「折りたたみスマホとしては格安で購入できる」と評判のLibero Flip。柔らかい色合いのパステルカラーも魅力です。しかし、「防水性能に欠ける」「画像が粗い」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の10つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の折りたたみスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Libero Flipは、安く折りたたみスマホを購入したい人におすすめです。Y!mobileユーザーなら31,680円、ECサイトなどで販売されている新古品なら2万円台から購入可能とかなりリーズナブル。初期費用を抑えて折りたたみスマホがほしい人にぴったりといえます。
価格の安さに対して、十分な処理性能も発揮。アプリを使って負荷をかけたときの処理性能の高さを表すベンチマークスコアは675,088点でした。比較した商品の平均は1,081,072点だったので、やや低くも感じますが、価格の安さを考えれば、普段使う分には十分な性能といえます。1回の充電で9時間45分バッテリーが持つところもうれしいポイントです。
しかし、肝心のサブディスプレイは使いづらい印象。自撮り撮影には切り替えられましたがメッセージへの返信はできません。比較したGalaxy Z Flip 5は写真だけでなく画面のカスタマイズやLINEの返信も可能でした。さらに、Z Flip 5はサブディスプレイが3.4インチありましたが、こちらは1.34インチとかなり小型です。待ち受けに設定できるアプリも6つに限られるので、サブディスプレイを楽しみにくいでしょう。
カメラ性能も高いとはいえず、ズーム撮影した画像はのっぺりとしており、ぼやけていました。手ブレ補正もいまひとつで、撮影した動画の振れ見やすいとは言い難い印象です。加えて、広角レンズもついていないため、集合写真は苦手といえます。
とはいえ、有機ELを採用したディスプレイは、液晶テレビよりも高い120Hzのリフレッシュレートなので、滑らかな動きの動画を楽しめます。NFC対応よりも処理速度が速いFelica対応のおサイフケータイ機能もあり、キャッシュレス決済派の人も重宝しそうです。サブディスプレイを楽しみたい人には不向きですが、初めて折りたたみスマホに挑戦したい人には選択肢に入るでしょう。
実際にLibero Flipと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Libero Flipよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
本体を90度に折り曲げることで、通常のスマホでは難しかったさまざまな角度からの撮影が可能。動きのあるシーンでも撮影しやすいですよ。
ジェスチャー撮影機能も搭載されており、手の動きだけで簡単に写真や動画の撮影ができるので、自撮りやグループ写真の撮影に便利です。本体を閉じた状態からでもカメラの起動が可能なので、撮りたいときにすぐ撮影をはじめられるところも魅力といえます。
<スペック>
全8商品の折りたたみスマホとLibero Flipを比較したところ、以下のようなよい点があることがわかりました。
価格の安さも本商品の魅力の1つ。税込63,000円ですが、他社から乗り換えると税込43,560円とさらにお得に購入できます。比較した折りたたみスマホのなかには200,000円以上のものもあったなかで、抜きんでた安さでした。
はじめて折りたたみスマホを購入する人や、仕事用としてなるべく購入費用を抑えたいという人は、選択肢に入れてもよいのではないでしょうか。
多数のアプリを同時に起動させる高負荷状況を作り、処理性能を評価。ベンチマークスコア化アプリを利用し、同じ条件で3回計測したときの最高スコアが高いものほど高評価としています。
結果、本商品の平均スコアは最高スコアは675088。比較に使用した商品の平均は1081072だったので、それよりも下回る数値とはなりましたが、普段使いする分には十分な処理性能といえます。
折りたたみスマホのなかでは処理性能は控えめ。とはいえ、高画質な3Dグラフィックのゲームでなければ性能不足を感じることは少ないでしょう。
日常使いであれば十分満足できるスペックです。
一定の負荷をかけた状態で、バッテリーの持続時間をチェック。フル充電状態からバッテリー残量が20%になるまでの時間を測定したところ、本商品は9時間45分という長さで、高評価を獲得しました。
比較に使用したほかの折りたたみスマホの平均時間は、約9時間42分と本商品の結果と変わらない時間。1日のなかでスマホを操作する頻度が高く、時間も長い人は使いやすいでしょう。
折りたたみスマホは容量の大きなバッテリーを搭載できない傾向ですが、Libero Flipは1日使い倒せるバッテリー持ちでした。
また、最大33Wの急速充電にも対応しているため、短い時間で充電したいときにもおすすめです。
設定より画面の彩度をカスタマイズできる機能もあるため、カラフルな色合いが好みであれば彩度を高くすることもできますよ。
専用のアプリを使用して、使用時の発熱状態をチェックしたところ、本体の温度は44℃にとどまりました。ほかの商品も同様に本体の温度を確認しましたが、平均は約44℃と本商品と同程度。そこまで高温にならないので、熱によって動作が重くなり動画が中断される心配が少ないでしょう。
買い物時にキャッシュレス決済がメインの人はとくに使いやすいでしょう。また、nanoSIMとeSIMを1つずつ入れられるデュアルSIMにも対応。普段使いだけではなく、仕事用としても使えますよ。
本商品の自撮りするうえでの機能性の豊富さをチェック。スムーズに自撮り撮影ができる機能が充実していました。閉じた状態での自撮り撮影が可能なだけでなく、撮影モードの切り替えはスワイプだけでOK。さらに、サブディスプレイからカメラを起動できる点も評価を伸ばしました。
サイドボタンを2回押すだけでカメラが起動するので、撮影をはじめるまでがスピーディです。比較に使用した商品のなかには、カメラを起動したあとに本体を開く必要があるものもありました。
また、手のひらをカメラに見せるだけでシャッターが自動で切られるところもポイント。スタンドなどを使って、グループ撮影をしたい人や、自撮り時にシャッターボタンを押すときの手ブレが気になる人にもおすすめです。
価格の安さが魅力のLibero Flipですが、ほかの商品との比較のなかで、以下のような気になった点もあったのでご紹介します。
大人数で広く撮りたいときによく使う機能である、超広角カメラのレンズが非搭載なことにも注意しましょう。
画面サイズは1.34インチと小型で、見やすさや操作性はいまひとつ。また、使用可能なアプリは限られており、レコーダーや天気・カレンダーなどの一部機能のみが使えるだけです。
カスタマイズに関しては、時計の文字の色やデザインの種類がいくつか選べますが、自分で選択した画像の設定は不可。待受画面で設定できるアプリも6つと限られています。
対して、比較に使用した商品のなかには、5インチ以上のサブディスプレイを搭載したものも。クローズ状態でも使いやすさを求めるなら、ほかの商品も検討してみましょう。
サブディスプレイは完全に丸型ですが、写真は通常の四角形の比率で撮影されるので、四隅まで確認できないのもやや気になりました。
ほかの機種であった撮影モードの切り替えがなかったので撮影のバリエーションは増やしにくいでしょう。
とはいえ、メインカメラで撮影できることは大きなメリットなので、普通のスマホよりは自撮りにこだわれますよ。
折りたたみスタイル | 縦開き(フリップ) |
---|
良い
気になる
SoC | Snapdragon 7 mobile platform Gen 1 |
---|---|
充電端子 | Type-C |
バッテリー容量 | 4,310mAh |
画面解像度 | メイン:FHD+(2790×1188)/サブ:466×466 |
最大画面リフレッシュレート | 120hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 5000万画素 |
超広角カメラ画素数 | |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 1600万画素 |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
ワイヤレス充電対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
eSIM対応 | |
デュアルSIM対応 | |
専用スタイラスペン対応 | |
複数アプリ同時表示数 | 2つ |
サブディスプレイサイズ | 1.43インチ |
スマイルシャッター対応 | |
手のひらシャッター対応 | |
ディスプレイ比率 | 縦長 |
幅 | 7.6cm |
高さ | 17cm(折りたたみ時:8.8cm) |
厚さ | 0.73cm(折りたたみ時:1.55cm) |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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自撮り撮影の機能性に欠けるなどのデメリットも見られたLibero Flip。気になる人は、以下の商品も検討してみてくださいね。
motorola razr 40 Ultraのカメラはサブディスプレイからも起動できます。手首を2回ひねるだけでカメラが起動し、自動スマイルキャプチャ機能では、最大5人までの顔を認識し笑顔を検知して自動でシャッターが可能です。
ジェスチャーによるハンドシャッターにも対応しているので、スムーズに撮影もしやすいでしょう。
Libero Flipは、Y!mobileの公式サイトで購入が可能です。
購入画面では契約方法や利用中の携帯電話会社などを選択すれば、購入金額や月の支払金額の見積もりが自動的に表示されるので、ひと目で購入時にかかるコストを確認できますよ。
また、ECサイトなどでは、新古品が2万円台から販売されています。新古品とは未使用の状態で人の手に渡っているもの。とはいえ、新品と遜色ないため、Y!mobileで契約の予定がない人は新古品の購入も選択肢のひとつに入れてみてくださいね。
中古の折りたたみスマホを選ぶのはリスクがありますが、新古品のものなら選択肢に入れてもよいでしょう。
また、万が一なにかあったときのために、スマホ保険にも合わせて加入しておくのがおすすめです。
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