




セキュリティソフトの90日間無料体験の特典がついた、エレコム WRC-2533GS2V-B。しかしネット上には口コミが少なく、「速度は安定しているのか」「機能性はどうなのか」と不安で、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、エレコム WRC-2533GS2V-Bを含むWi-Fiルーター全50商品を実際に調査して、通信速度・同時接続台数・機能性を⽐較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年04月までの情報です
エレコム WRC-2533GS2V-Bは、単身向けの手ごろなWi-Fiルーターを探している人におすすめです。
実測での通信速度は、最大459Mbpsとまずまず。壁を挟むと速度が落ちやすく、Wi-Fi 6モデルと比べると少し物足りません。同時に接続する端末が多くても速度は大幅に低下します。動画視聴には影響ありませんが、10台同時だと減衰率38%とかなり落ち込みました。
とはいえ、設置場所近くであれば、テレワークが快適にできるほどの速度が出ています。同時に接続するのは5台まで、部屋数の少ないワンルームで使うなど、条件を整えればストレスなく通信できるでしょう。中継機モードがあるので、別のルーターを親機として通信エリアを拡大するのにも使えますよ。
販売価格は、執筆時点で税込11,000円(公式サイト参照)。 IPv6・MU-MIMO・ビームフォーミングに対応するなど、機能面は充実しています。初期設定も簡単なので、一人暮らしがはじめての人や、ルーターの設定は難しそう…と不安に感じている人は、ぜひ候補としてみてはいかがでしょうか。
エレコムのWRC-2533GS2V-Bは、最大通信速度1,733Mbps(5GHz帯)のミドルスペックのWi-Fiルーターです。特典として、トレンドマイクロ社の総合セキュリティソフト「ウイルスバスタークラウド」の90日無料体験版が付属します。
3階建の戸建てや4LDKのマンションなど、ファミリー向けの間取りにも対応。最大接続台数は24台で、親機として使うだけでなく、子機・中継機モードにも切り替えられます。Wi-Fiが届きにくいエリアをカバーする目的にも利用でき、使い勝手がよいですよ。
Wi-Fi規格は、2013年に標準化されたWi-Fi 5に対応。最大4台と同時通信・処理ができるMU-MIMO機能も搭載しており、複数端末の同時接続も安定しやすいのが特徴です。2019年に理論上約1.4倍の高速化を実現したWi-Fi6が流通しはじめた関係で、販売価格も抑えられています。
接続した端末に集中的に電波を送る、ビームフォーミングZが搭載されているのもポイント。電波の届きにくい場所でも安定した速度での通信を可能にしています。
通信の混雑を解消するためのバンドステアリングも搭載。電波の混雑状況を判別し、空いている帯域に自動で振り分けられます。
混雑による影響を受けにくいIPv6回線にも対応しているので、テレワークやオンライン学習でも使いやすいですよ。
子どもがいるご家庭には「こどもネットタイマー3」が便利です。1日に利用できる時間を制限するタイマー設定や、決まった時間帯に利用できるようにするスケジュール設定が可能。インターネットの使いすぎを防ぎます。
サポート体制が充実しているのもエレコムならでは。 気軽に利用できるチャットサービスをはじめ、通話料のみで相談できる専用ダイヤルや、有料の訪問サービスもあります。設定方法がわからない、インターネットに繋がらないなど、困ったときも気軽に相談できますよ。
アンテナは、インテリアになじみやすい内蔵型です。縦置き・横置き・壁かけと3種類の置き方に対応しています。
回線設定を行う際は、製品のWANポートにケーブルを接続するだけでOK。使用中の回線を自動的に判別するので、はじめてルーターを設定する人も使いやすいですよ。
今回はエレコム WRC-2533GS2V-Bを含むWi-Fiルーター全50商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:通信速度
検証②:同時接続台数
検証③:機能性
はじめに、通信速度を検証します。
都内にある3階建ての一軒家を貸し切り、2階書斎にWi-Fiルーターを設置。6地点で通信速度を測定し、速いほど高評価としました。
PCは「ASUS ZenBook 15」、計測アプリは「LAN Speed Test」を使用しています。
今回はあくまでも、特定の場所で計測した数値で評価をしています。使用環境が変われば実効速度の値も変わってくるので、必ずしも検証結果と同じ数値が出せるとは限りません。
通信速度の実測は最速459Mbpsとやや遅めでした。最新規格※であるWi-Fi 6に対応したモデルと比べると、やや力不足を感じます。
2022年5月時点<上り(5.0GHz)の通信速度一覧 単位:Mbps>※()内は全商品の平均
<下り(5.0GHz)の通信速度一覧 単位:Mbps>
壁を挟む3階リビング・2階寝室での速度が落ちていることから、障害物が多いと減衰しやすい傾向にあるといえます。ルーター付近ではテレワークするにも十分な速度が出ているので、部屋数の少ないワンルーム・1LDKで使うのがよいでしょう。
さらに距離を離すと、速度は大幅にダウンしました。ルーターを1階に設置し、最も距離の離れた3階で計測した結果は51.53Mbps。ネットブラウジングする程度なら十分快適ですが、ストレスなくオンラインゲームを楽しむなら、100Mbpsは欲しいところです。
接続が不安定になるリスクを考えると、あまり広い部屋には向いていません。間取りによっては、中継機等の利用を検討しましょう。
次に、同時接続台数を検証します。
スマホ・PC・ゲーム機を計5台接続した場合と、10台同時に接続した場合の通信速度を測定しました。
複数端末を同時に接続すると、大幅に速度が減衰しました。5台・10台を同時に接続した場合の通信速度は、それぞれ以下のとおりです。
10台同時でも上位商品は減衰率80%程度に抑えられていて、評価は伸び悩みました。ただし、検証用に再生したYouTobe動画は停止していません。同時に接続する台数を5台までに抑えておけば、安定した速度を維持できるでしょう。
最後に、機能性を評価しました。
商品情報や実際の使用感をもとに、以下の項目を満たしているか調査しました。
付加機能は最小限ですが、初期設定は非常に簡単でした。
<検証結果一覧>
光回線のモデムとケーブルで接続すれば、使用中の回線が自動で判別されます。iOS端末はQRコードの読み込みで初期設定が完了。これまで利用していたルーターの接続情報もコピーができるため、難しい設定は必要ありません。
今回評価対象とした項目では、3つの付加機能を搭載していました。回線の道幅が広く混雑の影響を受けにくいIPv6や、4台まで同時に電波を送信できるMU-MIMO機能に対応しています。
接続機器を検出して集中的に電波を送るビームフォーミング機能もあり、付加機能に不足はありません。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、複数端末接続時でも速度を落としたくない人におすすめの商品を紹介します。
バッファローのWXR-6000AX12Sは、10台同時でも約83%しか速度が減衰しませんでした。検証での実測値も最速707Mbpsと非常に高速。どのフロアでも速度が落ちにくく、広さのあるファミリー向けの世帯にもぴったりです。通信速度と安定性を重視する人におすすめの1台です。
ASUSのTUF Gaming AX5400も、10台同時時の減衰率は79%と大健闘しました。検証での実測値も最速686Mbpsと好記録。通信を優先する専用LANポートや、優先順位を設定できる「Adaptive Qos」機能があり、とくにオンラインゲームが好きな人・テレビ会議が多い人にうってつけですよ。
| 推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
| 専用中継機数 | 不明 |
| 給電方法 | 不明 |
| 転送速度 | 最大4803+1147Mbps |
| 最大通信速度(理論値) | 4803+1147Mbps |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
| 周波数帯 | デュアルバンド |
| 周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
| アンテナの種類 | 外付けタイプ |
| アンテナ数 | 8×8 |
| 重量 | 1580g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| LAN端子 | 不明 |
| INTERNET端子 | 不明 |
| LANポート | 最大10Gbps×1、最大1Gbps×3 |
| コア数 | 不明 |
| ビームフォーミング機能 | |
| MU-MIMO機能 | |
| メッシュ機能 | |
| QoS機能 | 不明 |
| 中継機能 | 不明 |
| IPv6対応 | |
| VPN対応 | 不明 |
| バンドステアリング機能 | 不明 |
| ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
| コンバーター機能 | 不明 |
| 専用アプリ | |
| セキュリティサービスあり | 不明 |
| キッズタイマー機能 | 不明 |
| ネットフィルタリング機能 | 不明 |
| 検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz下り最大通信速度(検証時) | 707.66Mbps |
| 検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz上り最大通信速度(検証時) | 268.95Mbps |
| 検証時の5GHz下り最大通信速度 | 707.66Mbps |
| 2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz上り最大通信速度 | 268.95Mbps |
| 2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 最高下り実効速度 | 不明 |
| 最低下り実効速度 | 不明 |
| 通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 最大通信速度 | 4803+1147Mbps |
| 設置方法 | 縦置き |
| セキュリティ規格 | WPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA/WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WEP(128-bit / 64-bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
| 無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
| メーカー保証期間 | 1年間 |
| 消費電力 | 35.9W |
| 同時接続可能 | |
| 同時接続台数 | 不明 |
| セット売り | 不明 |
| 有線接続可能 | 不明 |
バッファロー WXR-6000AX12Sをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
| 給電方法 | ACアダプター |
| 転送速度 | 不明 |
| 最大通信速度(理論値) | 4804+574Mbps |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
| 周波数帯 | デュアルバンド |
| 周波数 | 2.4/5GHz |
| アンテナの種類 | 外付けタイプ |
| アンテナ数 | 6×6 |
| 重量 | 600g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| LAN端子 | 不明 |
| INTERNET端子 | 不明 |
| LANポート | 最大1Gbps×4 |
| ビームフォーミング機能 | |
| MU-MIMO機能 | |
| メッシュ機能 | |
| QoS機能 | 不明 |
| 中継機能 | 不明 |
| VPN対応 | 不明 |
| バンドステアリング機能 | 不明 |
| ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
| 専用アプリ | |
| セキュリティサービスあり | 不明 |
| キッズタイマー機能 | 不明 |
| 検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz下り最大通信速度(検証時) | 300 |
| 検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz上り最大通信速度(検証時) | 300 |
| 検証時の5GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 最高下り実効速度 | 不明 |
| 最低下り実効速度 | 不明 |
| 通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 最大通信速度 | 4804+574Mbps |
| 設置方法 | 横置き |
| セキュリティ規格 | AiProtection、Router Security Assessment、Malicious site blocking、Two-Way IPS、Infected Device Prevention and Blocking |
| 無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
| メーカー保証期間 | 2年間 |
| 消費電力 | 不明 |
| 同時接続可能 | |
| セット売り | 不明 |
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