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藤次郎 ORIGAMI ペティナイフは、メイン包丁としても使える切れ味のよい商品をお探しの人におすすめです。実際に食材をカットしたところ、新品状態ではトマトをスムーズに切れました。比較したなかには、鶏肉の皮が滑って切りにくかった商品もあったのに対し、筋も皮も軽く刃を当ててスライドするだけでOK。余分な力がいりません。
刃を摩耗させて使用3か月目を再現した後も、鶏肉は新品時と同様にスパッと切れました。トマトの切れ味はやや鈍ったものの、皮が少し引っかかる程度です。ほかの商品には摩擦後にかなり切りにくくなったものもあったので、切れ味の持続性はまずまずといえます。
刃渡りは、さまざまな食材に対応しやすい約13.0cm。サブ包丁としてはもちろん、メインとしても十分活躍する長さですよ。重さも約75gとほどよい印象。短いわりに重くて小回りが利かない商品に比べ、使いやすいといえます。
一方、逆三角形の柄が手へフィットせず、握りやすさはいまひとつ。比較した商品には同じような柄の形状でも手によくなじむものがあり、評価が伸び悩みました。加えて「柄が洗いにくい」との口コミどおり、柄の内部の空洞が専用ブラシでないと洗えないのもネックです。
持ちやすさや洗いやすさなど、使い勝手にもこだわりたい人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
そもそもペティナイフとは、食卓でフルーツのカットや野菜のスライスをするのにちょうどよいサイズのアイテム。手が小さい人や、さほど料理をしない人ならメイン包丁としても使えます。
藤次郎 ORIGAMI ペティナイフもそのひとつ。世界的に権威のある工業デザインアワード、iFデザイン賞において、2012年度プロダクトデザイン賞を受賞した、藤次郎 ORIGAMIシリーズの一品です。
販売しているのは、日本を代表する刃物の産地・燕三条に本社を置く藤次郎。刃物作りの全工程を自社で行う、日本でも数少ない一貫製造の包丁メーカーです。
ORIGAMIシリーズのナイフは、オールステンレス製。金属の性質劣化を招く溶接を行わず、ステンレス材を折り紙のように曲げて作られています。
付属品として、柄の内部を洗浄するためのブラシがついていますよ。
最初は、切れ味のよさ・切れ味の持続性の検証です。
新品と使用して約3か月後の切れ味の変化をチェックするため、トマト・鶏肉をカット。それぞれの状態で食材の切り心地を確認しました。
なお、使用して3か月の刃の状態は、各商品を3,000回プラスチック製のまな板に切りつけて再現しています。
トマトに刃を当ててみると、力を入れなくてもスッと切り込めました。切りづらい鶏肉の筋や皮も、軽く刃を当ててスライドさせるだけで切れます。
比較した商品には皮がすべって切りにくいものもあるなか、ほとんど動かさずにカットできました。ステンレス刃は鋼に比べて切れ味が劣る傾向にありますが、一般家庭で使うなら十分でしょう。
刃を摩耗させた後は刃がトマトの皮に少し引っかかり、切れ味が鈍った感覚がありました。とはいえ、トマトが切れずにつぶれるものもあることをふまえると、切れ味はまずまずです。
対して、鶏肉は新品時とさほど変わらない切り心地をキープ。よく肉料理を作る人にとっては、頼りになる一品といえます。
最後は、使い勝手のよさの検証です。
各商品を実際に使用し、重さや柄の握りやすさをチェックしました。
柄もステンレス製で、形状は逆三角形。持ちにくくはないものの、フィット感はありません。比較した商品には同じく逆三角形の柄でも手にフィットするものもあり、握りやすさはいまひとつでした。
内部に空洞があり、専用のブラシで洗う必要ある点もネック。口コミの「柄が洗いにくい」との指摘どおり、手入れに手間がかかりそうです。
刃渡りは約13.0cm。果物・野菜をカットにするのに適した12cm程度の商品が多く並ぶなか、やや長めといえます。さまざまな食材に対応できる長さなので、メイン包丁としても活躍するでしょう。
重量は約75gと、重すぎず軽すぎません。比較したなかには、重くて小回りが利きにくかった商品もあったのに対し、扱いやすいですよ。
藤次郎 ORIGAMI ペティナイフは、公式サイトのほか、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。価格は税込5,500円(記事執筆時・公式サイト参照)です。
同ORIGAMIシリーズには、三徳包丁(税込7,700円)・シェフナイフ (税込7,700円)もラインナップ。加えて、無料でのギフト包装や名入れにも対応しています。自分用はもちろん、贈り物にもぴったりですね。
最後に、握りやすさ・手入れのしやすさも兼ね備えた商品をご紹介します。
食材を美しくカットしたい人には、ミソノ UX10 ペティナイフがおすすめ。高純度ピュアステンレス鋼製の刃は切り心地に一切の抵抗がなく、トマトの断面をつややかに仕上げました。約70gとほどよい重みで、手元の安定感も十分。刃と柄を繋ぐ口金付きで、隙間に汚れが入りにくいのもメリットです。
握りやすさを重視する人は、木屋エーデルワイス ペティナイフをチェックしてみてください。刃はステンレス製で、刃渡りは約12.0cm。約40gと軽いうえに、柄の下部にあるくぼみに小指をかけて握れるため使いやすい印象です。軽い力で食材を切れ、摩耗後も鋭い切れ味が持続しました。
刃渡り | 120mm |
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タイプ | 不明 |
オールステンレス | 不明 |
食洗機対応 | |
口金付き | 不明 |
ダマスカス |
木屋 No.120 エーデルワイス ペティナイフをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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