シーケンシャルアクセスの速さやランダムアクセスの速さ、各種アプリの処理速度が気になるエレコム ESD-IPS1000G。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にエレコム ESD-IPS1000Gを徹底検証しました。M.2 SSD30商品の中で比較してわかったエレコム ESD-IPS1000Gの実力をレビューしていきます。M.2 SSDの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
各種アプリの処理速度は十分な速度で、Web閲覧や動画視聴だけでなく、3Dグラフィックのゲームなどさまざまな場面で活躍できる性能です。内部温度の検証ではヒートシンクつきということもあり、46℃に抑えられました。
処理性能が高く、冷却性能も十分に備えている商品です。ヒートシンクつきなので、長時間作業を行う人であれば選択肢に入れてもよいでしょう。
実際にエレコム ESD-IPS1000Gと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
エレコム ESD-IPS1000Gよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Western Digital Technologies, Inc.
シーケンシャルもランダムも高速。温度も安定で動作も快適
ITGマーケティング
編集も書き出しも快適。重たい処理も安定して動く
Western Digital Technologies, Inc.
処理性能の速さを重視する人に。高負荷の作業にも対応
マイベストが検証してわかったエレコム ESD-IPS1000Gの特徴は、ひとことでまとめると「処理性能が高く、素早い読み書きが可能。冷却性能も十分」です。
実際、たくさんあるM.2 SSDの中で、シーケンシャルアクセスの速さやランダムアクセスの速さ、各種アプリの処理速度は商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、エレコム ESD-IPS1000Gを含むM.2 SSDの検証方法や、自分に合ったM.2 SSDを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
今回は、エレコム ESD-IPS1000Gを含むM.2 SSD30商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:シーケンシャルアクセスの速さ
検証②:ランダムアクセスの速さ
検証③:各種アプリの処理速度
検証④:内部温度の低さ
マイベストでは「ほとんどの作業に支障をきたさず転送速度が高速」なものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を5,000MB/s以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
ベンチマークの検証では、ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」を使用し、SEQ1M Q8T1のRead・Writeの値を計測しました。計測は3回実施し、その平均値をベンチマークスコアとして評価しました。
8,000MB/s以上は最高スコアとし、転送速度が速いものほどおすすめとして、おすすめ度をスコア化しました。
なお、計測中に異常値が出た場合は、再計測を行っています。
マイベストでは「ほとんどの作業に支障をきたさず転送速度が高速」なものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を250MB/s以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
ベンチマークの検証では、ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」を使用し、RND4KQ32T1のRead・Writeの値を計測しました。計測は3回実施し、その平均値をベンチマークスコアとして評価しました。
700MB/s以上は最高スコアとし、転送速度が速いものほどおすすめとして、おすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「Windowsの起動やゲームのロードに時間がかからない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をベンチマークスコアが4,000以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
3DMarkのStorage Benchmarkを使用し、さまざまなアプリを使用したときを想定したベンチマークスコアを計測しました。
5,000以上は最高スコアとし、ベンチマークスコアが高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「高い負荷がかかってもあまり温度が上昇せず、高いパフォーマンスを保つ」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を45℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
SSDの温度を計測できるソフトを使用し、PC起動時からベンチマークテストが完了するまでのログを記録。なお、商品自体にヒートシンクがついていないものは、マザーボード付属のヒートシンクを使用して検証を行っています。
40℃以下は最高スコアとし、最高温度が低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,115.69MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,432.27MB/s |
良い
気になる
容量 | 1TB |
---|---|
読み込み速度(公称値) | 7,400MB/s |
書き込み速度(公称値) | 5,500MB/s |
メーカー保証期間 | 1年 |
TBW | 不明 |
幅 | 24.60mm |
奥行 | 82.40mm |
高さ | 11.2mm |
M.2サイズ規格 | Type 2280 |
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M.2 SSDのスペックのひとつに「Type 2280」などのような表記があります。これは、M.2 SSDの物理的なサイズを示しており、Type 2280の場合は幅が22mmで長さが80mmという意味です。ほとんどのM.2スロット搭載マザーボードでは上記のType 2280に対応しており、問題なく使用できるでしょう。
しかし、普通より小さなマザーボードの場合、Type 2280が入らない場合があり得ます。Type 2260やType 2242といった、短いM.2 SSDを選ぶ必要があるので注意しましょう。
自作PCで大きなグラフィックスカードやサウンドカードなどを取り付けている場合、取り付け時にそれらを一度取り外してM.2 SSDを装着する手間が必要です。事前に、取り付け位置や対応サイズを確認しておくようにしましょう。
今回の検証は、一般に広く流通している幅が22mmで長さが80mmの「Type 2280」の商品のみを集めて行いました。
M.2 SSDは内部接続をするための規格として、PCI Expressと呼ばれるインターフェースを採用しているものがほとんどです。PCI Expressでは、古くからあるSSDで使われていたSerial ATA(SATA)接続と呼ばれる接続規格と比べ、1秒あたりに処理可能なデータ数が大幅に向上。これにより、高速な読み書きを実現しています。
PCI Expressには、高パフォーマンスモデルであるPCI Express 5.0×4やPCI Express 4.0×4と、エントリーモデルであるPCI Express 3.0×4などの種類があります。ゲームの起動や大容量ファイルのコピーをして、それぞれを使い比べてみても、実使用上の速度差は数秒程度。こだわりがなければ、ほとんど気にならないレベルといえるでしょう。
とはいえ、読み書き速度の性能をチェックできるベンチマークテストでは、高パフォーマンスモデルのほうが約2倍以上も高速という結果が得られました。今後、データファイルの大容量化はどんどん進んでいくことが予想されるので、転送速度が速ければインストールやソフトの起動が少しでもスムーズに行えることは明らかです。
パソコンのちょっとしたストレスを軽減したい人や、ゲーミングPCでの使用を想定しているコアゲーマーは、高パフォーマンスモデル一択といえるでしょう。
M.2 SSDを購入する際は、取り付け予定のパソコンのマザーボードを事前にチェックしておくとよいでしょう。旧型パソコンだと、そもそもPCI Expressに非対応の可能性があるため、注意が必要。
また、M.2スロットがPCI Express 3.0×4対応の場合、PCI Express 4.0×4のM.2 SSDを取り付けても問題なく使用できますが、高パフォーマンスモデルの性能を最大限に発揮できません。とにかく速さを求めるなら、パソコン自体のアップグレードも検討してみましょう。
SSDの性能を考える際には速度だけでなく、耐久性も重要なポイント。TBWはSSDが寿命までに書き込み可能なデータ量を示し、この数値が高いほど長持ちします。特に動画編集など書き込みが多い用途では、TBWの大きなモデルを選ぶのがおすすめです。
現在販売されているM.2 SSDの容量は、500GB〜4TBがほとんど。どれを選ぶかは、搭載するパソコンや用途に合わせて決めれば間違いありません。上の画像では、2TBでどのくらいのデータが保存できるかを記載しています。自分はどのくらい必要なのか参考にしてください。
おすすめなのは、価格・性能・容量のバランスに優れる2TBのエントリーモデル。容量としては十分で、ゲームのインストール先とデータファイルの保存先の両方として、HDDのように使うことも難しくありません。
エントリーモデルであるPCI Express Gen3.0×4対応の商品は、接続規格のところでも紹介したように、高速のPCI Express Gen4.0×4やPCI Express Gen5.0×4のモデルと比べて数値上の速度差は大きく感じられます。しかし、実使用における体感の速度差はそこまで気にならないレベル。安さを重視する人は、2TBのエントリーモデルをチェックしてみてください。
写真や動画保存用にストレージを拡張したい人や、ゲームをカジュアルに楽しみたいというライトユーザーなどは、容量やコスパ重視で選んでも問題ありませんよ。
M.2 SSDの適正温度は0〜60℃といわれています。70℃を超えたまま使用を続けると、「サーマルスロットリング」といって熱暴走を防ぐために安全装置が働き、読み書き速度が低下する可能性があります。また、データ破損など故障の原因になる可能性もあるため、できる限り適正温度内で使用することが望ましいといえます。
実際にヒートシンクなしで動作させてみると、M.2 SSDの温度は読み書き中にどんどん上昇し、簡単に70℃近くまで達しました。熱は故障の原因にもなるので、長期的に使用することを考えると熱対策は必須です。
今回検証したところ、熱伝導率が高いアルミニウム製の凸凹したパーツが搭載されているヒートシンク搭載モデルは、最後まで適正温度を大幅に超えることなく使用できました。また、ヒートシンク非搭載のモデルはマザーボード付属のヒートシンクを使用して検証を行うと、どの商品も70℃を超えることはありませんでした。
上で説明した取り付け可能なサイズにも注意しながら、できる限りヒートシンクと併用するようにしましょう。マザーボード付属のヒートシンクがない場合は、M.2 SSD専用のヒートシンクを買い足すのもひとつの手です。以下のコンテンツではおすすめの商品を紹介しているので、そちらも参考にしてください。
現在、高パフォーマンスモデルのM.2 SSDは、速さだけでなく発熱のしにくさも商品開発のポイントとなってきています。冷却性能の高いヒートシンクと組み合わせて使用すれば、さらに高スペックを活かしやすいでしょう。
M.2 SSDの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。エレコム ESD-IPS1000G以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
インターフェース | PCI Express 5.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7124.00MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6946.38MB/s |
良い
気になる
容量 | 1TB |
---|---|
読み込み速度(公称値) | 14,900MB/s |
書き込み速度(公称値) | 11,000MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22.00mm |
奥行 | 80.00mm |
高さ | 2.38mm |
M.2サイズ規格 | Type 2280 |
インターフェース | PCI Express 5.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7092.29MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6716.50MB/s |
良い
気になる
容量 | 1TB |
---|---|
読み込み速度(公称値) | 13,600MB/s |
書き込み速度(公称値) | 10,200MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22.00mm |
奥行 | 80.00mm |
高さ | 2.8mm |
M.2サイズ規格 | Type 2280 |
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