対応ハード・ジャンルの幅広さや色域の広さ、オプションの豊富さが気になるBenQ ZOWIE XL2411K。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にBenQ ZOWIE XL2411Kを徹底検証しました。ゲーミングモニター251商品の中で比較してわかったBenQ ZOWIE XL2411Kの実力をレビューしていきます。ゲーミングモニターの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
プロジェクターと液晶ディスプレイを展開している台湾のメーカー、BenQの「ZOWIE XL2411K」。液晶パネルは側面の耐久性を強化したと謳うフレームで囲われていて、フチが少し太めなのが特徴です。
オプションは、シャープネスや輝度などの調整が可能なほか、黒挿入機能とオーバードライブ機能を搭載。細かく設定できるので、プレイするタイトルに合わせて自分好みに調整できる柔軟さを感じました。
実際にBenQ ZOWIE XL2411Kと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイゲーミングモニターと、色域の広さ・対応ハード・ジャンルの幅広さ・オプションの豊富さそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
BenQ ZOWIE XL2411Kよりも色鮮やかに映る商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてくださいね。
ASUS
4Kで240Hz!幅広いゲームを鮮やかな映像でプレイ可能
エムエスアイコンピュータージャパン
色域が広く色鮮やか!4K対応で迫力満点の映像が楽しめる
ASUS
ジャンルによって性能を切り替えられる。オプションも豊富
マイベストが検証してわかったBenQ ZOWIE XL2411Kの特徴は、ひとことでまとめると「性能は少し低いものの、画面の設定を細かく調整できる」です。
実際、たくさんあるゲーミングモニターの中で、対応ハード・ジャンルの幅広さや色域の広さ、オプションの豊富さは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、BenQ ZOWIE XL2411Kを含むゲーミングモニターの検証方法や、自分に合ったゲーミングモニターを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
e-Sportsプレイヤーを想定したブランド「ZOWIE」のモニターだけあって、快適に戦うための機能がそろっています。
特徴的なのは、モーションブラー(残像感)を軽減する独自技術「DyAc」。フルオート時の射撃など、ゲーム内の激しいアクションをブレにくくする効果が期待できます。銃を撃ったときの反動を制御(リコイルコントロール)するのにも役立つでしょう。
暗いシーンでの視認性を高める「Black eQualizer」や、カラーセッティングやトーンを調整してターゲットを識別しやすくする「Color Vibrance」といった画質調整機能も搭載。ゲームタイトルに合わせて画面の見え方を調整し、プレイへの集中度を高められますよ。
輝度や色設定など、モニターの設定をPCに保存できる「XL Setting to Share」にも対応。ZOWIE XLシリーズのプレイヤー同士で設定を共有したり、プロの設定をそのまま自分のモニターで使えたりと便利な機能です。公式サイトでは「VALORANT MODE」「APEX MODE」などタイトルごとのおすすめ設定も配布されていました。
<スペックの詳細>
前モデルXL2411Pよりコンパクトなベーススタンドを採用することにより、安定感を維持しつつもより広いプレイスペースを確保できるよう進化しました。画面の高さはもちろん、チルト(垂直角度)・スイーベル(水平回転)・ピボット(画面回転)などのスタンド調節も可能です。快適な姿勢を保ちやすいでしょう。
サイズはスタンド込みで幅571×奥行200×高さ442.84~525.56mm、総重量は8.5kg。電源ケーブルと映像ケーブルが各1本ずつ付属しています。なお、メーカー共通のネジの規格VESAにも対応しているので、壁やモニターアームへの設置も可能です。
今回は、BenQ ZOWIE XL2411Kを含むゲーミングモニター251商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:対応ハード・ジャンルの幅広さ
検証②:色域の広さ
検証③:オプションの豊富さ
対応しているハード・ジャンルが幅広い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「ハイスペックPCでプレイできるすべてのゲームを最大限のスペックで映せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
色域が広い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「暖色が映えているだけでなく、寒色も深い色で表現できており、モンスターやキャラクターの質感、背景の壮大さが強調されているように見える。派手めな色合いでグラデーションも細かい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターのオプションはすべてオフにし、モードは出荷時の初期設定のもので統一。HDR/BT.2020の測定用パターン信号を出力して、BT.2020の色域をどれほどカバーできているかを「BT.2020 Gamut Coverage」で測定しました。その測定結果を比較して、各商品のおすすめ度をスコア化しています。
搭載しているオプションが豊富な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「どんなゲームでもどんな目的でも自分好みに調整可能なほどオプションに優れていて、コアゲーマーでもライトゲーマーでも使いやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
2020/10/09 発売
解像度 | フルHD(1920×1080) |
---|---|
モニターサイズ | 24インチ |
色域カバー率 | 60.18%(実測値) |
リフレッシュレート | 144Hz |
良い
気になる
パネル種類 | TN |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
表示色 | 不明 |
輝度 | 320cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | |
スピーカー搭載 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1000:1 |
ナイトクリアビジョン機能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
43,000円
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FPS・TPSゲームをメインでプレイするなら、24インチのゲーミングモニターがおすすめです。FPS・TPSで勝つためには、常に画面全体を視認できることが重要。24インチより大きいモニターでは、画面全体を見るために首を振る必要があり、視認性が低下する可能性があります。
FPS・TPS以外のRPG・アクションゲームをメインでプレイする人には、27インチ以上のゲーミングモニターがうってつけです。画面全体を注視する必要がないので、ゲーミングモニターのサイズは大きいほうが見やすく、没入感のある画面でゲームをプレイできますよ。32インチと比較すると、小さめのデスクでも圧迫感なく使用できる27インチ程度が扱いやすいでしょう。
ゲーム機・PCの出力(フレームレート)と同等もしくはそれ以上のリフレッシュレートを持つゲーミングモニターを購入しましょう。ゲーム機のフレームレートより低いリフレッシュレートのゲーミングモニターだと、ゲーム機の性能を活かしきれません。
PCやPS5でFPSをプレイする人は、120〜180Hzのなかから予算内でできるだけ安いゲーミングモニターがおすすめです。120〜180Hzでは性能に大差がないうえ、価格帯もさほど変わりません。24インチフルHDモニターの場合120〜180Hzは1〜2万円台で購入できますが、200Hzを超えると最安でも3万円ほどと高価になります。
また、120〜180Hzのゲーミングモニターは最大120fpsのPS5にぴったり。現在の市場では120Hz・144Hzを搭載したゲーミングモニターは少なく、入手しにくい状況です。その代わり、近年では高速な180Hzのゲーミングモニターが120Hz・144Hzとほとんど変わらない値段で販売されているので、ややオーバースペックではありますが180Hzまで選択肢に入れてよいでしょう。
現状はPS5しか持っていない人でも、PCの購入を検討しているなら144Hz以上を選べば両方で使えてお得ですよ。PCに接続する場合も144Hzを搭載したゲーミングモニターであれば十分といえます。しかし、プロゲーマー並みに勝敗にこだわりたい人は、より高速な240Hzを搭載したゲーミングモニターがおすすめ。価格は高めですが、非常になめらかでカクつきにくい映像を楽しめます。
なお、Nintendo Switch・PS4だけに接続するなら、60Hzで十分です。Nintendo Switch・PS4は60fpsまでしか対応していないので、60Hzを超えるゲーミングモニターはオーバースペックになる点に注意しましょう。
各商品のリフレッシュレートは、商品紹介ページをチェックしてください。
ゲーミングモニターの解像度は、「フルHD」「WQHD」「4K」の3タイプ。解像度が高いほどくっきりときれいな文字・映像を楽しめますが、高価な傾向があります。
FPS・TPSをメインでプレイする人は、フルHDで十分です。FPS・TPSはフルHDでプレイするゲームがほとんどなので、それ以上の解像度は不要。また、27インチ144HzフルHDのゲーミングモニターの価格帯は、10,000〜20,000円台が目安です。最も価格が安いので、少しでもコストを抑えたい人にもおすすめです。
FPS・TPS以外もプレイしたい人には、WQHDがおすすめ。フルHDよりも解像度が高く、比較すると明らかにきれいで迫力のある映像でゲームを楽しめますよ。4Kと比較した場合は、やや劣るものの十分きれいといえるでしょう。27インチ144HzのWQHDゲーミングモニターは20,000〜40,000円台で、4Kモニターよりコストを抑えられます。また、様々なゲームに幅広く対応できるので、汎用性の高いゲーミングモニターがほしい人にもおすすめです。
迫力や没入感満載の映像でゲームを楽しみたい人には、最もきれいな4Kがうってつけ。27インチ144Hzの4Kゲーミングモニターの価格帯は50,000〜100,000円台ととても高価ですが、ゲーム画面のきれいさを最優先でこだわりたい人は検討してもよいでしょう。
より映像美を重視したい人には「色域の広さ」が75%以上のゲーミングモニターがおすすめです。色域が広いと表現できる色の幅が広がるので、細かいグラデーションを表現できますよ。
検証結果が75%以上のゲーミングモニターは、色鮮やかで鮮明に映し出せるため、迫力や臨場感を強く表現できました。ランキングから、色域の広さの結果を参考にしてくださいね。
なお、色域の広さが65%以下のゲーミングモニターは、暗い部分の映像が見にくい傾向がありました。ゲームができないほどではありませんが、せっかくゲーミングモニターを購入するなら75%以上のゲーミングモニターで没入感のあるゲームプレイを楽しみましょう。
FPS・TPSだけをプレイしたい人なら色域はそこまで気にする必要はありません。また色域が75%を超えると値段も高くなるため、よりきれいな画面にこだわりたい人は参考にしてくださいね。
ゲーミングモニターの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。BenQ ZOWIE XL2411K以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
解像度 | 4K(3840×2160) |
---|---|
モニターサイズ | 31.5インチ |
色域カバー率 | DCI-P3:99% |
リフレッシュレート | 240Hz |
良い
気になる
パネル種類 | OLED |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
表示色 | 10億6000万色~ |
輝度 | 450cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | |
スピーカー搭載 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1500000:1 |
ナイトクリアビジョン機能 |
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解像度 | 4K UHD(3840×2160) |
---|---|
モニターサイズ | 32インチ |
色域カバー率 | sRGB:99%、Adobe RGB:99%、DCI-P3:97% |
リフレッシュレート | 144Hz |
良い
気になる
パネル種類 | IPS |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
表示色 | 約10億7300万色 |
輝度 | 400cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | |
スピーカー搭載 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1000:1 |
ナイトクリアビジョン機能 |
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