TRUST CLUB プラチナマスターカードの口コミ評判は？年会費やプライオリティ・パスが使えるかなど徹底調査

TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費は3,300円とリーズナブル。プラチナカードの年会費は1万程度〜15万円以上とさまざまでしたが、TRUST CLUB プラチナマスターカードのように1万円を切るものはほぼ見られませんでした。維持費を抑えて持てるプラチナカードをお探しなら、まず候補となるでしょう。

なお、本会員とほぼ同等のサービスを利用できる家族カードも年会費無料。ETCカードも年会費はかかりません。

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、ホテル・グルメの優待特典も充実しています。

たとえば、「Mastercard® 国内ダイナミックパッケージ優待サービス 特別割引優待」を使えば、対象の宿泊施設が8,000〜15,000円割引になります。ほかにも宿泊料金の最大10%のポイントが付与される「Booking.com 特別優待」が適用可能です。

グルメ優待では、「TRUST CLUB ダイニングセレクション」「ダイニング by 招待日和」を利用すれば、有名レストランのコース料理が2名以上の利用で1名分無料に。比較したなかにはグルメ優待がないプラチナカードもありました。こちらは「年会費を考えると最高レベルの付帯サービス」との口コミにも納得の特典内容です。

一方、比較した一部プラチナカードで用意されていたホテルの無料宿泊や部屋のアップグレードといった特典はなし。より豪華なホテル優待を利用したい場合は、JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナや、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カードなども含めて検討してみてください。

＜ホテル・グルメ優待特典（一部）＞

1. Booking.com 特別優待最大10%ポイント付与：Taste of Premium専用ウェブサイトからの宿泊予約で次回利用できるポイントを最大10%付与
2. Mastercard® 国内ダイナミックパッケージ優待サービス 特別割引優待：対象の宿泊施設の予約で8,000〜15,000円割引
   
3. TRUST CLUB ダイニングセレクション：対象レストランの所定のコースメニューが2名以上の予約で1名分無料
4. ダイニング by 招待日和：対象レストランの所定のコースメニューが2名以上の予約で1名分無料
5. Taste of Premium限定プレミアムダイニング by 一休：一休.comレストラン予約で使える割引特別クーポンを利用可能

TRUST CLUB プラチナマスターカードでは、国内主要空港のラウンジとハワイのダニエル・K・イノウエ・国際空港を無料で利用できます。カードラウンジが使えるのは比較したほか多くのプラチナカードと同様で、国内旅行・出張なら空港での待ち時間を快適に過ごせるでしょう。

なお、利用できるのはカードラウンジのみで、プライオリティ・パスラウンジや航空会社ラウンジは利用できません。カードラウンジでも同伴者は有料となる点も要注意。家族やパートナーとの旅行が多い場合は、同伴者無料のプラチナカードも検討してみてください。

【空港ラウンジの種類】

1. カードラウンジ：クレジットカード会社と空港ラウンジ会社が運営する空港ラウンジ。
2. プライオリティ・パスラウンジ：プライオリティ・パス会員限定の空港ラウンジ。
3. 航空会社ラウンジ：ANAやJALなどの航空会社が運営する空港ラウンジ。

国際線利用時は、手荷物宅配サービスを優待価格で利用可能。国際線を利用することがある人にはうれしいポイントです。ただ、比較したなかには手荷物宅配サービスが無料になるものもあったため、頻繁に国際線を使うならチェックしてみてくださいね。

＜国際線手荷物宅配優待サービスの割引額＞

1. 出発時：手荷物1個につき20%割引
2. 到着時：手荷物1個まで優待価格500円、2個目以降は20%割引

TRUST CLUB プラチナマスターカードを利用することで貯まるリワードポイントに有効期限はなし。ポイント有効期限が1〜3年のプラチナカードも多かったなか、こちらはじっくり貯めて好きな用途に活用できます。

リワードポイントは使い道も豊富です。8,000ポイントで2,000円分のキャッシュバックが受け取れるほか、dポイント・Vポイント・楽天ポイントなどの他社ポイントへの移行も可能。家電・グルメなど景品との交換や、年会費の支払いにも充てられます。

1. リワードポイント8000ポイント→2,000円

1. dポイント：リワードポイント 4,000ポイント→1,000dポイント
2. Amazonギフトカード：リワードポイント 8,000ポイント→Amazonギフトカード 2,000円分
3. Vポイント：リワードポイント 4,000ポイント→1,000Vポイント
4. 楽天ポイント：リワードポイント 5,000ポイント→1,000楽天ポイント

TRUST CLUB プラチナマスターカードには、最高3,000万円の補償が受けられる海外・国内旅行傷害保険が利用付帯（公共の乗物の料金やツアー代金などをカードで支払うと適用可能）しています。自動付帯（カードで支払うかに関わらず適用）ではないため注意が必要ですが、旅行や出張が多い人には心強い特典です。

＜海外旅行傷害保険の補償内容・保険金上限額＞

1. 傷害死亡・後遺障害：3,000万円
2. 傷害・疾病治療費用：150万円
3. 携行品損害：30万円（自己負担額3,000円）
4. 救援者費用：50万円

＜国内旅行傷害保険の補償内容・保険金上限額＞

1. 死亡・後遺障害：3,000万円

TRUST CLUB プラチナマスターカードで購入した商品の破損・盗難などには、「バイヤーズ プロテクション」が適用可能。購入日から90日以内であれば、購入場所は国内外問わず年間最大50万円まで補償を受けられます。

TRUST CLUB プラチナマスターカードには、プライオリティ・パスが付帯していません。比較したプラチナカードの多くには、完全無料・回数制限付き無料・割引のいずれかの条件でプライオリティ・パスが付帯していました。こちらは海外への出張・旅行が多い場合にやや物足りなさを感じる可能性があります。

コンシェルジュサービスもなし。比較した大半のプラチナカードでは、ホテル・レストランの手配などを依頼できるコンシェルジュサービスが使えました。忙しい毎日をコンシェルジュにサポートしてほしいなら、ほかのプラチナカードを検討してみてください。

TRUST CLUB プラチナマスターカードのポイント還元率は0.50％と低め。通常使用では100円で2ポイントが貯まるものの、他社ポイント移行などでは1ポイント=0.25円相当の価値になるため、実質ポイント還元率は0.50%となります。

ボーナスポイントを加味した実質ポイント還元率もチェックしましたが、TRUST CLUB プラチナマスターカードはボーナスポイントがないため変わらず0.50％。比較した多くのカードは、ボーナスポイント加算により実質還元率が1.00％を超えました。

同じ金額を利用したとしても、TRUST CLUB プラチナマスターカードは相場の半分以下しかポイントが貯まりません。「ポイント付与率は最近のカードとしては低め」との口コミどおりのため、効率よくポイントを貯めたい人には不向きです。

＜実質還元率＞

1. 年100万円利用：0.50%（全体平均：1.21%）
2. 年300万円利用：0.50%（全体平均：1.15%）
3. 年500万円利用：0.50%（全体平均：1.08%）
4. 年1,000万円利用：0.50%（全体平均：1.03%）