ほどよい重さで使いやすいと人気のekubo ミルフィーユ包丁 ダマスカス ツバ付 牛刀。高級感のあるデザインも高く評価される一方で、口コミのなかには「切れ味がよくない」といった気になる声もあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ekubo ミルフィーユ包丁 ダマスカス ツバ付 牛刀を含む牛刀包丁全16商品を実際に使ってみて、切れ味のよさ・切れ味の持続性・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
ekuboのミルフィーユ包丁 ダマスカス ツバ付 牛刀は、切れ味を長く保てる牛刀包丁をお探しの人におすすめです。新品の状態では、トマト・鶏肉ともになめらかに切れました。
さらに摩耗させたあとも切れ味は鈍らず、食材をスムーズにカット。比較したほかの商品では、とくに鶏肉の皮部分を切るのに手こずったものが複数あったなか、スムーズに刃を動かせました。頻繁に研ぐ必要がないため、手入れの頻度を抑えられます。
本体は183gとややずっしりと重さを感じますが、全体の重心バランスはとれていました。柄はサラサラとした質感で、握りやすいのも利点です。重量があるぶん、使用時に安定感があるため、硬く大きな食材のカットに向いているでしょう。
公式サイトでの販売価格は税込15,400円(執筆時点)と、全商品のなかではやや高めですが、切れ味のよさ・使い勝手のよさを兼ね備えています。凹凸模様の刃は見た目もおしゃれなので、デザインにこだわりたい人もぜひ検討してみてください。
實光刃物は、刃物の産地として知られる「大阪の堺」に拠点をおく刃物メーカー。120年以上もの歴史をもち、プロから一般家庭向けまでさまざまなタイプの包丁を製造しています。
今回ご紹介するekubo ミルフィーユ包丁 ダマスカス ツバ付 牛刀は、より長く切れ味が持続するよう、刃の素材にサビに強いステンレスを含んだ複合材を使用しているのが特徴です。
刃の中央部に高級刃物鋼であるVG10を使用し、それをステンレスで両側から挟み込んで1枚の刃に仕上げています。
また使いやすさを考え、刃の表面には食材をくっつきにくくする凸凹とした模様を施しました。
品質を損なわないよう、1本ずつ職人が丁寧に刃付け作業を行っているのも魅力です。
全長は約33.5cm・刃渡りは約21.0cm・刃の厚みは約1.92mmあり、大きな食材も切りやすいとされているサイズといえます。
柄は木製で、素材にはマボガニーを使用。木のあたたかみを感じられるよう、高級感のあるデザインに仕上げました。
さらに刃と柄をつなぐ口金がついており、つなぎ目から水や雑菌が入り込まないよう配慮がされています。カビの発生も抑えられますよ。
ミルフィーユ包丁には検証で使用した刃渡り21.0cmのほか、18.0cm・24.0cmのものも展開されています。用途にあわせて、選べるのはうれしいですね。
<サイズ別の価格一覧(執筆時点)>
實光刃物は、購入時に無料で名入れサービスも行っています。
さらにメーカーを問わず、包丁の研ぎ・柄の交換といったメンテナンスも受けつけているので、ぜひ活用してみてください。
実際に各商品でトマト・鶏肉をカットし、鋭く切り込めるか・切り心地がなめらかかといった観点から使用感を評価しました。
新品時の切れ味はよく、トマトをなめらかにスライスできました。切り進めるのにやや力はいるものの、皮部分に引っかかる感覚はありません。
鶏肉もトマト同様、最後までおおむね問題なく切れました。身が少ない部分や筋の多い部分は少し切りにくさがありますが、許容範囲内といえます。
比較したほかの商品には、切る際に皮が動いて刃がスムーズに入らないものもあったなかで、切れ味は申し分ありません。
続いて、切れ味の持続性の検証です。
各商品をプラスチックのまな板に3,000回切り付け、約3か月使用して摩耗した状態を再現します。その後、トマト・鶏肉をカットして新品時の切れ味と比較。切れ味が落ちていないものほど、高評価としました。
摩耗した状態でも新品時とほとんど変わらない、鋭い切れ味をキープできました。
トマトを切ってみると、刃の入りはストンと軽いとはいえませんが、皮への引っかかりは気になりません。
鶏肉は切りづらい箇所はなく、刃の動きはスムーズです。反対に比較したほかの商品には、切っている最中に身と皮が剥がれてしまったものや、ノコギリのように刃を動かさなければならないものもみられました。
切れ味が長持ちするため、メンテナンスを行う手間を減らせるのは便利ですね。
実際に包丁を手に持ち、柄は握りやすいか・重量は軽すぎず重すぎないかの2点を確認しました。
木製の柄は、手触りがサラサラとしています。
丸みがありながらも適度に角張っているため、すべりにくいのも魅力です。
また重量は183gと、ややずっしりとした重さを感じました。牛刀としてはほどよい重さですが、重量が160g前後であった上位商品に比べると、小さな食材のカットには使いづらい傾向にあります。
しかし口金がついており、全体としてのバランスは良好です。持った際に安定感があるため、肉やかぼちゃなど大物のカットにも対応できるでしょう。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
貝印の旬Shun Classic BLONDE シェフズナイフは、牛刀ならではの鋭い切れ味が高評価でした。食材に軽くスライドさせるだけで、ストンと刃が入ります。実際に薄切りにしたトマトの断面はみずみずしく、きれいに仕上がっていました。柄もしっかり手にフィットするため、肉や魚を切るサブ包丁にぴったりです。
有次のステンレスツバ付牛刀は、刺身から硬い野菜のカットまでさまざまな調理に対応できます。重量は165gと軽く、持っても手に負担は感じません。さらに刃にはほどよい厚みがあり、狙ったところへスッと切り込めました。摩耗させても切れ味が落ちにくいので、メイン包丁としても活躍しますよ。
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