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  • nubia Z70 Ultraを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 1
  • nubia Z70 Ultraを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 2
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  • nubia Z70 Ultraを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 4
  • nubia Z70 Ultraを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 5

nubia Z70 Ultraを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?

絞りの調整が可能な35mmレンズを搭載したAndroidスマホ、nubia Z70 Ultra。メーカーは「瞬間を美しく捉え、驚くほど美しいリアルな画像を実現」と謳っています。ネット上の口コミでも「写真を撮るのが楽しくなる」「ゲームがサクサク」など評判ですが、実際のところどうなのか気になりますよね。


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • 写真撮影のきれいさ
  • 動画撮影のきれいさ
  • バッテリーの持ち
  • 充電の速さ
  • AI機能の豊富さ
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年04月10日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】高画質ゲームや写真撮影を楽しみたい人におすすめ!ハイエンドモデルにしては価格もお手頃

処理性能 No.1
処理性能(極めたい人向け) No.1

nubia
nubia Z70 Ultra

139,800円

nubia Z70 Ultra

おすすめスコア

4.36
24位 / 42商品中
  • 処理性能

    5.00
  • |
  • 処理性能(極めたい人向け)

    5.00
  • |
  • 写真撮影のきれいさ

    4.45
  • |
  • 動画撮影のきれいさ

    3.70
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.44
  • |
  • 充電の速さ

    4.22
  • |
  • AI機能の豊富さ

    3.25
  • |
  • 画面性能

    4.50
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    4.32
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    3.96
取り扱い事業者SIMフリー
価格帯ハイエンド

良い

  • 処理性能は申し分なく、高グラフィックゲームもサクサク動くレベル
  • くっきりときれいに写り、写真撮影の仕上がりが良好
  • バッテリーの持ちは10時間45分と良好

気になる

  • セキュリティアップデート保証は3年と短い
  • 動画撮影では手ブレが多く、細部は不鮮明
nubia Z70 Ultraは、予算を抑えてハイエンドスマホを使いたい人におすすめです。価格は10万円台前半ながら、最新のSoC(※2025年4月時点)であるSnapdragon 8 Eliteを搭載しています。ベンチマークスコアは約259万点と、比較したハイエンドモデルのなかではトップクラスです。高負荷をかけた際の発熱も控えめだったので、口コミどおり高グラフィックなゲームを快適に遊べるでしょう。

画面は6.85インチと大きな有機ELディスプレイで、明るく色鮮やかに表示されます。リフレッシュレートは最大144Hzに対応し、スムーズなスクロールが可能です。充電速度は速く、バッテリーは10時間45分持ったので、1回充電すれば1日中使えます。防水・防塵性能はIP68を備え、汗・雨による故障の心配も少なめです。


カメラ性能も高く、とくにポートレートをきれいに撮影できました。比較した商品の多くはボケ処理が不自然だったなか、自然なボケ感でした。昼夜問わずにくっきり撮影でき、ズーム撮影も鮮明です。しかし動画撮影時は手ブレ補正があまり利かず、動きがある場面だとカクつきやぼんやり感が気になりました。


AI機能の充実度も物足りません。翻訳電話・リアルタイム通訳機能を搭載しているものの、かこって検索・一緒に写る機能などには非対応です。おサイフケータイのFeliCaに対応していない点にも注意しましょう。NFCに対応しているので一部の電子決済は使えますが、PASMO・Suica・QUICPayなどは使えません


比較したほかのハイエンドモデルに比べて機能やバッテリー持ちは控えめですが、その分手頃な価格で購入できます。ゲームや重いアプリをサクサク使える、コスパのよいAndroidスマホです。しかし動画撮影や電子決済にこだわりがある人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。


おすすめな人

  1. 価格を抑えつつハイスペックなスマホがほしい人
  2. ゲームや重いアプリをサクサク使いたい人
  3. ポートレートや望遠撮影などできれいな写真を撮りたい人

おすすめできない人

  1. 動画を撮影することが多い人
  2. PASMO・Suica・QUICPayなどの電子決済を使いたい人
  3. 最新のAI機能を使いたい人

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にnubia Z70 Ultraと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


nubia Z70 Ultraのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1

Google

Pixel 9 Pro XL
4.81
(1/42商品)
Pixel 9 Pro XL

きれいな写真を手軽に撮りたい人に。カメラ性能が非常に高い

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

SAMSUNG

Galaxy S25 Ultra
4.78
(2/42商品)
Galaxy S25 Ultra

AI機能も活用したい人に。処理性能やバッテリー性能が優秀

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 9 Pro
4.77
(3/42商品)
Pixel 9 Pro

大きいサイズのスマホが苦手な人に。コンパクトながら高性能

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

Google

Pixel 9
4.73
(4/42商品)
Pixel 9

カメラ重視でハイエンドモデルを探す人に。処理性能も優秀

処理性能 No.1
熱のこもりにくさ No.1

Google

Pixel 9a
4.71
(5/42商品)
Pixel 9a

処理性能・バッテリー持ちが良好。快適に使えるミドルレンジ

nubia Z70 Ultraとは?

nubia Z70 Ultraとは?

nubia Z70 Ultraは、中国のスマートフォンメーカーのnubiaが手掛けたハイエンドスマホです。日本では2025年2月に発売されました。スマホの処理を荷うSoCにはSnapdragon 8 Eliteを備え、「スムーズなマルチタスクを実現し、驚異的なスピードで日常使用の体験を新しいレベルへ引き上げる」と謳っています。


望遠・超広角カメラも搭載したトリプルカメラ構成で、メインカメラには焦点距離35mmのレンズを搭載。物理可変絞りに対応し、取り込む明かりの量を示すF値を1.59~4.0の間で調整可能です。本体側面には二段シャッターボタンがついており、半押しでフォーカスを合わせ、深く押すとシャッターを切れます。


画面には解像度1.5Kの6.85インチAMOLEDディスプレイを搭載。アンダーディスプレイカメラを採用し、インカメラやスピーカーなどのないフルディスプレイを実現しました。本体は柔らかなスターダストマット仕上げで作られ、エレガントかつ高い耐久性を誇るとしています。なお、付属品は以下のとおりです。


付属品

  • 画面保護フィルム(貼付け済み)
  • 本体保護ケース
  • USB Type-C データケーブル
  • SIMピン

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

今回はnubia Z70 Ultraを含む、人気のAndroidスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 処理性能
  2. 写真撮影のきれいさ
  3. 動画撮影のきれいさ
  4. バッテリーの持ち
  5. 充電の速さ
  6. AI機能の豊富さ
  7. 画面性能
  8. 熱のこもりにくさ
  9. 便利機能の豊富さ

nubia Z70 Ultraのよい点は5つ!

nubia Z70 Ultraのよい点は5つ!

人気のAndroidスマホを比較検証したところ、nubia Z70 Ultraには5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

ハイエンドスマホらしく、非常に高い処理性能を発揮

ハイエンドスマホらしく、非常に高い処理性能を発揮
処理性能は、比較したハイエンドスマホ内でもトップクラスです。Antutuベンチマークアプリでベンチマークスコアを測定したところ、2,585,544点でした。比較した商品の半数以上が100万点以下だったなか、本商品は200万点を超えた数少ない商品のうちの1つです。

スマホの頭脳にあたるSoCには、2025年4月時点では最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載しています。口コミどおり、高グラフィックなゲームをスムーズにプレイできるレベルです。

本体価格が10万円台前半(※2025年4月時点)に抑えられているのも見逃せません。ベンチマークスコアが200万点を超える商品のなかには価格が20万円台のものもあったことをふまえると、コスパに優れています。予算を抑えてハイスペックなスマホを手に入れたい人におすすめです。

高負荷時の発熱は控えめ。快適に使いやすい

高負荷時の発熱は控えめ。快適に使いやすい

負荷をかけた際に熱がこもりにくかったのも強みです。15分間スマホに負荷をかけるアプリを使用してから温度を測定したところ、39.50℃を記録しました。


比較したベンチマークスコアが100万点を超える商品の多くは、温度が40℃以上に達したことをふまえると、発熱は抑えられているといえます。熱をあまり気にせずにゲームなどを楽しめるでしょう。

カメラ性能が高い。ポートレートのボケ感がとくに好評

カメラ性能が高い。ポートレートのボケ感がとくに好評
カメラ性能は高く、とくにポートレート写真は美しい仕上がりでした。被写体以外の背景や手前にあるものにはきれいなボケ感があり、被写体が際立って見えます。実際に写真を見たモニターのほとんどが「被写体が自然に強調されている」「きれいにボケていていい」と絶賛しました。

比較したほとんどの商品は、手前の植物にピントが合っていたり、背景のボケ処理が甘かったりと不自然さが指摘されたなか、ボケ処理の境目の違和感が少なめです。きれいなポートレート写真を手軽に撮影できるでしょう。

ボケ感についてのモニターコメント

  1. 「被写体以外がしっかりとボケている。ボケ処理の違和感も気にならなかった」
  2. 「植物のボケ感や背景のボケ感が被写体とうまくマッチしている。儚いイメージを作りやすく、繊細さもわかる」
  3. 「極端にどれかにボケ処理がかかりすぎておらず、しっかりと適切なボケ感がある」
コメントは一部抜粋

インカメラで撮影した被写体の肌は明るく、健康的でした。比較したなかには肌色がくすんで不健康そうに見えた商品があったことをふまえると、きれいに撮影できたといえます。色白で見栄えのする自撮りを撮影したい人によいでしょう。


しかしポートレートに比べて、インカメラではスキントーンが少し白く写る傾向がありました。モニターからは「肌が不自然に透き通って見えた」「全体的に白く見える」との指摘もあります。ポートレートのほうがモニターの評価は高く、「一眼レフカメラで撮影したかと思うほど、色のバランスがよい」と好評でした。


スキントーン・肌の美しさについてのモニターコメント

  1. 「肌の透き通った感じがよく出ている。しかし、日の光に影響されて白くモヤっと写った」
  2. 「ポートレートでは下手な色調整をしておらずナチュラルに見える。自撮りはフロントカメラがディスプレイ一体なので、白飛びしていた」
  3. 「ポートレートでは健康的な肌に見えるが、自撮りの写真では肌の色合いが不自然に感じられる」
コメントは一部抜粋

屋内で撮影した写真は発色がよく、色鮮やかでした。比較したなかには全体的に発色が暗く、色味に鮮明さがない商品もあったのに対して、カステラの細かな色の違いまで写し出せています。モニターからは「食べ物がおいしそうに見える」と好評です。

しかし一部モニターからは「赤みの色合いが強すぎるように感じる」「淡い赤っぽい感じに見えた」との声も聞かれました。人によっては色味に不自然さを感じる可能性がありますが、発色に不満を感じたモニターはほとんどいなかったので、色鮮やかな写真撮影を楽しめるでしょう。


発色についてのモニターコメント

  1. 「発色がよく、とくに食べ物の色合いがよく再現されていておいしそうに見える。日中の屋外だと日の光に影響されて、やや白さが強調されやすいと感じた」
  2. 「日中の写真も食べ物の写真も自然な色合いで、色の違いがよく表現できていた。カステラの発色がもっとはっきりしていればよかった」
  3. 「日中の写真では空の色合いや、建物の年季が入った黒ずみが自然。オールドファッションのチョコレートののり方も表現できている」
コメントは一部抜粋

昼夜を問わず解像感の高い写真を撮れた。ズーム撮影も得意!

昼夜を問わず解像感の高い写真を撮れた。ズーム撮影も得意!

解像感は高く、細部までクリアに見えます。明るい屋外で撮影した写真は、遠くの背景までくっきり写っていました。建物の凹凸やシミ、木の花までしっかり再現できています。

比較したエントリーモデルの多くは写真を拡大すると輪郭がボヤけたなか、本商品はハイエンドモデルだけあって拡大しても粗さが気になりません。モニターのなかには「これがスマホで撮影できるなら、写真を撮る用としてほしい」と絶賛する人もいました。


解像感についてのモニターコメント

  1. 「解像度は高く、細部までクリアに見えており、遠近感をとても感じやすい」
  2. 「食べ物の写真ではドーナツ表面の凹凸がかなりはっきりしている。日中写真も建物に施されている模様などがはっきりとはわかり、解像度がとても高く感じた」
  3. 「日中の建物の写真はくっきりと表現できていて、ぼんやりしてなくて解像度がよかった。食べ物のドーナツ2個は解像度がよかったが、カステラもくっきり写っていればさらによかった」
コメントは一部抜粋

明るいところと暗いところの光量バランスがよく、明暗差は良好です。夜景写真をチェックすると、遠くのビルまでしっかり見えました。モニターからは「微妙な明暗がとてもきれい」という意見も寄せられています。


しかし、太陽やライトなど明るいところが少し強調される傾向があり、一部のモニターからは白飛びが指摘されました。撮影時には、太陽やライトなどの明かりの強いものが画角に入らないよう注意するときれいな写真を撮りやすいでしょう。


昼夜問わず、ノイズはほとんど気になりませんモニターからは「不自然なノイズはなかった」「肉眼と変わらない」との声が多数寄せられました。比較したなかには夜空などの暗いところにひと目でわかるほどのノイズが入っていた商品もあったことをふまえると、暗所でもきれいな写真を撮りやすいといえます。


明暗差・ノイズについてのモニターコメント

  1. 「日中でも夜景でも明かりのバランスが崩れていない。一番左のビルの左側と夜空の境もギリギリではあるが捉えられている。夜景のビルの明かりが若干白飛びしていたのは気になる」
  2. 「夜景の写真と日中の写真は明暗差のバランスがとてもよくて、きれいに見える。自撮りは明るい部分が飛んで見えた」
  3. 「ノイズはほとんど感じない。奥の建物まで肉眼で見た景色をそのまま映せている感じがする」
コメントは一部抜粋
ズーム写真のきれいさも高評価を獲得しました。比較したなかにはズーム撮影すると全体が粗く写る商品があったのに対して、細部までくっきり表現できています。被写体である花や小さなつぼみ、花瓶のカゴまで鮮明に写し出せていました。

モニターからは「写真を拡大してチェックしてもぼやけていなかった」「花びらや葉っぱ1枚1枚までくっきりと写し出されていた」と好評です。旅行やハイキングなどで遠くの風景まできれいに写せるでしょう。


ズーム撮影についてのモニターコメント

  1. 「カゴの網目、花びら1枚1枚、小さなつぼみまですべて鮮明に写っている」
  2. 「被写体の花はそれぞれの色合いがくっきりと表現できていると感じた。通常倍率でも拡大しても被写体の花・カゴ・ワッペンの文字などの粗さが目立つことなく、ぼんやり感はなかった」
  3. 「被写体がぼんやりせず、細部までうまく描写できている。浮き出ているような感じも最小限に抑えられていた」
コメントは一部抜粋

バッテリーは丸1日持つレベル。充電速度も速め

バッテリーは丸1日持つレベル。充電速度も速め
バッテリー持ちは良好です。実使用を再現するPCMarkというソフトを使用すると、バッテリー残量が100%から20%まで減るのに10時間45分かかりました。比較したハイエンドモデルには15時間を超える商品も多かったなか少し控えめですが、毎日きちんと充電すれば、バッテリー切れを気にせずに1日使えるでしょう。

充電速度も速めです。65Wの充電器・ケーブルを使用して30分間充電すると、36%まで回復しました。比較した商品内では24~100%まで幅広かったなか、十分な速さです。なお、メーカーによると80Wの高速充電に対応しているとのこと。もし充電をし忘れても、お出かけ前などの短時間でしっかり充電できて便利ですよ。

6.85インチの画面。明るく滑らかで見やすい

6.85インチの画面。明るく滑らかで見やすい
画面性能は申し分なく、視認性は良好です。6.85インチの大画面AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しており、色鮮やかに表示されます。最大輝度は2,000ニトと高いので、明るい屋外でも画面を暗く感じることはないでしょう。1インチあたりの画素数は431ppiと精細で、画像やテキストの細部までくっきり表示できます。

動きの滑らかさを示すリフレッシュレートが最大144Hzに対応しているのもよい点です。比較したハイエンドスマホの多くは120Hzでした。素早くスクロールしてもカクつきにくく、SNSやウェブサイトを快適に閲覧できるでしょう。

nubia Z70 Ultraの気になる点は3つ!

nubia Z70 Ultraの気になる点は3つ!

nubia Z70 Ultraにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

動画撮影はやや苦手。手ブレ補正が甘く、発色・解像感もいまひとつ

動画撮影はやや苦手。手ブレ補正が甘く、発色・解像感もいまひとつ

動画撮影のきれいさの評価はいまひとつです。被写体を歩きながら撮影した映像を見たモニターからは、「終始手ブレがあり、映像を集中して見にくかった」「画面酔いしそう」などの指摘があがっています。比較したハイエンドモデルの多くは滑らかで見やすい動画だったのに対し、手ブレ補正があまり利いていませんでした。


解像感の評価も伸び悩み、「細部が不明瞭」「そもそもピントが合っていない」などの厳しい声があがっています。「ピント調整がスムーズではなかった」「撮影中にピントを合わせ直している感じがあった」などの違和感も指摘されたので、滑らかで解像感の高い動画を撮りたい人にはやや不向きです。


手ブレ補正・解像感についてのモニターコメント

  1. 「最初の動き出しから終始手ブレが見受けられ、集中して見られなかった。手ブレ補正は働いているが、効果はほぼ見られないと思う」
  2. 「手ブレ補正をほとんど感じない。撮影者の歩行に合わせてずっとブレていた」
  3. 「動きがある動画だと、ややカクカクした感じがありスムーズとはいい難く、解像度もあまり高いと感じられなかった。動画特有のブレなどもあり、見にくさに繋がっている。静止画のほうが動画よりきれいに映し出されていると感じた」
  4. 「被写体や背景がややぼんやりしていて、細部までくっきりと表現できていないと感じた。建物の解像度はよい」
コメントは一部抜粋

夜間に撮影した動画は発色が少し乏しかったものの、日中の発色は悪くありません。「暗い部分の色の区別が難しい」「日光の当たっている部分は自然」などの声があがっています。比較した一部商品のように黄ばみや青みなどは指摘されなかったので、発色には違和感を抱きにくいでしょう。


明暗差がはっきりしており、光と影のバランスは良好です。少し白飛びが見られた程度で、見やすく映せていました。いつでもきれいな動画を撮影したい人には向きませんが、明るい場所でスマホをあまり動かさずに撮影するのであれば、動画の映りに不満は感じにくいもしれません。


発色・明暗差についてのモニターコメント

  1. 「光が当たっていない暗い部分は、色の区別が難しい。光が当たっている部分は色合いの違いを認識できる」
  2. 「白い色が強く映りやすい。建物ごとの色の見分けはあまりできなかった」
  3. 「夜景では光を強く捉えすぎていて少し不自然に感じる。日中では光が白飛びしていたり、逆光で暗く写っておりバランスが悪いと感じた」
  4. 「夜景の動画はライトの明るさでできた明暗はくっきりときれいに表現できているが、日光の明かりでは影が曖昧で不自然な表現だった」
コメントは一部抜粋

おサイフケータイのFelicaに非対応。電子決済によっては使えない

おサイフケータイのFelicaに非対応。電子決済によっては使えない
便利機能は豊富とはいえません。おサイフケータイのNFCに対応していますが、Felicaには非対応。PASMO・Suica・iD・QUICPayなどの電子決済サービスは使えません。また、OSアップデート保証期間は3年です。比較した商品の約半数は5~7年だったことをふまえると、長く使っていきたい人には物足りないでしょう。

一方で、防水・防塵性能はIP68と高水準です。メーカーは「完全防水・防塵を実現し、高温や高圧の水にも耐えます」と謳っています。物理SIMによるデュアルSIMにも対応しているのも便利です。仕事用・プライベート用と電話番号を使い分けられます。

AI機能は少なめ。翻訳電話・リアルタイム通訳機能は使用可能

AI機能の充実度もいまひとつです。比較したほとんどのハイエンドスマホに搭載されていたかこって検索・文字起こしには非対応。表情・傾き補正や生成といった写真編集機能も搭載されていません。今までとは違った新しい使い方を楽しみたい人には不向きといえます。

その一方、翻訳電話・リアルタイム通訳に対応しているのは魅力です。英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・スペイン語・日本語を翻訳できます(※2025年4月時点)。外国語とのコミュニケーションが必要なときに重宝するでしょう。

AI機能の有無一覧

  1. かこって検索|×
  2. 文字起こし機能|×
  3. リアルタイム通訳|〇
  4. 翻訳電話|〇
  5. 翻訳表示|×
  6. 傾き補正と生成|×
  7. 表情補正|×
  8. 一緒に写る|×
  9. チャットアシスト機能|×
  10. now brief機能|×

nubia Z70 Ultraの詳細情報

処理性能 No.1
処理性能(極めたい人向け) No.1

nubia
nubia Z70 Ultra

おすすめスコア
4.36
Androidスマホ24位/42商品
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
5.00
写真撮影のきれいさ
4.45
動画撮影のきれいさ
3.70
バッテリーの持ち
4.44
充電の速さ
4.22
AI機能の豊富さ
3.25
画面性能
4.50
熱のこもりにくさ
4.32
便利機能の豊富さ
3.96
nubia Z70 Ultra 1
nubia Z70 Ultra 2
nubia Z70 Ultra 3
nubia Z70 Ultra 4
nubia Z70 Ultra 5
nubia Z70 Ultra 6
nubia Z70 Ultra 7
nubia Z70 Ultra 8
nubia Z70 Ultra 9
nubia Z70 Ultra 10
nubia Z70 Ultra 11
参考価格
139,800円
やや高価格
参考価格
139,800円
やや高価格
取り扱い事業者SIMフリー
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
12GB、16GB
ストレージ(ROM)
256GB、512GB
バッテリー容量
6150mAh
画面サイズ
6.85インチ
防水等級
IPX9
防塵等級
IP6X
おサイフケータイ対応

良い

  • 処理性能は申し分なく、高グラフィックゲームもサクサク動くレベル
  • くっきりときれいに写り、写真撮影の仕上がりが良好
  • バッテリーの持ちは10時間45分と良好

気になる

  • セキュリティアップデート保証は3年と短い
  • 動画撮影では手ブレが多く、細部は不鮮明
OSAndroid
SoCSnapdragon 8 Elite
充電端子Type-C
画面解像度2688×1216
最大画面リフレッシュレート144Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数5000万画素
望遠カメラ画素数6400万画素
インカメラ画素数1600万画素
最大ビデオ撮影解像度8K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア約259万点
ストレステスト後の本体温度39.5℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.71cm
高さ16.43cm
厚さ0.86cm
本体重量228g
全部見る

nubia Z70 Ultraはどこで買える?

nubia Z70 Ultraはどこで買える?
出典:jp.nubia.com

nubia Z70 Ultraは、nubiaの公式サイトにて販売しています。検証に使用した本体カラーブラックの価格は、メモリ12GB・ストレージ256GBのモデルが122,800円、メモリ16GB・512GBのモデルが139,800円です(※2025年4月時点)。公式サイトの特典として、充電器が付属します。


メモリ16GB・ストレージ512GBのモデルのみ、本体カラーはブラック・ストロー・スターレイナイトの全3色から選択可能です。スターレイナイトは価格も149,800円(※2025年4月時点)と少し高めなので注意してくださいね。


そのほかの取扱店舗は、Amazonの公式ストア、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店です。よく利用しているサイトであれば、ポイントを使って安く購入できるでしょう。

nubia Z70 Ultraが向いていない人におすすめのAndroidスマホは?

最後に、nubia Z70 Ultraの気になる点をカバーする商品をご紹介します。


動画もきれいに撮影したいなら、Google Pixel 9 Pro XL。手ブレ補正の利きがよく、きれいで見やすい動画を撮影できました。写真の発色や解像感も申し分ありません。処理性能に優れており、3Dゲームも快適に遊べるレベルです。おサイフケータイやeSIM対応など便利機能が充実し、OS保証期間は7年ついています。


最新のAI機能を使いこなしたい人には、SAMSUNGのGalaxy S25 Ultra。かこって検索・リアルタイム翻訳などに対応し、ユーザーの知りたい情報をまとめて表示する「Now Brief」機能も搭載されています。写真・動画撮影のクオリティや処理性能も高めでした。動画像の撮影から重い3Dゲームまで快適にこなせるでしょう。

Google
Pixel 9 Pro XL

おすすめスコア
4.81
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.32
写真撮影のきれいさ
4.61
動画撮影のきれいさ
4.47
バッテリーの持ち
4.97
充電の速さ
4.52
AI機能の豊富さ
4.57
画面性能
4.92
熱のこもりにくさ
4.29
便利機能の豊富さ
5.00
Pixel 9 Pro XL 1
Pixel 9 Pro XL 2
Pixel 9 Pro XL 3
Pixel 9 Pro XL 4
Pixel 9 Pro XL 5
Pixel 9 Pro XL 6
Pixel 9 Pro XL 7
Pixel 9 Pro XL 8
Pixel 9 Pro XL 9
Pixel 9 Pro XL 10
Pixel 9 Pro XL 11
最安価格
Amazonで売れています!
133,000円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
133,000円
在庫わずか
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
16GB
ストレージ(ROM)
128GB、256GB、512GB
バッテリー容量
5060mAh
画面サイズ
6.8インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
おサイフケータイ対応

良い

  • 処理性能は優れており、発熱も抑えられていた
  • 写真をきれいに撮影でき、動画の手ブレ補正もしっかり利いた
  • バッテリー持ちが非常によく、充電スピードも速い

気になる

  • 特になし
OSAndroid
SoCGoogle Tensor G4
充電端子Type-C
画面解像度2992×1344
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
インカメラ画素数4200万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア約130万点
ストレステスト後の本体温度39.7℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.66cm
高さ16.28cm
厚さ0.85cm
本体重量221g
全部見る
Pixel 9 Pro XL

Google Pixel 9 Pro XLを徹底レビュ!Pixel 9 Pro&Pixel 9との違いはなに?

SAMSUNG
Galaxy S25 Ultra

おすすめスコア
4.78
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.85
写真撮影のきれいさ
4.42
動画撮影のきれいさ
4.41
バッテリーの持ち
5.00
充電の速さ
4.48
AI機能の豊富さ
4.86
画面性能
4.92
熱のこもりにくさ
4.09
便利機能の豊富さ
5.00
最安価格
Amazonで売れています!
184,980円
在庫わずか
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB、512GB、1TB
バッテリー容量
5000mAh
画面サイズ
6.9インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
おサイフケータイ対応

良い

  • ハイエンドモデルのなかでも特に処理性能が優秀
  • バッテリーの持ちは19時間41分と非常に長い
  • AI機能や便利な機能が豊富

気になる

  • 特になし
OSAndroid
SoCSnapdragon 8 Elite for Galaxy
充電端子Type-C
画面解像度3120×1440
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数2億画素
超広角カメラ画素数5000万画素
望遠カメラ画素数5000万画素
インカメラ画素数1200万画素
最大ビデオ撮影解像度8K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア約230万点
ストレステスト後の本体温度41.3℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.76cm
高さ16.28cm
厚さ0.82cm
本体重量218g
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Galaxy S25 Ultra

SAMSUNG Galaxy S25 Ultraを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?

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