手に取りやすいサイズ感で人気の、Lenovo(レノボ)Tab M7 3rd Gen ZA8C0052JP。「軽くて持ち運びしやすい」といった高評価な口コミがある一方で、「動きがもっさりしている」「画質がよくない」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Lenovo Tab M7(3rd Gen)を含むタブレット全19商品を実際に使って、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格の9点を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
Lenovo Tab M7(3rd Gen)は、多彩なアプリを楽しめる低価格でコンパクトなタブレットがほしい人におすすめです。価格は約12,000円ほどと非常にリーズナブルで、全体平均の半額以下。GooglePlayも利用できるため、多彩なアプリをスマホのように自由にインストールできるのも大きなメリットです。
スマホより少し大きい程度のコンパクトなサイズ感も好評。重量も237gと軽く、片手で使いたいシーンにも重宝しますよ。画面の色合いもはっきりしており、見やすさも悪くありません。音質はややこもり気味ですが、迫力や没入感にこだわらないのであればそれほど気にならないでしょう。
また、動画の連続再生時間は7時間ほどと、外出先で日中使うには十分なレベルです。ただ処理性能はやや低く、スクロール・タッチ反応・読み込みの速度は遅め。作業をサクサク進めたい人にはやや物足りない可能性もあるでしょう。調べ物・SNS・読書などには重宝しますよ。
機能面では、キッズモード・ブルーライトカット・GPS機能を搭載。無料の本やYouTubeKids動画を視聴できるGoogleキッズスペースに対応しているので、子どもへのプレゼントにもぴったりです。豊富なアプリが使える手頃なものをお探しなら、ぜひ検討してみてくださいね。
多くのPCやタブレットを販売するLenovoは、香港に拠点を置く電子機器メーカー。今回は数あるアイテムのなかから、2021年6月に発表されたTab M7 3rd Genをご紹介します。
AndroidOSを搭載し、GooglePlayが使える便利な1台。1万円台と低価格なので、サブのタブレットがほしい人にぴったり。電子書籍用として、動画視聴用としてもおすすめです。
画面サイズは7インチと、読書にも使いやすい大きさ。サイズは横17.62×縦10.23×厚み0.83cmで、重量は約237gと小型軽量タイプです。
画面解像度は1024×600pあり、ディスプレイには角度による色変化が少ないIPS方式を採用しています。
CPUには、MediaTek MT8166クアッドコアプロセッサーを搭載。Bluetooth規格は5.0、Wi-Fi規格は802.11a/b/g/n/acに対応し、高速なパフォーマンスが可能と謳われています。
また、メモリは2GBでストレージは32GB。microSDカードを使えば、最大128GBのデータ保存が可能です。
GoogleのEntertainment Spaceを使用できるのも注目ポイント。ホーム画面から右にスワイプするだけで、映画・ゲーム・書籍といった気になるコンテンツに簡単にアクセスできて便利です。
Googleキッズスペースにも対応しており、お子さんの成長に役立つコンテンツが満載ですよ。
バッテリー容量は3750mAhあり、フル充電までの時間は約4時間。付属品として、ACアダプター・USBケーブル・カードスロットピン・マニュアルがついてきます。
1年間の修理保証期間に加え、購入後90日間は電話による無償技術サポートが受けられるのもメリットです。
より詳しい情報を知りたい人は、あわせてチェックしてみてくださいね。
画像はTab B10
今回は、Lenovo Tab M7(3rd Gen)を含むタブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
CPUとGPU性能を数値化できるベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使用し、アプリの動作に関わる処理性能を評価しました。
検証の結果、シングルスコアは平均142点、マルチスコアは平均511点でした。今回検証した全商品の平均が約490点・約1,600点だったことを考慮すると、処理性能はいまひとつです。
実際のアプリ起動にも時間がかかってしまい、ブラウザ表示もワンテンポ遅れを感じました。3Dゲームの読み込みにもかなり時間がかかるので、作業をスムーズに進めたい人にはやや力不足な印象です。
次は、画質のよさを検証します。
NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスを多く利用する人には、画面のきれいさも気になるところ。ここではmybestの5人が参加し、同一の静止画・動画データをそれぞれのタブレットで表示させて評価しました。
画面の色合いは、コントラスト・彩度ともに高く、色彩のバランスが取れていた点が好印象。映像によっては「赤みが強い」と感じた人もいましたが、見にくさはなく発色もきれいです。
解像度については「透明感がある」といった声があり、拡大してもクリアに表示できるのがメリット。ただ夜景や道の写真では、「ぼやけ気味でつぶつぶしている」との意見も聞かれました。
次は、音質のよさを検証します。
mybestの5人が実際にタブレットを縦向き・横向きの両方で使ってみて、次のポイントを確認しました。
実際に聴いてみると、音が割れたりこもったりしてしまいクリアさはいまひとつ。「ほかのタブレットと比べると聴きにくい」との意見も複数あり、解像度もあまり高くないといえます。
音のバランスも、高音ははっきり聴こえるものの中低音は弱め。低音が響かないぶん、迫力や没入感も十分感じられませんでした。ライブやゲームの世界観を楽しみたい人には、やや力不足な印象です。
またスピーカーが底面にしかついておらず、音が偏って聴こえるのもややネック。音楽や動画を楽しむときは、画面を縦方向で持つと音の偏りを防げますよ。
次は、画面の応答性を検証します。
タブレットの応答が早いと、快適に使用できますよね。そこで、mybest5人が実際に扱ってみて、タッチやスクロールに対する反応とスムーズさをチェックしました。
画面の応答性もよいとはいえない結果です。
とくに、スクロールやスワイプ操作がスムーズにいかない点が気になりました。モニターからは、「ガクガクする」「スクロールやホームボタンの戻りが鈍い」といった意見があがっています。
タッチ操作に関しても、誤タッチはあまりないものの、タッチからの切り替わりが遅いと感じた人が多め。反応のなめらかさを重視したい人は、使いにくさを感じる可能性があるでしょう。
続いて、サイズを検証します。
本体サイズと重量のバランスについて、mybestの5人で評価を行いました。
実際に使ったモニターからは、スマホをひと回り大きくしたようなコンパクトなサイズ感と好評です。重さは237gとほかの商品と比べても軽量で、片手で長時間持っても疲れにくいといえます。
画面占有率は75%とフチはそれほど太くありませんが、本体が小さいぶん狭いと感じた人も。スマホでの動画視聴に慣れている人であれば、それほど違和感なく使えるでしょう。
続いて、対応アプリの検証です。
それぞれのタブレットで、SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールし、動作に問題がないか確認しました。
アプリ数は、今回検証した全商品のなかでもトップレベル。GooglePlayに対応しており、原神を除くすべてのアプリで動作確認できました。
これなら、スマホ感覚でさまざまなアプリを自由にインストールできますよ。
次は、バッテリー性能の検証です。
画面の明るさを最大にして動画を再生し、連続再生時間を計測。バッテリー持ちのよさについて比較評価しました。
公式サイトには約10時間使用できると記載されていますが、動画を視聴し続けたときの再生時間は7時間6分でした。全商品の平均である8時間弱と比べると、バッテリーの持ちは少々短めです。
とはいえすぐに電池がなくなるわけではなく、外出先で日中使う程度であれば十分といえます。
次に、付加機能を検証します。
以下の項目に着目し、付加機能の有無を評価しました。
調べてみると、付加機能の有無は以下のような結果でした。
【付加機能】
防水性能やSIMフリーがなく、場所によってやや使いにくいのがネック。またWi-Fi 6に非対応なので、使用環境によっては動作に影響が出ることもあります。
ただ、キッズモード・ブルーライトカット機能がついているため、お子さんには持たせやすいでしょう。このほかGPSも搭載されていました。
最後は、価格の検証です。
タブレットの販売価格をそれぞれ調査し、安いものほど高評価としました。
公式サイトの価格は、2022年1月15日時点で税込12,536円。全体平均価格の約30,000円弱と比較すると、半額以下と非常にリーズナブルです。
できるだけ安いタブレットをお探しの人は、要チェックですよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
10,881円
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最後に、ほかの魅力的な商品もご紹介します。
処理性能の高さを重視するなら、AppleのiPad mini(第6世代)をチェック。ベンチマークスコアは4,639点と高得点を記録し、アプリの起動はもちろん3Dゲームも問題なく遊べました。8.3インチとコンパクトなうえ、重量も293gと軽量。疲れにくさ・持ちやすさ重視の人にもおすすめですよ。
同じくAppleのiPad Air(第4世代)も、なめらかな反応が持ち味です。ベンチマークスコアは4,325点とこちらも高く、画面操作に加えて動画視聴・3Dゲームの動作も快適でした。画質・音質ともにクリアで、臨場感も十分。指紋認証機能でロック解除できるのも便利なポイントです。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 10.9インチ |
---|---|
画面サイズ | 10.9インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2360×1640p、264ppi |
幅 | 17.85cm |
奥行 | 24.76cm |
高さ | 0.61cm |
重量 | Wi-Fiモデル:458g、Wi-Fi+Cellularモデル:460g |
OS種類 | iPadOS |
OS詳細 | iPadOS 17 |
画面種類 | 液晶(IPS) |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 不明 |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11ax |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+セルラーモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nit |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | nano-SIM |
CPU | A14 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 700万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 7730mAh |
防水機能 | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | 不明 |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
iPad Air 第4世代をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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