マイベスト
PCモニター・液晶ディスプレイおすすめ商品比較サービス
マイベスト
PCモニター・液晶ディスプレイおすすめ商品比較サービス
  • MSI Optix MPG321UR-QDを徹底レビュー!実際に使ってメリット・デメリットを解説 1
  • MSI Optix MPG321UR-QDを徹底レビュー!実際に使ってメリット・デメリットを解説 2
  • MSI Optix MPG321UR-QDを徹底レビュー!実際に使ってメリット・デメリットを解説 3
  • MSI Optix MPG321UR-QDを徹底レビュー!実際に使ってメリット・デメリットを解説 4
  • MSI Optix MPG321UR-QDを徹底レビュー!実際に使ってメリット・デメリットを解説 5

MSI Optix MPG321UR-QDを徹底レビュー!実際に使ってメリット・デメリットを解説

量子ドット技術による色域の広さを謳うゲーミングモニター、MSI Optix MPG321UR-QD。ブルーライトカット機能つきで、長時間使いやすいところもうれしいポイントです。「発色がよく見やすい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 色域の広さ
  • 対応ハード・ジャンルの幅広さ
  • オプションの豊富さ

さらに、人気のBenQやソニーなどのゲーミングモニターとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミング選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年10月31日更新
田口朱凜
ガイド
元PC販売員/マイベストPC周辺機器担当
田口朱凜

筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。

田口朱凜のプロフィール
…続きを読む

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2025年10月までの情報です

目次

【結論】MSI Optix MPG321UR-QDはRPGがメインの人におすすめ!PS5を4Kモニターで楽しめる

MSI Optix MPG321UR-QDは、主にRPGをプレイすることが多い人におすすめです。色域が87.32と広く、表現できる色が多いので、鮮やかなゲームの世界観に没入できますよ。比較した同じ解像度の商品と比べても抜きん出た映像のきれいさでした。また、画面が32インチと大きくオープンワールドのRPGやレーシングゲームの迫力と臨場感を楽しめるでしょう。


1秒間に移せる画像の枚数を表すリフレッシュレートが144HzとPS5の最大スペックに対応しているところも魅力。比較したフルHDやWQHDの商品に比べ、PS5を解像度の高い4Kによる迫力の映像で楽しめます。RPGだけではなく、FPS・TPSのようなシューティングゲームでも十分に滑らかな動きを楽しめるでしょう。


色が切り替わる速度を指す応答速度も1msと速く、オーバードライブや黒挿入のような、サポート機能も充実しています。比較した商品のなかには、黒挿入が搭載されていないものも複数ありましたが、黒挿入があると速い動きでも残像が少なくブレにくいので、FPS・TPSをやるなら搭載されているかどうかチェックしましょう。


コントラストや鮮明度なども自分の好みに合わせて調整可能。自分専用の映像設定を追及できます。ナイトビジョン(暗所補正)も搭載されているので、比較した暗所補正のない商品に比べてFPS・TPSで影に隠れた敵を見つけやすいですよ。


ただし、エコモードはついておらず、長時間ゲームをする人にとっては消費電力が気になるところ。比較した商品のなかには、SONY INZONE M9 SDM-U27M90のようにエコモードが搭載されているものもあったので、検討してみてくださいね。

MSI Optix MPG321UR-QDとは?

MSI Optix MPG321UR-QDとは?

そもそもゲーミングモニターとは、液晶テレビや一般的なモニターに比べてリフレッシュレートが高いモニターです。液晶テレビや一般的なモニターが60Hzなのに対してゲーミングモニターは120Hz以上のものが多い傾向にあります。


そんなゲーミングモニターを数多く開発してきたMSI初の4K対応モデルがMSI Optix MPG321UR-QDです。2021年9月30日に発売された本商品は、ゲーム内のボイスチャットにも便利なアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。映像だけでなく、音声までクリアです。


目の疲れの原因にもなるブルーライトカット機能も搭載されているので、長時間ゲームをプレイする人でも使いやすいでしょう。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回はMSI Optix MPG321UR-QDを含む、ゲーミングモニター全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 色域の広さ
  2. 対応ハード・ジャンルの幅広さ
  3. オプションの豊富さ

MSI Optix MPG321UR-QDのメリットは3つ!

MSI Optix MPG321UR-QDのメリットは3つ!

MSI Optix MPG321UR-QDには、色域の広さをはじめとする3つのメリットがあります。以下ではそれぞれのメリットについて詳しく解説していきますよ。

比較した商品のなかでトップクラスの色域の広さ

比較した商品のなかでトップクラスの色域の広さ
表現できる色の幅広さを表す色域の広さをチェック。MSI Optix MPG321UR-QDは、色域が87.32と非常に広く、高評価。色彩豊かで細部まで丁寧に描写されたゲームの世界観を、そのままのきれいさで堪能できるでしょう。

さらに、解像度は4K UHD(3840×2160)と高めなので、鮮やかでクリアな映像美も期待できます。ゲーミングモニターを比較してみると、測定値が70以上の商品ほど鮮やかな映像が楽しめる傾向にあり、なかでも本商品はトップクラスの色域の広さでした。


比較したほかの商品のなかには、SONY INZONE M9 SDM-U27M90のように解像度は同じで、色域は75.04というものも。解像度が同じでも色域の広さによっては、映像の鮮やかさに差が出ることがわかりました。

山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘
輝度やコントラスト比はゲームに合わせて調整可能なので、モニターごとの差はそこまで大きくはありません

しかし、色域はモニターが持っている限界値が決まっているので、色域値によって細かなグラデーションや暖色・感触の表現力には差が生まれます。


検証した結果、MSI Optix MPG321UR-QDはトップクラスの色域値を記録。ゲームの派手な色味も鮮やかに映してくれるので、ゲームの世界観や迫力を存分に味わえました

解像度が高く応答速度も速いので、PS5におすすめ

解像度が高く応答速度も速いので、PS5におすすめ
各商品の対応できるハードや使用できるゲームのジャンルの幅広さを比較したところ、MSI Optix MPG321UR-QDは、1秒間に移せる画像の枚数であるリフレッシュレートが144Hzで色の切り替わり速度である応答速度が1msといったスペックの高さでした。

細かな動きまで滑らかに表現し、画面描画の切り替えも素早くできます。さらに、残像を最小限に抑える黒挿入と、モニターの応答速度を向上させるオーバードライブを搭載。4Kの映像は大迫力で、RPGをはじめとする幅広いゲームが楽しめそうです。


PS5の最大スペックである120Hz・4Kに対応できるので、最新のゲームも思い切り遊べますよ。


比較した商品のなかには、フルHDの解像度を持つアイ・オー・データ機器ゲーミングモニターLCD-DF241SXVBのように、映像の鮮やかさに欠けるものもありました。

本商品のように144Hz以上かつ解像度WQHD以上のモニターなら、RPG・FPS・TPSなどのジャンルを問わず楽しむには十分なスペックといえるでしょう。

山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘
リフレッシュレートが高いモニターを使えば、すべてのゲームが高いリフレッシュレートで映せるというわけではありません。たとえばPS5の場合、最大フレームレートが120fpsなので、仮に240Hzのモニターで映しても、最大120Hzの映像になります。

また、ゲームタイトルによって映せる最大フレームレート数も異なるので注意。あくまで最大であって、すべてが120fpsで映せるわけではありません。120Hzで映せない場合は設定ではなく、ゲームタイトルの公式サイトで情報を確認しましょう。

自分好みの映像に調整できる

自分好みの映像に調整できる
オプションの豊富さも比較してみると、MSI Optix MPG321UR-QDは、光度・コントラスト・鮮明度・色温度・シャープネス(輪郭のシャープさ)の変更が可能。自分にとって見やすい映像に調整できます

プリセットも11種類用意されているので、シーンや目的に応じてすぐに設定を切り替えられます。また、暗所補正機能であるナイトビジョンも搭載。暗い場面でも細部まで鮮明に映し出せます。


加えて6つのUSB HUBが備わっており、充電しながらのゲームプレイも可能です。


比較したDell G2422HSには、暗所補正機能がなく、やや暗い部分の映像に見にくさを感じました。比べて本商品は、自分専用の映像設定を追求したい、暗い場面でも見やすさにこだわりたい人におすすめです。
山口康弘
ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘
プロゲーマーに取材したところ、大会ではモニターの設定をいつも通りにできない可能性があるため、大会で普段どおりの実力が出せるように、細かい画面設定は避けているとのことでした。

それでもシャープネスとコントラスト比の調整は行っているそうで、実際に調整してみると敵の見え方が大きく変わりました。明るさや色温度の調整は目の負担によって、適宜変えるように使うのがおすすめ

初心者の場合は、設定を変えたあとに元に戻れなくならないよう、プリセットを併用するのがよいでしょう。

MSI Optix MPG321UR-QDのデメリットは1つ!

MSI Optix MPG321UR-QDのデメリットは1つ!

ゲームの世界観に没入できる映像美など、メリットの多いMSI Optix MPG321UR-QDですが、1つだけデメリットがあります

節電したい人には不向き

節電したい人には不向き

MSI Optix MPG321UR-QDには、ナイトビジョンなどの便利なオプションが搭載されているものの、エコモードが非搭載な点は節電したい人にとってはデメリットかもしれません。


長時間ゲームする習慣があり、消費電力が気になる人には不向きといえるでしょう。

比較した商品のなかには、SONY INZONE M9 SDM-U27M90のようにエコモードが搭載されているものもあったので、消費電力が気になる人はチェックしてみてくださいね。

MSI Optix MPG321UR-QDの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    184,056円

    (最安)

    販売価格:184,056円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    Lo&Lu
    4.26

    (204件)

MSI Optix MPG321UR-QDが向いていない人におすすめのゲーミングモニターは?

MSI Optix MPG321UR-QDが向いていない人におすすめのゲーミングモニターは?

エコモードがないという唯一のデメリットが気になる人には、以下の商品がおすすめです。

節電しながらゲームを楽しみたいならSONY INZONE M9 SDM-U27M90がおすすめ

節電しながらゲームを楽しみたいならSONY INZONE M9 SDM-U27M90がおすすめ
SONY INZONE M9 SDM-U27M90は、エコモードを搭載。解像度も本商品と同じ4Kと高く、リフレッシュレートも144Hzと、MSI Optix MPG321UR-QDに並ぶ映像の滑らかさです。

黒挿入やオーバードライブも搭載されているので、幅広いジャンルのゲームを十分楽しめるでしょう。

安いゲーミングモニターを探してるならアイ・オー・データ機器 ゲーミングモニター LCD-DF241SXVBがハイコスパ

安いゲーミングモニターを探してるならアイ・オー・データ機器 ゲーミングモニター LCD-DF241SXVBがハイコスパ

比較した商品のなかでとくにコスパのよさが伺えたゲーミングモニターは、アイ・オー・データ機器 ゲーミングモニター LCD-DF241SXVB。価格は8,000円台と、10万円以上するMSI Optix MPG321UR-QDに比べてかなりリーズナブルです。


色域や映像の鮮明さには欠け、PS5には不向きですが、PS4やSwitch用としては十分なスペック。輝度やコントラスト調整が可能で、画面の明るさを映像によって自動調整する機能も搭載されています。

mybestおすすめ!4Kモニターの検証評価上位の商品も紹介

4Kモニターの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Optix MPG321UR-QD以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

Lenovo
ThinkVision P27u-2062CBRAR6JP

おすすめスコア
4.69
ThinkVision P27u-20 1
ThinkVision P27u-20 2
ThinkVision P27u-20 3
ThinkVision P27u-20 4
ThinkVision P27u-20 5
ThinkVision P27u-20 6
最安価格
Amazonで売れています!
87,890円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
87,890円
在庫わずか
モニターサイズ27インチ
色域の広さ75.5%
色の正確さ0.95dE
応答速度
4ms(Extreme mode)/6ms(Typical mode)
コントラスト比(実測値)
928:1
リフレッシュレート
70Hz
Type-C給電機能
Type-C出力機能
高さ調節機能
ピボット機能(画面回転)
スピーカー機能

良い

    • ほぼすべての色で誤差が小さく高精度
    • 超広色域であるBT.2020の75.5%をカバー
    • カラーモードは8種類が標準搭載されており、自分好みの色を選べる

気になる

    • ジョイスティックやタッチパッドはない
61cm
奥行22cm
高さ(最大)55.64cm
重量8000g
画面種類液晶
アスペクト比16:9
表面処理ノングレア
パネル種類IPS
解像度4K
コントラスト比(メーカー公表値)1000:1
最大輝度(実測値)382.634cd/m2
最小輝度(実測値)47.426cd/m2
ブルーライトカット対応
インターフェースHDMI、USB Type-C、DisplayPort 1.4、USB Type-A、USB Type-B、LAN
スイーベル機能(水平回転)
チルト機能(垂直角度調節)
リモコン付き
VESAマウント対応
全部見る
ThinkVision P27u-20

レノボ ThinkVision P27u-20をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

HUAWEI
MateView 4K+ウルトラHD モニターHSN-CBA

参考価格
78,800円
モニターサイズ28.2インチ
色域の広さ75.3%
色の正確さ1.65dE
応答速度
不明
コントラスト比(実測値)
リフレッシュレート
60Hz
Type-C給電機能
Type-C出力機能
高さ調節機能
ピボット機能(画面回転)
スピーカー機能
59.1cm
奥行18.2cm
高さ(最大)60.8cm
重量不明
画面種類液晶
アスペクト比3:2
表面処理ノングレア
パネル種類IPS
解像度4K
コントラスト比(メーカー公表値)1200:1(標準)
最大輝度(実測値)不明
最小輝度(実測値)不明
ブルーライトカット対応
インターフェースHDMI、ミニDP、USB Type-C×2、USB Type-A×2、オーディオ端子
スイーベル機能(水平回転)
チルト機能(垂直角度調節)
リモコン付き
VESAマウント対応
全部見る
View 4K+ウルトラHD モニター

HUAWEI MateView 4K+ウルトラHD モニター HSN-CBAを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
参考になりましたか?

この商品が出てくる記事

ゲーミングモニター

38商品

徹底比較

人気
PCモニター・液晶ディスプレイ関連のおすすめ人気ランキング

新着
PCモニター・液晶ディスプレイ関連のおすすめ人気ランキング

人気
PCモニター・液晶ディスプレイ関連の商品レビュー

人気
パソコン・周辺機器関連のfavlist

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.