顔にも体にも使いやすいオーガニック日焼け止めクリームとして人気の、ヴェレダの「エーデルワイス UVプロテクト」。多くの人から好意的な評価を得ていますが、一方でネット上には悪い口コミもあり、実際の性能が気になるところです。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・撥水性を検証レビューしました!あわせてヴェレダが販売しているその他の商品についても紹介しているので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
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正直、検証していて何か特筆すべき特徴があるようには思えませんでしたが、顔にも体にも塗りやすいクリームなのは間違いありません。
また、塗りやすさに加えて焼けにくさの性能も高く、普段の生活で使用する分には特に不満を抱かないだろう点も高ポイント。成分配合数がやや多いため、人によっては合わないというケースもありますが、肌にさえ合えば重宝するアイテムとなっています。
一方で、撥水性はまったく期待できないため、海水浴などのお供としてはおすすめできません。あくまで日常生活で使う日焼け止めクリームを探しているという人にとって、おすすめできる商品と評価します。
エーデルワイス UVプロテクトは、赤ちゃんや子どもまでも含めた家族全員で使えるナチュラル・オーガニックコスメブランドを手掛けるスイスのブランド・WELEDA(ヴェレダ)の手がけるオーガニック日焼け止めクリームです。
ナチュラル・オーガニックブランドのパイオニアとして知られ、現在世界50カ国以上で愛されるブランドの日焼け止めクリームですので、信頼感がありますよ。
SPF38/PA++のヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトは、日常生活のなかで肌を日差しからしっかりカバーしてくれます。コンパクトなサイズ感で、バッグなどに入れて持ち運びできるのも嬉しいポイントです。
さらっとした乳液タイプで、落ちにくいのも特徴的。安心感がある一方で、完全に落とすには少々手間がかかることも。
ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトは、オーガニック系らしく植物成分がたっぷり含まれているのも特徴です。肌に合わない心配もゼロではありませんが、基本的には体に優しい日焼け止めクリームで、使う人を選びません。
好評な声が多く見られるヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトですが、一方でいくつか気になる悪い口コミもネット上で見られるため、実際のところはどうなのか気になるところです。
そこで今回は、実際に購入したヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトを使用して、以下の5項目を検証してみます!
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:撥水性
気になる検証は成分からスタートしていきます。今回は、配合成分のシンプルさと吸収剤を使っているかの2軸で評価を行いました。
配合成分がシンプルなほうが肌に合わない可能性が低くなるため、成分数の少ない日焼け止めの方が高ポイントとなっています。
それに加えて、紫外線吸収剤を使用している日焼け止めをチェック。オーガニック商品には適さないということもあり、該当商品はその分の評価をマイナスしています。
ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトの成分数を検証したところ「26」となっており、やや多めだと判明しました。成分数は少ない方が肌に合う確率も上がっていくため、そういう意味では万人受けする日焼け止めクリームとはいえません。
一方で、ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトは散乱剤タイプであり、紫外線吸収剤タイプではないのがポイント。吸収剤タイプは肌への負担が大きくなるため、散乱剤タイプというだけで安心の度合いは上がります。
お次の検証は日焼け止めクリームの落としやすさです。
クリームを塗布した腕に、泡タイプの洗顔料を乗せて2~3回撫でたあと水をかけて検証。流した後、きれいに落ちているかどうかを目視でチェックしました。
水をかけてクリームが落ちるかどうかをチェックしてみたところ、だいたいは落ちていました!もちろん、よく目を凝らして見てみると完全に落ちているわけではなく、こびりつくように残っているのが分かりますが、それでも及第点以上の評価に値する結果です。
ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトは、「乳液」タイプである点を意識するのが重要。一般的に落ちにくいとされる乳液タイプでもここまで落ちるのは、特筆すべき点です。
手際よく検証は進み、次は焼けにくさのパートです!日焼け止めクリームにとっては超重要な要素のため、ここでは以下の2つの方法を用いて検証していきます。
①UVラベル
クリアファイルに日焼け止めを塗り、UVラベルの上にかぶせ屋上で日に当てて検証。室内に戻ってクリアファイルを取り去り、UVラベルの色の変化を見てチェック。
続いて、屋上で焼いてもらった男性モデルの肌をチェック。すると、ややぼやけているものの肌の白さは守られているという状態を確認できました。
検証も佳境となり、クリームの持つ耐摩擦性についてチェックしていきます。一般的に、オーガニック系は摩擦に弱いとされていますが、実際にはどうなのでしょうか。
オーガニックの日焼け止めがなじんだ後の肌を2回ほどタオルでこすってみて、どれくらい残っているかを確認しました!
ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトを塗った腕をタオルで擦ってみたところ、面白いくらいあっさりとクリームは取れてしまいました。お世辞にも耐摩擦性は高いとはいえないものに…。
ただし、この結果はある程度想像できていました。先に触れたように、オーガニック系の日焼け止めクリームは摩擦に弱いものがほとんどであり、その中でも散乱剤タイプは特に耐摩擦性が弱いからです。オーガニック系を使いたいのであれば、摩擦への強さは諦めなければいけません。
いよいよラストの検証となるのが撥水性です。汗や突然の雨など、肌に水がかかる機会の多い夏に活躍する日焼け止めクリームにとって、撥水性が重要な要素なのは間違いありません。
そこで今回の検証では、オーガニックの日焼け止めをなじませた腕に疑似汗(馬油とぬるま湯を混ぜたもの)を吹きかけ、どれくらいはじくかを検証しました。
疑似汗を吹きかけてみたところ、粒になる様子はまったくなく、そのままなじんでしまっているのが分かります。撥水性はまったく期待できないものであり、低評価とせざるを得ませんでした。
日焼け止めクリームは乳液タイプだと水をしっかり弾いてくれるタイプがいくつかあるため、ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトへの期待も高かったのですが、残念な結果に。夏場に付ける場合には、こまめな塗り直しが必須です。
ヴェレダでは今回検証したようなオーガニック日焼け止めクリームだけでなく、肌に優しいコスメを数多く販売しています。今回その中から注目したいのが、「アーモンドクレンジングミルク 」というクレンジングです。
なめらかなクリームタイプで、ワンステップでクレンジングが完了するのも特徴的。その優しさは赤ちゃんにも使えるほどです。アーモンドオイルとプルーン種子油が配合され、ほのかに甘い香りが漂うクレンジングは、女子力も高めてくれるアイテムとなっています。
肌に瑞々しい潤いを与えてくれ、荒れや乾燥から守ってくれるアーモンドクレンジングミルクは、乾燥肌に悩まされている方にはぴったり。冷房で部屋が乾燥しやすい夏場は、クレンジングにも気を配りたいですね。
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