お手頃価格がうれしい、ニトリ IH・ガス火 鉄フライパン。「適度な重さでよい」「シーズニング不要で楽」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の藤田金属やリバーライトなどの鉄フライパンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。鉄フライパン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ニトリ IH・ガス火 鉄フライパンは、日常的に使いやすい鉄フライパンを探している人におすすめの商品です。実際に使用すると、握りやすく重量もほどよいため快適に調理ができました。
本体の重さや取っ手の素材・形状をチェックした日常的な使いやすさの検証では、トップクラスの高評価を獲得。重量は908gと片手でも持ちやすく、取っ手は丸みがあり手にフィットしました。チャーハンや炒めものなど、食材をあおる動作も負担になりにくいでしょう。
比較した商品のなかには、重量が2,500g以上と重くて持ちにくいものや、取っ手が手に馴染みにくく握りづらさを感じるものも。本商品は「適度な重さでよい」との口コミどおり重くなく、取っ手も持ちやすいため調理がはかどります。
シーズニングの要否をチェックした使いはじめの手間の少なさの検証でも、好印象。購入後はじめて使うときには洗うことを推奨されているものの、空焼きや油ならしは必要ありません。比較した商品には空焼き・油ならしのどちらかが必要なものが多かったなか、こちらは「シーズニング不要で楽」との評判どおり、手間いらず。
手入れが少ないうえに、調理・盛りつけ・洗いものとすべての作業が楽に行えるため、アルミフライパンのように扱えます。検証とは別にハンバーグを調理したところ、「ジューシーで肉汁があふれる」と満足の声が多数。料理のおいしさも問題ないでしょう。鉄フライパン初心者にも使いやすいので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
家具や生活雑貨を幅広く展開する、ニトリ。今回ご紹介するのは、「使いこむほどに、使いやすい」と謳うIH・ガス火対応鉄フライパンです。一般的に鉄製品は熱に強く、熱の保持力も高いもの。強火で調理することで、短時間で十分に火を通しながら食材の旨味を閉じ込めます。
熱を保つ力が高いので、均一に焼き上げたいパンケーキやハンバーグ、餃子などには、特におすすめ。日々の料理を一段とおいしく仕上げられるでしょう。
鉄フライパンは、普通のフライパンと比べておいしく焼けるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
実際に鉄フライパンとフッ素樹脂加工のアルミフライパンで焼いたハンバーグをモニターが試食したところ、全員が「鉄フライパンで焼いたほうがおいしい」と回答。一貫した評判が寄せられました。
鉄フライパンのほうがおいしく焼ける理由としては、高温を保ちやすく、熱ムラがほとんどないことが挙げられます。また、鉄フライパンで調理することで鉄分を摂取できることもメリットです。
今回はニトリ IH・ガス火 鉄フライパンを含む、鉄フライパン全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初に、日常的な使いやすさの検証です。モニターが各商品の本体の重さ・取っ手の素材・取っ手の形状をチェック。
日常的に料理を作りやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「アルミフライパンのように軽くて持ちやすい商品」として評価しています。
ニトリのIH・ガス火対応鉄フライパンの重量は908gと、片手でも扱いやすい軽さで好印象。「適度な重さでよい」との評判どおり、フライパンをあおる動作も負担が少なく行えるでしょう。
検証では、重量が1kg以下のものは、重すぎず使いやすい傾向でした。比較した商品のなかには重量が2,500gを超えるものもあったなか、こちらはほどよい重さ。食材を入れて重量が増えても、手元の負担になりにくいでしょう。
検証では、取っ手に丸みがあり手になじみやすいものが使いやすい傾向でした。比較したほかの商品には、取っ手が薄く平らで握りにくい印象を受けるものも。こちらは丸みがあり、握りやすい太さで手にフィットします。
続いて、使いはじめの手間の少なさの検証です。鉄フライパンは、使用前に空焼きや油ならしといったシーズニング作業が必要なもの。しかし、できるだけ手間なくすぐに使いたいですよね。そこで使いはじめの空焼き・油ならしが不要かどうかをチェックしました。
検証の結果、本商品は空焼き・油ならし不要。「シーズニング不要で楽」との口コミどおり、事前準備なくすぐに使えます。比較した商品では、空焼き・油ならしのどちらかが必要なものが多かったなか、こちらは手間なく使えるのが魅力です。
ただし、最初に使用する際は汚れが付着している場合があるので、食器用洗剤とスポンジで洗うことを推奨しています。
検証とは別に、各鉄フライパンでハンバーグを調理したところ、「ジュワっと肉汁があふれる」と好印象。ハンバーグのおいしさについてはモニター5人中4人が満足と回答し、料理の仕上がりも問題ないことがわかりました。
比較した商品のなかには、少し焦げた感じで苦味を感じ、ジューシーさが物足りないとの声が挙がったものも。こちらはお肉のおいしさ・香ばしさともに満足の声が多数でした。以下にモニターコメントを記載するので、参考にしてください。
<お肉がおいしく仕上がるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
空焼き不要 | |
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油ならし不要 | |
重量 | 908g |
取っ手に丸みあり |
良い
気になる
付属品 | |
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板厚 | 1.5mm |
全長 | 46.5cm |
深さ | 4.6cm |
ニトリ IH・ガス火 鉄フライパンは、公式サイトのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピングにて購入できます。なお、公式サイトでの販売価格は税込1,490円です(※執筆時点)。
フライパンが十分に冷めたら、片づけましょう。正しく使って、長く愛用してくださいね。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
藤田金属の使いやすい鉄フライパンは、シーズニング不要で使えるため、使用前の手入れが面倒な人におすすめ。取っ手がやや角張っているものの、ほどよい太さで手に収まります。独自のハードテンパー加工が施されており、さびにくいと謳っているので、長く愛用したい人にもぴったりです。
リバーライトの極JAPANフライパンは、木製の取っ手がおしゃれで、見た目にも気を配りたい人にうってつけの商品です。重さは912gと片手で扱いやすく、食材が入って重くなっても手に負担を感じにくいでしょう。表面に窒化加工を施しており、さびにくく油なじみがよいことも魅力です。
空焼き不要 | |
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油ならし不要 | |
重量 | 993g |
取っ手に丸みあり |
付属品 | |
---|---|
板厚 | 1.6mm |
全長 | 44cm |
深さ | 5.6cm |
藤田金属 使いやすい鉄フライパンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
空焼き不要 | |
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油ならし不要 | |
重量 | 912g |
取っ手に丸みあり |
付属品 | |
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板厚 | 1.6mm |
全長 | 45.7cm |
深さ | 5cm |
リバーライト 極JAPAN フライパンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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