盛り付けしやすいように口がつけられている、及源 フライパン 24cm CA-009。インターネット上では「焦げつかず扱いやすい」と評判ですが、「かなり重い」といった口コミも多く、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、及源 フライパン 24cm CA-009を含む鉄フライパン全35商品を実際に使って、料理の仕上がり・軽さ・柄の握りやすさ・熱ムラの少なさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
及源 フライパン 24cm CA-009は、炒め物やソテーだけでなく、スープ作りにも使えるのが魅力。約5.6cmと深さがあり、盛り付け用の口もついています。実際に加熱すると、おおむね均一に温まりました。比較した商品には中心と外側で明らかな温度差があったものもあったのに対し、熱ムラをあまり気にせず調理できますよ。
商品で作った鶏もも肉のソテーを試食したモニターからは、「鶏肉の皮がパリパリ」などと香ばしさが好評でした。一方で「水分が飛んでいる」と肉のパサつきを指摘する声も。今回の比較では、板厚(底面の厚さ)によって得意不得意が分かれる傾向があったものの、もやし炒めも素材の旨味が感じられず、まずまずの仕上がりです。
口コミで指摘されていたように、2,500gと持ち運ぶのも大変なほど重たいのもネック。重さに対して柄が薄く、持ったときに手への負担を感じました。比較した商品には1kg以下と軽く、片手であおれたものもあったのに対し、調理時はもちろん洗い物をする際も落とさないように注意が必要です。
手入れも手間がかかります。「焦げつかず扱いやすい」という口コミに反し、スポンジでは力をいれてこすらないと汚れが落ちず。こびりつくとなかなか落ちないため、たわしやブラシなどで洗うのがよいでしょう。
深さがあるぶん、作れる料理の幅は広いものの、鉄フライパンに慣れていないと扱いにくいのが気がかり。はじめて鉄フライパンを購入する人や、もう少し扱いやすいものを選びたい人は、ほかの商品を検討してみてください。
実際に及源 フライパン 24cm CA-009と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
及源 フライパン 24cm CA-009よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ビーワーススタイル
初心者でもコツなく使える!鉄フライパンを試してみたい人に
1852年の創業当時から鉄鋳物を作り続けているメーカー、及源鋳造。先代の職人から受け継がれてきた伝統を守りながら、今もなお新しい商品を生み出し続けています。
今回ご紹介するフライパンもそのひとつ。2.2Lと深さがあり、炒め物や焼き物のほかに、煮込みなどのスープ状の料理にも使えます。盛り付けがしやすいよう、口がついているのも特徴です。
存在感のあるスタイリッシュなデザインで、器としても利用可能。そのまま食卓に並べれば、洗い物を減らせますよ。
本体サイズは、幅43.2×奥行26.3×高さ7.9cm。底径は18.1cmで、深さは5.6cmです。今回検証で使用した24cmのほか、15cm・20cmも販売されています。対応熱源は下記のとおりです。
<対応熱源>
IHやガスコンロ以外にも、オーブンや直火での使用も可能。スキレットのような使い方ができ、キャンプやバーベキューなどでも活躍しますよ。
今回は及源 フライパン 24cm CA-009を含む、鉄フライパン全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、料理の仕上がりの検証です。
各商品を使用して作った、鶏もも肉のソテーともやし炒めを5人のモニターが実食。素材の旨味を感じるか、ほどよい歯ごたえであるかなどをチェックしました。
鶏もも肉のソテーを食べてもらうと、多くのモニターが「肉の水分が飛んでいる」とパサつきを指摘。しかし、「皮が香ばしい」と焼き目のパリパリ感を称賛するコメントもあり、5人中3人が料理の仕上がりについて満足感を示しました。
比較したほかの商品には、鶏皮のパリパリ感に物足りなさを感じる声もあったなか、まずまずの仕上がりといえます。
<鶏肉の仕上がりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
もやし炒めを実食したモニターは、「火があまり通っていないように感じる」と、食感の物足りなさを指摘。味もなじんでおらず、仕上がりに満足したモニターは5人中2人という惜しい結果となりました。
とはいえ、今回比較した商品のなかには、かなり水っぽさを感じるものも。一部モニターからは「風味がよい」という声もあったので、十分な仕上がりといえるでしょう。
<もやし炒めについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、軽さと柄の握りやすさの検証です。
片手でも扱いやすい軽さなのか、柄は握りやすい形状なのかなどをチェックしました。
重量は2,500gとずっしり重め。比較した商品には1kg前後のものが多かったため、「かなり重い」との口コミにも頷けます。片手であおるような使い方は難しく、持ち上げずにフライ返しなどを活用するのがよいでしょう。
内径は24cm。1~2人分の調理に適した小さめサイズですが、持ち運ぶのも苦労する重さです。洗い物をする際や、食卓へそのまま移動させるときは、落とさないように気を付けてくださいね。
実際に柄を握ると、重さに対して柄の厚みがなく、持ち続けていると手に痛みを感じました。
今回の比較では、木製や樹脂製の柄を採用した商品のほうが握りやすい傾向があったなか、柄まで鋳鉄で作られているのが惜しい点です。長時間加熱すると柄が熱くなるため、やけどにも気を付けましょう。
続いて、熱ムラの少なさの検証です。
実際に各商品をIHコンロで加熱し、1分後の状態をサーモカメラでチェックしたところ、大きな熱ムラは見られませんでした。外側までは高温にならなかったものの、今回の比較では中心部と明らかな温度差が確認できたものも。そこまで熱ムラを気にせず調理できるでしょう。
最後は、手入れのしやすさの検証です。実際に調理した後の商品を洗い、より軽い力で落とせたものほど高評価としました。
スポンジで洗ったところ、汚れはなかなか落ちず。頑固な汚れでなくても、そこそこ力を入れないと落とせませんでした。「焦げつかず扱いやすい」との口コミに反し、こびりつきやすいのが気がかりです。
比較した商品には軽くこするだけで汚れが落ちたものもあったのに対し、手入れには手間がかかります。
使用後は、下記の手順で手入れを行いましょう。
<手入れの手順>
1.天然素材のたわし・ブラシ・ササラなどで汚れを落とすクレンザーやスチールたわしの使用は表面に傷がついてしまうため、避けましょう。油汚れやニオイがどうしても気になってしまう場合は、無香料の洗剤で洗ってください。なお、食洗機は使用できません。
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及源 フライパン 24cm CA-009は、公式サイトやAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
お手入れの手間をなるべく減らしたい人には、お手入れ用たわしの購入もおすすめ。天然素材で作られているので、商品を傷つけずにしっかり洗えますよ。
公式サイトでは、追加料金でオリジナル包装紙を使用したギフトラッピングが可能。希望すれば熨斗の追加も可能なので、結婚祝いなどにもおすすめです。
<税込価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
油ならしは、焦げつきやさびを防止ために重要な工程です。本商品購入時には必ず行いましょう。手順は下記のとおりです。
<油ならしの手順>
1.付着しているホコリや汚れをたわしを使って水洗いで落とし、キッチンペーパーなどで水分をやさしく拭き取る
2.弱~中火で加熱し、水分を完全に飛ばす
3.火を弱めて鍋底を覆う程度の油を注ぎ、刻んだ葉野菜をフライパン表面に油をなじませるようにして炒める
4.2~3分炒めたら火を止めて葉野菜を取りだし、フライパンを冷ます
5.たわしで軽く水洗いすれば完了
最後に、鉄フライパンの扱いに慣れていない人にもおすすめの商品をご紹介します。
ambai オムレツパンは、約724gという軽さが魅力です。柄も手になじみやすい木製で、片手でも扱いやすいでしょう。フライパンの表面には細かい凹凸がついていて、食材がくっつきにくいのもうれしいポイント。ゴシゴシと力を入れてこすらなくても、軽く洗えば汚れが落ちますよ。
リバーライトの極JAPAN フライパンは、重さを感じさせない柄の太さが特徴。約1kgと特別軽くはないものの、柄が手になじんで滑りにくいですよ。実際に調理すると、鶏肉は皮が香ばしく身はジューシーに仕上がりました。魚や肉料理をおいしく作りたいなら、ぜひ使ってみてください。
空焼き不要 | |
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油ならし不要 | |
重量 | 670g |
取っ手に丸みあり |
付属品 | |
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全長 | 39.9cm |
板厚 | 1.2mm |
深さ | 4.4cm |
ambai オムレツパン 240をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
空焼き不要 | |
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油ならし不要 | |
重量 | 912g |
取っ手に丸みあり |
付属品 | |
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全長 | 45.7cm |
板厚 | 1.6mm |
深さ | 5cm |
リバーライト 極JAPAN フライパンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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