シンプルなデザインで豆がきれいに挽けると話題の電動式コーヒーミル、BODUM ビストロ 電動式コーヒーグラインダー 10903-01JP-3。「挽き目を細かく調節できる」と評判です。しかし、「粒度がバラバラ」「中の手入れがしにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、BODUM ビストロ 電動式コーヒーグラインダー 10903-01JP-3を含む電動式コーヒーミル全23商品を実際に使って、粒度の均等性・微粉の少なさ・挽き分けの正確さ・おいしさ・挽けるスピード・稼働音の静かさ・使いやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
8,351円
BODUM ビストロ 電動式コーヒーグラインダー 10903-01JP-3は、一度にたくさんの豆を挽きたい人や、好みの粒度に正確に仕上げたい人におすすめです。比較した商品の多くが最大容量100g以下だったのに対し、本品は220gとたっぷり。一度に大量の豆を挽けるので、家族や友達とコーヒーを楽しみたいシーンに活躍しますよ。
粗挽き・中挽き・細挽きをきれいに挽き分けられたのもメリットです。比較したなかには挽き目の差がわからない商品もありましたが、口コミとは異なり差をしっかり出せました。挽き目は12段階に調節可能で、特に細挽きはキメ細かいのが魅力。幅広い淹れ方を楽しめます。
粒のバラつきが少なく、均等性も優秀です。10gの豆を中挽きサイズに挽くと、約9.2g取れました。本品のようにすりつぶしながら挽く臼式タイプは、比較したプロペラ式より均等な粒度に挽ける傾向が。30gの豆を挽くスピードは36秒とゆっくりでしたが、思いどおりの味に仕上がりそうです。
おいしさも高評価を獲得しています。実際に淹れたコーヒーを飲むと、プルーンやレーズンのような甘味が広がりました。試飲したバリスタは「酸味のバランスがよい」とコメント。しっかりした濃い味わいながら、まろやかな口あたりを堪能できました。
ホッパーはガラス製かつシンプルな円錐状で、豆のセットや移し替えもスムーズ。粉受けは粉がはりつきにくく、食洗機にも対応しています。ただし、片刃しか取り外せず別途掃除用ブラシを用意する必要があるのはネック。水洗い不可のパーツもあるため、口コミ同様手入れには少し手間がかかるでしょう。
稼働音も非常に大きく、使用する時間帯を選びます。10gの豆を挽いた際に出た微粉も0.57gと、比較したなかでは多め。えぐみや渋みの原因となることがあるので、しっかり取り除くことをおすすめします。微粉の少なさ・稼働音・スピードを重視するなら、ほかの商品も検討してみてください。
そもそも電動式コーヒーミルとは、セットしてボタンを押すだけで簡単にコーヒー豆を挽いてくれる便利アイテムです。電動なので、手が疲れることもなく手軽。コーヒーを毎日飲む人から、時短グッズとして愛用されています。
今回ご紹介するビストロ 電動式コーヒーグラインダーは、コーヒー豆本来の芳醇な香りを味わえるよう作られた一品です。豆は、円錐型のステンレス製コニカルグラインダーで粉砕。粗さは12段階で調節でき、数種類のコーヒーの淹れ方を楽しめます。
販売元は、デンマークのコペンハーゲンで設立されたBODUM(ボダム)。コーヒーサイフォンやドリッパーなどを中心に、幅広いキッチンアイテムを製造・販売しています。
サイズは幅17.8×奥行16.3×高さ27.5cmで、重量は約1.5kgです。粉受けの容量は約100gで、コーヒー豆を最大約220gホッパーに入れられます。
カラー展開は、ブラック・ホワイトの2種類。キッチンのイメージに合わせて選んでみてくださいね。
コーヒーの淹れ方には、エスプレッソやフレンチプレスなどいろいろな種類があります。淹れ方に適したコーヒー豆の粒度を以下に紹介するので、参考にしてみてください。
<豆の粒度に適した淹れ方>
おいしいコーヒーを淹れるポイントは、粒度の等しい豆を挽くことです。粒度が均一でない豆でコーヒーを淹れると、バラつきのある味わいに。お好みの淹れ方で、素敵なコーヒータイムを楽しんでくださいね。
今回は、BODUM ビストロ 電動式コーヒーグラインダー 10903-01JP-3を含む、電動式コーヒーミル全23商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、粒度の均等性と微粉の少なさの検証です。
実際にコーヒー豆を挽いて、どれくらい粒の大きさがそろっているかをチェック。中挽きになるよう挽いたコーヒー豆10gを微紛測定器にかけ、微粉を取り除きます。茶こしで振るって中挽きの豆を抽出後、量をはかり評価しました。取り除いた微粉がどれほど少ないかも確認しています。
10gの豆を挽くと、約9.2gが中挽きになりました。比較したほかの商品には7gほどしか中挽きにならなかったものがあったことを考えると、粒度の均等性・量ともに優秀です。
刃のタイプにはすりつぶすように挽く臼式と、プロペラのように回転して挽くプロペラ式があります。本品はステンレス素材を使用した臼式。比較したなかでは、臼式のほうがプロペラ式2枚刃より均等な粒度に挽ける傾向がありました。粒度のバラつきが少なく、十分な量を挽けるでしょう。
微粉が多いと、コーヒーにえぐみや渋みが出てしまうことも。微粉をしっかり取り除いてからコーヒーを淹れるとよりおいしく飲めますよ。
続いて、挽き分けの正確さの検証です。メーカー推奨の目盛りに合わせて挽き目を調節し、粗挽き・中挽き・細挽きの3パターンで豆を挽きます。目盛りがない場合はバリスタの小池さんに確認してもらい、それぞれの粒度に差があるか評価しました。
結果、それぞれの粒度にきちんと差がみられ、挽き分けの正確さは高評価を獲得。「粒度がバラバラ」という口コミは払拭しました。比較した商品には挽き目の差が感じられなかったものも。細挽きには少し粗い粒が混じっていたものの、キメ細かくきれいに仕上がりました。
挽き目は、調整ネジを回すことで12段階に変更可能。口コミどおり細かく調節できるため、幅広い淹れ方を楽しみたい人にぴったりでしょう。
次に、おいしさの検証です。中挽きにした豆でコーヒーを淹れ、バリスタの小池美枝子さんが試飲。おいしさについて評価してもらいました。
その結果、おいしさも優秀な評価を獲得。飲んだコーヒーからは、プルーンやレーズンのような甘味が感じられました。比較したほかの商品には酸味が強く味のバランスがとれていなかったものがあったのに対し、バリスタの小池さんからは甘味と酸味のバランスのよさが好評です。
後味に若干渋さが残るものの、口あたりがまろやかなのも魅力。小池さんからは「仕上がりはやや濃いめ」との声があったので、しっかりした味わいに仕上げたい人にもよいでしょう。
次に、挽けるスピードと稼働音の静かさの検証です。
豆30gを中挽きにして挽き終わるまでの時間を測定し、短時間で挽けるか評価。また、30gの豆を細挽きにした際の稼働音を、1m離れたところからはかって評価しました。
30gの豆を挽くのにかかった時間は、36秒でした。比較したほかの商品には10秒台をマークしたものもあったため、スピーディに挽けるとはいえない結果です。
比較したなかでもプロペラ式の商品が、豆を素早く挽ける傾向がありました。時間がないときなどスピードにこだわりたいシーンには、物足りなさを感じそうです。
30gの豆を細挽きにしたときの稼働音は85dB。人がうるさく感じる音の60~69dBを大きく超えました(参照:日本騒音調査)。比較したほとんどの商品が静かとはいえなかったものの、そのなかでも大きかったのが気になります。
子どもが寝ているときや早朝・深夜などはうるさいと感じる可能性があるので、使用する時間帯には注意しましょう。
次に、使いやすさや・手入れのしやすさの検証です。
豆を挽いたあとに中身を別容器に移し、スイッチや目盛りなどをチェック。豆を挽く流れのなかで、商品が使いやすいか評価しました。加えて、取扱説明書どおりに商品を洗浄してパーツの手入れしやすさも確認しています。
ホッパーが大きな円錐状のため、豆のセットはスムーズ。フタがついているため、豆が飛び散りにくいのも利点です。調節ダイヤルのイラストが少しわかりにくいものの、目盛りの調節も慣れれば問題ありません。
挽き終えた豆を別の容器に移してみると、粉は簡単に落とせました。ホッパーがガラス製のため、粉がはりつくきにくいのもメリットです。
比較したなかには充電や電池で使える持ち運びタイプがあったのに対し、こちらはコンセント式の卓上タイプ。挽き終わると運転が自動でストップするタイマーを搭載しています。最大容量は220gと豆がたくさん入るので、多くの量を挽きたい人におすすめですよ。
手入れのしやすさはまずまずの評価。粉受けは水洗いでき食洗機対応なのはうれしいポイント。ホッパーと粉受けの取り外しやすさも問題ありません。ホッパーは、湿らせた布で丁寧に拭きとればOKです。
一方で、刃が片方しか取り外せず水洗いできないのはネック。比較したほかの商品には丸洗いできなくても専用の掃除用ブラシが付属していたものがありましたが、ブラシはないので別途用意する必要があります。口コミ同様手入れにやや手間がかかる点は覚えておきましょう。
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最後に、微粉を少量に抑えながら正確に挽ける、ほかの商品をご紹介します。
スピーディに豆を挽きたいなら、LUCKY COFFEE MACHINEのボンマック コーヒーミルがおすすめ。30gの豆を6.98秒で中挽きにし、トップクラスのスピードを発揮。そのうえ挽き目も正確です。挽いて出た微粉の量も0.17gと少量。コーヒー本来のおいしさを味わえるでしょう。
Fellowのオード ブリューグラインダーは、挽き目を非常に細かく調節できるのが魅力。調節可能な挽き目は最大31段階です。豆の粒度は正確で、99%の豆を中挽きにすることに成功。微粉も0.2gに抑えられました。雑味が少ないフルーティな味わいを楽しみたい人におすすめです。
挽けた豆の割合(15g) | 99.0% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 3.90秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
幅 | 12.0cm |
---|---|
奥行 | 23.0cm |
高さ | 36.5cm |
本体重量 | 3.3kg |
最大容量 | 250g |
使用タイプ | 卓上タイプ |
付属品 | ヒューズ、ブラシ、取扱説明書 |
稼動音 | 90.8dB |
電源コードの長さ | 1.3m |
給電方法 | コンセント |
特徴 |
ボンマック コーヒーミル BM-250N-RDをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
挽けた豆の割合(15g) | 97.7% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 5.84秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
幅 | 10.5cm |
---|---|
奥行 | 24.2cm |
高さ | 23.9cm |
本体重量 | 4.5kg |
最大容量 | 80g |
使用タイプ | 卓上タイプ |
付属品 | 掃除用ブラシ |
稼動音 | 82.1dB |
電源コードの長さ | 1.0m |
給電方法 | コンセント(120V~) |
特徴 | おしゃれ |
Fellow オード ブリューグラインダーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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