TRUST CLUB ワールドカードの口コミ評判は？年会費・還元率などメリット・デメリットを徹底調査

TRUST CLUB ワールドカードの年会費は13,200円。プラチナカードのなかではリーズナブルで、比較した全体平均約42,900円より大幅に安価でした。費用を抑えつつ、プラチナカードを所有するステータスを得られるのは大きなメリットです。

TRUST CLUB ワールドカードは、ホテル・グルメ優待も充実しています。プラチナカードらしい豪華な特典を楽しみたい人には、候補のひとつとなるでしょう。

比較した大半のプラチナカード同様、ホテル割引特典あり。「Booking.com 特別優待最大10%キャッシュバック」を利用すれば、専用サイトからの宿泊施設の予約で、最大10%のキャッシュバックを受けられます。

「ダイニング by 招待日和」では、2名以上で予約すれば国内外約250店の有名レストランのコース料理が1名無料に。「Taste of Premium限定プレミアムダイニング by 一休」では、一休.comレストラン予約で使える割引クーポンを利用可能です。

なお、こうしたグルメ優待は比較したほとんどのプラチナカードに備わっていました。一方で、TRUST CLUB ワールドカードではホテルの無料宿泊や部屋のアップグレード特典などは利用できません。比較した一部のプラチナカードでは無料宿泊・アップグレードの特典が利用できたため、より豪華なホテル優待に期待したい人はチェックしてみてくださいね。

TRUST CLUB ワールドカードの空港サービスは豊富です。まず、比較したほかのプラチナカードと同様に、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ・国際空港のカードラウンジが利用できます。国際線利用時の手荷物宅配無料サービスも利用可能。手荷物宅配特典がないものと比べると、海外旅行が快適になります。「空港手荷物無料宅配を多く使う人にはいい」との口コミにも納得です。

そのほかに、搭乗予定のフライトが2時間以上遅延した場合に世界1,400か所の空港ラウンジが無料で使える「フライトディレイパス」や、暖かい国に出国する際に空港に防寒具を預けられる「出国時コートお預かりサービス」などもあり。海外旅行が多い人には便利な特典が充実しています。

一方、カードラウンジの利用時、同伴者は料金がかかる点には要注意。2人での旅行が多い場合は、同伴者無料のプラチナカードのほうがお得です。また、比較したほとんどのプラチナカードと同じく、プラチナ専用ラウンジや航空会社ラウンジは利用できず、タクシーを無料チャーターできるサービスもありません。

TRUST CLUB ワールドカードは、付帯保険も充実しています。まず、比較したほかのプラチナカードと同じく、海外・国内ともに旅行傷害保険が付帯。どちらも利用付帯なので、航空券や旅行代金などをTRUST CLUB ワールドカードで決済していれば、傷害死亡・後遺障害などで最高7,000万円の補償を受けられます。

TRUST CLUB ワールドカードで購入した商品が購入日から90日以内に破損・盗難・火災などで存在を被った場合は、「バイヤーズ プロテクション」を適用可能。ほかのプラチナカードと同じく国内外どちらでの買い物でも対象で、年間500万円まで補償されますよ。

TRUST CLUB ワールドカードで決済した旅行などのイベントを入院や通院などでキャンセルした際は、「キャンセルプロテクション」が適用されます。年間補償額10万円まで、キャンセル費用を補償してもらえます。

1. 海外旅行傷害保険：最高7,000万円まで
2. 国内旅行傷害保険： 最高7,000万円まで
3. バイヤーズプロテクション：年間500万円まで
4. キャンセルプロテクション：年間10万円まで

TRUST CLUB ワールドカードの利用で貯まるリワードポイントは、交換先が豊富です。キャッシュバック・Amazonギフト券・dポイント・Vポイント・楽天ポイントなどと交換できます。

交換レートは、1ポイント=0.25円のものがほとんど。ただし、楽天ポイントなど一部の交換先ではややポイントの価値が下がる点には注意が必要です。また、比較したカードは1ポイント=1円以上に相当するものも多かったことを考えると、ポイントの価値はやや低いといえます。

他社ポイントとの交換だけでなく、グルメ・家電といった賞品との交換や、年会費の支払いに充てることも可能。ポイントに有効期限はないため、じっくり貯めて好きな用途に使えますよ。

なお、ANAマイルやJALマイルへの交換はできません。プラチナカードを使いながらマイルも貯めたい人は注意してください。

1. キャッシュバック：リワードポイント8,000ポイント=2,000円
2. Amazonギフト券：リワードポイント8,000ポイント=Amazonギフトカード2,000円分
3. dポイント：リワードポイント4,000ポイント=1,000 dポイント
4. Vポイント：リワードポイント4,000ポイント=1,000 Vポイント
5. 楽天ポイント：リワードポイント5,000ポイント=1,000 楽天ポイント

TRUST CLUB ワールドカードには、コンシェルジュサービスがありません。

比較したなかでは、コンシェルジュサービスがないプラチナカードのほうが少なめでした。会食用の飲食店や出張先のホテル、新幹線チケットなどの手配をコンシェルジュに任せたいなら、コンシェルジュサービス付きのプラチナカードを検討してみてください。

TRUST CLUB ワールドカードには、より豪華な空港サービスを利用できるプライオリティ・パスが付いていますが有料。本会員・同伴者ともに1回35ドルの費用がかかります。頻繁に空港を利用するのであれば、プライオリティ・パスが無料のプラチナカードを検討してもよいでしょう。

なお、これまでは付帯しているプライオリティ・パスで空港のレストランやリラクゼーション施設も利用できましたが、2025年4月1日以降は対象外に。TRUST CLUB ワールドカード以外のカードでも同じ動向が見られるため、プライオリティ・パスを軸にプラチナカードを検討している人は注意してください。

TRUST CLUB ワールドカードの通常ポイント還元率は0.75%。比較したなかには、通常時のポイント還元率が1.00%以上のプラチナカードも多くありましたが、こちらはやや低めです。

利用額に応じたボーナスポイントとして、年間50万円以上で2,500ポイント、年間100万円以上で6,000ポイントが受け取れるものの、ボーナスポイントを考慮した実質還元率も低め。実質還元率は、最も高くなる年100万円利用時でも0.99%と1.00%にも届きませんでした。

比較したプラチナカードのなかには、年会費が20,000円以下と安価で、ポイント還元率が1.00%以上のものも。「特典をうまく使えば年会費の元はすぐに取れる」との口コミもありましたが、実質還元率はあまり高くありません。ポイントの貯まりやすさで選ぶなら、ほかのプラチナカードを検討したほうがよいでしょう。

1. 年100万円利用：0.99%
2. 年300万円利用：0.83%
3. 年500万円利用：0.80%
4. 年1,000万円利用：0.77%

利用額×還元率+ボーナスポイント

EdyチャージやモバイルSuicaなど一部電子マネーへのチャージではポイント付与対象外ですが、d払いやau PAYなどへのチャージはポイント付与対象です。dポイントやPontaポイントとの二重取りが狙えますよ。