アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
199,310円
おすすめスコア
クリエイター向けの処理性能の高さ
インターフェースの充実さ
タイピングの気持ちよさ
キーボードの使いやすさ
クリエイター向けの画面性能の高さ
持ち運びやすさ
スピーカーの音質のよさ
マイク性能の高さ
WEBカメラの顔映りのよさ
バッテリー持ちのよさ
保証・サポートの選択肢の多さ
本体の熱くなりにくさ
稼動音の静かさ
CPUの種類 | Ryzen 9 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均18785.33pts |
メモリ容量 | 32GB |
ストレージ種類 | SSD |
解像度 | 独自規格(2880×1800) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)×2、USB Type-C(USB 3.2)×1、USB Type-C(USB4)×1 |
良い
気になる
インターフェースはType-A・Type-C端子が2口ずつあり、さまざまな機器と接続できます。キーボード配列にはクセが少ないので、JP配列に慣れている人は使いやすいでしょう。実際に使用したモニターからは、タイピング時の適度な反発感が好評でした。底打ち感がほとんど気にならず、打鍵音も控えめです。
画面は解像度が高く色鮮やかで、角度を問わずくっきり見えました。バッテリーは12時間49分持ち、比較した商品の多くが11時間以下だったなか長持ちです。口コミでバッテリー持ちが評判なのも頷けます。本体の発熱や稼動音もある程度抑えられていたので、出先でも長時間作業に没頭できるでしょう。
オンライン会議を行う人によって重要な、WEBカメラ・マイク性能も良好です。WEBカメラでは顔色を明るく、唇の血色感もしっかり映し出せました。マイク性能も高く、人の声を強調しつつノイズを低減できたので、スムーズに会話できそうです。基本的なサポート・保証があり、電話・LINE・WEBで問い合わせられます。
本体重量は比較した多くの商品同様1kg前後に留まり、「重い」との口コミを払拭する結果でした。スピーカーは高音質とはいえないものの、低音と高音のバランスがよく聞き取りやすいサウンドです。処理の重さやバッテリー切れなどを気にせず作業に没頭しやすい高性能ノートパソコンなので、ぜひ購入を検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
ASUSのVivobook S 14は、2024年8月1日に発売された14インチのノートパソコンです。CPUにはNPUを搭載するAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用し、AI機能もスムーズに使える設計。WindowsのAI機能のCopilotだけでなく、ASUSのAIアプリケーションも使用でき、画像や動画の整理・セキュリティ保護などを行えます。
OSにはWindows 11 Homeを搭載。有機ELディスプレイを備え、解像度は3K対応の2,880×1,800です。キーボードにはRGBバックライトがあり、カラーをカスタマイズできます。耐久性に配慮されている点も見逃せません。アメリカの軍用規格であるMIL-STD 810Hに準拠し、衝撃・高温など過酷なテストをクリアしています。
販売元のASUSは、1989年に創業した台湾発のパソコン・パソコン部品メーカー。本品を含むVivobookシリーズは、高いパフォーマンスとシンプルなデザイン性が売りです。なお、今回検証で使用したモデルの型番はM5406WA-AI9321Wで、Vivobook S14モデル内では最上位のスペックを備えていますよ。
<基本仕様>
人気の高性能ノートパソコンを比較検証したところ、ASUS Vivobook S 14 M5406WAには10個のよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
クリエイター向けの処理性能を備えています。マルチコアを測定すると平均18,785.33ptsと、比較した全商品の平均値である10,044.22pts(※2025年5月時点)を大きく上回りました。シングルコアスコアも平均1,987.33ptsと、比較した商品内ではトップクラスです。
パソコンの脳にあたるCPUには、NPUを搭載する高性能なAMD Ryzen AI 9 HX 370を備え、従来のRyzenシリーズよりも多くの処理を一度に行えます。加えて、メモリ容量は32GBと大容量です。複数のアプリを立ち上げたり、編集ソフトを使ったりして負荷の重い作業をしてもカクつかず、サクサクと動作できるでしょう。
ストレージの読み書きスピードも良好です。シーケンシャルリードは平均5,040.5MB/s、シーケンシャルライトは平均3,607.51MB/sを記録。ランダムリードは平均469.03MB/s、ランダムライトは平均485.20MB/sと、クリエイティブな作業にも十分に対応できるスピードでした。
グラフィック処理を担うGPUには、AMD Radeon 890Mを内蔵しています。GPUスコアも比較した商品内では圧倒的な高さだったため、画像・映像を素早く表示できるでしょう。メーカーが「ハイパフォーマンス」と謳うとおり、動画編集などを行いたいクリエイターにもおすすめです。
インターフェースも豊富です。比較した商品内にはUSB Type-A端子を非搭載のものもありましたが、こちらはUSB Type-A(5Gbps以下)・Type-C端子が2口ずつついています。Type-Cは2口のうち1口がUSB4に対応しており、データ転送・給電・映像出力が可能です。
HDMI出力は2.0に対応し、microSDカードスロット・ステレオミニプラグがついています。接続したい機器とつなげずに困る心配は少ないでしょう。一方で、HDMI入力・miniHDMI・VGA・miniDisplayPortは非搭載です。SDカードスロット・光学ドライブもないので、必要な人は外付けドライブを用意しましょう。
有線LAN端子はありませんが、無線通信規格はWi-Fi 6E・Bluetooth 5.3に対応しているので、高速かつ安定した通信に期待できますよ。
キーボードの使いやすさにも期待できます。アルファベットキーのキーピッチは19mmと、一般的な範囲内。端の列にある「¥」などの記号キーも小さくなっていませんでした。JP配列に慣れている人であれば、誤押下しにくく使いやすいでしょう。
カーソルキーの左右キー上部にはキーがなく、上下キーのキーピッチも7mmなので、打ち間違いが起こりにくいといえます。また、タッチパッドの面積は10,985mm2とかなり広めです。比較した全商品の平均である約7,514mm2(※2025年5月時点)を上回っており、細かな操作がしやすい設計でした。
電源ボタンは数字キーの列にないので、誤って押す心配も少ないでしょう。一方で、エンターキーの幅は8.5mmと小さく、バックスペースキーのキーピッチは20mmと大きめだったので、慣れるまでは少し違和感があるかもしれません。
タイピングの気持ちよさも好評です。実際にモニター10人がタイピングを行った結果、ほどよい反発感と底打ち感の気になりにくさが支持されました。一部から「もう少し反発感がほしい」「反発が少し強い感じがする」と真逆の意見が寄せられたものの、大きな不満はありません。
キーキャップは滑らかな質感で、中央が少しくぼんだ形状です。「指にフィットしやすい」「軽いタッチで入力できてスムーズ」との声が寄せられています。「やや滑りやすい」「指の丸みにあまりフィットしない」という意見もあがったものの、打鍵感の好みは分かれにくい傾向がありました。
比較した一部商品には打鍵音が響いて気になりやすいものもありましたが、こちらは「耳障りに感じにくい」との声が多数あがっています。小さめかつ低音寄りの打鍵音だったので、静かなオフィスなどでも使いやすいでしょう。
<タイピングの気持ちよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
バッテリー性能も申し分ありません。満充電の状態から動画を連続再⽣したところ、12時間49分も持ちました。比較したほかの商品の多くが11時間以下だったなか、かなりのロングバッテリーです。口コミで「バッテリーが長持ち」と評判なのも頷けます。
コンセントがない環境でもバッテリー切れする心配が少なく、長時間作業に没頭できるので、営業などで外に出ることが多い人にもぴったりです。
画面性能が高く、視認性に優れています。解像度は2,880×1,800と高いうえに、HDRに対応しているので表現の幅も広めです。精細かつ色鮮やかに表示できるスペックを備えています。滑らかさを示す最大リフレッシュレートは120Hzと高いので、カクつきによって見にくく感じることもないでしょう。
一方で画⾯の輝度の計測結果は443nitと、比較した全体平均の449nit(※2025年5月時点)をわずかに下回りました。極端に明るい屋外の晴天下で使うと画面が暗く感じる可能性がありますが、屋内で使うぶんには十分な明るさです。
また、画面を手前に10度・後ろに10度倒してもスプレッドシートの枠線が見えにくくなりませんでした。さまざまな角度から見やすいので、見やすい姿勢や画面の角度で使えて、作業に集中しやすいでしょう。なお、フラットヒンジを採用しているので角度は180度まで広げられます。
持ち運びやすさも高評価です。実際に測定した結果、本体の重量は1,291gでした。片手で持つと重さが気になるものの、比較したほかの商品も850~2,000g程度だったので一般的な重さといえます。口コミには「重い」とありましたが、特別重いわけではありませんでした。
本体サイズは220×310mmで、面積は68,200mm2と小さめです。厚さは15.52mmと薄型なので、カバンやリュックなどに収まりやすいでしょう。しかし、充電器を含む重さは1,659gあります。出張などで充電器と一緒に持ち運ぶ人は、少し重さが気になるかもしれません。
発熱も全体的に抑えられています。Cinebench R23でCPUに⾼い負荷をかけてから本体表⾯の温度を測定すると、4か所の平均温度は29.35℃、最高温度は34.5℃でした。比較したほかの商品には最高40℃に達したものもあったなか、控えめです。
稼動音も突出して大きくはありません。CPUに10分間高い負荷をかけたときの等価騒音は45.1dBを記録。比較した全商品の平均値41.58dB(※2025年5月時点)よりも少し大きく、静かな部屋だとファンの音がしますが、作業の妨げになるほどではないでしょう。
WEBカメラの顔映りはかなり優秀です。シリコンダミーヘッドを内蔵カメラで撮影して分析すると、顔色の明るさは170と、比較した全体平均の168.19(※2025年5月時点)よりも明るく映りました。唇の血色感がよく、Tシャツや壁の彩度も高かったので、通話相手が見にくく感じる心配は少ないでしょう。
カメラの解像度は1080pあり、画角も正常です。白飛びもしていないため、違和感のない映像を届けられそうです。評価には含みませんが、プライバシーシャッターが付いているので、カメラを使わないときにはプライバシーを守れますよ。
基本的な保証・サポート体制も整っています。無料の電話サポートがあり、期間制限はありません。比較した一部商品は電話サポートが有料だったのに対し、こちらはトラブルがあったときに対処しやすいでしょう。ユーザーコミュニティはありませんが、LINE・WEBのチャットサポート窓口があるので、気軽に相談できます。
メーカー保証期間は1年で、有償延長保証に申し込むと最長3年です。14,800円で物損・自然故障の両方に対応しますよ。一方で、盗難保証はないため注意しましょう。
また、データ復旧サービスや、パーツ交換・メモリ増設などのサービスはありません。メーカーでは修理のみを受け付けています。パーツ・付属品単体を購入できる公式ページはなく、リカバリメディアも購入できません。有償の引取り点検サービスも行われていませんでした。
ASUS Vivobook S 14 M5406WAにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
スピーカーの音質はよいとはいえません。本商品のスピーカーからピンクノイズを流し、コンデンサマイクで録音したものを分析。可聴域にあたる22.5〜20,000Hzの帯域の平均値と比較したところ、低音の63・125Hzがあまり出ていませんでした。
比較したほとんどの商品が本商品と同じ結果だったので、特別音質が悪いわけではありませんが、高音質にこだわる人には物足りないでしょう。動画視聴時の迫力や臨場感を求める人は、別途ヘッドホンやスピーカーを使いましょう。
一方で、高音の16,000Hzはしっかり出ており、高音のポテンシャルは優秀でした。⾳のばらつきも大きくはなく、低⾳から⾼⾳までのバランス自体は良好です。オンライン会議などの通話に使う程度なら十分聞き取りやすく、不満は抱きにくいでしょう。
CPUの種類 | Ryzen 9 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均18785.33pts |
メモリ容量 | 32GB |
ストレージ種類 | SSD |
解像度 | 独自規格(2880×1800) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)×2、USB Type-C(USB 3.2)×1、USB Type-C(USB4)×1 |
良い
気になる
CPUの型番 | AMD Ryzen AI 9 HX 370 |
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CPUの世代 | Ryzen AI 300シリーズ |
CPUコア数 | 12コア |
CPUスレッド数 | 24スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1987.33pts |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 5040.5MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 3607.51MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 469.03MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 485.20MB/s |
画面サイズ | 14インチ |
画面種類 | 有機EL |
システム上の最大輝度 | 443nit |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約12時間49分 |
幅 | 31.05cm |
奥行 | 22.19cm |
高さ | 1.59cm |
重量 | 1,291g(実測値) |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
197,317円
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販売価格:199,310円
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ASUS Vivobook S 14 M5406WAの取扱店舗は、ASUSの公式オンラインストアです。今回ご紹介したモデルM5406WA-AI9321Wの値段は209,800円で、購入時は以下の特典があります(※2025年5月時点)。
<公式オンラインストア特典>
1:2024年9月18日より実施されている公式オンラインストア移転リニューアルキャンペーンによるもの
2:サービス対象期間中、12か月間を1期間とし、各期間中1回のみ適用の修理費用です。繰り越しはできません。
ほかにも、Amazon・楽天市場などのECサイトでも販売中。ぜひチェックしてみてくださいね。
CPUの種類 | Core Ultra 7 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均8851.00pts |
メモリ容量 | 32GB |
ストレージ種類 | M.2 SSD |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)×2、Thunderbolt 4×2 |
良い
気になる
CPUの型番 | Intel Core Ultra 7 258V |
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CPUの世代 | Core Ultra シリーズⅡ |
CPUコア数 | 8コア |
CPUスレッド数 | 8スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1835.67pts |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 5165.52MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4430.67MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 855.63MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 531.85MB/s |
画面サイズ | 14インチ |
画面種類 | 有機EL |
システム上の最大輝度 | 616nit |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約13時間42分 |
幅 | 31.24cm |
奥行 | 22.12cm |
高さ | 1.59cm |
重量 | 1,272g(実測値) |
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CPUの種類 | Snapdragon X Elite |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均9573.33pts |
メモリ容量 | 32GB |
ストレージ種類 | M.2 SSD |
解像度 | 3K(2944×1840) |
インターフェース | USB Type-C(USB 3.2)×3 |
良い
気になる
CPUの型番 | Snapdragon X Elite X1E-78-100 |
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CPUの世代 | |
CPUコア数 | 12コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1111.67pts |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6182.78MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4756.64MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 290.74MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 427.34MB/s |
画面サイズ | 14.5インチ |
画面種類 | 有機EL |
システム上の最大輝度 | 632nit |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約13時間7分 |
幅 | 32.50cm |
奥行 | 22.50cm |
高さ | 1.30cm |
重量 | 1,288g(実測値) |
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