マイベスト
不動産投資おすすめ商品比較サービス
マイベスト
不動産投資おすすめ商品比較サービス
不動産投資の利回りの計算方法は?相場や最低ラインも解説

不動産投資の利回りの計算方法は?相場や最低ラインも解説

不動産投資を行う際に、知っておきたい不動産投資の利回り計算方法。不動産投資が気になっているものの、利回りの計算方法や利回りの相場などがわからず、投資に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、不動産投資の利回りの種類や計算方法、利回りの相場や最低ラインについて解説します。利回りの計算方法を用いた具体例も紹介しているので、不動産投資を始める際の参考にしてください。

2024年02月29日更新
コンテンツ制作チーム
ガイド
マイベスト
コンテンツ制作チーム

徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。

コンテンツ制作チームのプロフィール
…続きを読む

目次

不動産投資会社人気TOP5

1

GA technologies

リノシー(RENOSY)
リノシー(RENOSY)

不動産投資ローンの申込・審査手続きをオンラインで完結

2

トーシンパートナーズ

トーシンパートナーズ
トーシンパートナーズ

堅実なマンション経営をサポート。長期にわたるサポートも充実

3

シノケンハーモニー

シノケンハーモニー
シノケンハーモニー

魅力ある物件開発する不動産投資のスペシャリスト集団

4

J.P.Returns

J.P.Returns
J.P.Returns

安定的な資産形成の実現に向けた3タイプの物件を用意

5

FJネクスト

FJネクスト
FJネクスト

人気のエリアに特化。きめ細かなマンション管理

不動産投資の利回りは大きく分けて3つ

不動産投資の利回りには、大きく分けて「表面利回り」「実質利回り」「想定利回り」の3つがあります。利回りとは、投資金額に対する利益の割合です。不動産投資における利回りは、物件購入価格に対して家賃収入などの利益が年間どれくらいあるかを示します。以下で3つの不動産投資の利回りの特徴をそれぞれ確認しましょう。

不動産収益の目安を把握するのに役立つ表面利回り

不動産収益の目安を把握するのに役立つ表面利回り

表面利回りはグロス利回りとも呼ばれ、不動産収益の目安を把握するのに役立つ利回りです。表面利回りは、物件の購入価格に対する1年間の家賃収入の割合を示します。


不動産の広告や情報サイトに掲載されている利回りは、表面利回りか後述の「想定利回り」である場合が多いです。表面利回りや想定利回りには、不動産運用にかかる経費などが含まれていないため、あくまで物件を比較検討する際の参考にとどめておきましょう。


実際に不動産を運用する場合は、後述の実質利回りを参考にしてください。

コストを考慮した実質利回り

コストを考慮した実質利回り

実質利回りは運用コストを考慮した利回りで、1年間の家賃収入から不動産運用にかかる諸経費を差し引いた収益率を示します。諸経費とは、固定資産税・都市計画税・管理費・火災保険料・修繕積立金・仲介手数料などです。


実質利回りは運用コストを考慮しているため、収益予想の精度が表面利回りよりも高い特徴があります。家賃収入が高い場合や、物件購入価格が低い場合でも、物件購入時や運用時の経費がかさめば実質利回りは低くなる点に注意が必要です。

満室を想定した際の利益率を表す想定利回り

満室を想定した際の利益率を表す想定利回り

想定利回りは、満室を想定した際の利益率を示したもので、新築の投資用マンションや入居者がいない空室の物件を販売する際などに使われる利回りです。


立地などの条件がよくすぐ満室にできれば問題ありませんが、仮に運用1年目の入居率が50%であれば、実際の利回りは想定利回りの50%になります。


都心から離れていて利便性が悪い物件などは空室ができる可能性が高く、必ずしも想定どおりの利回りになるとはいえません。想定利回り以外の条件にも目を向けてしっかりと検討することが必要です。

不動産投資の利回り計算方法

不動産投資の利回りは、利回りの種類ごとに計算方法があります。以下でそれぞれの計算方法を確認しておきましょう。

表面利回りは2つの数値のみで簡単に計算できる

表面利回りは2つの数値のみで簡単に計算できる
表面利回りは、年間家賃収入と物件価格の2つの数値のみで簡単に計算でき、不動産収益の目安を把握するのに役立ちます。

表面利回りの計算式は、年間家賃収入÷物件価格×100です。

表面利回りの具体例

表面利回りの具体例

2,000万円で住宅を購入し、家賃10万円で賃貸すると仮定して具体例を見てみましょう。年間家賃収入は、10万円×12か月=120万円です。


表面利回りの計算式は年間家賃収入÷物件価格×100なので、あてはめると120万円÷2,000万円×100=6%で、表面利回りは6%とわかります。


表面利回りは年間家賃収入と物件価格だけで計算できるので、物件を比較検討する際に気軽に用いることができるでしょう。

実質利回りはさまざまな経費も考慮

実質利回りはさまざまな経費も考慮

実質利回りは、物件購入に必要な経費や不動産運用を続けるうえで継続的に支払う必要があるさまざまな経費を考慮して計算します。


実質利回りの計算式は、(年間家賃収入-諸経費)÷(物件価格+取得時の諸経費)×100です。

実質利回りの具体例

実質利回りの具体例

実質利回りの具体例を、表面利回りの場合と同じ物件価格、年間家賃収入で確認しましょう。


2,000万円で購入した住宅の家賃が10万円の場合、年間家賃収入は「10万円×12か月=120万円」です。さらに、年間の運用にかかる諸経費を20万円、物件取得時の諸経費を150万円とします。


実質利回りの計算式は(年間家賃収入-諸経費)÷(物件価格+取得時の諸経費)×100なので、あてはめると(120万円-20万円)÷(2,000万円+150万円)×100=4.6%で、実質利回りは4.6%です。


同条件での表面利回りは6%でしたが、さまざまな諸経費を考慮することで、実質利回りは4.6%だとわかりました。このように、表面利回りと実質利回りには大きな差が出るのが一般的です。


運用を始めてから想定外の経費に戸惑うことがないよう、必ず実質利回りを確認しておきましょう。

想定利回りは満室の状態を基準に計算

想定利回りは満室の状態を基準に計算

想定利回りは表面利回りと似ていますが、表面利回りが空室状況を含めて計算するのに対し、想定利回りは満室の場合を想定して計算するのがポイントです。


例えば、マンションの売り出し時点での入居数が30戸中25戸としましょう。表面利回りは25戸分の年間家賃収入で計算しますが、想定利回りは満室の30戸分の年間家賃収入で計算します。


想定利回りの計算式は、満室時の想定年間家賃収入÷販売価格×100です。

想定利回りの具体例

想定利回りの具体例

全18戸のマンションを2億円で購入し、家賃8万円で賃貸すると仮定して想定利回りの具体例を見てみましょう。年間家賃収入は、満室と仮定して8万円×18戸×12か月=1,728万円です。


想定利回りの計算式は、満室時の想定年間家賃収入÷販売価格×100なので、あてはめると1,728万円÷2億円×100=8.6%で、想定利回りは8.6%とわかります。ただし、物件の条件によっては満室になるのが難しくなる点は理解しておきましょう。


実際の入居が12戸の場合、年間家賃収入は8万円×12戸×12か月=1,152万円です。想定利回りの計算式にあてはめると1,152万円÷2億円×100=5.7%で、想定利回りは5.7%まで下がります。


空室状況によって利回りに大きな差が生じるので、さまざまな条件を想定して試算しておきましょう。

不動産投資の利回り平均相場は地域や建物の種別などによって異なる

不動産投資の利回り平均相場は地域や建物の種別などによって異なる

不動産投資の利回り平均相場は、地域や建物の種別などによって異なることを覚えておきましょう。


日本不動産研究所の「第47回 不動産投資家調査」(2022年10月現在)によると、ワンルームタイプの賃貸住宅1棟とファミリータイプの賃貸住宅1棟の平均的な期待利回りは以下のとおりです。


なお、期待利回りとは、投資費用に対してそのエリアなら何%のリターンを期待するかを示した年間収益の期待値をいいます。表面利回りよりも、実質利回りに近いと考えてください。


賃貸住宅1棟(ワンルームタイプ)の表面利回り


  • 東京 3.9%
  • 札幌 5.0%
  • 仙台 5.1%
  • 横浜 4.5%
  • 名古屋 4.7%
  • 京都 4.8%
  • 大阪 4.5%
  • 神戸 4.8%
  • 広島 5.2%
  • 福岡 4.7%

賃貸住宅1棟(ファミリータイプ)の表面利回り


  • 東京 4.0%
  • 札幌 5.2%
  • 仙台 5.2%
  • 横浜 4.5%
  • 名古屋 4.8%
  • 京都 4.9%
  • 大阪 4.5%
  • 神戸 5.0%
  • 広島 5.5%
  • 福岡 4.8%

賃貸住宅1棟の期待利回りを比較すると、東京・横浜・大阪などの大都市よりも、広島・仙台・札幌などの地方都市のほうが高い傾向があります。


しかし、地方都市は大都市と比べて入居者を集めづらいため、広告費が高くなる場合が多い点は理解しておくことが必要です。期待利回りだけを参考にすると、想定よりも実際の利回りが低くなる可能性があるため注意しましょう。

不動産投資の利回りの最低ラインはリスク許容度よって異なる

不動産投資の利回りの最低ラインはリスク許容度よって異なる

不動産投資における利回りの最低ラインは個々のリスク許容度よって異なるため、一概には表せません


一般的な利回りの最低ラインは、表面利回りが5%前後、実質利回りが3%前後といわれています。しかし、貯金や資産が少ない人は利回りの最低ラインを高く設定しなければ、万が一の際に経営が立ち行かなくなってしまうでしょう。


長期の空室期間が出るなどさまざまなケースを想定して、利回りの最低ラインを自分で決めておくことが大切です。

不動産投資の理想的な実質利回りは物件タイプで異なる

不動産投資の理想的な実質利回りは物件タイプで異なる

不動産投資の理想的な実質利回りは、物件タイプで異なります


理想的な実質利回りは、マンションの場合は新築で5%程度、中古で6~8%程度、戸建ての場合は新築で8%程度、中古で10%程度です。


利回りは、物件の立地だけでなく建物の構造や築年数などにも大きく左右されるため注意しましょう。一般的に利回りが高くなるのは、中古物件や地方都市の物件、木造物件などで、利回りが低くなるのは、新築物件や都心部の物件、鉄筋コンクリート造の物件などです。


不動産投資では、物件の管理を管理会社に委託した場合の費用や管理費、修繕積立金などの諸経費が生じるため、物件を購入する際にはなるべく理想的な実質利回りに近い物件を選びましょう

不動産投資の利回りに関する注意点

不動産投資を行ううえでは、いくつか利回りについて注意点を把握しておく必要があります。しっかりと確認しておき、リスクを回避しましょう。

高利回り物件が必ず投資に適しているとは限らない

高利回り物件が必ず投資に適しているとは限らない
高利回り物件が、必ずしも投資に適しているとは限りません

駅から遠いなど利便性の低い物件は、販売価格が低いため利回りは高くなりますが、物件自体のニーズが低く空室になるリスクが高いのが特徴です。空室が続けば、当初の想定よりも利回りが低くなります。


また、管理状態の悪い中古物件も販売価格が低いため利回りが高くなりますが、修繕やリフォームが早い段階で必要になるかもしれません。そうなれば、想定外の出費が増えてしまいます。


高利回りであることだけを理由に物件を選択してしまうと、思わぬ落とし穴があるため注意しましょう。

物件情報に記載の利回りには注意

物件情報に記載の利回りには注意

物件情報に記載された利回りには注意しましょう


物件情報には表面利回りが記載されている場合が多いものの、不動産投資は購入時や運用時にさまざまな経費がかかります。表面利回りは諸経費を考慮しないため、表面利回りだけで物件のよしあしを判断するのは危険です。必ず実質利回りを確認しましょう。


実質利回りが記載されている場合は、その物件にいつから人が住んでいるか、実際の家賃と周辺家賃相場との開きがどのくらいかを確認することが重要です。


実質利回りは、現在住んでいる入居者の家賃をもとに算出されている可能性があります。入居者が新築時から10年住んでいれば、家賃は新築時のままでしょう。仮にその入居者が退去すれば、次は築10年の周辺家賃相場で入居者を募集するため、利回りは下がってしまいます


周辺家賃相場を調べて、入居者が変わることによる利回り低下のリスクをあらかじめ把握しておきましょう。

修繕積立金は値上がりするため利回りを維持することは困難

修繕積立金は値上がりするため利回りを維持することは困難

修繕積立金は将来的に値上がりするため、それを考慮すると利回りを維持することは困難です。


物件が古くなるとニーズが減るため家賃を下げざるを得なくなりますが、反対に修繕費が必要になるため実質利回りが低下します。


不動産会社によっては、新築物件の販売時に実質利回りを高く見せるために、あえて修繕積立金を低く抑える場合もあるので注意してください。


上記のような不動産投資のリスクを回避するためには、質の高い不動産投資会社を選択することが重要です。人気の不動産投資会社について知りたい人は、以下の記事を参考にしましょう。


利用者の口コミや複数のサイトをもとにした不動産投資会社のランキングや、不動産投資会社の選び方を掲載しています。不動産投資会社を選ぶ際の参考にしてください。

不動産投資会社人気TOP5

1

GA technologies

リノシー(RENOSY)
リノシー(RENOSY)

不動産投資ローンの申込・審査手続きをオンラインで完結

2

トーシンパートナーズ

トーシンパートナーズ
トーシンパートナーズ

堅実なマンション経営をサポート。長期にわたるサポートも充実

3

シノケンハーモニー

シノケンハーモニー
シノケンハーモニー

魅力ある物件開発する不動産投資のスペシャリスト集団

4

J.P.Returns

J.P.Returns
J.P.Returns

安定的な資産形成の実現に向けた3タイプの物件を用意

5

FJネクスト

FJネクスト
FJネクスト

人気のエリアに特化。きめ細かなマンション管理

本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。
参考になりましたか?

人気
不動産投資関連のおすすめ人気ランキング

不動産投資会社

27商品

人気
不動産投資関連の商品レビュー

新着
不動産投資関連の商品レビュー

人気
不動産投資関連のお役立ちコンテンツ

人気
投資・資産運用関連のfavlist

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.