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看護師の給料アップの方法は?資格取得やキャリアアップのコツを解説

看護師の給料アップの方法は?資格取得やキャリアアップのコツを解説

看護師として働くうえで、給与やキャリアアップの選択肢のひとつに挙がる資格取得。持っていない資格を取得して、よりよい条件で働きたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし看護師が取得できる資格は数多く、どの資格が給料アップに効果的なのか判断しにくいのも事実です。


今回は認定看護師や認定看護管理者などの日本看護協会認定の専門資格が、本当に給料アップに役立つのかを解説します。手当がもらえたりキャリアアップが狙えたりする医療系の専門的資格なども解説するので、資格取得を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年03月01日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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看護師の資格取得は給料アップに役立つ?

看護師の資格取得は給料アップに役立つ?

看護師が資格を取得しても、大きく給料アップをするのは難しいといえるでしょう。日本看護協会の公式サイトによると、資格を取得しても処遇や給料への影響はそれほどありません。


例えば、難易度が高い専門看護師資格や認定看護師資格を取得しても、処遇への影響は「特にない」が80%以上を占めています。資格手当の月額は1万円程度が相場です。


上記資格は看護領域の専門課程を履修したり、最低でも5年の実務経験が要求されたりと取得難易度が高いのが難点。給料アップを狙いたい人は取得期間が短かったり、難易度が低かったりする医療系専門資格の取得がおすすめです。


資格取得で劇的な給料アップは難しいものの、自身のキャリアアップには役立つと覚えておきましょう。長い目で見れば待遇や給与面で有利になる可能性もあり、資格取得は決して無駄ではありません。

看護師が給与アップやキャリアアップを狙える医療系専門資格を紹介

看護師が現実的に給料アップやキャリアアップをするには、医療系専門資格の取得がおすすめです。以下では、保健師・介護士・骨粗しょう症マネージャーなどの資格を紹介します。

保健師

保健師

保健師は、保健指導や健康相談など予防を中心とした業務に携わる仕事です。看護師が保健師の資格を取得するには看護系大学院で2年間、看護大学の専攻科または別科・看護短期大学専攻科・保健師養成所で1年間と、いずれかの機関で教育を受けて卒業後に保健師国家試験に合格する必要があります。


看護師と保健師のダブルライセンスを持っていると、病院のほかにも企業に勤務する産業保健師や自治体で働く行政保健師などのキャリアを歩むことも可能です。働く場所の選択肢が豊富になるのは、大きなメリットだといえるでしょう。


ただし保健師資格を持っていたとしても、看護師として直接的な給料アップはそれほど見込めません。病院以外の施設で保健師手当を出しているところもありますが、給与自体が看護師の平均年収よりも低い場合があります。

助産師

助産師

助産師は、助産や妊婦・じょく婦・新生児の保健指導や分娩介助などを行う仕事です。看護師が助産師になるには、大学院・短大・養成所などの助産師養成課程を卒業して助産師国家試験に合格する必要があります。大学院は2年、短大と養成所は1年間の過程です。


助産師の資格を取得すれば、診療所・助産院・保健所・産後ケアセンターなどで助産師として働くことができます。助産師は分娩を介助する回数に応じて、助産師手当や分娩介助業務手当が支給されるケースが少なくありません。金額は病院によって異なるものの、1回につき1万円ほどのケースも。


助産師の資格手当はほかの資格と比べて高額な傾向ですが、助産師養成課程は昼間に行われて課題の量も多く、看護師の業務と両立するのは難しいといえます。進学休職制度や資格支援制度がある病院に勤めているなら、資格取得を検討してみるのもよいでしょう。

介護福祉士

介護福祉士

介護福祉士は、介護を必要としている人の生活行為や生活動作を支援することが仕事です。資格を取得するには複数のルートがありますが、看護師の場合は指定養成施設で1年間学んで介護士国家試験を受ける養成施設ルートが一般的。


看護師と介護福祉士のダブルライセンスで病院勤務する場合は、手当のつくケースはそれほど多くありません。ただし介護職としての勤務や介護施設に就職する場合は、看護師の資格手当が出るケースもあります。ホームヘルパーや特別養護老人ホームなどの介護職や、施設に就職する際には有利な資格だといえるでしょう。

骨粗しょう症マネージャー

骨粗しょう症マネージャー

骨粗しょう症マネージャーとは、骨粗しょう症の予防・診断・治療などの知識を有するメディカルスタッフです。高齢化社会における健康格差の是正や、健康寿命の延伸などの役割を担っています。


資格の取得方法は、日本骨粗鬆症学会に入会し、過去4年以内に同学会で開かれる骨粗鬆症マネージャーレクチャーコースを1回以上受講していること。同学会学術集会に1回以上参加することも条件です。


条件を満たしたうえで骨粗しょう症マネージャーの認定申請を受けて、認定試験に合格すれば資格が所得できます。詳細は日本骨粗鬆症学会の公式サイトを参照してみてください。


骨粗しょう症マネージャーを取得すると、整形外科のほかにも高齢者の多い介護施設などに転職しやすくなるでしょう。骨粗しょう症マネージャー取得者に対して、資格手当を支給している病院もあります。

ACLS(二次心肺蘇生法)

ACLS(二次心肺蘇生法)

ACLSとは二次心肺蘇生法と呼ばれ、二次救命処置ともいわれています。気道確保・人工呼吸・心臓マッサージや、気管挿管の際の気道確保や高濃度酸素投与などを主体とした高度な措置を学ぶ資格です。


資格の取得方法は、2日間のACLSプロバイダーコースを受講して筆記試験に合格すること。コースを受講する前には、全60問からなる受講前自己評価で70%以上の正答率を出す必要があります。実施手順は日本ACLS協会ガイドの公式ページを参照してみてください。


ACSLは救急科などの救急救命の現場で役に立つ資格で、救急科以外でも資格手当を出している病院やクリニックなどもあります

心臓リハビリテーション指導士

心臓リハビリテーション指導士

心臓リハビリテーション指導士とは、心筋梗塞や心不全などを患っている人に術後の精神ケアや治療を行い、リハビリの介助をする指導者のことです。


資格の取得条件

  • 医師や看護師などの医療従事者
  • 日本心臓リハビリテーション学会主催が主催している講習会を受験する年に受講
  • 申請時に2年以上、日本心臓リハビリテーション学会の学会会員になっている
  • 心臓リハビリテーション指導の実地経験が1年以上、または心臓リハビリテーション研修制度を受けて受験資格認定証を受けた


上記を満たしたうえで、10の症例報告などを含めた申請書類を揃えて申請します。申請書類の詳細は、日本心臓リハビリテーション学会の公式サイトを参照してみてください。申請ののち、書類選考・講習会受講・認定試験を経て合格すれば資格が取得できます。


心臓リハビリテーション指導士は、循環器科や心臓リハビリテーション科などで需要がある資格です。資格手当はもちろん、資格なしに比べて給料が高くなるケースもあります。

内視鏡技師

内視鏡技師

内視鏡技師は、内視鏡に関する技能や知識を証明する資格です。資格を持つ看護師は感染対策や患者サポート、鎮静状態の患者の観察など幅広い業務を行えます。


資格の取得条件

  • 医師や看護師などの医療従事者
  • 日本消化器内視鏡学会専門医の指導のもと、消化器内科医部門で2年以上勤務
  • 日本消化器内視鏡技師会や技師会各支部が主催する医学講習会、または勤務先の認定専門医からの医学講義を合計20時間以上受講
  • 日本消化器内視鏡技師会や技師会各支部が主催する学会や研究会に2回以上参加
  • 日本消化器内視鏡学会支部長が承認した機器取扱い講習会基礎編に1回以上出席

上記を満たしたうえで、書類審査を通過して学術試験に合格すれば資格を取得できます。必要書類の詳細は、日本消化器内視鏡学会の公式サイトを参照してみてください。


内視鏡技師は病院・クリニック・人間ドックなどを行う検診施設で需要があり、資格手当が出るケースもあります。消化器内科を専門にしたい看護師におすすめの資格です。

不妊カウンセラー

不妊カウンセラー

不妊カウンセラーは、日本不妊カウンセリング学会が認定する資格です。不妊に悩む人たちへの相談や、治療方法の選択などに対してアドバイスを提供します。


受験資格は、受験申し込み時に日本不妊カウンセリング学会の会員であること。不妊カウンセラーか体外受精コーディネーター養成講座を3回受講する必要もあります。初回受講から5年以内に認定を受けることも条件です。


試験は筆記試験と面接試験があり、12〜3月の間に大阪・福岡・仙台・東京で行われます。詳細な規定は、日本不妊カウンセリング学会の公式サイトを参考にしてみてください。


不妊カウンセラーは産婦人科だけでなく、不妊治療のクリニックのニーズもあります。資格手当が出るケースも多々見られるため、給与アップを狙える可能性がある資格だといえるでしょう。

看護師が取得しても給与アップが見込めない資格

看護師が取得しても給与アップが見込めない資格

看護師が取得できる資格は数多くあるものの、なかには給与アップが見込めない資格もあります。また長時間の勉強や実務経験が必要だったり、勤務しながら資格を取得するのは現実的でなかったりする資格も。この条件に当てはまる資格と理由は、以下のとおりです。


  • 認定看護師(800時間程度の教育を受ける必要があるものの、処遇への影響がほとんどない)
  • 専門看護師(看護系大学院修士課程修了かつ看護師教育課程基準の所定の単位取得が必要だが、処遇への影響はほとんど見られない)
  • 認定看護管理者(認定看護管理者教育課程サードレベルや、看護管理に関する単位取得の難易度が高い)
  • 臨床心理士(指定大学院や臨床心理士養成に関する専門職大学院の修了が必要で、看護師が働きながら資格を取得するには現実的でない)
  • 健康予防管理専門士(受験資格に要件はなく、誰でも取得できるためアドバンテージにならない)
  • 認知症ケア専門士(3年以上の認知症ケアの実務経験が必要で、看護師より介護福祉士や介護支援専門員などに向いている資格のため)
  • 手話通訳士(資格手当がある場合もあるが、看護師としての求人ではない)
  • ケアマネジャー(一般的に看護師のほうが給料が高い)
  • 社会福祉士(看護師として働く場合は資格手当が支給される可能性が低い)
  • 呼吸療法認定士(習得しても資格手当や給与アップはほとんどない


ただし上記の資格取得は、必ずしも無駄とはいえません。自身のキャリアアップを狙って取得するのであれば、積極的に検討してみるのもよいでしょう。

給料アップを目指すなら転職サイトを利用して転職するのも方法のひとつ

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給料アップを目指しているなら、現在よりも条件のよい職場に転職するのもひとつの方法です。転職を検討する際には、公開求人数や検索しやすさなどの観点から看護師向け転職サイトの利用がおすすめ。


以下の記事では、人気の看護師向け転職サイトを比較検証して最もおすすめのサービスを紹介しています。給料アップを狙いたい看護師の人は、ぜひ転職サイトの活用も検討してみてください。

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