和平フレイズ enzo 鉄フライパン EN-010をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

調理した鶏もも肉のソテーを食べたモニターからは、「やや硬い」との意見が多め。「肉がジューシーに仕上がる」との口コミに反し、比較した上位商品ほど溢れ出るような肉汁は感じませんでした。

今回の比較では板厚（底の厚さ）が2.0mm以上あると、素材の旨味を引き出しやすい傾向が。しかし、本商品は板厚約2.0mmと厚めながら特筆するほどのジューシーさではありません。

とはいえ、モニター5人中3人が「おいしい」と答えており、「表面が香ばしい」という声も聞かれました。比較した商品にはかなり脂っぽく仕上がったものもあったなか、まずまずのおいしさです。

＜鶏もも肉の仕上がりについてのモニターコメント＞

1. 「素材の旨味も感じられたが、やや硬さが残っていた」
2. 「表面が香ばしくておいしい。肉厚な部分は硬いかも」
3. 「やや脂っぽい」
4. 「少し脂っこい印象で肉はやや硬く感じた」

コメントは一部抜粋

もやし炒めを食べたモニターは、「ほどよいシャキシャキ感」と食感を高く評価しました。「水っぽい」という意見もあり、「おいしい」と答えたモニターは5人中2人と少なめでしたが、味もしっかりついています。

比較した商品には生っぽさが残るものもあったなか、素材の食感を保ちつつ、おいしい炒め物を作れるでしょう。

＜もやし炒めについてのモニターコメント＞

1. 「味がしっかりついている」
2. 「もやしがみずみずしく、シャキシャキしている」
3. 「ほどよくシャキシャキ感があっておいしい」
4. 「水っぽい印象」

コメントは一部抜粋

口コミで指摘されていたとおり、重量は約1,100gとやや重め。比較した全商品の平均約1,215g（※執筆時点）よりは軽いものの、片手で扱うには負担がかかります。持ち上げてあおるのではなく、置いたまま調理するのがよいでしょう。

内径は26cm。3～4人分の調理にぴったりです。

柄のフィット感はいまひとつ。今回の比較で握りやすい傾向があった木製ですが、素材が硬くあまり手になじみません。重さに対して柄が細いのも惜しい点でした。

一方で、調理中でも柄が熱くなりにくいのは利点です。金属製の商品のように、厚手のふきんや調理用のミトンを用意しなくても持てるでしょう。

鉄フライパンを洗うときは、洗剤は基本的に使用しません。温かいうちに、たわしやササラなどでお湯洗いしましょう。

洗浄後は水分を拭き取り、中火で水分を完全に飛ばします。キッチンペーパーなどで油を薄く表面にすり込むようにして塗ればお手入れ完了です。