Nighthawk Pro Gaming AX5400 XR1000-100JPSをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

総合的に見ると、通信速度は比較的速めです。設置場所である書斎で計測した下りの結果は698.89Mbpsで、上位商品に並ぶほどのスピードを記録しました。各地点での上り・下りの通信速度は以下のとおりです。

<上りの通信速度一覧 単位：Mbps> ※（）内は全商品の平均値

• 3階リビング：上り155.81（88.22）
• 3階キッチン：上り127.59（116.53）
• 2階書斎（Wi-Fiルーターを設置した同部屋）：上り219.98（208.36）
• 2階浴室：上り218.35（158.39）
• 2階寝室：上り55.48（112.68）
• 1階寝室：上り212.32（144.12）
• 一番遠いところ：上り79.49（39.82）

<下りの通信速度一覧 単位：Mbps> ※（）内は全商品の平均値

• 3階リビング：下り332.63（244.86）
• 3階キッチン：下り378.91（344.38）
• 2階書斎（Wi-Fiルーターを設置した同部屋）：下り698.89（574.65）
• 2階浴室：下り480.31（377.50）
• 2階寝室：下り119.21（254.65）
• 1階寝室：下り513.09（368.81）
• 一番遠いところ：下り109.84（77.66）

ほとんどの計測地点で平均値を上回りましたが、壁を2枚隔てた2階の寝室では実測値が伸びませんでした。壁やドアなど障害物の影響をやや受けやすいことがわかります。

ワンルームや1LDKで使う場合は文句なしのスピード感が実感できそうですが、障害物が多い環境で使う場合はアンテナの角度を調節してみてください。

しかし、オンラインゲームを快適に遊ぶには、一般的に30〜100Mbpsの速度があれば十分とされており、かなり遅延するといった可能性は低いでしょう。

5台接続したときの減衰率は99.36%・10台接続したときの減衰率は81.20%でした。

10台接続しても極端に遅れることはなく、多くの機器を接続して使いたい人に向いています。また家族が多い家庭でも、不便に感じることは少なそうです。

IPv6には対応していませんが、電波が飛ぶ方向を制御するビームフォーミングなど基本的な機能はそろっています。詳しい機能については以下のとおりです。

＜機能性一覧＞

• 初期設定は簡単か：専用アプリで初期設定可能
• 専用アプリで通信速度の確認ができるか：可能
• ビームフォーミング機能：あり
• MU-MIMO機能：あり
• Wi-Fi6：対応
• IPv6：非対応
• トライバンド：非対応
• メッシュ機能：非対応

設定は、Nighthawkアプリを使って行います。アプリ内では接続中のデバイスを確認したり、インターネットの速度テストもできるのが便利です。