ストレートで飲めるよう味が調整された黒酢、メロディアン 機能性表示食品 黒酢飲料 りんご味。インターネット上では「おいしくてとても飲みやすい」と評判がよい一方で、「酸味が強い」という気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のオリヒロプランデュやヤクルトなどの黒酢とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、黒酢選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
メロディアン 機能性表示食品 黒酢飲料 りんご味は、味わいと酢酸量のどちらも譲れない人におすすめです。200mLあたり750mgの酢酸が摂取可能。コップ1杯ほどで1日の目安摂取量をクリアできるのが魅力です。比較したほかの味つきタイプの商品には、500mL飲まないと酢酸750mgを摂れないものがあったなか、配合量は十分といえます。
味わいはりんごジュースのようにさっぱりしていて、後味も良好。比較した商品にはむせるほど酸味が強いものもあったなか、甘味と酸味のバランスがよく、モニター全員が飲みやすいと答えました。黒酢特有のクセがなく、「酸味が強い」との口コミも払拭したといえるでしょう。
一方、4種類の甘味料・3種類の添加物を使用しているのは気がかり。甘味料として、果糖ぶどう糖液糖・はちみつ・アセスルファムK・スクラロースが使われていました。比較したほかの味つき黒酢には甘味料を2種類に抑えていたものがあったことを考えると、配合数が多いといえます。
褐色にはほど遠い薄い色のため、発酵・熟成感も物足りず。毎日続けやすいおいしさや酢酸量は魅力ですが、原材料のシンプルさや健康成分によりこだわりたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
そもそも黒酢とは、精米度の低い玄米を原料とし、長期間発酵・熟成させた穀物酢。まろやかな味わいですが、独特の穀物臭や酸味など少しクセがあります。
今回ご紹介するメロディアン 機能性表示食品 黒酢飲料 りんご味は、りんご果汁やはちみつを加え、ストレートで飲めるよう味つけされた清涼飲料水。健常人で内臓脂肪が気になる人に適した、機能性表示食品です。
販売しているのはコーヒーフレッシュで知られるメロディアン。健康飲料やデザートなど、さまざまな製品を展開する食品メーカーです。
100mLあたりのカロリーは19kcal。内容量は200mL・1000mLの2タイプがあり、どちらも紙パックに入っています。小さいサイズは飲み切れる量なので、出先へ持ち運びたいときに便利ですよ。
メロディアンでは、ほかにも複数の黒酢飲料を展開中。各商品の味わいや機能性関与成分の違いは以下のとおりです。
<黒酢シリーズ>
精米度の低い玄米を原料とした黒酢、主に精白米を原料とした米酢、果実を原料とした果実酢は、同じ醸造酢の仲間。なかでも黒酢だけは、1~3年と長期間発酵・熟成させるなど、ほかの2つとは製造方法が異なります。
発酵・熟成の時間が長いほど、健康維持に役立つメラノイジンという成分が多く発生し、褐色が濃くなるのが特徴です。
今回は、メロディアン 機能性表示食品 黒酢飲料 りんご味を含む黒酢全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、飲みやすさの検証です。
各商品をモニター6人で飲み比べ、クセがなく毎日飲み続けやすい味かをチェックしました。
比較したほかの商品にはむせるほど酸味が強いものがあったなか、酸味はほどよく感じる程度。モニター6人全員が飲みやすいと回答し、「酸味が強い」との口コミを払拭したといえるでしょう。黒酢特有の風味や酸っぱさが気になる人でも、抵抗なく飲める味わいです。
<飲みやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、甘味料・添加物の少なさの検証です。各商品の原材料名をチェックし、甘味料は、砂糖・果糖ぶどう糖液糖・水あめ・人工甘味料が少ないものを加点。添加物は、栄養強化目的以外のものが少ないものを加点しました。
結果、評価はいまひとつ。果糖ぶどう糖液糖・はちみつ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)など4種類の甘味料と香料に加え、3種類の添加物を使用。比較した味つきの商品のなかには甘味料を2種類に抑えていたものがあったことを思うと、多いといえます。
自然派食品を摂ることを心がけている人は、手に取りにくいかもしれません。
続いて、酢酸・黒酢の配合量の検証です。商品パッケージをチェックし、1杯あたり酢酸750mgまたは黒酢が15mL以上配合されているかを確認しました。
リサーチしたところ、200mLあたり750mgの酢酸を摂取可能で高評価を獲得。コップ1杯程度で十分な量を摂れるのが魅力です。比較したほかの味つきタイプには、500mL飲まないと酢酸750mgを摂取できないものも。対して本商品は、飲みやすさにも酢酸量にもこだわりたい人にぴったりといえます。
最後は、褐色度の検証です。各商品の色の濃さを調査し、指標とした坂元醸造の「坂元のくろず薩摩」よりも濃いものを高評価としました。
結果、色は褐色とはほど遠い薄い白色。比較した商品には濃い黒褐色のものもあったため、評価はふるいませんでした。黒酢は褐色が濃くなるほどメラノイジンという成分が多く含まれています。健康・美容維持が目的で飲みたい人には物足りないでしょう。
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<200mLサイズのコース>
価格は、執筆時点・公式サイト参照
そのまま飲むだけでなく、料理にも使える黒酢。ここでは、醸造黒酢を使った酢豚の作り方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
<二人分の材料>
<作り方>
1.ひとくちサイズにカットした豚肉に片栗粉をまぶす
2.ごま油を入れて中火で熱したプライパンに、豚肉を入れて両面を焼く
3.カットした野菜を入れ、全体に油がまわったら調味料を入れて強火にする
4.とろみがついたら完成
味や甘みがついていない醸造黒酢は、ほかのドリンクに混ぜることで飲みやすくなります。
乳酸やクエン酸は酢酸特有の刺激を和らげるので、カルピスやヤクルトなどの乳酸菌飲料に入れるのがとくにおすすめです。また、苦味は酸味を抑える効果があるので、グレープフルーツ果汁を混ぜるのもよいでしょう。
最後に、飲みやすくて添加物も少ない商品をご紹介します。
味つけなしの醸造黒酢で選ぶなら、オリヒロプランデュ 純玄米黒酢がおすすめです。黒酢特有の風味や香りにクセはありません。酸味は強めですが、炭酸との相性がよく醸造黒酢のなかでは飲みやすい印象です。酢大豆やドレッシングなどにも活用できるため、毎日無理なく取り入れられるでしょう。
清涼飲料水タイプで探したい人は、ヤクルト 黒酢ドリンクをチェックしてみてください。腸内のビフィズス菌を増やす働きをもつガラクトオリゴ糖を2.5g含んだ特定保健用食品。梅ジュースのような甘みのある味つけタイプですが、使用する甘味料を2種類・添加物は2つと少なく抑えています。
内容量 | 720mL |
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容器 | 瓶 |
フレーバー | 不明 |
オリヒロ 純玄米黒酢をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ドリンクタイプ |
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内容量 | 125mL |
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容器 | 紙パック |
フレーバー | 不明 |
ヤクルト 黒酢ドリンクをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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