硬度の高いステンレス鋼で作られており、切れ味が持続しやすいと謳われている、一文字厨器 堺一文字光秀 Gライン 牛刀。しかしインターネット上には口コミや評判が少ないため、本当に使い勝手がよいのかわからず購入を悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、一文字厨器 堺一文字光秀 Gライン 牛刀を含む牛刀包丁全20商品を実際に使ってみて、切れ味のよさ・切れ味の持続性・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
一文字厨器 堺一文字光秀 Gライン 牛刀は、切り心地のなめらかさにこだわりたい人におすすめです。実際に使ってみると、軽くスライドさせるだけでトマトがカットでき、鶏肉の皮や筋にもスムーズに刃が入りました。新品の切れ味のよさは、今回比較したなかでトップレベルです。
切れ味の持続性の検証では、磨耗するとわずかに切れ味が鈍ったものの、使いにくく感じるほどではありませんでした。切りやすさが長く続くものがほしい人にも向いているといえます
約160gとほどよい重量で、どんな食材を切るときにもスムーズに扱えそうです。木製の柄は丸みがあり厚みもちょうどよく、手にフィットして安定感があります。刃と柄のつなぎ目をなめらかにつなぐ口金付きで、持ちやすさも良好なほか、汚れがたまりにくい構造で雑菌が繁殖する心配も少ないでしょう。
公式サイトでの値段は税込19,100円(執筆時点)とやや高めではあるものの、よく切れる牛刀包丁がほしいならぜひ候補に入れてみてくださいね。
そもそも一文字厨器 堺一文字光秀 Gライン 牛刀は、65年以上の歴史を持つ包丁ブランドの堺一文字光秀から販売されている牛刀です。
堺一文字光秀は和包丁・洋包丁だけでなく、身卸し出刃包丁やふぐ出刃包丁などの専門的なものも扱っており、その総数は2,000種類以上。クオリティにとことんこだわり抜いて作られた包丁は、多くの料理人からも愛されています。
この牛刀に使われている素材は、高硬度で欠けにくいとされるステンレス。硬度が高いぶんやや研ぎにくいものの、切れ味が長持ちしやすいと謳われています。
今回用意したものは、刃渡りが210mmです。ほかにも、180mm・240mm・270mm・300mm・330mmも販売されているので、好みや用途にあわせて選んでみてください。
汎用性が高い三徳包丁はメインの包丁として主流ではあるものの、料理好きな人は三徳包丁の代わりに牛刀を選ぶこともあるようです。
三徳包丁に比べると、牛刀は刃渡りが長くて刃の先端が鋭く仕上げられているのが特徴。三徳包丁で魚を捌くと、硬い骨が断ち切りにくく刃こぼれする可能性があります。また、スイカなど大きな食材やかぼちゃなどの硬い食材を切る際には、三徳包丁では刃渡りが足りず扱いにくく感じることも。
それに対し、牛刀は刃の先端が鋭いため狙ったところに切り込みやすく、魚や肉を捌くのに向いています。また刃渡りが長いぶん、テコの原理を使えば硬くて大きな食材を切りたいときにも便利です。
三徳包丁よりも牛刀のほうが重い傾向があるので取り回しは難しくなりますが、さまざまな料理に挑戦してみたいなら牛刀を1本持っておくとよいでしょう。
今回は、一文字厨器 堺一文字光秀 Gライン 牛刀を含む牛刀包丁全20商品を実際に用意して、検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、包丁を選ぶうえで最も気になる切れ味のよさの検証です。実際にトマト・鶏肉をカットし、食材に鋭く切り込めるか・切り心地がなめらかかを確かめました。
また、どれくらい切れ味が持続するのかも気になるところ。プラスチック製のまな板を包丁で3,000回切りつけ、約3か月使った状態を再現し、再度トマト・鶏肉を切って新品の切れ味と比較しました。
摩耗前の新品で試してみると、トマトの皮に引っかかる感覚はなく、軽くスライドさせるだけでまっすぐにカットできました。鶏肉の皮や筋も切りやすく、刃がすべりにくいのもよい点です。
刃の素材のV金1号は、堺一文字光秀が昔から使用しているステンレスで、不純物が少ない原料から作られています。メーカーの優れた製鋼技術で製造しているだけあって、今回比較したなかではトップレベルの切れ味を証明しました。
磨耗したあとは、わずかに切れ味が鈍ったものの、使いにくく感じるほどではありません。
トマトが薄くスライスでき、鶏肉の皮や筋もおおむね問題なく切れました。鋭い切れ味が長く続くものがほしい人にも向いています。
毎日の料理に使うものだからこそ、柄が握りやすいか・ちょうどよい重さかも確かめておきたいところですよね。実際に包丁を使って、使い勝手のよさを検証しました。
今回比較した全商品の平均重量は約175gだったのに対し、約160g。重すぎず軽すぎずほどよい重量で、どんな食材を切るときもスムーズに扱えそうです。
柄の部分は木で作られており、オールステンレスのようなひんやり感が気になりません。丸みを帯びた形状の柄は厚みがあり、手にフィットしやすく安定感がありました。
全長は約33.0cmで、口金がついているためか全体のバランスが取れており、持ちやすく感じます。刃と柄のつなぎ目に汚れがたまりにくいつくりなので、衛生的に使い続けやすいでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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堺一文字光秀で包丁を1本購入すると、使用期限がない無料研ぎサービス券が1枚もらえます。プロが5種類以上の砥石を使って仕上げてくれるため、自分で研ぎ直しができるか不安な人はぜひ利用してみてください。またこのサービス券は、修理が必要なときの半額券として使えるのも便利です。
サービス券を使ったあとは、有料の研ぎ直しを受け付けています。刃渡りの長さや包丁の種類によって料金は異なりますが、今回ご紹介した刃渡り210mmの牛刀包丁を研ぐのにかかる料金は、税込1,760円。柄の交換も可能で、溶接なしの値段は税込3,560円、溶接ありの値段は税込11,000円です。
なお前記の価格は、執筆時点に公式サイトに掲載されていたものなので、変動する可能性があります。メンテナンスの詳しい申し込み方法については、こちらをチェックしてください。
鋭い切れ味をキープしたいなら、研ぎ直しサービスを使うほか、自宅などでも定期的に包丁を研ぐことが大切です。砥石を使って研ぐ場合は、以下の3つの点をおさえておくときれいに仕上げやすいでしょう。
より手軽に切れ味を復活させたいなら、シャープナーを使うのもひとつの手です。しかし、シャープナーは刃先を荒らして一時的に食材への食いつきをよくするため、砥石の研ぎ直しとは効果が異なります。シャープナーを使っていても、月に1〜2回は砥石で手入れするのがおすすめです。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
切れ味で選ぶなら、貝印 旬Shun Classic BLONDE シェフズナイフもおすすめ。軽くスライドさせるだけできれいにカットでき、トマトの断面がみずみずしく仕上がりました。ただし約215gとやや重いので、サブ包丁として牛刀包丁がほしい人に向いています。
有次 ステンレスツバ付牛刀は、今回比較したなかでは切れ味の持続性がトップレベルでした。磨耗したあとも鶏肉の筋や皮が切りやすく、狙ったところに鋭く切り込めます。柄と刃の重みのバランスが取れており、手が疲れにくいのもよい点です。
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