野菜を動かしやすく、スムーズにスライスできると評判のニトリ 野菜調理器セット(S Days)。インターネット上では滑り止め付きで安定感があると高評価の口コミばかりがみられますが、「本当にスライスしやすいのか」「きれいに仕上がるのか」と不安で、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ニトリ 野菜調理器セット(S Days)を含むスライサー全18商品を実際に使ってみて、仕上がりのよさ・スライスのしやすさ・便利な機能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
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目次
結論からいうとニトリの野菜調理器セット(S Days)は、断面の大きな野菜をスライスしたいときにおすすめです。実際に使用してみると、キャベツの千切りはやや粗めでしたが、じゃがいもの断面はきれいに仕上がりました。
比較したほかの商品には厚みがまばらになってしまったものもあったなか、均一な薄さにスライスできます。スライサー本体と刃の間の隙間も広く、野菜を押し当てるだけとスピーディーに調理を進められたのも高評価です。
受け皿にはすべり止めもついており、安定性に優れています。ただしスライサー自体に溝はないため、ボウルに引っかけて使用するには不向きな印象を受けました。また厚み調節機能はないものの、安全ホルダーは付属。食材を最後までスライスしやすいでしょう。
公式サイトでの販売価格は税込799円(執筆時点)と、比較した全商品のなかでもリーズナブルです。スライサーのほか、おろし器・千切り用・ツマ切り用と全部で4種類の調理器がセットなので、1台でさまざまな使い方ができますよ。汎用性の高いスライサーをお探しの人はぜひ検討してみてください。
そもそも野菜調理器セット(S Days)は、おろし器・スライサー・千切り・ツマ切りの4種類の調理器がワンセットになっているのが特徴です。
キッチンアイテムや調理器具の製造にも力を入れる、インテリア用品メーカーのニトリから販売されています。
スライサー・千切り・ツマ切りに搭載している刃はステンレス製、おろし器にはABS樹脂を使用。
とくにおろし器は付着した食材を洗い流しやすいよう、とげの向きをあえてそろえています。
スライサーは玉ねぎやきゅうりなどのスライスに、千切りパーツはにんじんしりしりやチーズおろしに、ツマ切りは大根など麺のように細くカットしたいときの使用がおすすめ。
なお調理後は調理器パーツを外して付属のカバーをすれば、受け皿のまま冷蔵庫で保存が可能です。
受け皿と4種類の調理器パーツは、すべて重ねて収納できます。本体サイズは幅19×奥行8×高さ9.5cm・重量は約390gとコンパクトなため、保管スペースを大きくとらないのもうれしいですね。
検証で使用したのはSサイズですが、同シリーズには幅21.5×奥行9×高さ9.5cmとやや大きめのLサイズも販売されています。家族の人数や使う食材の量にあわせて、選んでみてください。
まずは、仕上がりのよさの検証です。
各商品でキャベツ・じゃがいもをスライスし、厚み・均一さ・断面のきれいさの3点をチェックしました。
実際にスライスしたキャベツはやや粗く、包丁で切ったときに近い仕上がりでした。
お店で食べるようなふわっとした千切りを作れた上位商品に比べると、物足りなさを感じます。
一方でじゃがいもは、奥が透けるほど薄くスライスできました。断面にはややザラつきがあったもののツヤもみられ、厚みも均一です。
比較したほかの商品には分厚いものや切り口が凸凹してしまったものもあったなか、仕上がりはおおむねきれいでした。
千切りなど細く切るのは苦手な傾向にありますが、野菜チップスを作る際など断面の大きい野菜のスライスには活躍するでしょう。
スライサーを選ぶうえで気になるのが、スライスのしやすさ・機能性といった使い勝手ですよね。
そこで各商品を使用し、安定感・柄の握り心地・軽い力でスライスできるかの3点を評価します。さらに、あると便利な以下の5つの機能が搭載されているかも調査しました。
<チェックポイント>
実際に使用してみると、野菜を軽く押し当てるだけでスライスできました。刃と本体の隙間が広く、スライスした野菜が下に落ちやすい点も高評価です。
受け皿の底面にはすべり止めがついており、スライスする際にも滑りません。比較したほかの商品にはすべり止め付きのものでも使用時に容器が動いてしまったものもあったなか、本品は力を入れても安定していました。
ただしスライサー自体に溝はないため、ボウルに乗せてスライスするのは難しい印象です。
刃幅は6.8cmと狭め。検証では刃幅が7cm以上のものほどスライスしやすい傾向にあったことをふまえると、食材の大きさによってはカットして使用する必要があるといえます。
機能性について、厚み調節機能は備わっていませんでした。しかし安全ホルダーがついており、野菜が小さくなっても最後までスライスしやすいといえます。
さらに、上にかぶせるカバーが付属しているのも利点です。比較したほかの商品には刃の収納機能がなく、むき出しの状態になってしまうものもあったなか、本品は取り出す際に手を切る心配も少ないですよ。
ニトリの野菜調理器セット(S Days)を使う際は、受け皿がすべらないよう、平らかつ乾いた場所で使用するよう注意しましょう。
また手入れの際には、柔らかいスポンジなどに台所用中性洗剤をつけてしっかり洗い、よく乾かしてくださいね。
変色や変形の原因となる可能性があるため、塩素系漂白剤・金属タワシ・磨き粉などの使用はNGです。なお食洗機には対応していないため、必ず手洗いしましょう。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
京セラのセラミックスライサー 厚み調節機能付きは、ふんわりと盛りつけられる千切りキャベツを作れました。厚みを0.5mm・1.3mm・2.0mmの3段階に調節が可能なため、好みの食感にあわせてスライスできます。さらに本体裏には溝がついており、ボウルに引っかけても使えますよ。
アーネストの3倍速トリプルウェーブ 千切りスライサーは、ステンレスの3枚刃を採用しています。実際に使用してみると軽い力でスライスでき、キャベツ・じゃがいもともに均一な薄さに仕上がりました。スライサーのみのタイプですが、刃を隠して収納できるのも魅力。調理時間を短縮したい人におすすめです。
幅 | 27.7cm |
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奥行 | 2.4cm |
高さ | 9.2cm |
重量 | 本体:113g/プロテクター:24g |
刃幅 | 7.6cm |
食洗機対応 | |
スライス幅 | 0.5mm |
厚さ調節段階 | 3段階 |
付属品 | プロテクター |
刃の素材 | ファインセラミックス |
スライスバリエーション | スライス、千切り |
刃のタイプ | 不明 |
安全ホルダー付き | |
フック穴付き | |
セット | 不明 |
タイプ | 手動 |
用途 | キャベツ |
特徴 | 不明 |
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幅 | 36.5cm |
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奥行 | 6cm |
高さ | 15cm |
重量 | 本体:140g/安全ホルダー:40g |
刃幅 | 8.5cm |
食洗機対応 | |
スライス幅 | 不明 |
厚さ調節段階 | 不明 |
付属品 | 安全ホルダー |
刃の素材 | ステンレス刃物鋼 |
スライスバリエーション | スライス、千切り |
刃のタイプ | 3枚刃、波刃 |
厚さ調節機能 | |
安全ホルダー付き | |
すべり止め機能 | 不明 |
フック穴付き | |
セット | 不明 |
分解可能 | 不明 |
タイプ | 手動 |
用途 | キャベツ |
特徴 | 不明 |
形状 | 不明 |
チーズスライサー種類 | 不明 |
研磨機付き | |
フッ素樹脂コーティング加工 | |
ロック機能 |
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