし、処理が高速なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ストレージの処理性能
ストレージのスピードを測定するソフトであるCrystalDiskMarkを使用し、3回計測。連続したデータの読み書きであるSEQ1MQ8T1 Read・SEQ1MQ8T1 Writeの値と、ランダムなデータの読み書きであるRND4KQ32T16 Read・RND4KQ32T16 Writeの値の平均値をそれぞれ評価しました。
SEQ1MQ8T1 Readは10,000MB/s・SEQ1MQ8T1 Writeは8,000MB/s・RND4KQ32T16 ReadとRND4KQ32T16 Writeは1,000MB/s以上は最高スコアとし、読み書きの処理が高速なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
GPUの処理性能
グラフィック性能を測定するベンチマークソフトである3DMark Professional EditionのWild Life ExtremeでGPUスコアを3回測定。8,500以上は最高スコアとし、グラフィック処理に優れたものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
メモリ容量
本体内蔵メモリの容量を本体システムから確認。32GB以上は最高スコアとし、搭載されているメモリ容量が大きいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
浅い打鍵感のキーボードに慣れているモニター5人・深い打鍵感のキーボードに慣れている5人のモニターが、以下の方法で各検証を行いました。
ノートパソコンのキーボードで文章を打ち、タイピングの気持ちよさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「一般的な配列で正確に文章を打ちやすく、タッチパッドが使いやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「解像度と輝度が高く、どんな場所でもはっきり画面が見える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
メーカー公式の仕様とWindows 11 DirectX診断ツールでパネルの最高輝度を調べました。
600nit以上は最高スコアとし、晴れた屋外でも画面が見やすいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
解像度の高さ
メーカー公式の仕様とWindows 11 DirectX診断ツールでパネルの解像度を調べました。
4K以上は最高スコアとし、1画面で複数ウインドウを開いても文字が読めマルチタスクができるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
角度によって見え方が変わらないか
デスクに座り画面を前に10度・後ろに10度傾け、スプレッドシートの罫線が見えにくくならないかを調べました。
画面が白っぽく反射せず、視野角が狭すぎないものをおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「通勤・通学で毎日負担を感じず持ち運べる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
重さ
1g単位で計量できるはかりを使用し、本体と充電器の重さを測定しました。
800g以下は最高スコアとし、軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
大きさ
メジャーでPCの縦・横の長さを測定しました。
縦×横の面積が60,000mm²以下のものを最高スコアとし、本体のサイズが小さくかさばらないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
厚さ
デジタルノギスで本体の厚みを測定しました。今回は表面を傷つけないためにノギスをマスキングテープで保護し、マスキングテープ分の厚みを引いて測定しました。
8mm以下は最高スコアとし、本体が薄くカバンの中でもかさばらないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ノートパソコンだけで臨場感のある映画を楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
ピンクノイズをパソコンのスピーカーから最大音量で流し、コンデンサマイクを使って録音。録音した音声データをWAVEファイルに書き出し、分析ソフトを使って各項目を評価しました。
音のバランスのよさ
可聴域(22.5〜20,000Hz)の周波数特性の標準偏差を算出し、周波数特性のばらつきをチェックしました
標準偏差0を最高スコアとし、低音から高音までバランスよく出ているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
低音のポテンシャル
可聴域の周波数特性の平均値と63Hzの値との差と可聴域の周波数特性の平均値と125Hzの値との差をチェックしました
+5dB以上は最高スコアとし、可聴域の平均値より低音が出ているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
高音のポテンシャル
可聴域の周波数特性の平均値と16,000Hzの値との差をチェックしました
+15dB以上は最高スコアとし、可聴域の周波数特性の平均値より高音が出ているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「空調などのノイズをカットし、声がクリアに聞こえる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
男性・女性がマイベストのコンテンツ内の文章を読み上げている音声データをスピーカーで流し、Windows標準ソフト「サウンドレコーダー」で録音。WAVE形式で保存し、分析ソフトを使って各項目を評価しました。今回は、ノイズキャンセルやマイクの指向性の設定ができるものは有効化したうえで検証しています。
マイベストでは「色味が自然で血色感があり、顔色が明るく好印象に映る」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
人の肌や目の質感に近いシリコンダミーヘッドを、実際の使用シーンの画角に合わせノートパソコンの内蔵カメラで撮影。撮影した動画データから画像をキャプチャし、ペイントツールを使って各項目を分析しました。
カメラの性能
カメラ情報と本体のカメラ位置を確認し、下記のポイントごとに点数付けをしました。
画角が正常で解像度が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
顔色の明るさ
スポイトツールで4点のHSV色空間の情報を取得、各項目の平均値を算出しました。
V(明度)230以上は最高スコアとし、顔色が明るく見えるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
唇の血色感
スポイトツールで上唇中央のHSV色空間の情報を取得し分析しました。
唇の色が鮮やかで血色感がよく見えるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
色味の自然さ
スポイトツールでマイベストTシャツのロゴ下のHSV色空間の情報を取得し、より色味が白に近いかをチェックしました。
彩度(S)の値が0以下を最高スコアとし、不自然に色味がかっていないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
白飛びしていないか
スポイトツールで肩口と肩口付近の壁のHSV色空間の情報を取得し、白飛びしていないかをチェックしました。
明度が245未満で、Tシャツと壁付近の明度の差が2以下でないものを最高スコアとし、白飛びしていないものがおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
満充電からバッテリー切れの状態になるまで動画を連続再生し、Windowsに標準搭載されているBatteryreportでログを確認しました。
720分(12時間)以上は最高スコアとし、半日以上バッテリーがもち、出先でも朝から晩まで充電を気にせず作業できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
Cinebench R23でCPUに高い負荷をかけ、完了後すぐにサーモカメラで本体表面の温度を測定し、下記の温度をチェックしました。
本体の左手位置
平均温度は25℃以下・最高温度は30℃以下は最高スコアとし、高い負荷のかかる作業をしても全く熱くならず、熱の不快さが作業の妨げになることがないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
Cinebench R23でCPUに10分間負荷をかけ、10分間の等価騒音を測定しました。
25dB以下は最高スコアとし、静かな部屋で作業してもファンの音が気にならないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
2025/02/06 発売
CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
---|---|
CPUの種類 | Core i5 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均4924.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.2 )×2、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、HDMI、microSDカードスロット、イヤホンジャック |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約12時間26分 |
USB PD対応 | |
重量 | 968g(実測値) |
良い
気になる
CPUの型番 | インテル Core i5 1334U |
---|---|
CPUコア数 | 10コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1500.67pts |
ストレージ種類 | SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 5244.25MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4687.08MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 752.15MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 507.01MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
画面種類 | IPS |
液晶 | 非光沢(ノングレア) |
システム上の最大輝度 | 351nit |
タッチパネル | |
ドライブ搭載 | |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6E |
内蔵カメラ | |
プライバシーシャッター付き | |
ノイズキャンセル機能 | |
キーピッチ(実測値) | 18.86mm |
生体認証 | |
幅 | 31.34cm |
奥行 | 21.52cm |
高さ | 1.68cm |
付属品 | AC-DC アダプター・電源コード、インストールガイド、保証書 |
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持ち運びには本体の重さとバッテリーの持ち時間が重要です。持ち運び時の負担を極力減らしたいなら、重さが1.1kg以下のモデルを選びましょう。持ち運びやすさを検証した結果、1.1kg以下のものはとくに軽いと感じました。毎日出先に持ち運んで使用する人にとって、負担を感じにくいといえます。軽量かつ薄型のモデルは、こちらのコンテンツでも紹介しいあてるほか、価格を考慮して比較的安価なモデルのみも、こちらのコンテンツで紹介しています。
また、バッテリー持ちが優れていると充電器を持ち運ぶ手間が省け、外出先の電源がない場所でも長時間の作業が可能です。なお、充電器を使用する場合は、純正のものより嵩張りにくいノートPC用の小型充電器を使うのもひとつの手。65W以上のUSB Type-C給電に対応したパソコンで使用できます。
本体サイズが13~14インチと小さめのものは持ち運び前提で設計されていることが多く、このコンテンツでも画面サイズが13~14インチの商品に絞って比較・検証を行いました。もし15~16インチの画面が大きいノートパソコンを探している人は、こちらのコンテンツをチェックしてくださいね。
作業効率を重視するなら、CPUとメモリが重要です。CPUはパソコンの脳にあたる部分、メモリはパソコンの作業台の広さと考えてください。せっかくCPUの性能がよくても、メモリの容量が小さいと本来の処理性能を発揮できないので、バランスを見て選びましょう。
CPUは、Cinebench R23のスコアが6,000以上だったものがおすすめです。Cinebench R23とはコンピューターのCPU性能を測定するツールで、検証のスコアが6,000以上だったパソコンは体感的に処理が速く感じました。命令をスムーズに処理できるため、動作が重くなったりフリーズしたりする可能性を減らせます。
検証で高評価だった商品のCPUは、世代が新しくミドルスペック以上の性能を持つシリーズである傾向がありました。型番は、シリーズ+世代+プロセッサーナンバー+タイプを表しているので気になる場合はチェックしましょう。たとえばCore i5 1235Uなら、シリーズがCore i5・世代が12世代・プロセッサーナンバーが1235・タイプがU(省電力)です。
基本的に、CPUは同じメーカー・同じ世代であれば、数字が大きいものほど高性能。ただし世代に差がある場合は、数字が小さくても最新世代のもののほうが高性能な場合もあります。
快適に作業したいなら、メモリは16GB以上を選びましょう。処理性能の高さを検証した結果、8GBでも文章入力や動画視聴はできたものの、一度にたくさんのアプリを開くと動作が重くなることがありました。16GB以上であれば処理能力に余裕があり、マルチタスクをしてもフリーズしにくいといえます。
もし処理性能を重視して選びたいなら、高性能ノートパソコンや動画編集用ノートパソコンのコンテンツも参考にしてください。
今回の検証では、NPU搭載のCPUを積んだAI PCは性能が高い傾向がありました。NPUとは、AI処理を専門に行うプロセッサーです。性能がよいNPUを搭載かつメモリが16GBなどの一定以上の要件を満たしたものはCopilot+ PCと分類されるので、一定の処理性能がほしい人はCopilot+ PCから選ぶとよいでしょう。
インターフェースは、USB Type-Aが2個以上とThunderbolt 4・USB4があると便利です。USB Type-Aとは、マウス・HDD・スキャナーなどと接続できる一般的な端子のこと。USBメモリでのデータの出し入れや、有線でプリンターなどを繋げたいときにも活躍します。
Thunderbolt 4・USB4はどちらもUSB Type-Cの上位規格で、形状はType-Cと同じです。パソコンからスマホの充電ができるほか、USBハブを使えば大抵の機器に接続でき、4K以上の映像出力・充電や電力供給が高速で行えるPD・データ転送にも対応可能。また、HDMIがあるとケーブル1本でモニターやテレビに繋げて2画面で作業ができますよ。
ノートパソコンのコンパクトさとインターフェースの充実度は、基本トレードオフの関係です。より重視しているものを優先して選ぶとよいでしょう。なお、ネットワーク規格が新しければ高速通信ができ、より快適に作業できます。とくにWi-Fi 6E対応機種がおすすめなので、あわせてチェックしてください。
画面の見やすさを重視するなら、輝度400nit以上のモバイルPCを選びましょう。一般的なパソコンの輝度は270nit程度のものが多く、明るい場所では画面が見にくいことも。輝度が400nit以上あれば画面が明るく映り、晴れた屋外や日の当たる窓際でも見やすいといえます。
解像度は3K以上のものがおすすめ。フルHDが一般的ですが、3K以上あると細かい文章もはっきり読めるうえ、画面分割した場合もスムーズに作業できます。また、デスクワークだけでなく、YouTubeや映画の視聴の際にも快適に楽しめるでしょう。
オンライン会議で使う人は、内蔵カメラ・マイクの性能も要チェックです。これらの性能が高ければ、専用のWEBカメラやマイクを別途用意する必要がありません。外出先での急なオンライン会議にも対応できるでしょう。
内蔵カメラは、フルHDかつ顔が明るく映るものがおすすめです。映りをよくすることで先方からの印象を向上させる効果が期待できます。明るさと色味が自然であれば、複数人のオンライン通話でも顔映りがよいでしょう。しかし、自分がスピーカーのときや1対1の面接などでは顔が大きく映るので、画質は解像度に左右されます。
加えてカメラが被写体を追従する自動フレーミング機能があると、画角が低いモバイルPCでも顔を中心に映せて便利です。また、背景のぼかし機能があれば、雑多な背景をぼかしてプライバシーを保護できるでしょう。NPUを搭載するCopilot+PCなどのAI PCなら、PC本体のNPUで処理するため、動作が重くならずプライバシーを守りながら快適にオンライン通話が行えます。
マイクはノイズキャンセリング機能の有無をチェックしましょう。周囲の雑音を低減することで、クリアな声を届けられます。マイクが音を拾う方向を設定できると、よりノイズを低減可能です。Realtek Audio Consoleなどオーディオコントロールアプリがある場合は、通話前にマイクの設定を変更してください。
ただし、モバイルPCは本体サイズが小さい分、スピーカー性能はあまり高くありません。音質が悪いわけではありませんが、低音の響きがいまひとつのものが多くあります。音質にもこだわりたい人は、Bluetoothスピーカーを使うのもひとつの方法です。
モバイルPCの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。LG Electronics Japan gram 14Z90RU-GP51J以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
CPUの世代 | Core Ultra シリーズⅠ |
---|---|
CPUの種類 | Core Ultra 5 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均7334.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)×1、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、HDMI、イヤホンジャック |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約10時間13分 |
USB PD対応 | |
重量 | 1280g(実測値) |
良い
気になる
CPUの型番 | インテル Core Ultra 5 125H |
---|---|
CPUコア数 | 14コア |
CPUスレッド数 | 18スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1708.00pts |
ストレージ種類 | SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4629.72MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1823.38MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 364.52MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 382.59MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | 2880×1800 |
画面種類 | 有機EL |
液晶 | 光沢(グレア) |
システム上の最大輝度 | 616nit |
タッチパネル | |
ドライブ搭載 | |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6E |
内蔵カメラ | |
プライバシーシャッター付き | |
ノイズキャンセル機能 | |
キーピッチ(実測値) | 19.5mm |
生体認証 | 顔認証 |
幅 | 31.24cm |
奥行 | 22.01cm |
高さ | 1.49cm |
付属品 | ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書 |
ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA-TU5165WBLの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
---|---|
CPUの種類 | Core i5 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均7343.67pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
インターフェース | USB Type-C(USB 3.2)×3、イヤホンジャック |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約11時間57分 |
USB PD対応 | |
重量 | 1200g(実測値) |
良い
気になる
CPUの型番 | インテル Core i5-1335U |
---|---|
CPUコア数 | 10コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1655.33pts |
ストレージ種類 | SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4640.41MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 3396.94MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 456.57MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 323.95MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
画面種類 | IPS |
液晶 | 光沢(グレア) |
システム上の最大輝度 | 270nit |
タッチパネル | |
ドライブ搭載 | |
無線LAN規格 | Wi-Fi 7 |
内蔵カメラ | |
プライバシーシャッター付き | |
ノイズキャンセル機能 | |
キーピッチ(実測値) | 19mm |
生体認証 | 顔認証 |
幅 | 30.16cm |
奥行 | 21.0cm |
高さ | 1.43cm |
付属品 | マニュアル、小型軽量ACアダプタ(USB-C・ウォールマウント型)、保証書 |
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掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。