食材が刃離れしやすいよう工夫して作られた牛刀包丁、協和工業 スーパーストーンバリア 牛刀。ネット上では「軽い力でスパスパ切れる」と評判ですが、「すぐに切れなくなった」「軽すぎて使いにくい」との口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、協和工業 スーパーストーンバリア 牛刀を含む牛刀包丁全28商品を実際に使ってみて、切れ味のよさ・切れ味の持続性・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
協和工業 スーパーストーンバリア 牛刀は、切れ味が鋭い包丁がほしい人におすすめ。新品の状態でトマトと鶏肉を切ったところ、いずれも皮にひっかかることなくスムーズに刃が入りました。比較したなかには包丁を何回もスライドさせなければいけないものがあったなか、口コミどおり軽い力でスパスパと切り進められたのが利点です。
刃渡りは18cmで、メイン包丁としても使いやすい長さ。木製の柄はフィット感があって握りやすく、使っていて手に負担がかかりません。刃に施された6層のストーンバリアコーティングのおかげで、切った食材が離れやすく、サビに強いというメリットもありますよ。
本体重量は100g程度と、比較した商品のなかでも非常に軽量です。一方で軽いぶん、大きな食材や硬い食材を切るときに安定しにくいのはネック。「軽すぎて使いにくい」との口コミのように、食材によっては切りづらさを感じるかもしれません。
刃先が摩耗すると切れ味が落ちやすい点も気になります。約3か月使った状態を再現したところ、新品時よりも明らかに切りにくくなりました。口コミで指摘されていたように切れ味が鈍りやすいので、定期的に研ぐようにしましょう。
比較した商品のなかには、鋭い切れ味が長期間変わらず使えるものもありました。できるだけ研ぎ直す手間を省きたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも牛刀包丁とは、家庭でよく使われる三徳包丁より刃先が鋭く刃渡りが長いのが特徴。かぼちゃやスイカといった大きな食材も切りやすく、肉や魚をさばくのにも適しています。
今回ご紹介するスーパーストーンバリア 牛刀もそのひとつ。キッチン用品や日用雑貨などを製造・販売する協和工業の製品です。軽い力でスッと切れるよう、日本刀の刃先形状であるハマグリ刃を再現しています。
刃には6層のストーンバリアコーティング加工を施し、食材のくっつきとサビつきを軽減。じゃがいもなど、でんぷん質の多い食材もはがれやすいと謳っています。
刃が食材になめらかに入るよう、刃の両サイドの厚みは1/100mm単位で調整。パンを切ってもクズが出にくく、かぼちゃなどの硬い食材も薄く切れるとアピールしています。
使用後はサッと洗うだけで汚れが落ちやすい仕様なうえ、食器洗い乾燥機に対応しているのもうれしいポイントです。
はじめに、切れ味のよさを検証しました。
牛刀包丁を使ってトマトと鶏肉をカット。スッと切り込めるか・切り心地はよいかをチェックしました。
トマトの切れ味は高評価を獲得。比較した商品のなかには皮に刃が入りにくいものがあったなか、こちらはスーッときれいに切れました。形が崩れることもなく、断面もきれいに仕上がっています。
刃の部分には、ステンレスにモリブデンとバナジウムを添加させた「モリブデンバナジウム鋼」を採用。メーカーの謳い文句どおり、シャープな切れ味を発揮しました。
鶏肉の切り心地も悪くありません。刃のなめらかさは上位商品に一歩およばなかったものの、皮や筋の部分も楽に切れました。
「軽い力でスパスパ切れる」という口コミのとおり、スムーズな切れ味を実感できますよ。
次は、切れ味の持続性の検証です。
プラスチック製のまな板を各商品で3,000回切りつけ、約3か月使用した状態を再現。新品時に比べて、切れ味が鈍くなっていないかチェックしました。
切れ味の持続性はいまひとつ。摩耗後の包丁でトマトを切ってみると、皮に引っかかるような感覚があり、新品のときほどきれいに仕上がりませんでした。
比較したなかには、切れ味がほとんど落ちない商品もありました。しかしこちらは新品時の切れ味がよかっただけに、そのクオリティを維持できなかったのが気になるところです。
鶏皮に刃を入れると滑ってしまい、こちらも切れ味がよいとはいえない結果に。新品のときとの差は明らかで、「すぐ切れなくなった」という口コミにも頷けます。
メーカーは切れ味が持続すると謳っていますが、検証ではあまり実感できませんでした。切れ味を維持するためにも、定期的に砥石で研ぐようにしましょう。
最後は、使い勝手のよさの検証です。
柄は手にフィットするか・安定感よく切れるかをチェックしました。
刃渡りは約18cmと、メイン包丁としても使いやすい長さ。重さは比較した商品の多くが150g以上あったなか、こちらは約100gと軽量です。非常に軽いので、切り続けても手は疲れにくいでしょう。
しかし「軽すぎて使いにくい」という口コミのとおり、大きくて硬い食材を切る際に安定感に欠けるのは気になるところ。切る食材によっては、軽さがデメリットになることもあるので注意しましょう。
柄は木製で、丸みのある形状が手にフィットしました。金属製に比べてやさしい質感で、握ったときのひんやり感がないのもうれしいポイントです。柔らかさもあり、手のひらにしっくりなじむでしょう。
比較したなかにはツルツルとした滑りやすい素材の商品もありましたが、木製の柄は滑りにくいのもメリットですよ。
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協和工業 スーパーストーンバリア 牛刀は、楽天市場・AmazonなどのECサイトで購入できます。価格や送料はショップごとに違うので、安く買えるところをリサーチしてみてくださいね。
スーパーストーンバリアシリーズには、ほかにも三徳包丁・小三徳包丁・ペティナイフがそろっています。食材に合わせて使い分けたい人は、シリーズでそろえてみてはいかがでしょうか。
刃のメンテナンスには、専用のスーパーストーンバリア シャープナーがおすすめ。荒研ぎ・仕上げ研ぎの順番でそれぞれの溝に刃を当て、包丁を数回引くだけで切れ味が復活すると謳っています。
安定して研げるよう、底面には滑りにくいラバー素材を使用。底面がV字形状になっているので、テーブルの縁や角にはめて使うこともできますよ。
最後に、長期間使っても切れ味が落ちにくいほかの商品をご紹介します。
貝印の旬Shun Classic BLONDE シェフズナイフは、鋭い切れ味が長持ちする一品。鶏肉は軽くスライドさせるだけで切れ、トマトも繊維を傷つけずきれいに仕上がりました。摩耗後も切れ味が変わらず、安定した切り心地をキープ。刃の表面にはダマスカス模様が広がり、見た目の美しさも魅力です。
有次のステンレスツバ付牛刀も、切れ味の衰えをほとんど感じません。滑りやすい鶏肉の皮や筋も簡単に切れ、優れた切れ味が長持ちしました。重量は約165gと重すぎず、メイン包丁としても使い勝手のよい一品。刃渡り18〜30cmまで全5サイズあり、用途に合わせて選べるのもうれしいポイントです。
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